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『経済政策で人は死ぬか?』最新研究が示す不況下の緊縮財政という鬼門 早期に金融危機を脱したアイスランドと瀕死のギリシャの
http://www.asyura2.com/15/hasan93/msg/816.html
投稿者 eco 日時 2015 年 2 月 25 日 11:04:25: .WIEmPirTezGQ
 

『経済政策で人は死ぬか?』最新研究が示す不況下の緊縮財政という鬼門 早期に金融危機を脱したアイスランドと瀕死のギリシャの違いは何か

2015年02月25日(Wed) 川口マーン 惠美
 面白い本を読んだ。一言でいうなら、“不況下で緊縮経済を敷くと、国民の健康に何が起こるか?”がテーマだ。「不況下で緊縮財政」という事態は、ギリシャで現在進行形で起こっていることでもある。

 この本の著者、デヴィッド・スタックラーとサンジェイ・バス(前者は公衆衛生学と政治社会学、後者は医学の学者)は、経済危機と国民の健康状態との関係に興味を持った。そして、過去の厖大なデータや報告書を分析した結果、経済政策はどんな薬よりも、手術よりも、個々の医療保険よりも、国民の健康に影響を与えるという結論に達した。

不況下で国民が健康になった国、死者が増えた国


『経済政策で人は死ぬか? 公衆衛生学から見た不況対策』(デヴィッド・スタックラー&サンジェイ・バス著)
 同著は、それらの論文を一般の人にも分かるように書き下ろしたものだ。しかし、素人向きとはいえ、中身は十分科学的で、しかもショッキングで、これを読むと、ギリシャの人々が過酷な緊縮財政に抗議して立ち上がった理由もよく分かる。

 一般的には、不況はうつ病や、自殺や、アルコール依存や、感染症などを引き起こすと考えられている。しかし実際には、ひどい不況でも、国民の健康状態や死亡数に変化のない国もある。

 それどころか、そういう国では、お金がないのでお酒や煙草が買えないことが幸いして、アルコールやニコチン由来の疾患が減ったり、あるいは、車を売って歩くようになったため、国民がより健康になったりということさえ起こっている。

 この差は、ひとえに経済政策の違いからくるという。国民の健康状態の良し悪しには、いろいろな要素が関わっているが、この2人の学者が発見した確かなことが一つある。それは、経済危機にも関わらず、国民の健康状態が悪化せず、自殺も増えなかった国というのは、福祉厚生という貧者へのセーフティーネットを死守した国なのだ。

 その反対に、厳しい緊縮財政を敷いて、銀行は救うが、貧者へのセーフティーネットは取り払うという政治的選択をした国では、ただでさえ不況でダメージを受けている国民は大変悲惨な目に合う。

 経済政策と国民の生死は、私たちが思っているよりもずっと密接にかかわっているらしい。

 同著はまず第1章として、1930年のニューディール政策を採り上げている。アメリカのウォール街から発した大恐慌は、アメリカを不況のどん底に突き落とし、4人に1人が失業者となった。労働者は失業、貧困、飢えに苦しみ、デモが続発、社会は混乱した。

 そんな中、32年、ニューディール政策を公約としたルーズベルト大統領が当選し、大々的な建設事業が始まった。また、様々な福祉も実行され、ローンを返せなくなっていた人も救済された。

 こうして、最低限の医療と食料と住居が保証され、低所得者も予防接種が受けられるようになったことで、大人の死亡率だけでなく、小児死亡率も低下した。そして33年より、自殺率も下降に転じたのである。大恐慌のときのアメリカ人は、以前よりも健康になった。

 そして、ここが重要なのだが、公衆衛生への投資は、国民の命を救い、生活の質を向上させるだけでなく、経済にもプラスに働く。見返りは投資額を上回るもので、費用対効果が優れている健全な投資と、著者は言い切る。

 第2章はソ連崩壊後のロシアの話だ。死亡率が急激に上昇した。それも半端な上昇率ではない。死亡は生産年齢(15歳から64歳)に集中し、ロシア人男性の平均寿命は、1991年(ソ連崩壊)年から94年の3年間で、64歳から58歳に縮んだ。

