本来NHKとかがニュースの時間にすべき事柄ですね。(健全な民主主義の維持を望むなら)

地層処分

何百年単位の話だから、

国内に内紛、戦争とかで記録が紛失したケースとか想定すると
数世代に渡る処理方法はやるべきでは無いと考えます。

大津波の記録すら喪失している。 紙ベースの記録媒体があっても数世代先は失念している事が既に４年前に実証済み。 戦前回帰も僅か70年で鎌をもたげている！

地層処分はやるべきでは無い。 まだ人類は目に見える範囲に止めて置かないと忘却しやすい。

こんな地震火山列島で、核燃料の地層処分などできると考えるのが大きな間違い。再処理も不可能。
後先考えずに、何の見通しもなく猛毒のゴミを増やしに増やして来たことに呆れる。無責任の極み。
そのうえ、まだ増やそうというのだから、もはや正気の沙汰にあらず。馬鹿の累乗。
要するに、地下に処分して無かったことにしたいんだろうが、そんなオタメゴカシでは何も解決しない。出来ないことを認めて、莫大なコストを費やして地上保管をするほかはない。当然その負担は電力会社が負うべきである。

http://chisoushobun.jp/

かなり情報量が多く、内容も充実しているようです。

(1)都市空間利用としての大深度地下（40m以深または支持地盤上面より10m以深）の事例は、首都圏でいくつかありますので、技術はこなれてきたようです。省庁縦割りのため、国策としての方向性を的確に定められるのか、が問題かと思います。

国交省　最新大深度地下パンフ（Ｈ19.12作成）（H22.3.1修正）
http://www.mlit.go.jp/common/000108804.pdf

地震に対しては、地表面の加速度が最大、地下だと1階分ほどで揺れ（加速度）10％減、というのが目安です。地上ではなく、（超深度でない）地下保管が当座の基本になるかと思います。

(2)今回の話は、1000mクラスの超深度ですが、まだ研究段階のようです。原子力研究開発機構の付属機関には、東濃地科学センターと幌延深地層研究センターがあり、原子力機構の中長期計画（平成27年〜33年度）に基づき業務を実施しているといいます。原子力業界の例に漏れず、子供向けサイトが充実しているので、取っかかりとしては役に立つと思います。
　安定している地層があり、マグマの動きも同定できるとしても、東濃地科学センター付近では、標高マイナス2000mより浅いところでは地下水が流動していて、「土岐川から流出する」というので、まだまだ解決すべき課題があるということだと思いました。

東濃地科学センター
http://www.jaea.go.jp/04/tono/index.htm
http://bcp-www.jaea.go.jp/04/tono/index.htm（バックアップサイト）

>>3さん
宇宙・氷の下という方法もあるよ、と上記サイトからたどれる「もぐら博士の地下研究室」は教えてくれてますww。

宇宙エレベータは、ご指摘のとおり、エレベータ自体が汚染されるだけでなく、上空の強風が問題になりますので、下手をすると、高空で放射性物質をばらまくことになるという問題があるかと思います。

なお、誤解かもしれませんが、私は上掲「もぐら博士の地下研究室」に示された宇宙・氷の下という案には賛成しかねています。地中と海底という二択問題ではないけれど、宇宙・氷の下という案も非現実的だよね、という趣旨で、末尾にwwを付けました。

＞結局はどこの国でも国際ルールなんてものは誰も守らずに
＞暗黙の了解の上に事実上の違法放置、違法放棄が横行していくのだと予想します。

多少気になる発言です。

地層処分はどこの国でもほとんど取り組まれていないのです。そもそも、地層処分するとしても、数千年以上の安定した容器や地下坑道が前提となります。そうであれば、原爆・原発保有を始めた段階で、そういったものに取り組んでいないとおかしいのです。ところが、アメリカでさえ、民生用の原子炉の核廃棄物処分場とされたユッカマウンテン処分場は「1987年に高レベル放射性廃棄物処分場の唯一の候補地と決定」
（https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3%E6%94%BE%E5%B0%84%E6%80%A7%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9%E5%87%A6%E5%88%86%E5%A0%B4）されたのです。1950年代には10以上の原発がアメリカ国内で稼働していたはずであり、1987年は、なんと、スリーマイル島原発事故が1979年に起こり、チェルノブイリ原発事故が1986年に起こった後のことです。イギリスもフランスも同じようなものであり、西側の原爆・原発所有国が戦後ほとんどちゃんと地層処分に向けて準備してこなかったことは明らかです。

