ABBグループ
http://ja.wikipedia.org/wiki/ABB%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97

●スウェーデンのアセアと、スイスのブラウン・ボベリが合併して誕生した巨大企業である。あの時、国境を越えた合併として経済人の注目を浴びたが、一般国民向けの民生品を手がけていないので、知らない人も多かろう。日本でも日立、東芝、三菱電機は知っていても、富士電機とか安川電機を知らない人が多いのと同じだ。

このABBグループが手がけていたのが、下の原発だ。

System80
http://ja.wikipedia.org/wiki/System80

これが南朝鮮に技術移転されたのが、韓国標準型原子炉だ。

韓国標準型原子炉
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E6%A8%99%E6%BA%96%E5%9E%8B%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%82%89

●ABBグループは原発部門をアメリカのウェスチングハウスに売却して撤退しました。そのウェスチングハウスを丸ごと買い取ったのが東芝。東芝がウェスチングハウスを買収したと聞いて、当方は「東芝は凍死場になる。」と思ったのだが、やはり破滅への道を辿りつつあるようだ。しかし今さらながら、何で原発プラント会社を買ったのか、理解できないのである。

世界を破滅の危機に追いやっている福島第一原発の超巨大事故であるが、そこの大爆発した原子炉が東芝だと言う事が世界中に広まり、今や同社の民生品ビジネスが大打撃を受けつつある。オーストラリアの家電量販店ディック・アンド・スミスでも、東芝の液晶テレビジョンが売れないので店頭から撤去した。パソコンはまだ取り扱っているが、他社におされ気味。消費者のイメージは地に落ちたと言っていい。

東芝の経営危機は、三井財閥にも大きなダメージを与えるだろう。東芝は三井財閥の中核企業だからだ。

　公正取引でない電力の独占で一方的電気代値上げ

　CO2詐欺による温暖化ウソで原発推進

　使用済み核燃料のゴミを再利用の有価物ウソをつき粉飾決算

　福島原発の事故終息と言い　核汚染の垂れ流し

　ウソ、誤魔化しで騙し続けた　国際カルト集団

　潰れてしまえ！

、

しかし、この欠陥問題は、原子炉に使用される鉄鋼の炭素成分の過多であることから、これまでの原子炉に関しても、同様な問題の波及が必至であることだ。

さらに、その炭素成分過多の部分が、原子炉全体に不均一に分布していることだ。

今回は、蓋と底の部分が問題になった。

放射線脆化と相まって、原子炉がパックリ割れてしまう可能性さえある。

＞the maximum allowable carbon content of steel in the pressure vessel is 0.22%, but tests have shown 0.30% in parts of the Flamanville vessel.

http://www.theecologist.org/News/news_round_up/2829257/nuclear_reactor_flaws_raise_hinkley_c_safety_fears.html

日本においても、再稼働に無謀に突っ走る前に、十分考慮されるべき問題だ。（上の記事では、日本製原子炉では、何も問題がないように書いてある。）

しかし、問題の根深さは、フェッセンアイム原子力発電所で、運転から９年後の１９８６年に、二次冷却パイプで発見されたミリ単位の亀裂が、５年後に長さ１１センチ、深さ３センチの亀裂に拡大していた事実から分かる。