★阿修羅♪ > 経世済民102 > 507.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
中国から撤退して関わりを断つのが、日本企業の復活になる(ダークネスDUA)
http://www.asyura2.com/15/hasan102/msg/507.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 11 月 12 日 19:30:00: igsppGRN/E9PQ
 

中国から撤退して関わりを断つのが、日本企業の復活になる
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20151111T1613260900
2015-11-11  ダークネスDUA


2015年に入ってから日本企業は中国から粛々と足抜けするようになっている。サントリー、カルビー、リクシル、パナソニックと言った大手から部品メーカーや機械メーカーに至るまで、数多くの日本企業が中国から撤退した。

中国側は「この動きに反日は関係ない」と強弁しているが、日本企業が中国から撤退していく流れは変わらないだろう。

中国は国難に見舞われて政権批判が高まれば高まるほど、それを外部に反らして逃げようと画策する。中国はその敵意の矛先として、1990年代から日本を選んでいる。

つまり、中国の政権内部が激震すればするほど、反日が演出されて怒りは日本に向いていく。

日本と中国が外交問題で衝突するのは、実は中国政府にとって「良いこと」である。衝突が大きければ大きいほど、中国人民は中国政府の味方になるからである。

これは日本人の側からすると、常に中国から言いがかりをつけられて憎まれるということでもある。これが繰り返し繰り返し行われると、両国の国民感情はどんどん悪化して、最終的には衝突が避けられなくなる。

そんな状況の中で、まともな経済関係が築けるはずもない。日本企業にとって、中国は巨大なカントリーリスクを擁した危険地帯になっている。撤退は当然のことなのだ。


■外国企業は静かに中国から足抜けしている

中国は外資を呼び込んで、そこで膨大な数の国民を働かせて雇用を確保すると同時に、技術を「盗んで」から外資を追い出すという方法を使って成長を続けてきた。

日本企業もまたそうやって技術を盗まれ続けてきた。

中国が何か新しいものを産み出したり、革新的な技術を発見したりすることはない。

安い労働力と大量の人口を生かして、安いモノを作って作って作りまくり、外国の技術を盗んで盗んで盗みまくって回転してきたのである。

しかし、中国自身が肥大する中華思想に取り憑かれて外資を最初から排斥するような動きになるとどうなるのか。当然、新しい技術は移植できない。

技術を盗むこともできなくなり、発展性がなくなり、最後には中国経済そのものが崩壊してしまう。

この中国を含めた新興国を「BRICS」と呼んで投資を煽っていたのはゴールドマン・サックスだったが、この投資会社も2015年10月下旬、「BRICSファンド」を閉鎖した。

2015年に入ってから中国から出てくる経済統計は、中国お得意の捏造数字であるにも関わらず低成長となっている。もうBRICの時代は終わっており、アメリカも日本もそれを認識しているのである。

日本をのぞく外国企業は静かに中国から足抜けしていた。日本は唯一「中国詣で」を繰り返していた国だったが、それも終わった。

中国自身が激しい日本憎悪をしている。経団連がいくら「中国に投資せよ」と叫んでも、きちんと常識を持った企業は「あんな危ないところに投資できるか」と考える。


■高く飛んでいた飛行機ほど、墜落の衝撃は強い

尖閣諸島沖問題、反日暴動、防空識別圏、AIIB(アジア・インフラ投資銀行)、抗日記念式典、韓国との歴史プロパガンダ推進……。中国はブレることなく、一歩一歩日本の侵略と衝突に向けて歩を進めている。

カントリー・リスクは増大化している。そのため、日本企業も、日本人個人も、今後は中国に慎重になり、足抜けせざるを得なくなる。

中国は13億人以上の膨大な人口を抱えており、まず最初に沿岸部の国民から豊かになっていった。しかし、中国内部の多くの国民がいまだに取り残されて暮らしている。

中国では年間10万件以上もの暴動が起きているが、格差があまりにも広がってしまってそれが社会不安を引き起こす元凶になっているのである。

だから、国民がある程度豊かになるまで中国は経済成長を続ける必要があった。

必死になって「経済至上主義」を貫いて、環境破壊や劣悪な労働条件を無視して突っ走ったのはそのためだ。

ところがグローバル経済の失速に巻き込まれる形で、中国も経済成長が頭打ちになり、貧困層が取り残された。

経済成長が停止すると不動産価格も頭打ちになる。すると、不動産投機をしていた中流階級の人間たちが追い込まれることになる。そこで中国は2015年から株式投資を煽り立てたが、それも2015年6月に吹き飛んでバブル崩壊した。

