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膨らんだ「のれん代」1兆円超 東芝がひた隠す「原発事業の不都合な真実」 (現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/452.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2015 年 7 月 22 日 13:43:04: FpBksTgsjX9Gw
 

「膨らんだ『のれん代』1兆円超 東芝がひた隠す『原発事業の不都合な真実』」
(現代ビジネス 町田徹「ニュースの深層」 2015/7/21)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44271

■ 封印される「2つの問題」

発覚からすでに半年近くが経過した東芝の粉飾決算疑惑が今週、節目を迎えそうだ。報道によると、東芝が事態の究明のために設置した「第三者委員会」 が本稿掲載の前日(7月20日)夜、調査報告の概要を公表。本稿掲載日(21日)の夕方、田中久雄社長が記者会見して、佐々木則夫副会長と共に引責辞任を 表明するという。

注目の決算の修正額は、過去5年間のコストの先送り(約1600億円)と事業そのものの収益力低下を反映した工場の減損処理(約700億円)の合計 額、つまり2300億円前後の巨額に達する模様だ。だが、これまでの報道をみている限り、より本質的で構造的な2つの問題の解明は進まず、封印される懸念 がありそうだ。

事件の発端は今年2月。関係者が証券取引等監視委員会に行ったとされる内部通報がきっかけだ。不可解な発端だけに、東芝内部でなんらかの内紛があっ た証拠だとささやかれている。事態を受けて、東芝は当初、4月3日付で室町正志会長を委員長とする「特別調査委員会」を設置。2013年度のインフラ関連 の工事の会計処理について「自ら事実関係の調査を行う」と発表した。

さらに、5月8日には、「更なる調査が必要」で「ステークホルダーの皆様からの信頼性を更に高めるため」、第三者委員会を設置するとした。

その後は泥沼の展開だ。決算発表もできないまま、6月25日に定時株主総会を開く事態になり、田中社長は「創業以来最大の危機」と繰り返した。当初 「500億円程度の下方修正」と報じられていた修正額も、膨らむ一方。修正額の膨張を第三者委員会の調査が徹底している表れと見ているのだろうか、リーク らしき情報をマスメディアは競うように大きく扱っている。

■ 急膨張する「のれん代」

しかし、こうした報道姿勢は危うい。というのは、第三者委員会が粉飾決算疑惑の調査の対象期間を5年に限定し、調査対象の不正をコスト(損失)の翌期以降への先送りだけに絞り込んでいると報じているにもかかわらず、それ自体を問題として追及する姿勢を欠いているからだ。

第三者委員会も、調査が不徹底に終わるリスクに気付かないまま、より大きな構造問題を見逃すことになりかねない。日本航空(JAL)が破綻に至った 粉飾決算や旧日興コーディアル証券(現SMBC)の身売りの引き金になった粉飾決算をスクープした経験から言えば、始めから問題点を絞り込むようでは全容 の解明は覚束ない。

ほとんど報じられていないが、今回のケースで怠ってはならないのは、同社の重要部門だった原子力事業の精査だろう。

中でも、鳴り物入りで2006年10月に4800億円あまりを投じて77%の株式を取得した米原発プラントメーカーのウェスチングハウス(WH)の 子会社化は重要だ。当時の西田厚聡社長は、わざわざ説明会を開き、原発の建設や保全サービスなどで2015年には最大7000億円のビジネスが見込めると 胸を張っていた。

この買収に伴って、東芝のバランスシート上ののれん代は急膨張した。2006年度(2007年3月末)の計上額は7467億円と1年前の6.5倍に急増した。

問題は、こののれん代の処理にある。

ちなみに、のれん代とは、買収金額と、買収対象になった会社の正味価値の差額を指す。買い手候補が2社以上で競合すれば、のれん代は膨らみがち。経営の実態を決算に反映しようとすれば、膨らみ過ぎたのれん代の償却は不可欠だ。

償却のやり方は、国際会計基準(IFRS)や米国基準と、日本基準で異なっている。IFRSや米国基準では、買収した企業(事業)の価値が下がったら償却するのに対し、日本基準は20年程度をかけて費用として計上し償却することになっている。

