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「普通の老後」が難しい 年収700万円でも老後は「ギリギリ」〈AERA〉
http://www.asyura2.com/15/hasan100/msg/766.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 9 月 23 日 07:30:15: igsppGRN/E9PQ
 

病気の妻と暮らす芝宮さん。自身も2年前に大腸がんを患い、心配は尽きないという。取材をした高齢者は皆、「若い頃は、まさか将来、こんな生活をするとは思わなかった」と口をそろえた(撮影/高井正彦)


「普通の老後」が難しい 年収700万円でも老後は「ギリギリ」〈AERA〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150923-00000003-sasahi-soci
AERA  2015年9月28日号より抜粋


 今、年齢を重ねてからの「貧困」が大きな問題になりつつある。それは「普通」と思われていた人々にとっても、もはや無縁の話ではない。

 6月、高齢者の貧困実態を著した『下流老人』(朝日新書)という本が出た。著者で、生活困窮者を支援するNPO「ほっとプラス」代表理事の藤田孝典(33)は、下流老人を「生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者」と定義。現在推定600万〜700万人で、高齢者人口の20%近くに及ぶという。

 病気、失業、借金、離婚、介護……。貧困に陥る要因は複雑だ。藤田によれば、以前は日雇い労働者のように若い時から貧困で老後も貧困に陥るケースが多かったが、近年は「普通の人」が増えていると話す。

「無計画で放蕩な暮らしをしていた人ばかりが下流老人になっているわけでは決してない」(藤田)

 築30年の2LDKの都営団地に病気の妻(77)と暮らす芝宮忠美(72)は、部屋に上げてくれるとこう話した。

「生活に、まったく余裕がありません」

 同志社大学を卒業後、外資系ホテルに入社。アブダビ、イギリス、スウェーデン……。会社員人生の大半を海外で働いてきた。会社員時代の年収は約700万円。当然、「普通の老後を送れる」と思っていた。

 しかし落とし穴があった。海外勤務時に国内の年金に未加入だった期間があり、年金受給額は月7万円足らずだったのだ。収入は妻の障害年金(約10万円)とあわせ月約17万円。東京都の2人世帯がもらう生活保護費とほとんど変わらない。

 そこに、妻の介護費が重くのしかかる。週2回のデイケアで月3万円近くかかり、食事制限のある妻に特別な献立を作るため食費は月約6万円。収支は毎月ぎりぎりだ。

「家賃が4千円だから、何とかやっていける状況です」

なぜ、「豊か」と思われていた高齢者が厳しい状況に追い込まれているのか。

「昔はこうした親を、子どもや同居家族が支えたが、雇用が崩壊し3割以上が非正規になり核家族化が進んだ状況では、親は子どもたちに頼ることができなくなっています」(藤田)


 

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コメント
 
1. 2015年9月23日 10:14:21 : xWkX3AX7FU
今では、非正規ではなくても、親を金銭的に支えることは不可能ではないか。
普通の人が、結局、親に援助をすると、今度は自分の老後は下流が待っている。

2. 2015年9月23日 10:45:49 : 62QaAmZ1Pg

『週刊朝日』を中心に朝日新聞系列はさかんに「下流老人」という

  無神経なことばを多用した「恫喝」をしているが 

    強盗や自爆でもしろと云うのか 。。。

それにしても 失礼ながら芝宮さんの室内写真には驚きを禁じえなかった

《同志社大学を卒業後、外資系ホテルに入社。アブダビ、イギリス、スウェーデン……。会社員人生の大半を海外で働いてきた。会社員時代の年収は約700万円。当然、「普通の老後を送れる」と思っていた。》

 比較的恵まれた環境を生きてきて この趣味性も知性もほとんどないインテリア 

  お金以外にこの人は何のために働き 何のために生きてきたのか

    日本の老人問題の深部にあるのは経済だけの問題ではない だろう

 


3. 2015年9月23日 11:23:57 : jXbiWWJBCA


同時投稿
老後の家計簿
井本 省吾

2010年に公開された映画「武士の家計簿」(森田芳光監督)をBSテレビで見た。加賀藩の下級藩士で御算用者(会計処理の役人)を務めた猪山家の生活と、その背景にある加賀藩の営み、幕末から明治維新にかけての歴史的変遷を描いた時代劇だ。

主テーマの1つが、借財が大きくなった猪山家の債務整理だ。家財の大半を売り払ったり、質入れしたりしたうえで、収入、支払いを入払帳にきめ細かくつけて行く。

堺雅人が演じる主人公の猪山直之は、若き猪山家の当主として一切の妥協を許さない。父が趣味で集めた陶器の多くや母が凝っている友禅の着物を、渋る父母を強く説得しつつ、すべて売却、質入れしてしまう。

日々の食事も一挙に質素になり、祝いの席でもタイなどの高級魚はあきらめ、安価な魚を買い、料理で味を工夫する。

厳しい倹約生活なのに、どこかほのぼのと明るさがあり、清潔感が漂うのは、下級武士とはいえ、そろばんの才能を買われて、多少なりとも出世し、少しずつ収入がふえるからだろう。