 戦争も飢餓もなかったが、社会主義経済から市場経済への移行の中、経済の大混乱と相まって、社会福祉システムが崩壊した。その付けを、多くの国民が命で償ったともいえる。

金融危機を4年で乗り越えたアイスランドは何をしたか

 第3章はアジア通貨危機について、第4章はアイスランドだ。2008年、アメリカのリーマン・ショックで、アイスランド経済は完全に崩壊した。海外からの巨額の投資による、実体のない高リスクの好景気で、その前年、アイスランドは世界で5番目に豊かな国だったという。

 しかし、一度バブルがはじけると、破綻は早かった。にっちもさっちもいかなくなったアイスランド政府は、IMFに助けを求めた。するとIMFはいつも通り、融資の条件として厳しい財政緊縮を求めた。一般国民が犠牲になる経済政策である。

 しかし、莫大な富を操っていたのは一般国民ではなく、一握りの金融界、実業界の人たちだった。一部の金持ちが手を染めたギャンブルまがいの投資は、果たして国民が責任を負うべきものなのか。

アイスランド、外国人預金者保護を否決 英・蘭は反発
破たん銀行の外国人預金者を公的資金で救済する法案を否決した国民投票結果に喜ぶアイスランドの人々(2011年4月10日撮影)〔AFPBB News〕

 国民は抵抗し、デモをした。抗議の声が大きな流れを生み、政権の交代が起こった。中道左派の新政権は、金融機関の尻拭いに公的資金を投入するかどうか、国民投票に問うた。

 その結果、93%がノーと答えた。さらにアイスランドの国民は、IMFの緊縮策も退けた。そして、その後、新政府は、国民の健康と福祉だけは死守する政策を採ったのであった。

 アイスランドは、その後の国民投票で、民間銀行の抱えた負債の公的資金での返済も拒否した。政府は銀行より国民を優先し、金融崩壊の原因を作った銀行幹部を逮捕した。

 その結果、この国は、最悪の金融危機に直面したにもかかわらず、貧困世帯の数は増えることなく、しかも、2012年には、経済が3%の伸びを示した。国民自身のイニシアチブが、国を救ったと言える。

緊縮財政で医療崩壊、エイズ感染者も激増したギリシャ

 さて、その正反対の道を進んでいるのが、第5章のギリシャだ。ここでは、私たちが思っているより、ずっと悲惨で理不尽なことが進んでいるようだ。

 ギリシャが凋落に向かった状況は、アイスランドのそれと似ている。外国資本が流れ込み、銀行が危うい投資でギャンブルまがいのことをしていた。ごく一握りの人間が国の資産を操って、金もうけをした。そして、破産の瀬戸際でIMF、EU、そして欧州中央銀行が入った。

 ギリシャの国民も、初めはデモをした。そして、国民投票を求めた。しかし、IMFはそれをさせなかった。ギリシャ政府は、腐敗で有名でもあった。国民の味方になる政治家はいなかった。

 過酷な緊縮政策は国民の生活を破壊し、失業者が増え、ホームレスが増え、自殺者が増えた。医療費は40%削減され、国民は医療を受けられなくなった。しかし、製薬会社は病院や医者に多額の賄賂を贈り、医療制度の崩壊にも関わらず、利益を出した。

 今、ギリシャには、「国境なき医師団」が入っている。途上国ではない。EUの加盟国、ギリシャの話である。

 ギリシャについての記述で一番インパクトがあったのは、エイズの話だ。2011年、ギリシャではエイズ感染者が前年同時期より52%も増えた。エイズはヨーロッパでは頭打ちになっている。WHO(世界保健機構)が各国と実施していた「注射針交換プログラム」が機能していたからだ。

 ところが突然ギリシャで感染が増えたのは、予算不足のためこのプログラムを維持できなくなったからだった。麻薬常習者が注射針を使い回し、感染者が急増したと思われる。

 そこで何が起こったかと言うと、政府は、売春婦のエイズテストを本人の同意なしに行えるように、急遽、法律を変えた。そして、強制的に検査し、陽性とわかった29人の売春婦の写真を公開し、「不衛生な爆弾」、「人々に死をもたらす罠」と血祭りに上げた。

