★阿修羅♪ > 経世済民101 > 638.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
中国に金融危機の兆し、下支えを失う原油市場 最大輸入国の需要減少で1バレル20ドルへ?(JBpress)
http://www.asyura2.com/15/hasan101/msg/638.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 10 月 19 日 18:16:00: igsppGRN/E9PQ
 

中国に金融危機の兆し、下支えを失う原油市場 最大輸入国の需要減少で1バレル20ドルへ?
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/45012
2015.10.19 藤 和彦 JBpress


 中国税関総署が10月13日に発表した9月の貿易統計によれば、輸入額が前月比20.4%減の1452億ドルと11カ月連続でマイナスとなった。減少幅は事前の予想値(16%減)を上回り、リーマン・ショックの影響が強かった2009年5月と同規模である。中国経済の先行きへの懸念がますます高まっている。

 原油市場の関係者が注目する原油の輸入量は2795万トンと前月比5.1%増だった。だが、8月の原油輸入量が7月に比べ13.4%と大幅に減少したことを考慮に入れると、増加分は期待外れと言っても過言ではない。

 原油の平均輸入価格は1バレル=50.4ドルと8月の同58.5ドルから大幅に下落した。国際的な原油価格は8月に比べて若干上昇しているので、この価格低下は主要産油国のシェア確保のための値引き競争の結果だろう。

 10月13日付ブルームバーグによれば、中国では一部の地上貯蔵施設が満杯になっているため、原油を運ぶ200万バレル積みの超大型タンカー(VLCC)の荷下ろしまでの待機期間が延びている。通常、VLCCは港湾到着後1日以内に出港するが、ブルームバーグが10月9日に集計したデータによれば、少なくとも19隻のVLCCが中国沖で2週間以上停泊しているという。中国国内には膨大な原油在庫が積み上がっているということだ。鉄鉱石や石炭に加え、原油も「1年以上輸入しなくてもやっている状態にある」との観測が出始めている。

 原油価格が下落する状況で中国政府は戦略国家備蓄を積み増し、これが低迷する民間需要を補い、全体の原油輸入量を着実に増加させてきた。しかし8月12日の天津港の大爆発事故により、同港に建設された備蓄施設への原油の搬入が停止し、早期復旧は依然として期待薄の状態にある。中国は戦略備蓄をテコに原油輸入量を増加させてきたが、今後、原油輸入量は減少傾向を鮮明にする可能性が高いのではないだろうか。

■危険な兆候を示している中国の債券市場

 金融面からの懸念要素もある。

 8月14日の人民元切り下げ以降、中国からの資本流出が激化しており、中国政府は原油代金の支払いに必要な外貨の確保が日増しに困難になっているという観測がある。中国の外貨準備高は減少したとはいえ約3.5兆ドルと巨額だが、その中身に対する懸念が強まっているからだ。

 日本は外貨準備の9割超を米国債で保有しているのに対し、中国が保有する米国債は外貨準備の3割に過ぎない。残りの7割弱をユーロ国債や金で保有しているという想定は非現実的だ。だとすれば、残りの外貨準備はベネズエラやアフリカ諸国などへの政策投資で焦げ付いているか、不明朗な経路で既に国外に流出したと考えざるを得ない(約1.5兆ドル規模の国有企業のドル債務が計上されているとの説もある)。

 中国が、人民元の安定に向けてドル売り・元買い介入資金を確保するため、9月に日本国債を大量に売却した可能性も浮上している(10月13日付ロイター)。財務省によれば海外投資家が9月下旬に約4.6兆円分の円債を処分しているが、市場関係者の間では「中国の大手投資家が売却した」との噂がもっぱらだ。このような動きからも、中国政府は既に外貨不足に陥っていると捉えることもできる。

 民間サイドの状況も深刻である。中国株の急落で時価総額5兆ドルを失った投資家は社債市場に資金を避難させた。しかし、その社債市場もバブル崩壊の寸前にある(10月10日付けサンケイビズ)。

 42.1兆元(約800兆円)規模の債券市場は、現在割高な相場水準や投資家のレバレッジ急拡大など、4カ月前の株価急落前と同様の危険な兆候を示している。独コメルツ銀行は社債市場が年末までに大きく崩れる確率を20%と予想している(6月時点ではほぼゼロと見ていた)。

■年末までに中国で金融危機が発生?

