★阿修羅♪ > 原発・フッ素44 > 305.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
延命は必要か 高速増殖炉もんじゅ
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/305.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 11 月 11 日 00:20:29: Mo7ApAlflbQ6s
 


2015年11月06日 (金) 午前0:00〜[NHK総合]
時論公論 「延命は必要か 高速増殖炉もんじゅ」
水野 倫之 解説委員

高速増殖炉「もんじゅ」について、規制委は原子力機構に運営させておくのは不適切だとして別の運営主体を明示するよう文部科学大臣に勧告する方針。原子力機構は「失格」の烙印を押された形。

もんじゅでは先月も、安全上重要な機器が一度も点検されていなかったことが明らかになるなど規定違反はすでに9回目。

なぜこうもずさんな対応が繰り返されるのか。このまま延命させる必要があるのか。今夜の時論公論はもんじゅが抱える課題について水野倫之解説委員。

もんじゅは運転停止中だが、燃料のプルトニウムをナトリウムで冷却。
ナトリウムは空気中の水分に触れると激しく燃えることから、停止中といえど漏れないよう機器の点検は一般の原発よりも入念に行う必要。

ところが機器の重要度の分類に誤りがあり、中央制御室の空調にかかわる弁など15の最重要機器が、一度も点検されていなかったことが先月明らかに。

規制委設置法は原子力の安全に関し、規制委が省庁に勧告を出すことができるとしており、おとといの委員会で「機構はもんじゅを運転するための基本的な能力を持っているとは認めがたい」として初めて勧告権を行使する方針を決めたもので、監督する文科省に半年をめどに新たな運営主体を見つけるよう要求。

規制委が厳しい対応に出たのは、違反が繰り返されてきたから。

3年前、1万点の機器が点検されずに放置されていた違反が発覚。規制委は事実上の運転再開禁止命令。
しかしその後も監視カメラが故障したまま放置されていたり、配管を外観検査だけで済ませるなど安全管理体制の問題が相次いで発覚。この3年間で規定違反は9回。
担当職員が「運転停止が長いから機器は劣化していないだろう」と勝手に判断して点検を先送りするなど、組織全体に緊張感が欠落。

原子力機構は、もんじゅを理事長直轄の組織にして理事長が定期的に現地入りしたり、もんじゅの職員を100人増やすなど組織を改編。


また文科省も、現地に職員を常駐させ、機構の指導を強化したとしていた。
にもかかわらず今回も、担当者が分類の基準を正しく理解していないなど、未だ基本的なことができていない。

点検は一般の原発では普通に行われているわけで、安全に関わる基本的なことができないのであれば、運転再開はもちろん、原子力事業自体をやって行く資格はない。規制委の今回の勧告は当然の判断。

それにしても電力会社はやっているのになぜもんじゅではできないのか。
機構の児玉理事長は「ほとんど稼働しておらず、モチベーションを持ちにくい組織になっており、職員の士気に問題がある」と話す。
また今年退任した松浦前理事長も「このプロジェクトを何が何でも俺たちが仕上げるとの意識が高くなかった」と振り返る。
職員に話を聞くと、「毎日書類のチェックに追われて疲弊し、目標を見失っている」という声も聞こえる。


なぜ職員の士気が低下するようなことになるのか。

一つには研究組織特有の危機感の薄さ。もんじゅをすぐに動かさなくても電力供給に影響があるわけではなく、予算も毎年つくことから民間のように赤字を心配する必要もなく、緊張感がない状態が続くことになった。


それ以上に問題なのは、もんじゅの目的がはっきりしなくなってきていること。

日本は、原発の使用済み燃料を処理してプルトニウムを取り出し、燃料として使う核燃料サイクルを目指す。
高速増殖炉は使った以上のプルトニウムができることからその中核、当初80年代に実用化させる計画。

ところがプルトニウムやナトリウムの扱いは難しく、研究段階のもんじゅが運転を始めたのは1994年。実用化は2030年代へと後退。

さらに翌年もんじゅはナトリウム漏れ事故を起こして停止。再開したのは14年後。

結局この20年で原子炉が動いたのは8か月間だけでほとんど止まった状態。実用化は2050年まで遠のいた。


そして去年決まったエネルギー基本計画では実用化の目標が消えたばかりか、プルトニウム増殖と言う本来の目的も盛り込まれなかった。

代わって前面に打ち出されたのが、核のゴミを減らす研究拠点。

寿命が何万年という放射性廃棄物にもんじゅの放射線を当てて燃やし寿命の短い放射性物質に変換することで、10万年かかるとされた核のゴミの処分が300年で済み、処分場の面積も大幅に減らすことができるという。

もんじゅを核のゴミの焼却炉にしようという構想。


しかし寿命の長い放射性物質を取り出す技術は確立されていない。
取り出せたとしてもそれを燃やすもんじゅのような専用の原子炉を何基も新設する必要。

さらにもんじゅでさえほとんど運転実績が無いのに専用の原子炉を運転できるのか。
技術的には相当な困難が予想され、当初の目的が達成できそうにもないもんじゅの苦肉の延命策とも言える。


