一般に都会の給与水準は高いですが、住居費はじめとして生活費も高くて、年収800万円（この年収は中堅の公務員の給与としては現実てきである）でも、マンションのローンとかで老後破産とかの心配さえ出て来る。

ところが、人口数万人の地方都市だと住居費が安い。昔も大都市に比べれば安かったが今ならまるで只同然で中古の一軒家が買える。中古の一軒家なんて貧乏くさいと思うなかれ、リフォームすればいいんです。
ちなみに米国のシリコンバレーの中都市では築50年の木造一軒家が中は新築のマンションの部屋みたいリフォームされていて、売値が日本円で4000万円以上という実態があります。　
日本の地方都市でも昔は土地代が高く、一軒家は結構高かったのですが、今では土地が安く一軒家をリーズナブルに建てることも可能ですが、狙い目は中古のリフォームでしょう。なにせ土地の価格に加えて家の価格が上乗せされるのではなく、土地の価格から一軒家の解体費用が割引されるのですから。

子供の教育が心配な向きもあるでしょうが、小規模都市でも小中学校は2学級以上の規模は維持されていますし、中堅都市の進学校は勉強だけでなく多彩な活動に驚かされるます。東京の大学に進学して、大学の友達に高校のアルバムを見せたら、「進学校でこんなこと本当にやっているの？」と驚かれたそうです。
教員の質とか学習環境の細かい問題はインターネットがあるから本人のやる気があれば克服可能です。例えば英会話、インターネットを通じてフィリッピン人と安い費用でマンツーマンのレッスンが出来ます。

子供のやる気をどうやって奮い立たせるかは親の出番です。まあ、周りの子供が勉強にガツガツしていないので本人の意欲をかき立てるのには不利な面はあるかもしれませんが、ガツガツ競争することで成績が上がったとしても本当の学力をつけるのに良いかは分かりませんし、長い人生を考えたら周りから強制されて過ごす青春時代はマイナスになることが多いと思います。