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もっとお金を(NEVADAブログ)
http://www.asyura2.com/15/hasan103/msg/272.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 12 月 04 日 13:44:06: igsppGRN/E9PQ
 

もっとお金を
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4975428.html
2015年12月04日 NEVADAブログ


今回のECBによる金融緩和策を受けてヨーロッパ株価が大きく売られています。

ドイツ  −3.58%
フランス −3.58%
イギリス −2.27%

これをうけてニューヨークダウも252ドル、率にして1.42%下落して終わっていました。

もっと金融緩和がされると期待していたものが期待外れとなり、売られたものですが、今や金融当局者からしましても、これ以上金融緩和をしましても効果はないと判断しており、しかしながら何らかの金融緩和をやらないと株式市場は大暴落してしまうので、申し訳程度に金融緩和をやったという形になっているのです。

既にマイナス金利を導入しているECBですが、それでもお金が市場に回らない状態になっているのです。
日本でも日銀の資金供給量が1年4ヶ月ぶりにマイナスに落ち込んでいるように、中央銀行による金融緩和は限界にきているとも言え、近々に予定されていますFRBによる利上げを切っ掛けに世界は金融緩和から金融引き締めに移行しますので、日米欧の中央銀行の政策に混乱が生じることになります。

もっとお金を、はないのです。

 

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コメント
 
1. 2015年12月04日 14:21:00 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE
コラム:ドラギマジックの蹉跌、期待制御の難しさ浮き彫りに
13:49 JST

田巻 一彦

[東京 4日 ロイター] - 欧州中銀(ECB)が3日に追加緩和を決めたが、ユーロは下落せず逆に大幅上昇した。「ドラギマジック」にとって初めての蹉跌(さてつ)であり、市場の期待をコントロールする難しさを浮き彫りにした。

利上げ直前の米連邦準備理事会(FRB)や1年以上政策維持が続く日銀にとっても「対岸の火事」ではないはずだ。日米欧の中銀は2016年に向け、大きな課題に直面している。

<期待値上げたドラギ発言>

ECBのドラギ総裁が打ち出した追加緩和策に市場は失望し、ユーロ/ドルEUR=EBSは一時、1.0981ドルまで急上昇。1日としては6年半ぶりの上げ幅を記録した。

追加緩和による一段のユーロ安ないしユーロ安水準での安定的な推移を目指し、輸出主導による緩やかな景気を回復を目指していたとみられるドラギ総裁にとって、このユーロ上昇は「見たくない現実」であったはずだ。

最近のドラギ総裁やECB幹部の発言で、市場の期待値は上がる一方だった。特にドラギ総裁の「いかなる手段も排除しない」というメッセージは、市場にとって「追加緩和は大幅」という認識を形成させる大きな材料になった。

だが、中銀預金金利をマイナス0.30%に引き下げ、月額の買い入れ規模を据え置いたパッケージは、「目線」の上がった市場のイメージからみると、陳腐に映ったようだ。

<ゼロ金利下の金融政策の制約>

ドラギ総裁の会見からは、マイナス金利をどんどん押し下げることに慎重なニュアンスもみられた。

ここからは私の推理だが、短期金利のマイナス幅拡大を続けて行くと、いずれ長期金利もゼロからマイナスに切り下がる可能性が出てくる。

その場合、現行のビジネスモデルを維持したままの銀行は、収益性が大幅に低下し、金融システムの安定性に疑問符が付く事態の発生可能性を高めるだろう。

ここに政策金利がゼロ近辺になってしまった中銀による金融政策の「悩み」があるのではないか。

つまり「奥行き」のあまりない家を広くみせるために、ドラギ総裁が「口先」で説明していたが、実際に玄関を入ると、狭い応接間に通された。 その客は「もっと広い部屋で応接されると思ったのに・・」と不満を持ったということだ。

だが、その客が「本当にこの家は、言われたように広いのか」と疑問を持ち出すと、さらにやっかいなことが起きる。ECBと市場の関係に戻れば、ECBの信認低下のリスクとその弊害の存在である。

市場関係者の一部には「いずれユーロ安に戻る」との見方が根強いが、果たしてそうなるのかどうかは、市場の期待の動向にかかっている。ECBの政策運営能力に疑問符が付けば、追加緩和を次に実行しても、思い通りにユーロ安や長期金利の低下が現出されない可能性も出てくる。

<対岸の火事と言えない日米中銀>

同じことは、FRBにも言えるのではないか。2、3日のイエレンFRB議長の発言に対し、多くの市場関係者は想定よりもタカ派的と捉えたようだ。

もし、16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で、2016年の利上げペースに関し、計4回・100bpの利上げを織り込ませるようなメッセージを出せば、一部の市場関係者は「タカ派的な色彩が過剰」と受け止め、米利上げセッションの途中における「米経済腰折れ」シナリオの可能性を高めるかもしれない。