 ただ、病院が閉鎖され、薬が無くなったギリシャで増えたのはエイズだけでなく、感染症一般だ。2008年から3年間で幼児死亡率が40%、治療を受けられなかったための死亡が47パーセントも上がった。

 そして、これらの原因は、移民になすり付けられた。彼らが社会福祉詐欺を行っているために、医療制度が壊れてしまったのだと、政府は説明した。

ギリシャ国民の一縷の望みを託された新政権の行方は・・・?

ギリシャで数万人が反緊縮デモ、債務交渉前日

ギリシャ・アテネの議会前で行われた反緊縮デモで、ドイツのショイブレ財務相の面をかぶり「緊縮」と記された注射器の模型を手に参加した人〔AFPBB News〕

 それでも、IMFは緊縮財政の手を緩めなかった。IMFとEUはギリシャに莫大な資金を投入し続けた。

 しかし、ギリシャ経済は一向に回復しない。それもそのはず、注ぎ込まれた資金は、ギリシャを経由して、イギリス、フランス、アメリカ、ドイツの債権者たちに戻っていくからだ。

 つまり、ギリシャとEUとIMFは、ギリシャバブルを作った銀行を救済した。そこが、アイスランドとの大きな違いで、それは、ギリシャ国民にとっては、文字通り、致命的な違いとなった。

 ここまで読めば、続きは勝手に見えてくる。なぜ、左翼のチプラス政権ができたかということだ。国民投票という手段を奪われた国民は、総選挙で意思を表明したのだ。新政権が債務の全額は返済できないと言った途端、IMFもEUも態度を硬化させているが、アイスランドも返済しなかった。

 新しい政権の財務大臣は、「私たちは新前の政府だ。しかし、少なくとも腐敗政権ではない」と言う。国民は、まさにそこに望みを託したのだと思う。ギリシャの金融問題を、ここ4年間フォローしてきたが、同著を読んで、今までわからなかったことが、少し理解できた気がする。

 しかし、破産寸前のギリシャにとって現実は厳しい。20日、ユーロ加盟国の第4回目の財相会議において、18対1で圧倒的劣勢に立っていたギリシャ新政府は、ついにねじ伏せられた。新政府は、前政府の約束した緊縮政策の70%を拒否していたものの、結局、100%実行するという約束なしには、びた一文お金は出ないことが確実になったからだ。

 意地と根性だけではどうにもならない。お金がないということは、惨めなことである。ギリシャの命は、これで4カ月伸びたが、チプラス首相とヴァロファキス財相の表情には悲壮さが漂っている。

 21世紀、私たちは歴史の真っただ中にいる。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42964  

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コメント
 
01. 2015年2月25日 11:14:57 : nJF6kGWndY

アイスランドは参考にはなるが

ギリシャと国民性が全然違って、彼らは北欧に近い自己責任論者

そして最大の違いは、通貨はクローナであってユーロ通貨圏ではない


http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-2153.html
自己責任国家アイスランド破綻と徳政令と復活
2012-09-20 未分類
 金融バブル崩壊後のアイスランドが短期間で奇跡の復活を果たした理由([橘玲の世界投資見聞録]2012年8月20日)によれば、アイスランド人の特徴は自己責任というキーワードで表せるようです。
 レンタカーを借りようとすると、キーといっしょに車体の傷を示す紙を渡されて、「自分で確認して、記入漏れがあったらこの場で申告してほしい」といわれた。なんのことかわからず訊き直すと、返却の際に車体の傷が増えていると賠償が発生することがあるが、そのときになって「これは最初からついていた傷だ」と苦情をいっても手遅れなのだという。

 駐車場に行ってみるとレンタカー会社のスタッフは誰もおらず、利用者だけで書類を片手に車体を真剣にチェックしている。細かな傷を見つけると、それを書類に書き込んで、もういちどカウンターまで持っていくのだ。これまでいろんな国でレンタカーを借りたが、こんなシステムは初めてだ(しかも時刻は午前2時を回っている)。

