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トヨタ、特許無償提供の衝撃 世界中から無視され不発か、FCV本格普及のリーダーか(Business Journal)
http://www.asyura2.com/15/hasan93/msg/126.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 1 月 18 日 08:04:05: igsppGRN/E9PQ
 

トヨタ、特許無償提供の衝撃 世界中から無視され不発か、FCV本格普及のリーダーか
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150118-00010002-bjournal-bus_all
Business Journal 1月18日(日)6時0分配信


 トヨタ自動車が燃料電池車(FCV)関連の特許を公開し、無償提供すると発表した。米ラスベガスで開かれた「2015 International Consumer Electronics Show(CES)」開幕前日、5日の記者発表会で米国トヨタ自動車販売社のボブ・カーター上級副社長が、「1月5日が自動車業界にとってターニング・ポイントになる」とぶち上げたのである。具体的には、FCVに関してトヨタが取得した5680余件の特許を公開、無償提供するという。

「燃料電池スタック(約1970件)・高圧水素タンク(約290件)・燃料電池システム制御(約3350件)といった、FCVの開発・生産の根幹となる燃料電池システム関連の特許に関しては、2020年末までを想定しての特許実施権を無償とし、水素ステーション関連の特許(約70件)に関しては、期間を限定することなく無償とする」(トヨタのプレスリリースより)

 トヨタは昨年12月に、FCVとしては世界初となるセダン型量産車「ミライ」を発売した。定価は720万円強だが、補助金を使えば520万円ほどで入手できるという。すでに1000台ほど受注したと報じられている。

 ガソリン自動車、あるいは「プリウス」に代表されるハイブリッド車(HV)の次にくる次世代自動車としては、FCVと電気自動車(EV)があるわけだが、FCVでトヨタは先行し、開発技術的には独走状態といった様相である。一見するとトヨタにとって好ましい状況にも見えるが、FCVの本格的な普及にはまだ遠い状況といえる。トヨタ自身も、当面製造できるFCVの台数は年間数百〜数千台としている。これだけのロットでは、FCVに燃料を供給する水素ステーションの普及を促すクリティカル・マス(最小数量)に到達しない。そこで、「ぜひ他の自動車メーカーにもFCV製造を手がけてほしい」という目的で、特許開放という施策を打ち出した。

 これから本当の勝負が始まる。つまり、EV連合に対してFCV連合を組成できるかが、次代の趨勢を決する。今回の発表に対して日産自動車や本田技研工業(ホンダ)の経営陣は「評価する」というコメントを発表しているが、すぐにトヨタとの連携に乗り出してくるかはわからない。メーカーとしてのプライドもあるし、トヨタにイニシアティブを握られたかたちでのFCV陣営入りに対しての抵抗もあるだろう。

●トヨタに求められる次の一手

 そして何より、欧州勢をどう取り込めるか。およそ世界の規格づくりの主導権を握っているのは欧州勢である。クラス意識が強く、アジア人に対して優越感を持っている欧州の産業界が、極東日本のトヨタに次世代自動車の主導権を渡すには大きな抵抗を感じるだろう。かといって、日本の自動車メーカーだけで結束しても、また新たなガラパゴス産業を形成してしまうだけになる。

 思い起こされるのが、1970年代に起こった「ビデオ戦争」である。ソニーが開発したベータと、日本ビクターが開発したVHSが、家電メーカーを2分しての規格戦争を繰り広げた。技術的には必ずしも優位ではなかったVHSが勝利したのには「ミスターVHS」といわれた日本ビクターの高野鎮雄事業部長(当時)の存在があった。高野氏が松下幸之助を説得して松下電器産業(現パナソニック)を自陣に組み入れることに成功した。

 今のトヨタに、欧州の自動車メーカーを説得しきれるような「ミスターFCV」はいるのだろうか。特許を公開しただけでは、世界中の自動車関連企業が賛同してくれるはずはない。恐らく特許の無償公開だけでは陣営づくりは進まない、と筆者は見ている。たとえトヨタがOEM供給(相手先ブランド名製造)をしようにも、現時点では同社の製造キャパシティは圧倒的に小さい。といって、まさかトヨタが他社に補助金をばらまくわけにもいかないだろう。

