サントリー、青島ビールと合弁事業解消へ　中国減速で市場伸び悩み
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20151016-00000010-biz_fsi-nb
SankeiBiz 2015/10/17 08:15

　サントリーホールディングスが中国ビール２位の青島ビール（山東省）との合弁事業を解消する方向であることが１６日、分かった。中国経済の減速などにより、同国のビール市場が伸び悩んでいるため。サントリーは中国事業で好調なワインや洋酒などに経営資源を集中させる。

　来年にも、合弁の生産会社と販売会社の保有株（いずれも全株式の５０％）を青島ビールに売却する。売却額は今後詰めるが、１００億〜２００億円になる見通しだ。

　サントリーは１９８１年にビールの輸出で中国市場に進出。２０１２年に青島ビールと合弁契約を締結し、１３年から合弁会社の事業を始めた。「三得利（サントリー）」と「青島（チンタオ）」のブランドを手掛けている。青島は合弁事業の解消後もサントリーからライセンス供与を受け、三得利ブランドの生産・販売を続ける。

　中国は世界最大のビール市場だが、ここにきて変調を来している。右肩上がりで伸びてきたビール市場は経済減速や政府の倹約令などの影響で、１４年に初めて前年割れとなった。

コメント
1. 2015年10月17日 09:35:22 : SrJycAaCtg 中国でもっとも安全な飲料は缶飲料である。中国人なら誰でも知っている。瓶詰め飲料は、飲んでみるまで、本物か偽物かわからないほど、精巧な偽物が出回っている。売り上げが落ちたとは言え、缶飲料市場は安定的に推移する可能性は残る。

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