FRBと市場の「対話」で、市場の期待がFRBの思惑通りに推移しないシナリオにが現実化すれば、ECBが直面しているような苦境に陥るリスクも出てくるだろう。

日銀にとっても、「遠い世界の出来事」と等閑視できないと考える。10月に2回あった金融政策決定会合のどちらかで、日銀が追加緩和に踏み切るのではないかと予想していた市場関係者は、かなりの規模に上っていたとみられる。

その後、11月会合でも政策維持が公表され、日銀の金融政策の先行きに関し、多くのシナリオが語られ始めた。BOJウオッチャーの中には、ECBの対応を見て日銀もマイナス金利を採用するのではないかとの声も出てきている。

これをハイキングにたとえると、眺めのよい峠までは、歩きいやすい登山道が整備されていたが、その先は突然、整備された道が見えず、どれも前人未到の「獣(けもの)道」のようなルートがいくつもある──という状況ではないか。

こうした時は、中銀サイドからのちょっとしたメッセージの変更でも、市場が大きく変動する可能性が高まる。

市場の期待を日銀の思惑通りに「誘導」するのは、量的・質的金融緩和(QQE)が始まってから2年超の期間よりも、ハードルが高くなっている可能性がある。

日米中銀にとって、ECBが直面した苦境からくみ取るべき「教訓」は、かなりあるのではないか。

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http://jp.reuters.com/article/2015/12/04/ecb-frb-idJPKBN0TN08Q20151204?sp=true


2. 2015年12月04日 14:42:11 : v1gbxz7HNs : Ay&h0DQyQEc
金融緩和とは株バブルであって株をやっている富裕層にのみ利益を誘導する。
その利益を使うとしても、富裕層向けの商品を買うだけなので富裕層同士で金銭の移動が起きるだけだ。
つまり富裕層と貧困層ではそれぞれ閉ざされた空間でやりとりしている。
そして唯一のブレークスルーは貧困層から富裕層へ向かう一方通行の資金の流れがあるのみ。
とすると貧乏人にカネを撒けばいい。

金持ちは貧乏人から吸い上げる手段を持っているため、トリクルダウンならぬバキュームアップで富裕層も潤うことになる。
ただしバキュームアップには手間と投資が必要になり時間がかかって面倒なため、富裕層はそれを嫌って手っ取り早くあぶく銭が儲かる金融政策を求める。

そのため極端に歪な実態を反映しない「好景気」が続いている。
緊急避難的な策であるからいつまでも続けられることではないが、引き締めに転換すると唯一潤っている富裕層の資産が吹き飛ぶため、どう強弁のしようもない本物の恐慌が起きる。
一方、味をしめた富裕層はさらなる緩和を求める。
彼等は海の水が一度に降り注いでも一滴も溢れぬほど巨大な桶を用意して待ち構えている。
まるで麻薬中毒者だ。

恐らくどこかで大破綻させるつもりだ。


3. 2015年12月04日 14:52:33 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw

>>02 金融緩和とは株バブルであって株をやっている富裕層にのみ利益を誘導
>利益を使うとしても、富裕層向けの商品を買うだけなので富裕層同士で金銭の移動が起きるだけ

ずいぶん、単純な世界観だなw


4. 2015年12月04日 16:14:42 : Pz05JDNUVI : rCpKMhIENsE
>>03さん

 02氏の主張を「単純な世界観」と断定するならば その断定の根拠を明示するべきと思います。もっとも 何時も通りの解ったふりを装っている貴方のコメントなので、期待はしていませんが・・・。(貴方は経産省のお役人でしょうか?お仕の一環のコメントですかね?)


5. 2015年12月04日 17:35:40 : uqeHFKdlhI : fgsK7oNpLwo
金融緩和は富裕層へのお金のばらまきで、創り出される富が萎んでいる
なかでその分け前手段である、金量を富裕層の側にてんこ盛りしている
から、相対的に民が手にする富の分け前は減る一方になる。

要するに金融緩和や規制緩和は、民から富を盗むための巧妙な詐欺行為
に近いのではないのか。他人の物を盗むと犯罪になるが・・。


6. 2015年12月04日 22:01:37 : zqIPJZCQ3s : p7OwjISoPCo
もっとお金を、これは要するに欲が深すぎるのではないか。
そんなに欲の皮が突っ張っていればそのうち破れてしまうよ。

7. 2015年12月05日 13:03:54 : pIoyPyDcQE : 4tsMdErVFbo
金融緩和とは要するに利下げですよね。政府の利下げ金利で金を借りられるのは銀行などの機関投資家と政府自身のみです。下っ端庶民は住宅ローン以外はあまり関係がない。逆に預金などしている人は大損です。

つまり、政府や政府と関係の深い業界が民間から安く金を吸い上げているのですよね。まあ政府と関係が浅い人は損しているわけです。


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