 金融市場以外でも、李首相が推奨していた「保証付き融資」の焦げ付きが懸念されている(10月9日付ブルームバーグ)。

 UBSグループによれば、保証付き融資の焦げ付きは昨年86%増加し、約4000億元(約7兆5600億円)に達した。景気減速により企業の借り入れに対する信用保証が裏目に出ており、デフォルトの連鎖を引き起こす危険が出てきている。米S&Pによれば、保証専門会社が打撃を受けており、金融リスクを引き受け過ぎた保証業第2位の会社が業務を停止した。

 中国政府は10月14日、9月の卸売物価指数が前年比で5.9%下落したと発表した。下落幅は前月と同じでリーマン・ショック直後の2009年9月以来の6年ぶりの大きさが続いている。深刻なデフレリスクが金融市場関係者のセンチメントを悪化させている。

 元日銀理事の稲葉延雄氏は、10月9日、中国経済について「北京周辺や東北部の成長率はゼロ%との見方があり、減速が激しくなっている。現地に進出している日系企業は決済不履行が起こらないか心配している」(10月9日付ロイター)と述べた。

 年末までに中国で金融危機が発生するリスクは高まっている。

 たとえ金融危機が起こらなくても、カネ不足に陥った中国が原油の輸入を減少させることは間違いないだろう。

■原油市場の需給ギャップは解消されるのか?

 世界の原油市場の生産サイドに目を転じると、9月のOPECの原油生産量は日量3157万バレルと予想に反して過去3年で最高の水準に達した。

 OPECのバドリ事務局長は10月11日、「非OPEC諸国の原油生産が減少し、原油価格下落により来年の原油需要は堅調であるため、原油市場の需給ギャップは来年第3四半期にほぼ解消される」という、これまでどおりの見方を示した。

 石油リグ稼働数は10月5日の週に605基と落ち込み(米石油サービス会社ベーカー・ヒューズ)、米エネルギー省は10月13日「11月のシェールオイルの生産は7カ月連続で減少する」との見通しを明らかにした。しかし15日に発表された米エネルギー省の統計によれば、在庫が6ヵ月ぶりの大幅増加となった(756万バレル増)。

 また、政策当局者レベルの頻繁な接触から年末に向けてOPECの雄であるサウジアラビアとロシアが減産合意に達するとの期待が生じていたが、最近の「シリア」情勢の変化が両国の協調ムードに水を差している。

 ロシアのプーチン大統領は10月11日にソチでサウジアラビアのムハンマド副皇太子(国防相)と会談し、シリア空爆への理解と過激派組織「イスラム国」に対するアサド政権中心の共同戦線構築への協力を求めた。これに対し、米国中心の有志連合の一員であるサウジアラビアはイランと協力したロシアの空爆に懸念を示すなど、両者の立場の違いが鮮明となっている。

 OPECが楽観視している原油需要についても、「価格低下が需要を刺激するのは事実だが、マクロ経済の成長減速でその大部分が相殺されている」(米シティ)という指摘もある(10月13日付ブルームバーグ)。

■中国の原油需要減少のインパクト

 国際エネルギー機関(IEA)は10月13日に発表した月報で、「世界的な石油の供給過剰は来年いっぱい続く」との見通しを示した。非OPEC諸国の生産量が来年日量50万バレル減少するにもかかわらず、需要の伸び悩みに加え、OPECの主要産油国が記録的な生産水準を維持していることがその理由だが、OPECの見方よりも現実的である。

 しかしこの見通しに中国の原油需要の減少という要素は織り込まれていない。

 世界の原油需要を眺めると、近年、先進国は一進一退である一方、新興国は総じて増勢基調にある。中でも突出していたのが中国の需要の伸びである。2015年9月までの輸入量は前年比8.8%増だった。中国の原油輸入の増加傾向は、原油価格下落を下支えする最大の要素である。

 しかし、中国の原油輸入が鈍化・減少することになれば、原油価格に対し大きな押し下げとなる。ゴールドマン・サックスは9月の調査報告の中で「中国の原油輸入量が減少すれば原油価格は1バレル=20ドルに下落するかもしれない」と指摘し、10月に入っても「原油価格は下落する」との見解を示している。

 最後に、このところ金融市場を騒がせていた大手商品取引会社だが、中国の輸入が予想以上の落ち込みとなり、その株式が再び売られた。

 先月末に暴落したグレンコアは債務削減のために豪州やチリの銅鉱山を売却する動きに出ている(10月12日付ブルームバーグ)。1バレル=40ドル台の原油価格がさらに下落すれば、保有しているシェール資産を手放す事態に追い込まれるだろう(米エネルギー調査会社IHSは14日「原油価格下落で世界の石油・ガスのほぼ全資産が売却対象になっている」とコメントした)。