その上にAIIBや南沙諸島やサイバーテロでアメリカと敵対化して習近平政権は徐々に打つ手を失いつつある。

中国国内では今、習近平政権に激しい不満が渦巻いているのだが、そのために情報統制はより強くなり、人権派の弁護士も次々と逮捕されるような状況になっている。


■中国に投資続ける日本企業は、大きなツケを払う

中国経済が失墜したら、豊かになれない国民と、貧困に叩き落とされた国民が、激しい怒りと憎しみを感じて中国政府に不満の矛先を向ける。

そんなシナリオは昔からずっと言われていたことだ。その中国の「悪夢」が現実化しつつある。

中国共産党は、最初から情報封鎖し、強権で国民を押さえ付けてきた。さらに末端では賄賂と汚職で乱れきっているので、国民の怒りは政府に向かいやすい。

中国の経済成長が終わったのが明らかになった2015年以降、この政府批判は、ますます巨大化していく。国民のフラストレーションは危険なまでに膨れ上がっていくのだ。

だから、中国政府は、常に外部に敵を求めている。そして、国民の怒りが政府に向かいそうになると、すぐに外側の敵に目を転じさせるのである。

中国にとって叩きやすく、御しやすい「敵」がそこにある。それが日本である。

日本を叩き続ければ、尖閣諸島も、沖縄も、奪えると中国政府は考えている。だから、中国は日本を叩いている。中国政府が苦境に落ちれば落ちるほど、日本叩きは激しくなる。

そのため、中国に投資続ける日本企業は、大きなツケを払うことになる。

中国が経済崩壊しようがしまいが、仮に経済的に持ち直そうが何だろうが、反日の構図がそこにあるのであれば、日本企業にとって中国が巨大なカントリー・リスクを持った国であることは変わりがない。

それでも「中国との友好が」と言っている政治家や経営者は頭がおかしいということだ。もう、そういう状況ではない。

日本企業や日本人が中国と関わっていいのは、反日という日本人差別を中国が取り下げてからだ。

反日を標榜している限り、中国には投資すべきではないし、関わるべきでもない。これは、日本人としては単にリスク管理の問題だ。

わざわざ火が付きそうなガスコンロの横に現金の束を置く人はいない。それで現金の束が燃えたら、単に馬鹿だと言われて笑われるのがオチだ。反日国家に投資するというのは、そういうことだ。


※全文転載禁止ですので続きはこちらで
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20151111T1613260900

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2015年11月12日 19:52:09 : nJF6kGWndY

>中国から撤退して関わりを断つのが、日本企業の復活

そんなに単純なわけないだろ

相変わらず低レベルだな


2. 2015年11月12日 19:52:35 : FI2lFGm63Q
願望を記事にしただけ。産経新聞と同じ。

爆買いする中国人を頼りにする日本の小売り業。爆買いする中国人は日本の非正規社員よりはるかに金を持っている。

日本企業が低賃金労働を求めて生産拠点をさらに人件費の安いインドネシア、バングラディシュに工場を移していることはあるがそれが即中国の衰退を意味しているわけではない。


3. 2015年11月12日 20:55:36 : OO6Zlan35k
中国政府、10月も財政支出強化−景気減速に対応
By GRACE ZHU
2015 年 11 月 12 日 15:14 JST
 【北京】中国政府は景気減速を食い止めるため、10月も財政支出の強化を続けたことが明らかとなった。

 中国財政省は12日、10月の政府歳出が前年同月比36.1%増の1兆3500億元(約26兆円)となり、伸びは9月の26.9%や8月の25.9%を上回ったと発表した。年初からの10カ月間では前年同期比18.1%増の13兆4000億元だった。

 政府は国内のインフラ投資を支えるべく支出を強化している。当局によれば、インフラ計画は資金不足に悩まされている。中国国家統計局が11日発表した1月から10月までの非地方部(都市部)固定資産投資は前年同期比10.2%の増加と、近年記録した20%近い伸び率を下回っている。