■ 原発事業の誤算

そこで東芝だが、同社は米国基準を採っている。WH買収前のことだが、2005年度第3四半期決算発表の席で、担当副社長がWHののれん代について 「弊社は米国会計基準を採用しているので、毎年、(下がっていないか)公正価値の再評価を実施します」としながら、有望な事業なので「直近2、3年の間に 減損をすることは想定しておりません」と言明した。

そもそも、この償却をしないという方針に無理があった疑いがある。WHの本国である米国では、1979年のスリーマイル島の原発事故以降、新たな原発の建設がストップしており、原発は有望なビジネスではなくなっていたからだ。

さらに、福島第一原発事故から約1カ月が経った2011年4月14日の佐々木則夫社長(当時)の言葉は不可解だ。日本経済新聞やロイター通信のイン タビューで語ったもので、「会計監査人に見てもらって今の経営の中から減損のリスクはほとんどないと評価されている。実際の収益の源は(既存の)運転プラ ントと燃料から来ているので、新規プラントが少し遅延しても減損に至らないと思う」と述べたのだ。

福島第一原発事故で東京電力の企業としての存続が危ぶまれ、米国に続いて日本でも原発の新設が難しくなろうとしていた時期に、減損を不要と言い張る 佐々木社長の態度は、リスクの過小見積りとみなされてもやむを得ない。ちなみに、東芝が2010年12月末に計上していたのれん代は約5489億円。この うち半分強がWH分だったとされる。

2012年10月、佐々木社長はさらに約1250億円を投じて20%分のWH株を追加取得した。米エンジニアリング大手のショー・グループから契約に基づく買い取りを迫られて、拒否できなかったのだ。この価格が妥当だったかどうかも精査が必要だ。

WH買収以来、すっかり安易なM&Aが定着した東芝の2014年末のバランスシートには、実に1兆1538億円ののれん代が計上された。仮 に、全額を一括償却すれば、巨大に見える東芝の株主資本(1兆4264億円)があっさり吹き飛ぶ規模だ。そもそもWHののれん代の先送りは、必要なコスト の計上や損失の処理を先送りするという点で、今回、問題になっているインフラ工事の経費先送りなどと同根の問題でもある。繰り返すが、精緻な調査を避けて は通れない。

■ 荒療治が必要

もうひとつの大きな問題は、監査法人である。新聞は「(日本公認会計士協会が)東芝の決算を監査した新日本監査法人について、手続きが適正だったか を調査する」(7月15日付日本経済新聞朝刊)と報じているが、同じ記事の中で「(東芝が)会計処理を巡って監査法人に実態と異なる説明をしていた」とし て「第三者委員会は監査法人に大きな問題があったとは考えていないもようだ」と疑惑を否定するスタンスを採っている。騙されたのだから仕方ないといわんば かりなのだ。

しかし、会計士は、会計監査のプロである。原子力事業に加えて、もう一つの大黒柱の半導体事業が死に体になっていた東芝の経営を監査して、疑わしい会計処理がいくつも存在したことを見抜けないようではプロの資格がない。

問題は、世界的な粉飾事件として注目された2001年の米エンロン事件以降、グローバル監査法人の間で「マニュアル監査」と呼ばれる安易な監査がすっかり定着してしまった点である。

マニュアル監査というのは、それまでの監査法人の会計士たちが経営の深淵にまで踏み込み、経営コンサルティングを兼業することによって、粉飾に手を貸す結果になった反省から生まれた。

監査項目を記したマニュアルに従って会社をヒアリングし、表面的な回答を得ただけであってもマニュアルの要件を満たせば善しとするものだ。「実態を追及しない監査になってしまった」とベテラン会計士たちの間では批判が絶えない。

こうした状況を打開するには、詐欺罪の刑事罰(10年以下の懲役)と同程度に過ぎない、金融商品取引法の有価証券報告書の虚偽記載を厳罰化し、経営者たちが真摯に粉飾決算の看破を会計士に懇請する環境に変えるぐらいの荒療治が必要かもしれない。

金融当局は水面下で、取材記者たちに、「財界団体のトップを輩出した大企業がこの程度の粉飾決算で経営危機に陥るわけがないでしょう」と吹き込み、 問題の矮小化を図っていると聞く。こんなことでは、傷付いた証券市場や企業のガバナンスに対する信頼回復は容易に実現しないだろう。