 グレンコアなど大手商品取引会社の後ろ盾を失えば、シェール企業の大量破綻がまた一歩近づくことになる。これによる金融市場の大混乱で再び危機を迎えることになる日本経済に、はたして備えはあるのだろうか。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2015年10月19日 19:51:34 : OxyjgEPg0s
 だから〜、世界が不景気になっても中国は助ける余裕はないですよ。
皆さん各々自国のケツは自分で拭いて下さいねW。

2. 佐助 2015年10月19日 19:54:31 : YZ1JBFFO77mpI : B7E8ljgaGg
2007〜10年にスタートしている第二次世界大恐慌の一幕は、信用収縮恐慌です。二幕は金融恐慌,そして関税引き下げの三幕が続きます。すべてドル一極からユーロ・円三極への移行が根因です。1929〜32年に姿を現した第一次世界金融大恐慌は世界通貨のポンドからドルへの移行が根因で同じ妖怪です。この妖怪は基軸通貨の交代なんですが,今回は多極化になります。従ってドル・ユーロ・円=元の三極化にすれば沈静化します。

第一次世界金融大恐慌のときの「商品の世界的優位性」は米国。第二次世界大恐慌の「商品の世界的優位性」日本。しかもニクソンのフロート制から神風を吹いたので,その影響を世界で一番受け経済の回復が遅れます。だから日本の産業革命に乗り遅れた大企業の消失は避けられません。

そして石油輸出国も、40 年目に政治的自由の要求に譲歩し、政治体制を維持するが、戦後80 年目の節目には、民衆蜂起によって指導者層は分裂し、自壊することを避けるのは難しい。

一党独裁下の国家・企業・個人が、利己的に防衛思考し行動する法則の作用から逃れることはできない。資本主義国家でも、官僚支配するビジネスに参加するにはコネと賄賂が絶対必要である。社会主義政治体制は官僚支配なので、どんな開放政策にも認可権がつきまとう。そのため、自由経済システムそのものも腐敗堕落が避けられない。


3. 2015年10月19日 19:56:39 : jXbiWWJBCA
焦点:中国株に資金回帰の兆し、「官製相場」に投資家なお及び腰

[上海 19日 ロイター] - 中国・香港株式市場に資金が再び流入し始めており、投資家を市場へ呼び戻そうとする当局の数カ月に及ぶ努力に結実の兆しがみえてきた。

上海総合指数.SSECは6月のピーク時からまだ3分の1程度下落した水準にあるものの、回復の兆候があることは間違いない。

同指数は前週、7週間ぶり高値を付け、週間では4カ月半ぶりの大幅な上げとなった。株式相場は6週間ぶりの資金流入超。16日、週間の売買高と売買代金は10日平均、100日平均を突破した。

投資家は借り入れを再開し、信用取引向け融資残高は2カ月ぶりの長期間となる6営業日連続での増加を記録。上海市場版「恐怖指数」であるHSIボラティリティ指数.VHSIは半年ぶり低水準となった。

「再び買い時が来た」。南海基金管理(上海)のファンドマネジャー、デービッド・ダイ氏は言う。同氏は相場下落時、資産構成のうち株式の比率を10%まで引き下げていた。

同氏の2億元(3170万ドル)のポートフォリオにおける株式比率は、いまや70%に上昇。クラウドコンピューティングや衛星ナビゲーションシステム、製薬分野などに投資している。

「市場は平常に戻った。システミックリスクはいまやどこにもない」と話す。

とは言え、夏期のピーク時の規制変更や政府介入で何週間も死に体となり、多くの投資家が敬遠している株式市場に、急な回復の兆しが表れ始めたのはなぜなのか。トレーダーらは明確な理由を見出せないでいる。

アナリストの一部は、先頭に立って買いを入れているのは、景気回復を目指す政府だとみている。米国での利上げが来年にずれ込むとの観測が買いを支援した面もある。

「相場反転は投資家の一部が株式の持ち高を増やした結果だとの見方に、異論は出ていない」。国泰基金管理のあるミューチュアル・ファンドマネジャーは言う。「だが、これからはどうなるのか。多くの市場参加者は相場の混乱で手痛い損失を被った。すぐに戻ってくるとは思えない」。