そして、このことと、原発が戦後普及した過程を見ると、日本が島国としての核廃棄物処分場として戦後、西側戦勝国によって用意されてきたと考えるしかないのです。

実際、日本の原発はアメリカによって建設が誘導されたのです。アメリカ自身は、地震が比較的多い西海岸にはあまり原発を造っていないのに、地震国日本には原発をどんどんと造らせてきたのです。しかも、戦後の占領期に、地域別での電力独占体制を作らせました。

また、実際に３１１の原発事故が起こってもアメリカは日本に原発継続を強要してきました。世界中の国で、地震国日本が原発運転を継続することの危険性を指摘する国はほぼありませんでした。

世界は、まさに、日本が世界の核廃棄物処分場になることを待っているように見えます。

しかし、日本の様な島国に地下であれ地上であれ核廃棄物を処分してしまえば、やがて管理がおろそかになり、地球規模での汚染、放射性毒性だけでなく、重金属毒性の汚染に至ることは明らかです。それは、確実に人類だけでなく生物一般の滅びを招き入れるでしょう。

ユッカマウンテンの処分場が1987年に建設決定された意味は、1986年にとても深刻な原発事故であるチェルノブイリ原発事故が発生し、原発敷地内に使用済み核燃料を保管しておくことの危険性が意識されたからです。未使用の核燃料はウランがほとんどであり、放射性セシウムや放射性ストロンチウムは含まれていません。もちろん、プルトニウムもほとんど含まれていません。しかし、使用済み核燃料はそれらの放射性物質を多く含み、とても危険なものです。原発事故に至れば、未使用の核燃料よりも使用済み核燃料による汚染の方がずっと影響が大きいため、原発の敷地以外に保管してほしいという世論が起こったため、仕方なく、ユッカマウンテンに造ると言い出したということです。

何か、現状を勘違いされていますよ。テレビで話されていることが現実だと勘違いされています。

現実はかなり違うのです。３１１の事故後、安倍政権が発足した直後に何が起こりましたか？

北アフリカでのガス田テロです。その国の天然ガスの一割以上を産出するという非常に大きなガス田であり、採掘精製施設のすぐ横には軍隊のキャンプが作られていて、また従業員の宿泊施設の横には警備員の宿泊施設もあったのです。砂漠の中のガス田ですから監視カメラで数キロ先まで常時監視をしていたはずで、テロリストが車で宿泊施設のゲート前に乗り付けたと言うこと自体があり得ないことです。日揮の社員の方１０名が殺害されましたが、それ以外の無事で帰国されたであろう日揮社員の方のインタビューは一切なし。日本のマスコミは、現地に飛んで、現地人にインタビューし、犠牲者が他にも出たというような放送しかしませんでした。しかし、テロリストに占拠されいろいろと破壊活動をされたはずのガス田施設は２週間後には普通に再稼働を始めたのです。テロが起こったちょうどその時、安倍首相はベトナム訪問をされていました。ベトナムへは日本から原子炉輸出が決まっていました。本来であれば、原発は危険だという話をするはずだったのです。

マスコミは真実を報道する機関であるというよりも、権力に都合のいい宣伝をする機関だと考えた方が実態をよく理解できます。そして、日本の上層部とか、支配層と言うのはアメリカ軍産複合体の意向を汲んで日本社会を動かしている人々であると考える方が、彼らを独立した日本の支配層と考えるよりも実態をよく理解していることになると思います。但し、自ら望んでそうしようとしている人々ばかりではないですが。

さて、１５さんのコメントのどこが間違いかを説明しましょう。

＞今後、どんな流れを経るとこの国にそのような地獄図未来が
＞やって来るのかは知りませんが、
＞日本国内のどこかに優秀な地下核廃棄物処分場が無事に完成したとします。