(中略)

観光地にはレストラン兼土産物屋が併設されているが、それらはすべてセルフサービス方式だ。スープやサラダ、サンドウィッチ、飲み物やデザートを自分で選んでトレイに載せ、レジに持っていく。ヨーロッパではファストフード店でも食べ残したものをそのままテーブルに置いておくのがふつうだが(掃除は客のやることではないとされている)、ここでは店内にゴミ箱が設置され、日本と同じく次のひとのために客が自分で後片づけをする。

(中略)

このような経験を繰り返すうちに、ようやく私も気がついた。この国は、Do It Yourself(DIY)の原理で動いているのだ。

(中略)

スポーツバーで知り合った赤ら顔のオヤジがいった。「アイスランドの人口はたった32万人しかいないんだ。12月になれば太陽は昼の12時に昇って午後3時に沈む。年が明ければ1日じゅうずっと夜だ。この国の制度は、それでもみんながやっていけるように、最小限で動くようにできてるんだよ。そんなところに、夏には大挙して観光客がやってくる。手厚いサービスなんてできるわけないから、できることは自分でやってもらうしかないのさ」

 さて、そんなアイスランドですが、金融国家として一時もてはやされました。
 アイスランドの「バブルの戦犯」は元演劇青年の政治家ダヴィード・オッドソンで、1980年代に新自由主義の経済学者ミルトン・フリードマンに感化され、91年に首相になると大胆な民営化政策を実行した。04年に首相の座を降りると自ら中央銀行総裁に就任し、こんどは徹底した金融自由化に着手する。こうして、北極に近い小さな島にまれに見る金融バブルが発生した。

 それがどのようなものだったかは、次のようなデータを並べるだけでわかる。

 アイスランドの3大銀行(カウプシング銀行、ランズバンキ銀行、グリトニル銀行)の総資産は、2003年にはGDPとほぼ同じだったが、約3年半でGDPの10倍の14兆4370億クローナ(当時の為替レートで約28兆円)にまで膨らんだ。

 03年から07年にかけて不動産価格は3倍、株価は9倍になり、通貨は対ドルで60%上昇した。それにともなってアイスランドの平均的世帯の収入は、わずか3年半で3倍に増えることになる。年収500万円の世帯がいきなり年収1500万円になるのだから、これはものすごいことだ。

 こうした錬金術の秘密は、いまになってしまえば簡単なことだ。アイスランドの銀行は、高金利のポンド預金やユーロ預金でヨーロッパの個人や企業からお金を集め、それを南欧や東欧の不動産に投資したり、株式市場で片っ端から株を買ったりして運営していた。すなわち、国全体がヘッジファンドになってしまったのだ。

 「バブル」とあるのでわかりますが、これは完全に崩壊します。

 今日問題とするのはその後です。

 アイスランドというDIY国家が面目躍如なのは、実はバブルが崩壊してからだ。3大銀行がGDPをはるかに超える負債を抱えて国有化されると、その債務をどのように処理するかが問題になった。

 アイスランド政府は当初、銀行を破綻処理して債務を帳消しにすることを検討したが、預金者の多くは高金利に魅かれたイギリスやオランダの個人投資家たちで、両国政府は、アイスランド政府が元本返済の責任を放棄するなら国交を断絶すると通告した。アイスランド国民は、このままだと未来永劫、借金を返すためだけに税金を納めつづけなければならなくなり、国外への移住希望者が殺到した。まさに国家存亡の危機だ。

 ところがその後、数年のうちにアイスランド経済は奇跡の復活を遂げることになる。その理由は、2度の国民投票によって、ファンドや年金基金、金融機関や事業法人など“プロ”の大口債権者からの借金を踏み倒したことだ。こんな離れ業が可能になったのは、ギリシアのようにユーロ圏に入っておらず、スペインやイタリアよりもはるかに経済規模が小さいため、ヨーロッパを襲ったユーロ危機のなかではとるに足らない話だと扱われたからだろう。そのうえ通貨クローナの価値が対ドルでほぼ半分になったことから、輸出産業が息を吹き返した。