このファンドマネジャーによると、債券利回りの最近の急低下が示す通り、金融システムにおける流動性は潤沢だという。ただ「リスク回避に傾いた投資家らは、経済が依然として低迷している限り、株式を買おうとはしない」という。

<慎重姿勢の理由>

上海市場の代表的な指数連動型上場投信(ETF)には、最近数週間、小規模な資金流入がみられた。ETFは保険会社など大企業が指向性のある株式投資として購入することが多い。つまり、これが小口の買いにとどまったということは、資金の潤沢な投資家は依然として慎重であることを示唆している。

大口投資家以外もその傷は深い。

広東省在住の学生、Zhou Junan氏(22)は「いまはマーケットに戻るつもりはない」と話す。Junan氏は1万5000元(2400ドル)の投資資金の3分の2を失った後、前月に市場から手を引いた。「弱い経済指標が多く、株価が上がるような良い経済ニュースが聞こえてこない」と言う。

確かに、慎重にならざるを得ないだけの理由はいくつかある。

小型株は引き続き割高だ。新興企業向け市場創業板(チャイネクスト).CHINEXTCの株価純資産倍率(PBR)は76倍と、上海総合指数の14倍、S&P総合500種.INXの18.9倍をはるかに上回る。

国泰基金管理のファンドマネジャーは話す。「銀行株は割安だが、それでも人々はあえて買おうとはしない。経済がハードランディングを強いられる場合、不良債権により利益が吹き飛ぶからだ」

相場下落に備えたヘッジはさらに難しい。政府の「悪意のある空売り」に対する締め付けにより、指数先物取引は大きく落ち込んだ。

売買が徐々に回復しているのは、二番底へ向かう前の短期的な反発なのか。それとも、26日から始まる中国共産党中央委員会第5回全体会議(5中全会)で策定される次期5カ年計画で、一段の景気刺激策が発表されるのではないかという過度な期待によるものなのか。リスクはそこにある。

だが、南海基金管理のダイ氏は動じていない。

「底値というのは、われわれのような投資家が、トレンド投資家の動きを圧倒した際に形成される。ただ、チャート上の上昇トレンドが明確な場合は、モメンタム投資家は市場に帰ってくるだろう」

(Samuel Shen記者、Pete Sweeney記者 翻訳:田頭淳子 編集:加藤京子)
http://jp.reuters.com/article/2015/10/19/china-stocks-rally-idJPKCN0SD0UJ20151019


4. 2015年10月19日 20:31:07 : jXbiWWJBCA

中国7−9月GDPは6.9%増、予想上回る−サービス業が下支え (4)
2015/10/19 19:36 JST

    (ブルームバーグ):中国の7−9月(第3四半期)の経済成長率は市場予想を上回った。サービス部門が同国経済を下支えしており、金融・財政両面の刺激策が李克強首相の掲げる2015年の成長目標を達成可能にしていることが示された。
国家統計局が19日発表した7−9月期の国内総生産(GDP)は前年同期比6.9%増。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想(6.8%増)を上回った。ただ、これまでの発表データに基づけば、四半期ベースでは09年1−3月(第1四半期)以来の低い伸び率にとどまった。
サービス部門の成長加速や力強い消費が製造業と輸出の弱さを補った。政府当局は成長ペースが今年の約7%の目標を大きく下回らないよう昨年11月以降5回の利下げを実施したほか、ここ数カ月間にインフラ投資を拡大している。
JPモルガン・チェースの中国担当チーフエコノミスト、朱海斌氏(香港在勤)は「いわゆる2速経済の状態となっている」と指摘。「製造業の鈍化は中国経済にとって短期的により大きな問題だ」と述べた。
サービス部門の1−9月の伸び率は8.4%に加速。一方、製造業を含む第2次産業は6%に鈍化した。
9月の工業生産は前年同月比5.7%増(エコノミストの予想中央値は6%増)。小売売上高は10.9%増(同10.8%増)。
1−9月の都市部固定資産投資は前年同期比10.3%増と、2000年以来の低い伸び率。市場予想中央値は10.8%増だった。
工業生産と固定資産投資の伸び鈍化を受けて、一部エコノミストの間ではGDPデータの信頼性をめぐる疑念が浮上している。
ブルームバーグのエコノミスト、トム・オーリック、フィールディング・チェン両氏はリポートで、「数字に全面的な信頼は置いておらず、株式相場の急落を考慮すればサービス部門の成長加速は驚きだ」との見方を示した。
原題:China’s Economy Stays Close to Target on Services (Correct)(抜粋)
記事に関するブルームバーグ・ニュース・スタッフへの問い合わせ先:北京 Xiaoqing Pi xpi1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Malcolm Scott mscott23@bloomberg.net Jeff Kearns
更新日時: 2015/10/19 19:36 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NWG2426JTSEA01.html


