（ブルームバーグ）：世界の石油市場は来年も供給過剰の状態が続くと、国際エネルギー機関（ＩＥＡ）が予想した。需要の伸びが鈍化する一方、制裁解除後にイランからの供給回復が見込まれるためだ。
ＩＥＡは13日公表した月報で、価格下落への対応で石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）以外からの供給は2016年に落ち込むものの、世界経済見通しが弱まることで需要の伸びは今年記録の５年ぶり高水準から鈍化するとして、原油の供給過剰は続くと予想。さらに、核合意の完了で制裁が解除されれば、イランが供給過剰を一段と膨らませる可能性があるほか、イラクの原油生産が過去最高に達している背景もある。
16年の世界需要の増加分は長期的なトレンドである日量120万バレルと、今年の180万バレルを下回るとＩＥＡは予想。来年の世界消費量見通しは平均で日量9570万バレルと、前月の月報で示された水準を約10万バレル下回った。
原題：Oil Surplus to Persist in 2016 as IEA Sees Demand Growth Slowing（抜粋）
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更新日時: 2015/10/13 18:59 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NW5H196KLVR401.html

米ツイッターが初の人員削減、全体の８％に相当する336人が対象
2015/10/13 21:52 JST

　　　　（ブルームバーグ）：簡易ブログ運営の米ツイッターは同社初の人員削減を実施する。同社は１週間前にジャック・ドーシー氏を正式な最高経営責任者（ＣＥＯ）に指名した。
13日のツイッター発表によると削減数は最大336人で、世界全体での同社従業員数の約８％に相当する。同社はこの１年ほど、プロダクトやエンジニアリング部門の再編を進めている。ウェブサイトによれば、従業員数は4100人。
原題：Twitter Cuts as Much as 8 Percent of Workforce（抜粋）
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更新日時: 2015/10/13 21:52 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NW5SR5SYF01V01.html

産油国、少しでも利益があれば、算出するよ

石油は井戸水みたいなものですからね〜。

　国際エネルギー機関（IEA）は来年の原油市場について、イランからの輸出が再開する一方、世界的な需要の伸びが鈍化するため、供給過剰が続くと警告した。

　IEAは石油輸出国機構（OPEC）ほど楽観的ではないことが明らかになった。OPECは12日、米国での減産を理由に、来年は需給均衡化に向かうとの見方を示していた。

　IEAは13日公表した月報で、来年の世界石油需要の増加幅見通しを日量約20万バレル引き下げた。今年の需要の伸びは日量180万バレルと5年ぶりの高水準に達するものの、2016年は日量120万バレルの伸びにとどまると見込む。

　IEAは「予想される来年の需要の伸び減速と、国際的な制裁が緩和されればイラン産原油の供給が増えるとの想定から、市場の過剰供給は2016年いっぱい継続する公算が大きい」と述べた。

　イランの生産量は最大で日量360万バレルに達すると予想している。現在は290万バレルだが、対イラン制裁は来年早々に解除される見通しだ。

　その半面、IEAは来年のOPEC産原油需要の増加幅見通しを日量20万バレル下方修正した。来年のOPEC産原油需要は日量3110万バレルとみている。