 例えば、アライアンスを組んでくれる自動車メーカーの販売エリアにおける水素ステーション開設支援というのが、トヨタがすべき提案なのではないか。水素ステーションを1カ所新たに開設するには5億円ほどかかるとされている。純利益2兆円のトヨタなら、4000ステーションも設置できる。もちろん、トヨタ自身が開設するのではなく、それぞれの国で有力な水素ステーション会社へ出資したり、融資などを行うかたちで展開するのがいい。

 FCVの全面的な普及のためには、アライアンスづくり、そしてインフラづくりまでトヨタが戦略を策定・実施していく必要があるだろう。モノをつくらせれば世界屈指であるこの偉大な三河の田舎企業が、世界的な合従連衡を仕切っていく洗練した外交を発揮することができるのか。けだし見物である。

山田修/経営コンサルタント、MBA経営代表取締役


 

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コメント
 
01. 2015年1月18日 09:04:57 : Ft5PhGZaus
 車なんかは下駄・サンダル。趣味にして、「有り金叩く」やつは一月に一回ぐらいしか乗らなくてもマッチョカー欲しがる。
 トヨタなんかは勘違いして「一国の城主」気取って「これに乗れ」とやっているが、車庫飛ばしで売ったことにして登録台数増やしてもそれは「砂上の楼閣」。
 今一番やりたいのは砂漠を突っ走って「敵を討つ」デーイーゼルーマッチョカーなのだろうが。
 ヒットラーがポルシェ博士をつかって「国民車」の大量生産とその裏での軍用車大量生産で電撃機動戦で初戦を飾ったのは有名なこと。
 バブル期の渋滞の先頭をノロノロ走るラフタークレーン車のような、ハイブリッド車の非力は昨年の大雪の首都圏交通マヒで証明された。下痢便晋三にチョイト「鼻薬嗅がせて」水素スタンドの「インフラ整備」やらせて「儲けましょう」なんて大それた魂胆。
 そんな魂胆持った奴が作る車なんておもしろくもなく、ケタくそ悪い。

02. 2015年1月18日 09:48:42 : d1INYqu1to

@keyaki1117 @KNZ48
燃料電池に少しかかわった経験と私個人の意見で言うと、
VHSにもベータにもなれない。
レーザーディスクがせいぜい。
水素のコストがまるでめどが立たない。水素スタンドは非常に危険で街中には建てることが困難(規制改悪推進中)。

( https://twitter.com/TayamaRyu/status/552489345400446977/ )


03. 2015年1月18日 12:56:10 : DKhwYBOUus
燃料電池車には水素が必要だから、今のガソリンエンジン車と同じくスタンドも製造工場も必要になるので産業構造が維持される。

電気自動車は個人の太陽光発電で作る電気で走れるので、今の車を取り巻く産業構造の多くが不必要になる。

太陽光発電の欠点を補う蓄電池の小型化、大容量化、価格低下が進むと電力会社の儲けのほとんどを賄う割高な家庭電気料金収入もなくなるし、車の燃料だけでなくガスすらも電気に取って代わられる可能性もある。

その時の光熱費にもよるだろうが、太陽光発電を売電するのでなく自給自足に使う時代が来るのではなかろうか。

10年単位の遠い先だろうけど、これは税収が激減する国家体制を揺るがす事態だし、暴動で革命を起こせない日本人の静かな革命のような気がする。
そのためトヨタだけの決断でなく国策と考えるのは考え過ぎだろうか。


04. 2015年1月18日 14:47:17 : JxMUKf4lBM
高炉や化学プラントでは鉄鋼や化学品の製造の際、水素が大量に発生するが
これらは利用されることはほとんどな無いという。
これらの水素を有効活用するのは良い
だから工業地帯と大都市圏を結ぶトラックやバスあるいはいっそ水素列車なんかも
いいのかもしれない。定まった路線で限定的に水素燃料車を使うのがベストだと思う
だから作るべきは水素燃料トラックや自動車。
自家用車で普及させるのは間違った方向だと思う。

