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川内原発再稼動で再び懸念される「海の環境破壊」(火力の方がまし!)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/782.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2015 年 9 月 08 日 23:45:28: N0qgFY7SzZrIQ
 

(回答先: 九電の4−9月期予想、原発再稼働で業績改善−5期ぶり黒字見込む(再稼働の目的とは?!) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2015 年 9 月 08 日 23:39:33)

大爆発事故の性で却って表に出にくくなったが。原発の悪影響の一つに、温排水による環境破壊があった。稼働中は毎年のように「クラゲ異常発生」などが報じられたが。再稼働に際して、そうした影響はどれだけ議論されたのか?
--------------------------(引用此処から)

川内原発再稼動で再び懸念される「海の環境破壊」
http://hbol.jp/58720
2015年09月06日 ニュース

 九州電力川内原発1号機が今年8月11日、4年3か月ぶりに運転を始めた。原子炉が出した熱の実に3分の2は電気にならず、温排水として海に捨てられる。「海暖め装置」でもあるのが原発だ。一方、2年近く続いた原発ゼロ期間中、各地で原発周辺の海洋環境が劇的に改善したとの報道が相次いだ。

温排水停止の4年間で徐々に海の環境が回復!?


川内原発の再稼働は周辺の海洋環境にどのような影響をもたらすのか(ウィキメディア・コモンズより)
「それまで浜辺に魚などの死体が打ち寄せられていたのが、川内原発が運転を止めてからピタリと止まりました。劇的な変化でした」と話すのは、市民団体「反原発・かごしまネット」の向原(むこはら)祥隆さんだ。

 川内原発の稼働中、近くの浜辺には毎日のようにサメやエイなどの大型魚類、クジラやイルカなどの海生哺乳類、ウミガメなどの死体が海岸に漂着していた。ところが2011年9月の運転停止以降はそれらが一切なくなったという。

 海水1度の温度上昇は、気温でいえば3〜4度上がるのに相当する変化だとされる。原発が排出してよい温排水の温度は取水口の海水温度プラス7度まで。出力100万キロワットの原発の場合、1秒に約70トンもの温排水が出る。

 九電は温排水の影響を否定するが、向原さんらは温排水によって川内原発周辺海域で環境破壊が生じているとして、2010年10月に九電を相手取り「温廃水」訴訟を起こした。訴状で、温排水の影響として「海洋生物の死亡漂着」「原発南側での海藻の全滅」「原発南側に隣接する漁協での漁獲の激減」などを挙げている。鹿児島地裁は12年10月、訴えを退けた。

火力より影響が大きい? 原子力の温排水


川内原発の温排水放出口がある寄田海岸には、2009年に29匹のサメが打ち上げられたという(川内原発「温廃水」訴訟訴状より)
 もっとも、温排水を出すのは原発に限らない。火力発電所からも温排水は出る。しかし熱効率で比べると、原子力が30%程度なのに対して、火力は40〜60%だ。つまり原発の再稼働により、火発を運転するよりもムダに熱が海に捨てられることになる。

 京都大学舞鶴水産実験所の益田玲爾(れいじ)准教授は若狭湾で潜水調査を続ける。若狭湾では関西電力高浜原発の停止後に周辺海域の海水温が下がり、地元特産のアカウニやムラサキウニ、マナマコなどが姿を見せるようになったという。海藻も茂ってきたそうだ。

 舞鶴湾には舞鶴石炭火力発電所があるが、こちらでは海洋生物への影響はみられないという。「火力発電所の周辺で変化が見られないのは、第一に、火力発電所の方が効率よく熱を使っているからです。しかも10年前に完成した舞鶴火力発電所は、舞鶴湾内から採水。冷却に使った(つまり加温された)海水を長い地下パイプを経て、湾外に放出しています。ですので、排水口に近い瀬崎沖で潜水中に測定しても、同所と舞鶴湾内の水温差はほとんどありません。

 一方、40年前に作られた高浜原発では、湾外の海水を冷却に利用し、7℃高い水を湾内に放出しています。このため、原発稼働中に高浜町の内浦湾は温排水による影響を強く受けていました」(益田氏)

 川内原発の場合、現在のところ温排水を沖合に放出する地下パイプのような設備はない。向原さんは「原発が停止し、4年かけてようやく“海焼け”した海底にヒジキなどの海藻が付き始めたところ。再稼働で徐々に影響が広がるでしょうが、これでは元の木阿弥です」と話し、温排水の影響を懸念している。<取材・文/斉藤円華>

--------------------------(引用此処まで)  

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コメント
 
1. 2015年9月09日 17:42:03 : v1gbxz7HNs
原発は正常でも大量の放射能を垂れ流す。
都会に作れない理由の一つがこれで、田舎なら人口密度が低く目立たない放射能被害が、都会では人口密度が高いため目立つのだ。
内部の敵と言われる所以である。