だが、それ以上に大きいのは彼らの生活が分限をわきまえ、質素倹約を受け入れる律儀な姿勢に貫かれているからだと思われる。

長年、質素倹約に努めて結果、猪山家は借金完済を果たす。その束の間、母は死の床につく。臨終の直前、母が最も大切にして「手放したくない」と泣いて訴えていた着物を買い戻して、寝ている母の布団の上に広げてみせる。そのシーンはちょっと感動的だ。

映画の話を長々と紹介したのは、発売から2か月で8万部を売り上げた「下流老人 一億総老後崩壊の衝撃」(朝日新聞出版)の著者、藤田孝典氏へのインタビュー記事がNBオンラインに掲載されていたからだ。

題して「『高齢者の貧困率9割』時代へ 老後は誰しも転落の淵を歩く」。

1980−90年代前半のバブル期に現役として年収1000万円前後稼いでいた定年者でも、病気や介護、認知症、子供が独立せずに家に居つくといった事態に陥ると、一気に生活は苦しくなる。藤田氏によると、バブル雇用で安定した世代の高齢者ですら、今や貧困率は22%に達している。しかも――。

いま40代前半に当たる団塊ジュニアは4割程度が非正規社員・従業員です。平均年収は200万〜400万円が中心で、この水準だと定年後の年金受給額は月額8万〜10万円。生活保護を受給すべき最低ラインに掛かります。

だから、多くの人が老後、貧困の危機に直面する公算大、というわけだ。

やや大げさな感じもするが、以上の数字を見ると、単純に大げさとも言えない。言うまでも無く、その最大の原因は少子高齢化にある。老人の比率が少なく、人生50−60年で定年後5−10年たつと他界したころは、現役の働き手が彼らを養うことができた。

しかし、人生80−90年へと寿命が延び、定年後の生活が20年以上にもなれば、高齢者比率が大きくなりすぎて、とても養えるものではない。

とすれば、老人自らが年金に見合って生活できるよう、「武士の家計簿」のように、質素倹約の生活に転換するしかない。藤田氏は語る。

(貧困化を避けるには老後の病気や介護、認知症などの不測の事態の発生をもにらんで)早い時期に生活スタイルの“ダウンサイジング”を決断することです。年金の受給水準で生活するには、どうすればいいのか。50代できちんと考え、実行することです。


同時にもう1つ、大事なことがある。ダウンサイジングの生活を楽しむ工夫をすることだ。「武士の家計簿」に見るように、低級魚に味付けして「おいしい」食事にすることだ。「内外の旅行が好きだったのに費用が捻出できない」というのなら、歩いて日帰りの山歩きや近隣町村の名所旧跡を訪ねる、という方法もある。工夫次第でカネのかからない楽しみはたくさん見出せる。

ダウンサイジングばかり考えず、収入を増やすことを考えるのも多いに結構だ。60−70代ではできることは限られるようだが、どっこい働いている人はたくさんいる。

その際大事なのは、好きなことをして収入を得られるようにすることだ。好きなことなら収入が少なくても不満は少ない。その範囲内で生活しようと思えるはずだ。もちろん高齢者でもたくさん稼げるなら、それに越したことはない。その分、日本経済にも貢献することとなる。

どんな境遇でも楽しんで生活する、という当たり前の結論になる。口で言うほど簡単ではないが、映画「武士の家計簿」には、どこかで愉しんでいる風情があった。森田監督の製作スタイルなのかも知れない。見ていて、「ちょっといいな」と感じた。


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稲盛和夫氏のきれい事
Linkwithin
http://agora-web.jp/archives/1654868.html


4. 2015年9月23日 11:29:58 : jXbiWWJBCA

今の高齢者がイメージする「普通の老後」とは、経済成長し、人口が維持される社会において、子どもや孫との同居を前提にしての幻想に過ぎない。

豊かな北欧ですら高齢者の自殺が問題になっていたことを思い起こすべきだろう。


5. 2015年9月23日 12:15:13 : 62QaAmZ1Pg

 簡単に言おう

    「たかが 貧乏が怖くて 死ねるか!!」

 下流だの 下層だのと 朝日は何を寝ぼけた世迷い言をまき散らすのか

   見栄を張ろうが栄耀栄華を極め誇ろうが 

        行く末は みんな火葬だよ 

           火葬老人

     貧乏を怖れずに『法句経/ダンマパダ』でも読みなさい


6. 2015年9月23日 23:12:43 : nWJX6XJGYo
こういう人たちって政府の言う事を信じて人生計画を建てた人たちであって、決して野放図な浪費家ではないと思うのだ。

しかしちゃんと歴史を勉強していれば日本の偉い人たちは平気で棄民する事を知っているはずなのに頭から彼らのやる事を信じ込んだ。それが間違いだね。

年寄りだけでなくこれから徴兵されたりする若い人たちもそれなりに警戒心を持たないと、旧日本軍兵士の悲惨な最期が待っているのでは。


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