そこで、次期産業革命の起点となるエンジンレスの本命、水素発電と電磁波起電力をトヨタは2050年までに全社取り入れると計画したが，それでは世界恐慌(信用収縮・金融)を助けることができません。少なくとも10年前倒しさせて目標2030年まで加速させないと世界恐慌と多極化は沈静化しません。

先進工業国は、排ガスをゼロにする車の実用化の目標を、2020年前後に設定しているが、すでにトヨタは2015年に燃料電池を実用化させ「ミライ」を量産できるところまできています。この目標の実現は困難だった。なぜなら、排ガスゼロにする「水素発電と電磁波起電力」の原理が解明されていなかったからです。

そこで、2015年が過ぎると、世界経済は未曾有の後退にもかかわらず、究極の排ガスゼロのテクノロジー「水素発電と電磁波起電」の研究に、世界の注目が集まる。それはＶＷの排ガス低減インチキがバレたからです。

水素発電には色々な方式がある。その共通のネックは電解質膜にある。リチウム電池が1972年以来、たびたび火災発生のトラブルを起こすのは、リチウムイオンが電解質膜を加熱させるためだ。水素発電でも、電解質膜の安定性と効率が成功のカギとなる。

イオン化された原子の振動数が、高分子空間の電解質膜の隙間と共鳴振動すると同期し、増幅加熱する。原子力発電所のパイプ破損が避けられないのも、この原理が無視されているためだ。

次に電磁波起電力
燃料電池よりパワーの大きい、水素も酸素もリチウムも必要のない電磁波電池があります。

すでに実用化されている電磁波起電力の技術を組み合わせると、乗用車は、全く燃料の補給が必要なく、燃料電池を積まなくても路上を走れる。そして、浮上し飛ぶことも、ビルの壁面に磁石のように張りついて上昇下降することもできる。衝突の心配のない無人運転車になる。

太陽光線は、光と共に電磁波を24時間地球に送っている。光は夜や曇りの時間は太陽光発電できないが、電磁波発電は24時間できる。と言っても、電磁波電池は、電池のように電気をため込むのではなく、電磁波を熱変換して使用する永久起電装置である。

電磁波起電電池は、電磁波を同期させ、24時間パワーを供給するシステムとして設計した方が実用化できるし，半導体回路を使い、電磁波を収束し同期させると大型建機やトラックなどパワーが必要な電子電池と使える。しかも百％自給できる家庭用自家発電はもちろん、核廃棄物をつくらない電磁波起電力発電所の建設が可能になる。そしてリニア新幹線やロケットやミサイルに電子噴射式にもできる。

こうして蒸気機関の発明が、汽車から船、そして自動車から飛行機と驚くべき産業革命を牽引したが、コンデンサー電子半導体電池は、電子機器から家庭と工業電力、そして、電車・船・自動車・飛行機・ロケットにも使われ普及するために、次期産業革命の中心になる。

しかも産業革命はすでに2008 年にスタートしています。家庭も工場も乗り物も、電子電池電源で動く時代になるので、都市も農業も漁業も本当にかわり、人類は第二次産業革命を謳歌することになる。2030年までにすべてやらないと地球は「予期しない出来事」に襲われます。