-----(引用ここまで)--------

2006年に東芝がWHの原子力部門を買収したときに、「ああハメられた」と思いましたが、
やはりその通りでした。

スリーマイル島、チェルノブイリと致命的な事故が続き、次の事故が起きるのは時間の問題。
それが起きれば、3度目の正直、原子力はトドメを刺され、原子力関連企業、資産はすべて
無価値となる。その前に高値で売ってしまおう、というのが彼らの魂胆でした。

原子力が将来も重要なエネルギーであるなら、外国の企業に売り飛ばすわけがありません。
売った連中は、後ろを向いて舌を出して笑っていることでしょう。

この記事では、のれん代がどうのこうの言っていますが、のれん代どころか、
誰が見ても会社の正味価値はすでにゼロです。
というより、何百年にも渡る事故処理責任を抱えており、巨額のマイナスです。

こんな事故を起こした以上、東芝は原子力部門を売ろうにも買い手がつきません。
すべての負債・損害を背負い込むことになる。
事故処理として国民の血税も大量に投入される。

そして、今度は倒産寸前の仏アレバを三菱に買わせようとしています。

「三菱重工、仏アレバに出資検討 社長『相談あると思う』 (朝日新聞)」 (拙稿 2015/6/28)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/322.html

兵器用プルトニウムが欲しくてたまらない日本につけ込んで、すでに全く価値のない企業を
法外な高値で無理やり買わせる。

品のない表現ですが、日本はケツの毛までむしり取られ、とことん利用された挙句、捨てられる。

これが日本の運命なのです。

それにしても、ホリエモンは粉飾決算をしてブタ箱に放り込まれたのに、
東芝の首脳陣が同じことをしても全くお咎めなしですから、開いた口がふさがりません。

しかし外国政府は甘くありません。

東芝は全世界でビジネスをしていますから、粉飾決算が証明されれば、米国を始め各国は
目もくらむ巨額の懲罰金を課すことになるでしょう。


(関連情報)

「逮捕者の可能性も “水増し会計”東芝に囁かれる「解体」危機 」 (日刊ゲンダイ 2015/7/14)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161705

「東芝 原発事業にも難題 WH株 売れぬまま」 (東京新聞 2015/7/14)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2015071402000129.html

「東芝の粉飾決算騒動、意図的に損失を隠していた疑いが浮上!メールも発見!
ホリエモン『誰も粉飾ってワード使わないところが超笑える』」 (真実を探すブログ 2015/7/9)
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7151.html

「東芝(粉飾額が1000億円突破へ) (NEVADAブログ)」 (阿修羅・赤かぶ 2015/7/4)
http://www.asyura2.com/15/hasan98/msg/472.html
 

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コメント
 
1. 2015年7月22日 15:08:20 : 27vMfPz6gg
無意味な連続投稿による阿修羅掲示板潰し

[スレ主【魑魅魍魎男】による初期非表示理由]:アラシかも(アラシや工作員コメントはスレ主が処理可能)
2. 2015年7月22日 15:53:13 : QOZPRGjq9E
01は、東芝の社員か?

3. 2015年7月22日 16:43:40 : tctY4BgZcg

             粉飾決算 は 犯罪 

             原発 も 決算 も 自爆

            株主訴訟 も 起こりません

          多分 ネズミ講 状態 なんでしょう

       犯罪である無限連鎖講 は 核融合とよく似てる
  
           アルバ   は アレバレた  

               今度は東芝

           祝 犯罪企業  倒産の間近



4. 2015年7月22日 17:14:13 : aiMZAOJQqY
早くも米法律事務所から訴えられる。

「東芝 不正発覚で株価急落、米の法律事務所が提訴」 (TBS News 2015/7/22)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2545996.html

東芝の不正会計問題をめぐり、不正発覚後、株価が急落して株主が多大な損害を被ったとして、アメリカの法律事務所が東芝に対し、損害賠償を求めて提訴したことが分かりました。