エネルギー供給の中核からゴミの焼却炉へと目的自体が大きく変わり、実用化の見通しの見極めが難しい状況では、自分が何のためにもんじゅに居るのか目標を見失いつつある職員がいてもおかしくはなく、士気が下がるのも当然。

もんじゅにはこれまで1兆円を超える国費が投入されており、政府内には何の成果も上げずにやめるわけにはいかないという考えも根強くあるが、停止していても維持費だけで1日5000万円。


エネルギー基本計画の作成過程では原子力については一般の原発をどう位置づけるかに多くの時間が割かれ、もんじゅの位置付けについては集中した議論が行われたわけではない。

今こそ、政府はこのまま延命させる必要があるのかサイクル政策の中での位置付けについて議論し、エネルギー利用ができないのであれば廃炉にしていかなければならない。

原子力機構に代わる運営主体を見つけるのは事実上難しく、再び機構の組織の改編をしても同じような問題が繰り返され、お金ばかりがかかり続けることになりかねないから。

原子力機構は日本で唯一の原子力の総合研究機関で、福島第一原発の溶けた燃料の取り出し方法などの廃炉技術の開発など、もんじゅ以外に果たさなければならない役割は非常に大きい。政府はこうした役割に影響が出ないよう、もんじゅ問題の決着を急がなければならない。

(水野 倫之 解説委員)

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/231309.html

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2015年11月11日 04:44:13 : tctY4BgZcg


   パンツ高木 もんじゅで事故ったら どれだけ 香典がいるか

           自腹で払いきれない ゾ



2. 2015年11月11日 14:31:28 : qFBZAvwg0G

 もんじゅは もう 解体もできないほど 腐ってるのでは??

 どうやって ナトリュームの中から 核燃料を引き出すのだろう??

 何時 メルトダウンするのか? 時期だけが不明なのだろう

 ===

 悪魔の原子炉を作った 自民党と東大の先生   出てこいや〜〜〜
 


3. 佐助 2015年11月11日 18:19:50 : YZ1JBFFO77mpI : B7E8ljgaGg
「もんじゅ」とリンクしている『オメガ計画』

「原発推進派」の霞が関(官僚)や政府(永田町)と大マスコミ等は天下りと癒着構造の甘い汁を捨てられない。原発推進派の読売等の大マスコミ等は,はじめからメンツと原発が危ないと分かっていてもメシの種がなくなると困るので、どうしても、安全だということを証明したいのですができるわけがない。

1989にスタートして膨大な予算を掛けて22年も研究開発してきた「放射能減衰技術プロジェクト」『オメガ計画』が、『データを紛失した』という一言で、まったくブラックボックスと化し、その実情が全く国民に開示されない状況となっている。オメガ計画は明らかに、この「もんじゅ」とリンクしていて国際金融資本に取って邪魔だということ,マスメディアも御用学者も政府も、箝口令を敷かれたように『オメガ計画』を口にしていない。

「放射能減衰技術」やガラス固化体などオメガ技術を取り付け放射能を減衰させたりゼロにしても,腐食・穿孔・発熱から放射能が漏れつづけることになるので,防ぐことはできない,従って冷やせば放射能漏れも高温発熱も低下するという想定は、原子物理学の幻覚になる。

しかも長寿命核種の分離変換技術研究開発長期計画は,半減期の長いネプツニウム、アメリシウム、キュリウム等のマイナーアクチノイド核種や、セシウム137、ヨウ素127のような核分裂生成物を含む高レベル放射性廃棄物を、ガラス固化体にして地中に埋設するのではなく、四つのグループに分離した上でそれぞれを利用したり、核反応を利用して消滅を促進させることをねらいとしている。」ところが、政府はオメガ計画を国民から遮断して、放射能瓦礫の広域拡散を積極的に推し進めているのだ。

日本の原発はすべて原子炉建屋と核燃料集合体の「固有振動数」が同期しています。つまり水に含まれた分子と循環させるシステムの材料分子が、共振共鳴振動を一致させて共振共鳴振動応力が発生します。すなわち原子炉の分子材料の共鳴共振振動数が不一致になるよう応力が発生しない構造への設計変更と冷却水と高熱水を循環させているシステムの見直し設計変更をしなければなりません。電力会社と学者は,共振応力の発生を否定するならば,容器・配管・溶接部・つなぎ部とシャープエッジ部の共振共鳴振動応力の試験結果,XYZゲージ測定結果を新品と定期検査(10年〜40年間)の加速度ごとのデータを国民に公開して見せて下さい。

原発推進させるルール破壊政府と電力会社と読売に忠告する
「共鳴・共振振動応力の発生しない材料と低い発熱量を放射する原子を燃料棒を採用しないのなら原発はすべて廃炉にしなければならない」

安全な原発に設計変更するならば、自己崩壊しても危険な原子に分解されない放射性物質を燃料に使って、分子の共鳴振動数の一致/不一致によって、腐食・穿孔・発熱事故を発生させない設計に設計変更しなければならない。さらにもっと低い発熱量を放射する原子を燃料棒に採用しなければならない。できなければ原発すべて廃炉にすべきである。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素44掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
原発・フッ素44掲示板  
次へ