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爆買いは156億円?(NEVADAブログ)
http://www.asyura2.com/15/hasan103/msg/671.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 12 月 20 日 13:16:00: igsppGRN/E9PQ
 

爆買いは156億円?
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4984224.html
2015年12月20日 NEVADAブログ


日本百貨店協会が18日発表した11月の全国百貨店売上高を見ますと、マスコミで盛んに報じられています【爆買い】規模は、11月では僅か156億円となっています。
これはデパートでの免税分となりますが、この増加率は66.5%となっており、確かに、物凄い伸び率ではありますが、デパートの売り上げ規模(絶対金額)からすれば、僅か2.8%にしか過ぎません。
この2.8%に対して大騒ぎをしている間に、日本人がデパートから遠ざかり全体の売り上げが減少してしまったのです。

11月の売り上げ高 −2.7% (総額5418億円)

この中で東京は+0.2%とかろうじてプラスとなっています。

今、起こっていることは、外国人に対して厚遇をするデパートに対して日本人が嫌気をさして近づかなくなってきていると言えるのです。

勿論、東京での売り上げはプラスとなっていますが、これは「爆買い」が集中しているからであり、この集中がなければ大幅なマイナスになっていたはずです。

東京の銀座を見ればわかりますが、歩いているのは今や日本人は少ししかおらず大方は外国人となっています。しかも混雑しており、これでは優雅に銀ブラしながら買い物、一流デパートで買い物という訳にはいかず、日本人は敬遠します。

売り上げの大半を占める日本人をないがしろにして僅か2.8%の外国人を大切にした結果、今回のような結果になったとも言え、今後外国人の比率が高まり、仮に比率が5%になったとしましても、残り95%が10%以上減らせば、売り上げは減少するでしょうし、問題はコストです。
外国人用に専用カウンターを作り、人を配置したことで当然経費はかかります。

今は2.8%の外国人のために膨大な経費をかけていますが、仮に外国人が来なくなった場合、この経費は
利益を圧迫し、デパートは軒並み赤字になるはずです。

本来なら重要視しなくてはいけない日本人をないがしろにした結果、日本人上顧客を失う、外国人は期待ほど買わないとなれば、デパートは生きていけません。
再度再編が起こりましても何ら不思議ではありません。

更に、東芝の苦境、シャープも惨状を見れば、どのような上場企業でも明日は我が身となりかねず、どのようなサラリーマンでも身構えます。

次に新興国経済の破たんやデフォルトが起こり始めれば連鎖的に広がり、手が付けられない状態になるのは避けられず、リーマンショックを超える大惨状になるはずです。

今の金・プラチナ・原油・天然ガス、バルチック海運指数等の暴落を見れば、今の株式市場が異常な高値であるというのがわかります。

世紀の大暴落が襲いましても不思議ではなく、5%の本当の富裕層は何らの影響も受けませんが、95%の国民は投資資金の消滅や会社の倒産や給料支払の遅配等となり、苦境に立たされることになるかも知れません。


 

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コメント
 
1. 佐助[3068] jbKPlQ 2015年12月20日 17:45:16 : QXWXtKzZVU : KMxE_bHF90o[91]
カジュアル期(2000-2020年)は、新しいルールを受け入れ、古いルールを破壊する社会的心理が多数派となる。そこで、新しいカジュアル商品と、新しい技術商品の市場の普及が加速される。そのために、先覚商品市場の打撃は、更に軽減される。新テクノロジーと新スタイリングの商品は、景気後退期でもスーパーバブル期でも、市場の縮小度が軽減され、成長テンポは減速するが市場は拡大する。

だから日本のあぐらをかいた大企業の消失劇はさけられません。特に財閥系の大企業の次々と消失を体現することになる。

米国を襲った30年代の大恐慌が、各産業のトップ企業を入れ替え、次の時代をリードする企業を誕生させ急成長させた。1950年代以降の世界的企業の多くは、1930年代をチャンスにして登場した企業なのだ。

「そんなことは昔から知っていたことだ」と常識と経験則を否定するために黙殺する
どんなブームも、その短所だけが見える非流行期があるため、次のコロンブスの卵を自分で発見することができない。

人間は、見かけの関係を真の関係だと錯覚するために、循環論的なアト講釈を受け入れる。そのために、予期しない出来事と遭遇しパニックになる。そして、あきらめたり、絶望して、脳と心の物理設計思想のように、常に第三の要因を発見できる理論は眉唾だと判定する。循環論には見かけの関係しか見えない。

第二次信用収縮恐慌は、借金が売上を越えた企業に、生き残るためには、市場の縮小スピードよりも早く事業規模を縮小させないかぎり生き残れないことを教える。偶然に時流に乗れた産業や企業でさえも、赤字部門を切り捨てなければ生き残れない。

ケインズもマルクスも、すべての経済学者は、商品価格は、労働価値によって決定され、相関関係があると考えて、その理論体系を構築した。利潤・剰余価値・付加価値は、商品の交換価値や使用価値から発生すると考えた。マルクスのみが、利潤・剰余価値・付加価値は、資本家が労働者に支払うべき労働価値の50%の搾取から発生すると考えた。

交換価値と使用価値は、個人・企業・国家レベルの需給の結果を原因と幻覚することによって成立する「結果論的概念」である。分かりやすく言えば、おとぎ話に、道端で拾った藁一本から、次々と交換をして長者(大金持ち)となる「わらしべ長者」の話が、巧みに説明してくれている。

消費者には、需給のアンバランスで変化する価格・価値と、そのアンバランスを決定する思考・行動・嗜好の反転が全く見えない。「この世は、すべてカネで動く。カネで買えないものはない」と、人間の思考と行動を、すべてカネに還元させる解釈に人間は支配されている。経済学も、経済的思考と行動を「価格」に還元する解釈に支配されている。

社会主義計画経済は、需要と供給の変化を決定する人間の嗜好をブルジョア的頽廃として否定したため、消費財産業に壊滅的打撃を与えた。そのため、乞食は解消できたが行列は解消できなかったので、社会主義の計画的な生産原理を資本主義の自由な市場原理に反転すれば、ユートピアが実現する、と思考を反転しために自己崩壊した。

資本主義的な自由市場経済は、需要と供給の変化を決定する人間の嗜好を「必要悪」と考え、新しい商品を次々に発売して、人為的に流行を発生させようと行動する。そのために、売れない商品を過剰に発生させる。そして、企業レベルでは見切り・縮小・倒産を発生させて市場は均衡を回復する。これが「神の見えざる手」の正体なのだ。

つまり、個人レベルでは失業と賃金カットという累々たる犠牲によって、市場の需要と供給の混乱は沈静化する。そして、市場を拡大させる分野から雇用は回復する。そして、労働市場は移動し、新たなバブルの芽が開花する。

このように、どんな経済システムも政治システムも、あるレベルではプラスでも、他のレベルではマイナスになる。だから、どんな人間集団のシステムも、そのマイナスを最大限に縮小抑制し、プラスを最大限拡大伸長させることが必要である。


2. 2015年12月20日 19:31:12 : I0nQWnPkT6 : HLxqzSOTmQg[53]
免税の 特効薬を 飲み続け
爆買い減れば 禁断症状

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