5. 2015年10月19日 20:31:40 : jXbiWWJBCA
新興市場株:MSCI指数、2カ月ぶり高値−中国成長率が予想上回る
2015/10/19 18:31 JST

    (ブルームバーグ):19日の新興市場株は上昇。このままいけば約2カ月ぶりの高値で終わる。ヘルスケア銘柄が値上がりしたほか、中国が発表した7−9月(第3四半期)の経済成長率が市場予想を上回った。韓国通貨ウォンは対ドルで3カ月ぶり高値。ロシア・ルーブルは下落した。
中国生物製薬(シノ・バイオファーマシューティカル)は香港市場で上場来高値を更新。ハンセン中国企業株(H株)指数は8月18日以来の高値で引けた。
ムンバイ市場では、世界最大の製油所を運営するインドのリライアンス・インダストリーズが高い。利益が予想を上回ったことが好感された。トルコ株も上昇している。ウォンは対ドルで0.7%高。マレーシア・リンギットは0.7%安。ルーブルは原油安を受けて、4営業日ぶりに反落。
MSCI新興市場指数はロンドン時間午前9時11分(日本時間午後5時11分)現在、前週末比0.3%高の867.65。これで3営業日続伸。
原題:Emerging Stocks Head for Two-Month High After China Growth Data(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ジャカルタ Harry Suhartono hsuhartono@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Allen Wan awan3@bloomberg.net Chan Tien Hin, Phani Varahabhotla
更新日時: 2015/10/19 18:31 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NWGN5C6JTSEM01.html


6. 2015年10月19日 20:32:25 : jXbiWWJBCA
イラン:OPECに減産呼び掛け−原油価格70−80ドルに引き上げで
2015/10/19 18:28 JST

    (ブルームバーグ):イランのザンギャネ石油相は石油輸出国機構(OPEC)加盟国に対し、原油価格をバレル当たり70−80ドルに引き上げるため減産すべきだと呼び掛けた
ザンギャネ石油相はテヘランで記者団に対し、現在の原油価格に「満足な者はいない」と述べ、「OPECは生産水準を引き下げて市場を管理することを決断すべきだ」と発言。ただ、12月のOPEC総会で減産決定はないだろうとの見方を示した。
過去1年で41%下落した北海ブレント原油は、ロンドン時間19日午前8時31分(日本時間午後4時31分)現在、1バレル=50.20ドルで取引されている。OPEC総会は12月4日にウィーンで開催される。
原題:Iran Urges OPEC to Cut Oil Output to Lift Prices to $70-$80(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ドバイ Anthony DiPaola adipaola@bloomberg.net; Tehran Golnar Motevalli gmotevalli@bloomberg.net;ドバイ Hashem Kalantari hkalantari@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Nayla Razzouk nrazzouk2@bloomberg.net
更新日時: 2015/10/19 18:28 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NWGMII6S972N01.html


7. 2015年10月19日 20:39:42 : jXbiWWJBCA
香港オフショア人民元、下げ縮小−中国の7−9月成長率が予想上回る
2015/10/19 18:49 JST

    (ブルームバーグ):香港オフショア市場の人民元は19日、対ドルで下落。ただ、取引の早い段階よりも下げ幅は縮小した。中国が発表した7−9月(第3四半期)の国内総生産(GDP)伸び率が予想を上回り、刺激策が奏功し始めていることが示唆された。
ブルームバーグの集計データによれば、香港オフショア市場の人民元は現地時間午後4時45分(日本時間同5時45分)現在、0.15%安の1ドル=6.3740元。GDP統計発表前には一時、0.24%安を付けていた。
中国外国為替取引システム(CFETS)によると、上海市場の人民元は0.11%安の6.3601元。
原題:Offshore Yuan Trims Decline After China’s GDP Beats Estimates(抜粋)
記事に関するブルームバーグ・ニュース・スタッフへの問い合わせ先:北京 Tian Chen tchen259@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: James Regan jregan19@bloomberg.net Andrew Janes, Simon Harvey
更新日時: 2015/10/19 18:49 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NWGO8L6JTSEA01.html


