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月給10万円、給与半減…貧困化する海外の日本人プロサッカー選手?(Business Journal)
http://www.asyura2.com/15/hasan101/msg/367.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 10 月 09 日 00:55:19: igsppGRN/E9PQ
 

月給10万円、給与半減…貧困化する海外の日本人プロサッカー選手?
http://biz-journal.jp/2015/10/post_11888.html
2015.10.09 文=栗田シメイ/Sportswriters Café Business Journal


 現在の東南アジアのサッカー熱には、目を見張るものがある。もともとイングランド・プレミアリーグを中心に、欧州サッカーの熱狂的なファンが多かった東南アジア各国。タイやシンガポールでは高待遇で選手を迎え入れ、自国リーグの活性化を図り、そのレベルを向上させている。

 その背景には、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が派遣制度を整えていることもあって、選手や指導者など累計で100人を軽く超える日本人サッカー関係者が在籍し、リーグの発展に貢献してきた事情がある。

 タイ、シンガポールをはじめ、ラオス、カンボジア、ミャンマー、フィリピンなども移籍先として注目を集めている。特にフィリピンやカンボジアでは、日本人のクラブオーナーも登場し、東南アジアと日本サッカーの関係性は強まるばかりだ。ただ、一方では「そんな“日本人バブル”はいつまで続くのか?」という懸念の声があるのも事実だ。今後もアジアは日本人選手の移籍先となり続けるのか。東南アジアで最も日本人の在籍数が多いタイリーグの関係者の声から、今後を紐解いていく。

■ここ数年で爆発的な成長を見せるタイリーグ

 現在タイでスクール運営を行い、指導者として活躍する相原ユタカ氏は、まだタイリーグの注目度が低かった2003年に移籍してプレーした、日本人選手の草分け的存在だ。相原は当時タイリーグの情報をまったく持っていなかったが、指導者を志す上でプロ選手としての肩書きを得るために、タイに渡ることを選択した。

「当時と比べると、待遇面が大きく変わったと思います。私がプレーしていた時は、勝利給などもろもろ含めて月2万バーツ(7万5000円)ほどで、好条件というわけではありませんでした。日本人選手がタイでわざわざプレーするという選択肢がなかった時代で、サッカーで生計を立てることは困難でした。サッカーのレベル事態は低いとは思いませんでしたが、タイ人からの注目度も決して高くありませんでした。ただ、各クラブの資金力が増えたことで給与水準が上がり、リーグでプレーする外国人の質がここ数年で格段に上がっています。練習環境も当時とは雲泥の差です」(相原氏)

■需要の減少による影響はあるが、一定のニーズは保たれる

 バンコクでIT企業の代表を務めながら、エージェントとして数々のJリーガーのタイ挑戦をサポートしてきた内田淳佑氏。内田はこれまで60人以上の移籍のケアや契約に携わってきた。特に元Jリーガーからの信頼は厚く、日本からの移籍事情にも精通している。

「関係者の中では、『タイバブルは終わった』といった声があるのも事実です。例えば、給与面。かつて1部リーグで20万バーツ(約75万円)程度の給与水準だった選手が、半額になっているケースも耳にします。今年外国人枠が7人から5人となり、その影響もあって昨季60人ほどいた日本人選手も若干減りました。ただ、あくまで私の感覚では、日本人の数は現状から大きく増えもしないが、減ることもないと思っています。これまで両国が培ってきた関係性は非常に強いものがあるので、一定のニーズは保たれ続けるのではないでしょうか」(内田氏)

 内田氏は、「より一層選手の質が求められる時代が来る」と予想する。

「外国人枠を争うライバルとなる、韓国やオーストラリアの選手と比較しても、日本人選手の質はずば抜けて高いです。ただ、それをタイの監督が理解できていないケースも多いですね。文化的に外国人には、どうしても派手なプレーが求められるので。今後は在籍数の増減というより、質の面で大きな変化が起きると思います。よりレベルの高い日本人選手が移籍してくる可能性が高いですね」

■外国人選手の競争激化も、クラブ数の多さが選択肢を広げる

 タイリーグには3部まで含め計約120ものクラブが存在する。クラブ数の多さも、在籍選手の多さの一因となっていることは間違いないだろう。現在3部リーグのチャムチュリ・ユナイテッドでプレーする久保木優は、リーグ全体で見ても数少ない大卒から日本のクラブを経由せずにタイでプロ契約を果たした選手だ。ちなみに、ほかにJリーグを経ずにプロ契約した選手は2部リーグのアユタヤF.Cに所属する小島聖矢ら少数。今季、リーグ得点王のタイトルも獲得し、タイで3シーズン目を迎えた久保木は、「タイリーグはJクラブを経由していない選手にとっても魅力的な選択肢となり得る」と語る。

「数年前はJリーガーという肩書だけで、獲得してもらえるチームも多かったと聞きます。ただ、現在はより実力主義の色が濃くなっています。言い方を替えれば、プロ経験がない若手でもプロとしてキャリアを積める場所だと思います。カテゴリーを問わず、地域性の強いチームは、ファンも熱狂的で動員数も悪くありません。そういった環境でプレーできることに選手として喜びを感じています」(久保木)

 では、3部リーグ相当で給与水準はどの程度のものなのか。

「クラブによって異なりますが、平均的には月給3万バーツ(約10万5000円)で、良い選手で5〜6万バーツ(約17万5000〜21万円)ですね。3部リーグでも、年間10〜15ゴールを決めると給与が倍になることもあり、10万バーツ(約35万円)を超える選手もいます。1部リーグでは、50万円を超える選手も珍しくありません」

 余談になるが、筆者の知る日本人で、東南アジアで初めてプロ契約を結び、Jリーガー並に月給を伸ばした選手もいる。また、トップリーグではないにしろ、欧州への挑戦を掴んだ例もある。元Jリーガーはもちろん、日本で実績のない選手でも、ステップアップの可能性がある東南アジア。バブルは終わりを迎えつつあるが、それでも今後も日本人にとってひとつの選択肢として在り続けるのではないだろか。

(文=栗田シメイ/Sportswriters Café)

 

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コメント
 
1. 2015年10月09日 01:13:22 : C31aL3EEO2
サッカー、野球、、、と娯楽番組で国民痴呆化。

いい加減、放映はやめてもらいたい。

どこが勝っても、影響はない。観戦などで、金使うのだ。

自分でスポ-ツした方が、体にも良いぞ!


2. 2015年10月10日 04:54:41 : FaTpHHTJib
ローマのコロセウムの奴隷の見世物と何ら変わりないでしょう。
まったく変っていないのに。我が身の滑稽さ、哀れさに
気づかないのも哀れです・・・ 若い人はやり直しがききます。

が、大概の年寄りは、金追う者の成れの果てという
自分を見ることになるのでしょう。


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