 アイスランドは11年8月に国際通貨基金(IMF)の支援プログラムから脱し、12年2月には国債の信用格付が投資適格のBBB-に戻った。恒常的な財政赤字に苦しむ南欧諸国とちがって、DIYの国アイスランドには過剰な福祉制度がないからだ。

 もともと投資は自己責任なのだから、「民間銀行の預金を政府が無制限に保護する理由はない」というアイスランド政府の主張は正論だ。アイスランドは「市場原理主義」によって巨大なバブルを起こし、同じ「市場原理主義」によって短期間に復活したのだ。

 うーん、これは責任を果たしたと言えるのでしょうか?流れがよく理解できません。破綻は誰の責任であり、誰が損失を被ったのでしょう?

 "国全体がヘッジファンド"という言葉がありました。そうであるなら、国全体=国民が責任を取るべきなような気もします。


 気になったので、Wikipediaを読みました。
金融危機以前

2008年9月から顕在化した世界金融危機により、アイスランド経済は現在危機に陥っているが、それ以前は一時的な繁栄を謳歌していた。全体の国内総生産(GDP)は少なかったが、国民一人当たりでは世界でもトップレベル(2006年時点で世界5位)であった。さらに国際競争力も高く、世界4位、ヨーロッパ1位となっており、小国ながら特筆すべき経済力を持っていた。

産業としては金融部門の伸びが著しく、金融、不動産がGDPに占める割合は、26%に達した。これが、後にこの国の経済危機を招いた。一方、従来の主力産業であった漁業のGDPに占める割合は6%まで減少した(2006年時点)。

政府の財務体質は良好で、1998年以降は黒字となっていた。

以上のように、一時は大胆な産業構造の転換の成功例として華々しく紹介されていたアイスランドではあったが、それは破綻の危険性と常に背中合わせの状態であった。


金融危機以後

2008年9月、アメリカ合衆国のサブプライムローン問題に端を発した世界金融危機により、アイスランド経済は危機に陥った。2008年9月29日にグリトニル銀行が政府管理下に置かれ、クローナの対ユーロ相場は大幅に下落した。10月6日には政府が非常事態を宣言し、議会はアイスランド国内の全銀行を国有化する法案を可決した。7日にはランズバンキ銀行が国有化され、9日には最大手のカウプシング銀行も国有化された。

こうした危機を乗り切るため、アイスランド中央銀行は8日にロシアから40億ユーロの緊急融資を受けることを発表したものの危機は収まらず、10月14日には国際通貨基金 (IMF) に正式に支援を要請した。 10月27日にカウプシング銀行のサムライ債(円建ての債券)780億円が事実上のデフォルト(債務不履行)となった。 当時のゲイル・ホルデ首相は朝日新聞のインタビューに対し「民間銀行だったときのことで本来は政府の問題ではない。公的管理下にあり、そこで最善の処置がされるだろう」と回答を示している。

 あらあら、日本も損失を出していたようです。

 貸した側にも当然責任がありますので、日本はその責任を取りました。自己責任です。

 しかし、借りた側のアイスランドはどうなの?と考えると、釈然としません。

 さらにWikipediaの続きです。
2010年1月、政府管理下での公的資金投入を決定。しかし、外国(とくに英国・オランダ)の大口預金者までも自分たちの税金で救済することに国民が反発し、大統領が拒否権を発動した。ついにこの問題は2010年3月6日に国民投票となり、圧倒的票差で否決されてしまった。これに対し、自国大口預金者への負担の「肩代わり」をすでに済ませた英国・オランダ政府が支払いを求めて反発。2011年2月、再び公的資金投入を決定、しかし再び大統領が拒否権を発動。2011年4月、再び国民投票となり、再び否決されてしまった。このために、IMFによる支援やEU加盟にまで悪影響を及ぼしている。

(中略)