8. 2015年10月22日 12:34:00 : OO6Zlan35k
OPEC加盟国と非加盟国、減産協議せず 原油安のリスク確認

[ウィーン 21日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は21日、ウィーン本部にロシアなど非加盟産油国を招いて専門家会合を開き、原油安が増産に向けた投資の減少につながるリスクについて意見を交わしたが、減産は協議されなかった。

会合参加者が明らかにした。

会合では、ベネズエラのデル・ピノ石油・鉱業相が原油市場支援策を提案。現在の原油価格は同国の財政均衡価格を下回っていると主張し、OPECおよび非加盟産油国の首脳会議の開催を呼び掛けた。

同国のマドゥロ大統領がすでに、この首脳会議の来月開催を呼び掛ける書簡を会合参加国に送ったと明らかにした。

ロシア代表として参加したエネルギー省当局者、イリヤ・ガルキン氏は「産油国の投資不足というリスクがある」と指摘。「会合ではベネズエラの提案に大半の時間が割かれ、減産については協議しなかった」と述べた。

原油相場は2014年6月のバレル115ドルから50ドル以下に急落したが、非加盟国は、急落のきっかけとなった供給過剰問題について加盟国との協力を拒否しており、加盟国側も単独での減産には応じていない。逆に多くの加盟国が増産に踏み切っている。

今回の専門家会合にはOPEC非加盟の8カ国が招かれたが、代表を派遣したと考えられているのはメキシコ、ロシア、コロンビア、カザフスタン、ブラジルの5カ国にとどまる。

OPEC加盟国の大半がこの会合に閣僚ではなく、専門家を派遣するなか、ベネズエラとエクアドルは石油相が出席した。加盟国の石油相が出席するOPEC総会は12月4日に開かれる。
http://jp.reuters.com/article/2015/10/22/opec-meeting-idJPKCN0SG02Z20151022


9. 2015年10月22日 12:37:00 : OO6Zlan35k
ロイターサミット:JERA、「財務の自律」目指す=社長

[東京 21日 ロイター] - 東京電力(9501.T)と中部電力(9502.T)が設立した燃料調達・火力発電会社「JERA(ジェラ)」の垣見祐二社長は21日、「ロイター・コモディティー・サミット」で、財務や資金調達における自律性を確立していく必要性を強調した。

垣見氏は「JERAそのものが十分に信用力があることが重要だ」と述べた。来年夏には、長期的な収支の姿を示す方針だという。

JERAは東電と中部電が折半出資して今年4月設立。段階的に両社の燃料調達・火力発電事業の統合を進める。来年夏には両社の既存の燃料調達事業や海外発電事業を統合する予定だ。

垣見氏はJERAの財務戦略について、「来年夏の段階で長期的な事業収支を見せることが重要だ。どれくらいの利益を稼ぐか、説得力のある中身で見せられるかどうか。いま作業している最中だ」と説明した。

統合の過程で東電と中部電の対象資産や契約がJERAに移管される。「その大きさによって、どの分野にどれくらいの資金を使うかが決まっていく。自社の財務体力を示して、金融機関などの理解を得ていきたい」(垣見氏)としている。

東電と中部電の燃料・火力提携の最大の焦点は、17年春ごろに判断するとしている既存火力の統合だ。垣見氏は「いろいろ(検討を)やっている最中」と明言は避けつつ、JERAの発足・運営を通じて「統合の足かせになるようなことはまったくない」と述べた。

<維持できるかLNG調達安>

JERAの試金石となるのが液化天然ガス(LNG)調達価格の引き下げだ。東電と中部電の既存のLNG購入契約が来年夏に移管されることで、JERAは世界最大規模のLNG購入事業者になる。交渉力アップをテコに調達価格引き下げを狙う。

ただ、昨年秋以降の原油価格急落に連動して、日本のLNG輸入価格も低下してきた。垣見氏は「LNG価格が2、3年前に比べてものすごく安くなり、欧州の価格とそん色ないレベルになっている」と指摘した。

日本や韓国のLNG価格は、原油価格に連動する仕組みがほとんどで、昨年秋まで約10年間続いた原油高基調を背景に、欧州などに比べ割高な調達を余儀なくされた。

垣見氏は「やるべことは、原油が再び高くなってもLNG価格が高くならないようにすること」と強調した。

*写真を追加しました。

(浜田健太郎 編集:石田仁志)
http://jp.reuters.com/article/2015/10/22/tepco-c-idJPKCN0SF0P320151022?sp=true

[32削除理由]:削除人:関連が薄い長文


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民101掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民101掲示板  
次へ