なぜ、「優秀な地下核廃棄物処分場」を造る必要があるのですか？自分の土地ではなく、海外の孤島であり、その国土全体が単なる処分場であるとき、だれが、きちんとした管理施設を造ろうと思いますか？

＞百歩を譲って同盟関係に有るアメリカの核廃棄物の一部を引き受ける事は有るとしても
＞「世界中」は無いでしょう？
＞遠くヨーロッパ諸国から日本へと？
＞ましてや中国や韓国の分までをも何故この日本が
＞面倒を見てやらねばならないのでしょうか？

「面倒を見てやる」となぜなるのですか？実態は、日本自体が自ら望んで世界中の核廃棄物を日本で引き受けるからその代り食料や燃料をくれと言い出す状況に誘導されていませんか。なぜ、東芝がウェスチングハウスを買収したのですか。それもかなり割高の金額で。なぜ、三菱重工はサン・オノフレ原発の蒸気発生器製造を引き受け、納入した蒸気発生器が事故を起こしているのに、どんな契約を納入先としていて、蒸気発生器についてちゃんと動くかどうかについて、どんな試験をしてきたかを全くと言っていいほど明らかにしないのですか？武田薬品はアクトスと言う糖尿病治療薬を世界的に販売してきましたが、アメリカで膀胱がん誘発の副作用があると９０００件ほどの訴訟を起こされ、きちんと決着を付けることなく、３０００億円の和解金支払いで済ませてしまいました。１件当たり３０００万円程度です。日本で薬害裁判をやってもほとんど認められることがなく、まして、和解金が一件当たり３０００万円などあり得ないことです。戦後日本の存在は世界的に見て、ガマグチと言われてきたのです。またはATMだと。しかし、日本経済の衰退に従って、そういった機能が果たせなくなり、または果たせないように、教育の衰退などを仕掛けられてきた結果、今度は、ある意味露骨に世界の核廃棄物処分場となるように誘導されているのです。
なお、「中国や韓国の分までをも何故この日本が」というのも、やはり一種の上から目線ですね。アメリカの立場から見たら、日本がアメリカの核廃棄物だけを引き受けたら、まさにアメリカが押し付けたという非難を浴びることになります。そのため、アメリカ自らがかなり多くの国へ原発輸出をし、韓国などへ原発を造らせたのです。中国は別です。中国については、日本自らが、どうせ処分場になるのだから、より多くの廃棄物を引き受けて、その管理代金を取ろうとして引き受けることになるのだと思います。

＞有り得ません。

以上のようなことですから、「有り得る」のですし、見方によっては、そういった事態に今は一直線に突き進んでいるとさえ言えると思います。

ともかく自分で事態を見ようとしない方たちが大勢いるため、頭がパープリン状態になっているのです。幼児の手をひねるようにアメリカ軍産複合体は日本社会を操作しているのが現状です。

最後に、西日本にある原発や静岡県にある浜岡原発が福島第一原発と同程度の事故に至れば、日本がどうなるか、想像をされたことがありますか？ぜひ、考えてみてください。その結果、どんな日本になると考えるか、コメントを頂けると、多分、こちらとしても、よりよく現状を説明できると思います。

自分がフランスやアメリカが自国の領土内に高レベル核廃棄物の処分を考えてはいないなと思ったのは重金属毒性があることに気が付いたことが一つの理由です。

地下のせいぜい５００メートル程度のところに埋めれば、仮に数千年、数万年安全であっても必ずいつかの時点では重金属が地下水汚染をしてしまい、汚染された地下水が大陸全体へ広まってしまうからです。大陸全体の地下水汚染の可能性があるときに、そういったところへの地層処分など誰がするのでしょうか。

＞アメリカの陰謀だろうと誘導だろうと一般国民がそんな事を許しません。
＞沖縄米軍基地問題どころでは有りませんね、
＞そんな事を受け入れる政権は認める訳が無いですよ、
＞そもそも最終処分場建設予定地ですら決定する事も無いでしょうけれども。
＞それでも仰るような事態へと突き進むようならば幾ら大人しい日本人でも
＞暴動や革命を起こしますよ。

