「税務当局が大変なことになる」　元自民党税調会長の津島氏、財務省案に慎重姿勢
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150926-00000503-biz_san-nb
SankeiBiz 2015/9/26 22:01

　「『給付の対象になるはずの食料品を買ったが（給付金が）来ない』という人がわーっと出てきたら、どうするか。税務当局が大変なことになる」

　元自民党税制調査会長の津島雄二元衆院議員は２６日、都内で開かれた平成研究会（額賀派）研修会後の懇親会で、平成２９年４月の消費税増税に伴いマイナンバー制度を用いて増税分の一部を後日払い戻す財務省の還付制度案に慎重な考えを示した。

　大蔵官僚出身でもある津島氏は、額賀派メンバーを前に「財務省にひそかにアドバイスしている。皆さんには今日の私の気持ちを受け止めていただきたい」と述べた。

　財務省案に対しては、公明党が「痛税感の緩和にならない」と反対。自民、公明両党は議論をいったん打ち切り、改めて論点を整理した上で、１０月半ばに与党税制協議会を再開することになっている。

コメント
1. あっしら 2015年9月27日 02:52:17 : Mo7ApAlflbQ6s : raK8N6SB3c ＞「『給付の対象になるはずの食料品を買ったが（給付金が）来ない』という人がわーっと出てきたら、どうするか。税務当局が大変なことになる」 　消費税やその税率アップの是非は脇におく。 　給付金と言っているところが正直でいいが、批判の論点があまりに子供じみているのはいただけない。 　４千円が妥当かは別として、低中所得者の消費構造に照らして抑えた低額の“還付”（給付）なら、買い物履歴も還付請求も不要であろう。 　期限が来たら無条件に定められた一人当たりの金額を人数分給付すれば済むことである。
2. 2015年9月27日 06:43:58 : SrJycAaCtg 上限付きの消費税の還付を、全ての国民が申請したら、多分、全ての国民が上限の還付を受けることになるだろう。そうすると国民全員に申請なしで定額を還付するのと結果は同じである。マイナンバーやら何やらで無駄な経費や手間ががかさむだけである。財務省側の期待は全員こんな面倒なことはしないだろうという事であり、多分そうなるだろう。こんな馬鹿馬鹿しいことを財務相も自公も議論しているが、時間と税金の無駄である。あっさりと消費税を9パーセントにする方が面倒が無くて良いと思うが。加えて、価格表示を消費税込みにしてもらった方が痛税感が無くなり、消費者としては有難い。事業者が法人税として払うか、外形税として払うかの違いであり、消費者にとっては何の関係も無い話となってしまうだけである。

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