 訴えを起こしたのは、アメリカの有力な法律事務所の1つであるローゼン法律事務所です。訴状によりますと、法律事務所側は東芝が虚偽の決算書を開示して 株価をかさ上げしていたと指摘。今年5月8日の不正処理の発表後、株価が大幅に下落したことで株主が多大な損失を被ったとして損害賠償を求めています。

 ローゼン法律事務所は他の株主にも訴訟への参加を呼びかけているほか、別の法律事務所も同じく訴訟の準備を進めていることから、今後、大規模な集団訴訟に発展する可能性もあります。(22日08:08)


5. 2015年7月22日 17:26:36 : EU61nKZmDc
原発に入れあげた企業の末路は哀れ。中には優秀で熱心に働いていた人も多いのだろうが、危険で害ばかりの原発に入れあげた報いだろう。

倒産に至っても同情の余地はない。


6. 2015年7月22日 17:34:40 : QX27ODpsrc
東芝は三井財閥の基幹企業ですから、財閥がどのような意向を持っているか?

ただ、財閥の主体である三井銀行は、アングロサクソンに乗っ取られているから、救済は紆余曲折がありそうだ。

すでに、米国で株主代表訴訟が起こされているので、見限る可能性が大きいと思う。

どうも特設注意市場銘柄から整理銘柄になる気がする。

安倍内閣の戦争法案もアングロサクソンのため、日本人は何時になったら、アングロサクソンの罠に気づくのか?

ロシア、中国などのBRICS諸国は、それぞれ痛い経験をしているので、簡単に、その罠にはかからない。

ウクライナにおける紛争も、このような視点で見ないと、本当の所が分からない。

投稿者の意見には、全く賛同する。


7. 2015年7月23日 10:17:01 : ySeg7T9Qm2
>>04
>早くも米法律事務所から訴えられる。

コンプライアンスもただしい会計処理にしても、経営者が子供でなければきちんと
やるはずだ。

「いやいや現実は違うよ。そっちのほうが子どもじみた意見だね」と言う日本の
経営者もいるかとおもう。が、これから世界中で訴訟がおこる。WHののれん代
とかも償却しなければならない。会社おわりでしょう。


8. 佐助 2015年7月23日 20:55:59 : YZ1JBFFO77mpI : KTZjxPAPgA
東芝は責任感があるのなら放射能汚染列島化から日本を救え

3.11 原発事故は、地震津波が原因(天災)と信じられている。そのため放射能の大気と太平洋のタレ流しは、当分仕方がないと寛容だ。だが、地震津波なしでも、全原発は、放射能もれ事故を発生することを白状しろ。

点検すると、接続箇所やパイプ部分に腐食・穿孔・発熱が発見される。その原因は設計と操作ミスに責任を転化されてきた。本当は、物理学が原子レベルでは理論を確定できているが、原子の一万分の一の電子レベルと、原子の一万倍の分子レベルの現象を原子レベルと同一視するのが原因なのだ!

分子レベルでは共鳴共振により、物質に腐食・穿孔・発熱することを無視している。

そこで、原発は、地震津波がなくても事故発生は避けられないことが検証されている。

それなのに原子炉容器や設備(配管・溶接部・シャープエッジ)の加速度ごとのダイナミック応力テストや腐食・穿孔・発熱による応力テストの試験をした形跡が全くない。こんなバカげた話はない。しかも国際標準規格の標準化した形跡がまるでない。驚いたとんでもないいい加減な会社である。

そして立派な粉飾決算なのに,刑事事件や逮捕者がいないから粉飾決算でないとマスコミを使い大嘘の大合唱。さらに次世代産業革命を政府と一緒になって遅延させている。こんなデタラメな抵抗する東芝などの大企業は解体し再生すべきです。


9. 2015年7月23日 21:39:39 : 9Y5l8kZOsX

>>06.氏の尻馬乗り。

三井造船はダイオキシン製造プラント、

別名;水冷式公設ゴミ焼却場の製造・建設・販売を行って、

日本中にダイオキシンを・・・・。

会計も帰国子女営業会計監査事務所と合弁、

銀行にも、「実は偽旗で・・。」の自社株保有率アップ、

知らない内に、株価復活。

いつもの事、大統領選も近いしね。

  電磁推進機研究者談



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