非常に頼もしいご意見ですね。しかし、「一般国民がそんな事を許しません」と言っても、例えば福島第一原発事故が現実に発生して相当な被害を受けた福島県でも原発反対はあまり大きな動きにはなっていません。更に、被曝被害についてちゃんと事実を開示しろと言う要求さえ大勢の支持を受けている様子ではありません。
経済の実態を見るべきだと申し上げています。日本の製造業が今世界の中でどの程度の優位性を持っているか、それを考えてください。シャープの窮状を、ソニーの不調を見れば、多少は想像がつくと思いますが、実態は、中小企業の衰退が大規模に起こっていて、とても高度成長期の比ではないのです。中小企業の製造業の数の推移を示すグラフが中小企業庁の「日本の中小企業政策」
http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/meeting/seisan/sonota/pdf/08/003.pdf
の７ページに載っています。１９９９年の約６０万社が２００９年には44.6万社に減少しています。10年で25％の減少です。この意味は、日本の産業基盤が急激に衰退しているということです。

経済が悪化し、生活が出来なくなったら、否応なく、世界の核廃棄物処分場として生きざるを得なくなる状況に追い込まれ、自らがそういったことを世界に要請するようになるのではと申し上げています。

中東でテロリストとして生きている方たちの少なくとも半数は生活のために仕方なくやっているという様子です。このことも、今の世界が何を行動原理として動かされているかを示しています。大掛かりに人々をそういった方向へ誘導しているのです。19世紀や20世紀は戦争、それも国家間の戦争が普通の時代でした。21世紀はそういったことが人々の意識上できなくなり、新たに作り出されたのが、国家対テロリストという非対称の戦争なのです。日本は、現実の暴力を伴うテロは起こっていませんが、ほぼ同じような脅しや誘導は日常的に行われているのです。

＞それに今後、日本だけが第2の福島並みの原発重大事故を起こすとは限りません、
＞その前に欧米や中国等が同様の事故を起こす可能性は考えないのですか？
その可能性は確かにあります。ただ、客観的に考えて、地震の発生可能性は日本の方がずっと高いのです。台湾と比べても日本の方が高いでしょう。少なくとも浜岡原発が震源域のまん真ん中にある東海地震の今後30年程度の発生確率はほぼ７０％を超えていることは明らかですから、こういった危険な原発を抱えている現状を、ほとんど問題視しようとしない日本社会に、「幾ら大人しい日本人でも暴動や革命を起こしますよ」というような期待を抱くことは、かなりの勘違いではないでしょうか。

プラスして、１８さんのコメントには、自分で何らかの行動を起こすというニュアンスが全く感じられません。「幾ら大人しい日本人でも」というような書き方であり、他人頼みなのです。こういった発言をしていること自体が、日本社会全体が当事者能力を失い、単に引き回されて誘導されているだけであると言うことを示唆しているのではありませんか。

追加して、もっと素直に書けば、福島第一原発事故の実態さえほとんど解明できていないまま、または、平気で多くの事実を隠ぺいしたまま、再稼働を進めつつある原子力関係者や、そのことに全く気付きもしないで、ただただ、自分の身の回りのことだけに関心を持っている一般市民を見れば、日本の将来が決して明るいものではないことが分かるはずです。

原発事故の解明が全くできていないことはいくつもの事例を挙げることが出来ます。原子炉建屋内に幾つも設置されていた監視カメラ映像、地震時に原発敷地内に数千人いたはずの作業員の方への地震時の様子の聞き取り、アラームタイパーの記録が紙づまりで不明になってしまったという東電の言い訳の不合理さの追求、などなど、数え上げれば10程度はすぐに出てきます。ご自分でこういったことについて、はっきりしろと声を挙げられてたらどうですかね。大丈夫だとコメントする前に。

＞日本という国が世界の核廃棄物を受け入れなければ存続し得ない
＞状況まで追い込まれる今後の推移やシナリオ
＞(首相や官房長官が国民に向けて宣言や記者会見を開くとしたら、その時までの)
＞とは具体的にどういったものか？
＞だいたいの年代を付けて解説して頂けると参考になります。