なお、通貨暴落で原材料輸入費が高騰したのを受けてマクドナルドでは2009年10月31日に異例とも言えるアイスランドからの撤退を行った。

 これが自己責任なんでしょうか?何か他人に迷惑かけまくっているイメージが残りました。

 しかし、これを素晴らしいことだと考えている人もいるようです。

主流メディアは報道しないが、既に、アイスランドで無血革命が進行している!(ログ速)

1 : 名無し募集中。。。 : 2012/04/14(土) 16:51:36.73 0
主流メディアが報道しないので、私たちはほとんど知りませんでしたが、
アイスランドで、国民による無血革命が着々と進行しています。

アイスランドが2008年にデフォルトし、その際、借金を踏み倒したこと、
そしてその後、わずか4年で、国債の格付けを投資適格まで引き上げるのに成功したことは、以前、お伝えしましたが。
その他の詳細を、私も知りませんでした。ここまで進んでいたとはネ!

― 内閣総辞職
― 中央銀行国有化
― 経済に関する決定を、国民投票で
― 責任者たちを投獄
― 国民による憲法改正

何故、(奴らに支配された)主流メディアが報道しないかというと、もちろん、
今、危ないギリシャやアイルランド、ポルトガル、スペインに、
真似されると困るからですよね。でも、、、、、真似すると思いますよ。笑) 
元々、国際金融ギャング団が、違法に、国家を罠にはめて、国の資産を乗っ取るために背負わせた借金なのですから。

アイスランドの無血革命、時系列で要約すると、以下の如くなるようです。


2 : 名無し募集中。。。 : 2012/04/14(土) 16:53:13.66 0
2008年

中央銀行を国有化。貨幣クローナが無価値になり、株式市場は停止。国家は破産した。


2009年

国会前で、国民が抗議行動。内閣総辞職で、総選挙。ひどい経済状況。この時、提案されていたのは、国家の負債として、35億ユーロをイギリスとオランダに、月賦で15年間、5.5%の金利で支払うことであった。

3 : 名無し募集中。。。 : 2012/04/14(土) 16:53:22.69 0
2010年

国民が抗議デモで、国民投票を要求。2010年1月、大統領は、提案を拒否し、国民集会を宣言した。

3月、国民投票により、支払い拒否が93%で可決。この間、政府は、この危機を招いた責任者たちに対する捜査を行い、
多くの企業役員や銀行家が逮捕された。

インターポールが、犯罪に関与したグループに、国外退去を命じた。この危機を通じて、
憲法改正を行うための国民議会が選出された。522人の立候補者から、無所属の25人の市民が選ばれた。
候補者の資格は、成人で、30人のサポートを得ていること。

25人の市民は、新憲法の草稿を、国会に提出した。この普通の住民からなる25人は、
オンラインで、何百人もの他の住民の助けを借りて、その書類をまとめた。


4 : 名無し募集中。。。 : 2012/04/14(土) 16:53:50.90 0
2011年

2月から、憲法集会がスタートした。全国の多様な集会が推薦するマグナカルタを提示。これは、現在の国会と次の正式選挙を通じて承認されなければならない。

2012年

6月30日に提案されていた国民投票は、国会により延期され、次の日程はまだ決まっていない。

さらに、驚きのニュースです。アイスランドは、国民に対して、住宅ローンを免除したそうです!

Iceland Forgives the Mortgage Debt of its Population

やれば、できるんですね! いいなあ、住宅ローン免除って! 皆さん、そう思いません? 

 【ゴネ得ゴネ得】怒り結実アイスランド 市場より国民優先 ユーロ圏上回る成長(2012/03/02)では反応が分かれており、批判的なものも多いです。
1 :やるっきゃ騎士φ ★ 2012/02/28(火) 13:04:22.82 ID:???