 今年は投資の伸び悩みと輸出の減少が中国の経済成長の重しとなっている。7-9月期の国内総生産(GDP)は前年同期比6.9%増と、金融危機以来の低い伸びとなった。

 財政省の統計によると、10月の政府歳入は前年同月比8.7%増の1兆4400億元。1〜10月の歳入は前年同期比7.7%増の12兆8800億元だった。

 
中尾ADB総裁:AIIBとの協調融資を来春にも−案件選定に着手
2015/11/12 19:10 JST

    (ブルームバーグ):アジア開発銀行(ADB)は年末にも発足するアジア投資銀行(AIIB)との協調融資を来春にも実現することを念頭に、対象となるアジア域内でのインフラ投資案件の選定に着手した。これまで培ってきたノウハウを生かし、AIIBの立ち上げに協力する。中尾武彦総裁が12日、都内でブルームバーグのインタビューに語った。
中尾氏は「来春にもAIIBが始めるだろう最初の案件の中にADBとの協調融資が含まれると良いと思っている」と発言。その上で「ADBの持つ50年弱の経験をシェアし、協力していきたい」と述べ、「一番端的な協力の形が協調融資だ。対象となるプロジェクトの選定を始めるようすでにスタッフに指示している」と語った。
協調融資の早期実現については「ADBとAIIBが両方考えている話だ。われわれからすれば案件に対して自分達の資金だけでなくAIIBの資金も合わせて動員することでより大きなプロジェクトができる。誰もが望んでいることだ」と語った。
中国主導のAIIBには欧州各国を含む57カ国が創設メンバーとして参加を表明。初代総裁に指名されている金立群氏は9月、「加盟国数は間もなく70を超える」と述べ、67カ国・地域が加盟するADBを上回る見通しを示した。一方で、ADBの筆頭株主の日米両国はAIIBへの参加判断を先送りした。日本はADBとも連携し、今後5年間でアジア域内のインフラ投資に総額1100億ドル(約13兆円)を提供する方針だ。
中尾氏はAIIBとの役割分担について「あまり考えていない。ADB自身がインフラ銀行。今まで貸し付けの8割はインフラだ。プロジェクトをやっていく中で一緒に進めていくことはできる」と述べるとともに、「われわれが利害の一致をみなければ融資をすることはない。利害が大きく対立するというより、すみ分けはできる」との認識を示した。
ADBは10年間で8兆ドルが想定されている莫大(ばくだい)なアジア域内のインフラ需要も背景に、年間130億ドルだった融資枠を200億ドルに5割拡大すると5月に発表した。中尾氏は「ADBにとって最大の課題は拡大された貸し付け能力をどういうふうに有効に使っていけるかだ」と強調。資本については「直ちに増資をする必要はない。今後、必要になれば増資を求めて行きたい」と述べた。
関連ニュースと情報:財務省関連ニュース NI JMOF 日本のトップニュース TOPJ 10年国債の利回り  GJGBBNCH GP 円の対ドル相場の推移 JPY GP M 日経平均株価の推移  NKY GP M
記事に関する記者への問い合わせ先:東京 下土井京子 kshimodoi@bloomberg.net;東京 野原良明 ynohara1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Brett Miller bmiller30@bloomberg.net;大久保義人 yokubo1@bloomberg.net 谷合謙三, 宮沢祐介
更新日時: 2015/11/12 19:10 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NXP31U6K50XV01.html


4. 2015年11月12日 22:51:42 : dvxt3Rr792

田中角栄が日中国交回復をなした時、
キッシンジャーがかって「中国は宝の山」と吠えた。

今でも、中国は宝の山だ。
一例として今日のNHKの番組でさえ、
「ミキハウスの子供靴」2万足、日本では120店舗で1ヶ月かかる。
中国ではアリババの通販にのせて、1日に4万足が売れた。ことを報じている。
ミキハウスの責任者は信じられないという感じでだった。
ミキハウスの利益は我が国のGDPに寄与するわけだ。
中国との経済関係を後退させれば、日本の衰退は一層進むことは明白。
企業の努力を、反中を叫んで足をひっぱる政府は気が狂っているとしか思えない。


5. 2015年11月13日 02:09:21 : Bzuiz0hWWk
あと1,2年もしたら、中国が生き残り、

日本はアメリカと抱きつき心中でお陀仏、という現実を見せられる。

もちろん、中国は中国で欠点も弱点もあるわけだが、

サバイバル能力、自立自尊という点では、内気な職人バカの日本人よりはるかに長けている。


6. 2015年11月13日 02:47:26 : YcBIlaIAWw
中国に全てをつぎ込むのはおバカだと思うけど、中国から完全撤退も同程度のバカだろう。そんなのばかりが経営者になっていたら、日本も終わりだな。

7. 2015年11月13日 06:50:50 : xqEk6mxhpE
>6

同意する。
賃金上昇で従来の「世界の下請け工場」としての役割は終わったから、製造業は撤退・転進を考えるべきだが、膨大な国内市場があるから、小売・サービス業などは進出すべきだし、そういう流れになっている。
小売・サービス業は大きな固定資産を必要としないから撤退も容易だし。


8. 2015年11月14日 11:17:07 : ke8ff7cOOw
まあ中国減速で日本企業も曇り模様だねえ。
中国がくしゃみをすると日本が風邪をひいてしまう関係。

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民102掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民102掲示板  
次へ