シナリオは多分そんなに難しくはありませんが、年代を付けるのはかなり困難です。

１．経済の瓦解と社会体制の瓦解は、多分ほとんど同時期のはずです。
２．瓦解のきっかけは、二通りあると考えています。一つは大災害です。大地震であったり、または大地震とは関係なく発生する原発事故。または伝染病の大流行などですね。もう一つは経済的な瓦解であり、こちらは直接的には円安が急激に始まることから瓦解が始まると思います。急激な円安がどうやって起こるかはいろいろあるように思えてはっきりしません。例えばBIS規制があり、公債のリスク資産化が決められることです。または、外資による日本国債などの売り浴びせがあり得ます。国債や株の一斉売りが始まると、今の状況でも多分日本はかなり厳しいはずです。将来は、より公債が積み上がっていますからより厳しい状況になると思います。その他、例えばトヨタがアメリカへ本社を移転すると発表して、一気に日本株の売り浴びせが始まるとか、ともかく、いろいろなシナリオは考えられます。日本企業が数千億円を投資して買った海外企業が相次いで倒産するかもあり得ることです。
３．瓦解が始まると後は多分一直線です。資本の海外フライトが始まります。政府はそれを止めることが出来ないでしょう。企業も人も海外へ出れる人たちはどんどんと海外へ出ていくわけです。
４．結果として、日本国内には、輸出できるような産業はなく、また、当然のことながら、化石燃料も食料も不足する状態となります。
５．ここまでが多分、10年から20年ぐらいで起こるはずです。その理由は貞観地震の9年後に相模武蔵地震が、18年後に南海トラフ地震が起こっていることから、2011年の20年後ぐらいには首都直下や南海トラフ地震が発生しているはずだからです。
６．多分、南海トラフ地震の前後の時期に原発事故が発生すると思います。
７．原発事故が起こって国土のかなりの部分が明白に放射能汚染され、政府が日本の国土を核廃棄物処分場として位置付けるのだと思います。

ただ、こういった悲観的なシナリオを回避する可能性も当然あります。

原発再稼働を回避し、地熱開発を大規模に進めれば、それが可能であると思います。

＞相当に国土が放射能汚染された後に更なる汚染を呼び込むでしょうか？
＞「俺達はゴミ棄て場のゴミ虫だ」早死も奇形児出産も受け入れ、
＞短く惨めに生き延び、確実に滅びへの道を選ぶよりは
＞「辱めを受けず」とか「突撃玉砕」とか…
＞最後に自分達をここまで堕としめた者達に対して
＞最後の狼煙を上げる「意地」を見せてくれる事を望みます、
＞その戦いに自分も(海外に居ても)是非に参加したいですね。

いえ、多少イメージが違うはずです。そもそも高レベル核廃棄物は移動用の乾式キャスクに入れないと運べません。当然、移動用の容器をそのまま日本での貯蓄用に転用するはずで、そういった容器は現状で50年程度の耐用年数があります。ですから、すくなくとも、普通の大人世代は運び込まれた核廃棄物の放射能漏れを経験することはないはずです。

つまり、少なくとも当初は、ごく正常なビジネスとして核廃棄物受入れは成立するのです。多分、世界の国々も相当な高額な管理料を日本へ払うでしょう。ただ、管理はほぼ永遠に続くわけで、50年程度であれ、そういった支払いが続くかどうか疑問です。

あと、いくつか忘れていたことがありました。

１．福島第一原発事故の放射能漏れの影響が今後広範囲に起こってくるはずです。広範囲という意味はほぼ全国的に被曝影響が出てくるという意味です。これのかじ取りが多分かなり難しいはずです。まかり間違えば、テロリストの出現があり得ますし、原発に対するテロもあり得ます。

２．北朝鮮からの日本への攻撃というシナリオも一応有り得ます。原発が狙われる可能性があり、米軍がどう行動するかが大きなカギですが、どう反撃しようと、日本の国土が汚染されてしまえば回復のしようがありません。

３．沖縄の独立宣言のようなものが行われ、それがきっかけになって経済破たんが始まることもあり得ます。沖縄には原発がなく、今後、廃炉費用までが沖縄にも課されるようになったとき、沖縄で独立と言う動きが出ないとは言えません。