2. 2015年9月10日 12:59:57 : LY52bYZiZQ
川内原発1号機最終検査開始

新しい規制基準のもと全国の原発で初めて先月、再稼働した川内原子力発電所1号機では、10日朝から、国の最終的な検査が行われています。
問題がなければ、午後にも営業運転に入ることにしており、国内の原発が営業運転に入るのは福井県にある大飯原発が停止して以来、2年ぶりとなります。
川内原発1号機は、先月11日に再稼働したあと、原子炉や発電機の出力を上げ先月31日には原子炉の出力が100%のフル稼働の状態に達し、その後、設備の点検が行われてきました。
10日朝からは、国の最終的な検査が行われており原子力規制庁の検査官4人が中央制御室で、原子炉や蒸気発生器の温度などに異常がないか計器の数値を見ながら確認していました。
検査で問題がなければ、原子力規制委員会は午後にも、九州電力に検査の終了証を交付し、川内原発1号機は営業運転に入ります。
国内の原発が営業運転に入るのは、おととし9月に大飯原発が停止して以来、2年ぶりです。
原子力規制庁は、川内原発1号機が福島第一原発の事故を教訓につくられた新しい規制基準のもとで初めて再稼働したことから、最終的な検査を慎重に行うとしています。
一方、1号機に続いて、再稼働に向けた検査が行われている川内原子力発電所2号機は、11日から原子炉に燃料を入れる作業を始める予定で、検査をへて、問題がなければ来月中旬に再稼働させる計画です。
その後は、原子炉や発電機の出力を徐々に上げていくことにしており、営業運転に入るのは11月中旬になる見通しだということです。
09月10日 12時31分

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/5054750371.html

川内原発前で抗議活動

1号機で、国の最終的な検査が始まった川内原子力発電所の前では、午前中、原発に反対している市民グループが抗議集会を開きました。
集会を開いたのは、原発に反対している市民グループ「ストップ再稼働!3.11鹿児島集会実行委員会」です。
10日は、川内原発の正面ゲート前にグループのメンバーなどおよそ40人が集まり、午前8時すぎから参加者が拡声機を使い「住民は原発の稼働に納得していない」などと訴え、九州電力が、10日にも営業運転を始めようとしていることに抗議の姿勢を示しました。
集会は、およそ2時間にわたって行われ、参加者は「脱原発」と書かれたのぼりやプラカードを掲げたり、「運転を直ちにやめろ」とシュプレヒコールをあげたりしていました。
地元で原発の反対運動を続け、集会にも参加した鳥原良子さんは、「福島の復興がなされていない中で営業運転が開始されることに強い憤りを感じる。九州電力には今後も徹底して原発の運転停止を求めていきたい」と話していました。
09月10日 12時31分

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/5054793491.html?t=1441857528142


3. 2015年9月10日 17:08:40 : LY52bYZiZQ
Domestic | 2015年 09月 10日 16:52 JST

九電川内原発1号、営業運転に移行 規制庁検査が終了

http://s4.reutersmedia.net/resources/r/?m=02&d=20150910&t=2&i=1078270948&w=644&fh=&fw=&ll=&pl=&sq=&r=LYNXNPEB890F9
 9月10日、原子力規制庁は、九州電力川内原発1号機の検査が終了したと発表した。これにより川内1号は通常の営業運転に移行した。薩摩川内市で8月撮影(2015年 ロイター/Issei Kato)

[東京 10日 ロイター] - 原子力規制庁は10日、九州電力(9508.T)川内原発1号機の検査が終了したと発表した。これにより川内1号は通常の営業運転に移行した。

九電は8月11日、川内1号を4年3カ月ぶりに再稼働した。3日後には発送電を開始し、同31日には原子炉がフル稼働状態に至った。規制庁はこの日「総合負荷性能検査」を終え、全ての検査が終了した。

九電は11日には川内2号機に核燃料を原子炉に搬入する作業を開始する予定で、10月の再稼働を目指す。

(浜田健太郎)

http://jp.reuters.com/article/2015/09/10/kyushu-idJPKCN0RA0SK20150910


4. 2015年9月10日 22:55:40 : LY52bYZiZQ
川内1号機が営業運転=規制委の検査終了―九電
時事通信 9月10日(木)16時5分配信

 原子力規制委員会は10日、新規制基準に基づき初めて再稼働した九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)について、必要な検査をすべて終えた。
 使用前検査の合格証と定期検査の終了証が藤原伸彦所長に交付され、川内1号機は営業運転に移行した。来年10月の次の定期検査まで、13カ月間運転できる。
 国内原発の営業運転は、2013年9月に関西電力大飯原発4号機(福井県おおい町)が停止して以来2年ぶり。
 原子力規制庁の大場国久首席原子力施設検査官は交付後に取材に応じ、「九電は引き続き安全運転を心掛けていただきたい」と述べた。藤原所長も記者団に「4年前の東京電力福島第1原発事故を見れば誰でも不安に思う。訓練などの着実な歩みや、地域住民との対話活動を通し、安全性を伝えていく」と話した。
 規制委は昨年9月、川内1、2号機が新基準を満たしていると判断し、設置変更許可を出した。今年3月末からは、実際の機器や設備が新基準を満たしているかを現場で確かめる使用前検査を1号機で始めた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150910-00000089-jij-soci


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