景気判断１年ぶり下方修正

　政府は１４日発表した１０月の月例経済報告で、景気の基調判断を引き下げ「このところ一部に弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」とした。公式見解としての下方修正は１年ぶり。ただ、９月は「据え置きでも下方修正でもない」と見解の明示を避けつつも表現を後退させており、実質的には２カ月連続の引き下げとなった。

　甘利明経済再生担当相が１４日の関係閣僚会議に提出した。中国経済の減速が響いて生産と輸出がともに弱含んでいることや、個人消費の回復がなお鈍い点を踏まえ、認識の見直しを迫られた。

｛共同通信｝

http://jp.reuters.com/article/2015/10/14/idJP2015101401001365

　　　　（ブルームバーグ）：三井住友建設が横浜市内で施工したマンションが傾いていたことが報道され、同社株はストップ安を付けるなど暴落。終値は18年ぶりの下げ幅を記録した。
三井住友建株は午後の取引で前日比50円（31.5％）安の109円とストップ安を付け、そのまま取引を終えた。下げ幅は終値ベースとしては1997年11月の34％以来の大きさとなった。このマンションを販売したのは三井不動産レジデンシャルで、三井不動産の株価も下げ、98円（2.9％）安の3325円で引けた。
三井不広報部の天田光稔氏によると、三井不動産レジデンシャルが06年に販売を始めた横浜市都築区の大型マンションで傾きを確認した。最高12階建ての４棟700世帯超の大型物件。三井不動産レジデンシャルは10月、住民に対し、この件で説明会を実施したという。天田氏は「弊社は売主としての責任があるので、買われたお客様には誠意を持って対応したい」と述べた。
施工会社である三井住友建設の広報室長の平田豊彦氏は、「建物の不具合について調査をしている」と語った。
この件は14日付の日本経済新聞朝刊が先に報じていた。
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更新日時: 2015/10/14 16:06 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NW70Y56JTSEI01.html

●日本株は大幅続落、世界経済懸念強く１万8000円割れ−輸出中心安い
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東京株式相場は大幅続落し、日経平均株価は終値で７営業日ぶりに１万8000円を割り込んだ。中国の景気鈍化が世界経済に与える影響に懸念が強く、リスク資産を敬遠する動きが広がった。電機や機械、ゴム製品など輸出関連株、鉄鋼やガラス・土石製品、非鉄金属など素材株、銀行株など東証１部33業種中、32業種が安い。
ＴＯＰＩＸの終値は前日比32.30ポイント（2.2％）安の1470.83、日経平均株価は343円74銭（1.9％）安の１万7891円。日経平均の終値での１万8000円割れは今月２日以来。
しんきんアセットマネジメント投信の鈴木和仁シニアストラテジストは、目立った売り材料があったわけではないが、「これまでだいぶ上げてきたので、利益確定売りが出た。昨日の中国の貿易統計があまり良くなく、中国への警戒もくすぶる」と言う。きょう発表された中国９月の消費者物価指数（ＣＰＩ）については、「デフレは気になるが、そうなる前に追加緩和に動くのではないか。期待は強まる」との認識を示した。
東証１部33業種は鉄鋼やゴム製品、ガラス・土石、機械、金属製品、銀行、非鉄金属、鉱業、電機など32業種が下落。機械は、13日午後に日本工作機械工業会が発表した９月の工作機械受注額（速報値）が前年同月比19.1％減、国内も2.3％減とマイナスに転じたことが売り材料視された。水産・農林の１業種のみ小幅上昇。
東証１部の売買高は24億3433万株、売買代金は２兆4053億円。上昇銘柄数は183、下落は1678。
売買代金上位ではトヨタ自動車や三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、富士重工業、ファナック、新日鉄住金、三菱商事、東洋ゴム工業、コマツ、ニコン、積水ハウスが安い。ニコンは、４−９月期の営業利益が前年同期比27％減だったもようと14日付の日本経済新聞朝刊が報じる材料があった。虚偽データに基づくマンション工事の可能性が同日付日経新聞で伝えられた三井住友建設は急落。半面、ファーストリテイリング、スクウェア・エニックス・ホールディングスは上昇。
●長期金利５カ月半ぶり低水準、株価急落で買い優勢−緩和観測も支え
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債券相場は上昇。長期金利や新発20年債利回りは約５カ月半ぶりの低水準に達した。世界的な景気減速懸念の強まりを背景に、国内株式相場が大幅下落したことが買い手掛かりとなった。
現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の340回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後３時時点の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)高い0.32％で開始。その後は徐々に水準を切り下げ、午後に入ると0.305％と４月28日以来の低水準を記録。新発５年物の125回債利回りは午後に入って１bp低い0.05％に下げた。
三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券の六車治美シニアマーケットエコノミストは、「債券市場では高値警戒感はあるものの、株価が一時２％超も下げているし、消費者物価指数（ＣＰＩ）など中国の指標も弱かった。売り手不在の中で５年債入札も順調に消化され、日銀による追加緩和の可能性もあるので、買いの手が入ると金利がじりじりと下がりやすい状況だ」と話した。
長期国債先物市場で中心限月12月物は前日比横ばいの148円32銭で開始。いったん４銭安まで下落した後、水準を切り上げる展開となった。一時は148円44銭と５日以来の高値を付け、結局は８銭高の148円40銭で引けた。
財務省がきょう午後零時45分に発表した表面利率0.1％の５年利付国債（125回債）の入札結果によると、最低落札価格は100円22銭と市場予想と一致した。小さければ好調さを示すテール（落札価格の最低と平均の差）は１銭と前回と同じ。投資家需要の強弱を反映する応札倍率は2.79倍と、2011年10月以来の低水準となった。
●円が対ドルで一時２日以来の高値、リスク回避で買い優勢
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東京外国為替市場では、円が対ドルで一時２日以来の高値を付けた。中国の景気鈍化が世界経済に与える影響を警戒し、株価の下落を背景にリスク回避に伴う円買いが優勢となった。
ドル・円相場は１ドル＝119円台後半から一時119円48銭までドル売り・円買いが進行。その後は119円台後半で一進一退の展開となったが、欧州時間にかけて値を戻し、午後４時37分現在は119円51銭前後で取引されている。　
三菱ＵＦＪ信託銀行資金為替部・為替市場グループの市河伸夫グループマネージャーは、「ドル・円は日経平均の１万8000円割れを受けてリスクオフの売りが優勢」だとし、「米企業決算が総じて良くないことも後押ししているほか、米年内利上げについても不透明感が増しており、ドルは買いづらい」と指摘。「今晩は米小売売上高があるが、予想比で良くても120円台では上値が重くなりそう」と話した。
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更新日時: 2015/10/14 16:52 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NW79U26KLVRA01.html

責任をとらせる前に、バズ-カはやらせられん！
恥の上塗りとなる。

黒田、岩田は首に！
結果が出なかった場合の声明通りやめてくれるでしょう。