05. 2015年1月18日 17:39:57 : OTOSIyOeKE
>02. 2015年1月18日 09:48:42 : d1INYqu1to
@keyaki1117 @KNZ48
燃料電池に少しかかわった経験と私個人の意見で言うと、
VHSにもベータにもなれない。
レーザーディスクがせいぜい。
水素のコストがまるでめどが立たない。水素スタンドは非常に危険で街中には建てることが困難(規制改悪推進中)。

 座布団1枚、本当は5枚にしたいのですが、水素のコスト→危険性対策も考慮した水素スタンド と書くべきです。誤解されている方が居られるようです。


06. 2015年1月18日 17:55:58 : qP1ruwxehg
水素ステーションでは電気使って水素作るとか。馬鹿は効率考えないから困る。
燃料電池車は進化の先が無いのでガラパゴス技術にもなれない。

07. 2015年1月19日 04:47:15 : bfiJIUelwU
バッテリーの価格が下がり、機能が飛躍的に向上すれば、電気自動車が普及する。そうなっていないのは蓄電の技術に限界があるからだ。環境にやさしい燃料電池車も普及にコストに限界があり、車を軽量化するぐらいのメリットしか持っていない。

08. 佐助 2015年1月19日 10:39:47 : YZ1JBFFO77mpI : 439YTZK3Rc
第二次産業革命の起点となるエンジンレスの本命は水素発電と電磁波起電力です。
エンジンレスに成功した巨大な産業が自動車だけでなく出現します。

アップルのiPad 革命のスタートは家庭も工場も乗り物も、電子電池電源で動く時代になるので、都市も農業も漁業も本当にかわり、人類は第二次産業革命を謳歌することになる。この第二次産業革命は,電気自動車や3D映像ではありませ。第二次世界信用収縮恐慌を救うために第二次産業革命としてスタートしています。

第二次産業革命とは「放射能・CO2を発生させない動力」への転換革命です。すでに実用化されていますが、大企業は既得権益(設備・技術)を失うため、国家から補助金をもらいながら、ゆっくりと進行させたいと考え抵抗・遅延させています。

技術革新は色々な業種が参加して、色々な機種が登場するけど、五年すると、一つのタイプと方式に集約されるんじゃ。そして、十年たつと、すべての電子機器を一変させます。

蒸気機関の発明が、汽車から船、そして自動車から飛行機と驚くべき産業革命を牽引したが、コンデンサー電子半導体電池は、電子機器から家庭と工業電力、そして電汽車・船・自動車・飛行機・ロケットにも使われ普及するために、第二次産業革命の中心になる。

第一次産業革命は、1770年のワットの4サイクル構造(気体の混合⇒圧縮⇒発火⇒燃焼)の燃費効率のよい蒸気エンジンの発明が起点となっている。その動力エネルギーは、蒸気・石炭・電気・石油と変遷したが、4サイクルの原理の枠組は継続されてきた。この4サイクルエンジンが、鉱山揚水ポンブから、紡績、船に普及し、1886年の自動車、1903年の航空機へと拡大し、古い産業を革新し、新しい産業を誕生させた。

第二次産業革命は、この動力エンジンを、水素発電&電磁波起電力に移行させて発生する。そのため、CO2を発生させる動力は一掃され、乗用車はエンジンレスとなる。先進工業国は、排ガスをゼロにする車の実用化の目標を、2020年前後に設定しています。

この目標の実現は困難だった。なぜなら、排ガスゼロにする「水素発電と電磁波起電力」の原理が解明されてなかった。やってみなければ分からない経験科学方式と、古い科学思考(パラダイム)では、膨大な経費と試行錯誤の時間が空費されるだけでした。

「新発明が既存の既得権やシステムを否定する時、新発見は握りつぶされる」という寓話は、資本主義の欠点だけを糾弾する人間の幻覚だと思われてきた。しかし、2040〜60年の第二次産業革命を発生させる革命的テクノロジーの発明は、肥大化した企業によって拒絶され遅延される。その結果として、肥大化した企業の凋落を加速させ、産業の旗手が交代するのを、人類は体現することができると予告できる。