ソースは
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120228/mcb1202280504019-n1.htm
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120228/mcb1202280504019-n2.htm
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120228/mcb1202280504019-n3.htm

[1/2]
2008年の世界金融危機で破綻状態に陥ったアイスランド経済が順調な回復ぶりを見せている。
今年の国内総生産(GDP)成長率は債務危機にあえぐユーロ圏を上回る見通しで、今月には
格付けも投資適格級へと引き上げられた。
また経済再建の過程では国民はGDPの3分の1に相当する債務を減免されるなど、
09年に議会への投石など激しい抗議行動を巻き起こしたその怒りが、負担軽減として実を結ぶ
格好ともなっている。

◆世帯債務を免除も
アイスランドでは08年、米リーマン・ブラザーズの破綻のあおりで銀行が850億ドル
(約6兆9000億円)のデフォルト(債務不履行)に陥り、経済・金融が崩壊。
以来、政府は大手3行を国有化して公的資金を注入するなど経済再建に取り組んできたが、
ここに来てその効果が現れつつある。
09年に6.7%減まで落ち込んだGDP成長率は昨年には2.9%増まで回復。
(中略)

金融危機への対処でアイスランドが取ったアプローチは、あらゆる場面で国民の要求を市場より
優先させるというものだ。
政府と銀行の取り決めにより、各世帯は債務が住宅価格の110%を超える場合、それを
免除されることになった。

アイスランド金融サービス協会(SFF)が今月公表したリポートによると同国の銀行は
08年末以来、GDPの13%に相当する債権を放棄し、全国民の4分の1以上が債務負担を
軽減された。これに加え、最高裁が10年6月に外貨連動型のローンを違法とする判決を
下したことで、通貨クローナの下落に伴う損失を負担する必要もなくなった。

「アイスランドの危機から学ぶべき教訓は、ほかの国が債務を削減する必要があると考える場合、
この110%の取り決めがいかに成功を収めたかに目を向けなければいけないということだ」。
首都レイキャビクにあるアイスランド大学のソーロルフル・マティアソン教授(経済学)は
そう話す。
「この救済策がなければ、住宅所有者はローンに押しつぶされていたに違いない。
08年には所得に対する債務の比率は240%に達していた」

(後略)

 好意的な反応を。
11 :名刺は切らしておりまして 2012/02/28(火) 13:24:40.33 ID:T+oTA0V6


国民資産を守り、負債を拒否し、金融機関を自由市場の中に放り込んだ。
今の欧州や米国と真反対の政策を行ったからな。
これぞ根本治療、アイスランドはこれからまた地味ながらも経済的に前進していくだろう。

日本のマスゴミがアイスランドの成功例を報じないw
だからほんとの成功例なんだよ。


13 :名刺は切らしておりまして 2012/02/28(火) 13:27:54.85 ID:uGZFOkCy


>>11
そう金より人の命という当たり前のことだよね。
銀行なんていくら潰れたっていいんだよ。
紙幣なんか紙なんだから。


32 :名刺は切らしておりまして 2012/02/28(火) 13:57:28.42 ID:saZAl5Wz


>>11
1のソースは何だと思ってるんだ
サンケイbizはマスコミじゃないのかい?

