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原発を再開する前の準備(6) 日本の「どこに、どのぐらいの」地震が来るか予測できるのか?  武田邦彦
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/482.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 4 月 05 日 15:32:05: igsppGRN/E9PQ
 

原発を再開する前の準備(6) 日本の「どこに、どのぐらいの」地震が来るか予測できるのか?
http://takedanet.com/archives/1023418155.html
2015年04月03日 武田邦彦 (中部大学)



現在の日本の原発は、論理的、科学的に「地震が来るとほとんどの場合、壊れる」という状態になっています。この壊れるというのは時に爆発し、時に数億ベクレルの放射線漏れを起こすということです。


なぜか、それは次のことから明らかです。


1) 原発は地震学者がその原発にどのぐらいの地震が来るかを予測して、その予測に耐えられる設計をすることになっている。


2) 地震学者の予測は当たったことがない。


そして、この論理的矛盾が存在すること、この矛盾で事故が起こったときに免責されるために「想定外の事故はやむを得ない」という文書が用意されています(2006年、原子力安全委員会配布、承認)。


当たったことがない予測に基づいて原発の耐震設計をするのですから、予測しないで建築しているのと論理的、科学的にはまったく同じです。つまり現在の日本の原発は「耐震性の論理が破綻しているまま再開されようとしている」ということになります。


表紙の図に張ったのは2006年の日本政府の地震予測ですが、東北大震災が起こった宮城県沖とその付近のマグニチュードは7.5となっており、実際に起きた地震の200分の1以下のものです。


つまり、仮に2006年に宮城県に原発を建設しようとなったとき、あるいは現在の女川原発の再開をする時に地震予測をすると、「マグニチュード7.5」ということになり、設計は現実に原発を襲ってくる地震の200分の1以下となります。


通常の建築物や機械は安全の倍率を3倍見ますが、200倍の設計はどんなときでもしません。


「地震が来たら原発はほとんど破壊される」というまま再開しようとしていますが、再開に賛成される人はこの矛盾をどのように克服しようとしているのか、公表するべきです。



 

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コメント
 
01. 2015年4月05日 16:05:24 : KzqdiiF6CQ
いつ倒れても不思議でないと本能的に思う揺れが、その時:3.11に有った。
しかし、我が家含め岩手県南の市の中で倒壊した家屋は無かった。
盛り土舗装路面の亀裂・部分崩壊は確かに有ったが通行止めまでは
無かった。
しかし福一は爆発した。

ニセモノ耐震設計の原発が唯一の心配事だった。
電力停電で、テレビ・ラジオ・固定携帯電話情報、もちろん
自治体緊急放送も音無しで車のラジオだけが頼りだった。
しかし、原発報道は「直ちに健康に影響は無い。」オウムの繰り返しで
放射能防御には何の役にも立たない”ウソ”報道だけだった。

建設費削減最優先連棟原発団地の再稼働は福一以上の惨事を再起して、以後
日本は放射性廃棄物地上保管場以外に使途の無い国に誘導するわけだろう?

福一3炉心溶融処理に手も足も出ない状態で再稼働と言う事は規制委員会
は当然想定して居ると見て、国会議員一人一人の発言を注視していく
以外の一般国民の行動指針を教授は執筆していると見ている。


02. 佐助 2015年4月05日 19:13:30 : YZ1JBFFO77mpI : UWUla2F9pI
地球表面のプレートとプレートがぶつかり、一方が一方の下にもぐり込んで地震がおきる、というプレートテクニンスの考え方,プレートが地震を発生させ、火山を噴火させるの常識を反転させられないし,マグマの行動法則を知る変位計データが測定できないので,基本的には予測は困難。

石油掘削機は一万メートルまで到達できるが,一万メートルならば、マグマの行動法則を知る変位計データが測定できるがコストがかかるし税金のムダ使いになるから,これも困難。

カッターヘッド球形で土質改良しながら,モグラのように自由自在に角度は可変式なら,土圧・水圧に堪えられるから,マグマの行動法則を知る一万メートル掘削も可能である。球形型はドーバー海峡で実績もある。ただコストがかかるのでこれも困難。

プレートとプレートの境界だと言われているラインは、大地震の発生するラインと、活火山と休火山が連続するラインと、ピッタリ重なっている。だから、地震と火山の原因を、地表一万メートル以下でのマグマの活動が原因だと仮定した方が予知できるがマグマの行動法則が確立されていないので,これも御用学者から馬鹿にされる。

火山が大量にマグマを吹き出した近辺では、火山性微動はあっても大地震は同時に発生しない。大地震を発生した近辺では、活火山も休火山もマグマを噴出させていない。従って地震学者の直下型の大地震の後に大島が大爆発し、熱海沖に火山島ができ、小笠原列島の先の海上にも島が顔を出すと言う説は当たっている。今回は小笠原列島の先端に島が大きく成長し続けている。

マグマの噴出口がないと、関東直下型の大地震の予知が推測できても,マグマの行動法則を知る変位計データ(振動・加速度など)がない。しかもプレートと噴火を知る,マグマの行動法則がサッパリわからないので,予知は困難。

そのために関東大震災のような直下型大地震があちこちでこないことを祈るのみである。

ただ産業革命では,従来の動力エンジンを、水素発電&電磁波起電力に移行させて発生する。そのため、車はエンジンレス。家庭や工場・農業・漁業・流通・医療など燃料電池からコンデンサー電子半導体電池が普及すると,電子噴射式のトンネル掘削機となるために,土圧・水圧の土質改良しながらセグメントを組み,地表一万メートルの測定点までいくと,測定可能なのでマグマの行動法則を知ることが出来る。だがこれも経済がよくなりコストに余裕ができないと困難である。軍需産業や戦争するしか考えない今の政府では無理。


03. 2015年4月06日 11:54:23 : LZ6G8CXNjg
-----この論理的矛盾が存在すること、この矛盾で事故が起こったときに免責されるために「想定外の事故はやむを得ない」という文書が用意されています


武田氏は法律には詳しい。それなのになぜこんな文章を書くのだろう。表面上であれ
矛盾した法律は作れない。また「想定外の事故」というのは、歴史上かってなかった
といえるほどの話しで、事実上免責はされない。
国会のこの問題に対する議事録でもそのことははっきりしている。

免責されることを認めたいというのか。東電がよろこぶね。免責されたらバンザイだ。
東電から御中元が届くかもよ。


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