しかし「水素発電と電磁波起電力」の原理は発見されてきました。そのために2016年が過ぎると、世界経済は未曾有の後退にもかかわらず、究極の排ガスゼロのテクノロジー「水素発電と電磁波起電」の研究に、世界の注目が集まります。

水素発電(水素と酸素を結合して電気をつくる)の原理の発見は、1939年と早い。その後長く忘れられ、アポロの有人飛行の電源と飲料水用の一石二鳥のテクノロジーとしてよみがえった。

水素発電には色々な方式がある。その共通のネックは電解質膜にある。リチウム電池が1972年以来、たびたび火災発生のトラブルを起こすのは、リチウムイオンが電解質膜を加熱させるためだ。水素発電でも、電解質膜の安定性と効率が成功のカギとなっていた。

水素・酸素・リチウムは固有の振動数をもち原子空間の法則によって作動する。だが、イオン化すると電子空間の法則に支配され、振動数を変化させる。一方、電解質膜に使用されているプラクチックは、高分子空間の法則により作動する。イオン化された原子の振動数が、高分子空間の電解質膜の隙間と共鳴振動すると同期し、増幅加熱する。原子力発電所のパイプ破損が避けられないのも、この原理が無視されているためだ。真の原因が分かれば解決できない現象はない。


次に燃料電池が実用化されるとコンデンサー電子半導体電池が加速します。この電磁波起電力は、道路や線路に電磁波ケーブルを設置し稼働する無人鉱石運搬車やモノレールは、既に実用化されている。磁気浮上鉄道(リニアモーターカー)や電磁波起電力を推進力に使った船や車の試験も終了している。家庭用の電磁波(電子)レンジ、電磁調理器(IHコンロ)、MRI(磁気共鳴画像方式)などは、日常生活の中で活躍している。

だが、これらのテクノロジーが、電磁波起電の原理の応用であることは知られてない。その理由は、その現象が全く異なって見え、目的も大きく異なるためだ。すでに実用化されている電磁波起電力の技術を組み合わせると、乗用車は、全く燃料の補給が必要なく、燃料電池を積まなくても路上を走れる。そして、浮上し飛ぶことも、ビルの壁面に磁石のように張りついて上昇下降することもできる。衝突の心配のない無人運転車になる。

燃料電池よりパワーの大きい、水素も酸素もリチウムも必要のない電磁波電池の原理は。太陽光線は、光と共に電磁波を24時間地球に送っている。光は夜や曇りの時間は太陽光発電できないが、電磁波発電は24時間できる。と言っても、電磁波電池は、電池のように電気をため込むのではなく、電磁波を熱変換して使用する永久起電装置である。

家庭用電子レンジは、電磁波の振動数をH2O(水分子)の振動数と同期させている。だから水分がないと加熱しない。電子レンジから電磁波がもれると危険なため、レンジの扉は、電磁波が乱反射して同期しないように設計されている。電磁波起電は、逆に、狭い隙間から入力した電磁波を同期させると、原子力発電以上の巨大なパワーがえられる。

そこで、半導体回路を使い、電磁波を収束し同期させるのが、成功の早道である。そうすれば、道路や壁に敷設する電磁波起電ケーブルは、火力発電所の電気を使わずにすむ。そして、電磁波起電ケーブルがなくても、車のボディに電磁波起電回路パネルを取り付ければ、車を走らせる電力は十二分である。さらに、百%自給できる家庭用自家発電はもちろん、核廃棄物をつくらない電磁波起電力発電所の建設が可能になる。

2004年に、信州大と大阪大学では、フラクタルとよぶ格子状のプラスチックを使って実験していることが報道された。電磁波起電電池は、電磁波を同期させ、24時間パワーを供給するシステムとして設計が進んでいる。水素発電と電磁波起電力が次世代エミルギーです。誰にももう止められません。人類は、全産業全文明に、広く深い影響を与える第二次産業革命をすでに開始していることを知ってください。電気自動車や3D映像ではありません。どんな技術革命も、最初は、その短所と長所が見えるから常識の壁を破るには最低5年は掛かります。

家庭も工場も乗り物も、都市も農業も漁業も,水素発電と電磁波起電力を起点に,すべて電子電池電源で動く時代になります。


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