 続いて、批判的な反応を。こっちの方が多いです。
8 :名刺は切らしておりまして 2012/02/28(火) 13:20:10.30 ID:g11qRDaS


経済規模が小さいので、ちょっとした産業の盛衰、例えば局地的な観光地の賑わいなどで景気は大きく変わる。
今回は、それが偶然良い方に出ただけ。

当然、運が悪けりゃ逆の大不況もあり得る。
小規模な偶然の産物は何の参考にもならない。
ミクロでマクロを語る愚、その好例。


24 :名刺は切らしておりまして 2012/02/28(火) 13:47:21.03 ID:ypiUcHmz


イギリスなどの一般市民の預金を踏み倒して
食う飯はさぞかし旨かっただろうな


41 :名刺は切らしておりまして 2012/02/28(火) 14:59:57.84 ID:LlVTiQNW


政府、銀行、国民全てが借金踏み倒しか
これが出来るのは経済規模が極少な国だからこそだな

42 :名刺は切らしておりまして 2012/02/28(火) 15:00:01.72 ID:dW9da1Rw

できるだけ簡単に言います

アイスランドは人口たったの32万人の小国です

小国だから、いろんな改革ができたのです

「小回りがきく」という言い方は妥当ではないかも知れませんが、イメージはつかめると思います

ずう体のでかいEUや日本ではこう簡単にはいろいろとはできません

「アイスランドができたのに、EU、日本はなぜできないんだ」的な指摘は的はずれです

人口5億加盟国27国のEU、人口1億2500万人の大国日本と人口32万人の小国アイスランドを一緒には語ることはできません

43 :名刺は切らしておりまして 2012/02/28(火) 15:03:09.44 ID:7QS7RyBd


32万って中野区ぐらいか 国とういうより町だね


48 :名刺は切らしておりまして 2012/02/28(火) 15:34:16.25 ID:HOBd4XiH


>>46
正直これよんで直ぐに真似しろとか思うアホ相当居るんだろうなw
世界中で(日本も含めて)債権放棄が起きた場合の
貸し倒れになる債権者は実は日本とその国民なんだけどなw

49 :名刺は切らしておりまして 2012/02/28(火) 15:37:22.37 ID:j7kl2FcT


早い話、徳政令出した上で
海外からの文句も突っぱねたってことじゃないのか、これ


57 :名刺は切らしておりまして 2012/02/28(火) 16:12:12.45 ID:HhqvpDQ1


>>1
破綻してからやり直したほうが楽なのは過去からも明らかだろ。
まじめな奴ほどバカを見る、ほんとフザケタ話だわ・・・


63 :名刺は切らしておりまして 2012/02/28(火) 16:21:20.68 ID:yBmgV57n


小さい国は、苦しくなったら債権放棄してもらう。これの繰り返しでいいよな。
要はなるべく大国から金を借りせびること。大国が債権放棄に応じれること。
小国は20年に一度破綻してもいい。大国は80年ぐらいか?
日本が潰れるには、世界帝国(中国)を作って債権放棄を迫る形にもっていくべき。


113 :名刺は切らしておりまして 2012/02/29(水) 02:11:50.36 ID:dDRdIsmu


借金を踏みたおして経済成長とか言われてもねえ
小国だから許されてるだけだろ


129 :名刺は切らしておりまして 2012/03/02(金) 12:20:44.15 ID:HZEALkVn

 
「アイスランドは現代の時代に破綻して良かったな。時代が時代なら国が滅んでた。 」

 100年前なら英国・オランダどちらも数日で、植民地か併合だよな
こんなフザケタ事をしでかしたら・・・。

 2008年のGDPについて調べてみると、日本の都道府県で一番低い鳥取県が2.0兆円。一方のアイスランドはさらにそれを下回る1.7兆円となっています。(http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4550.html)

 町レベルとは言いませんが、極めて小さいです。

 ギリシャのGDPは35兆円で大阪府程度、ポルトガルは25兆円で神奈川県と埼玉県の間くらい。ギリシャ・ポルトガルとも全く規模が違いますし、ましてや日本の504.4兆円となると雲泥の差です。


 "GDPの3分の1に相当する債務を減免"とありましたので、実際の踏み倒しは5700億円くらいでしょうか?

 ちなみにリーマン・ショックの張本人リーマン・ブラザーズの負債総額は約64兆円です。ここから見てもアイスランドは極めて小規模であり、いっしょにはできなそうです。

 また、この前破綻したエルピーダの負債額は4480億円だそうですので、5700億円はここらへんが近くなります。


 とりあえず、日本の話といっしょにするのは乱暴そうですが、小規模だからと言って踏み倒して良いものなんですかね?

 私はベンチャー企業はチャレンジして失敗しても良いじゃないかという考え方ですけど、そういう感覚なんでしょうか?よくわかりません。

 私としては何かアイスランドのイメージが悪くなる話であり、大喜びして褒め称えるような話には思えませんでした。(日本も損失を被(こうむ)っていますしね)


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02. 2015年2月25日 11:23:27 : YxpFguEt7k
ジム・ロジャーズ氏
『 消費増税はするべきじゃない。逆に減税して消費を拡大すべき。カットするのは政府の支出。人口が減る中 無駄な公共投資はやめて債務を減らすべき 』
https://twitter.com/snoopylovesbird/status/536316534973407232/photo/1

こっちの道しかない! 減税と無駄削減!


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