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まるで「ナッツ姫」の声も（Ｃ）日刊ゲンダイ
父は激怒、娘は叱責…大塚家具お家騒動で見えた親子の「器量」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157711
2015年3月3日 日刊ゲンダイ
メディアを巻き込んだ騒動に発展だ。
父娘が骨肉の争いを続ける「大塚家具」。父親の大塚勝久会長（７１）が２日、セッティングされていた会見を急きょキャンセル。会見では、大塚家の資産管理団体「ききょう企画」について説明する予定だったという。「ききょう企画」を巡っては、不当に同団体の財産を隠匿したとして、勝久氏が娘の久美子社長（４７）を提訴している。
「問い合わせが多い社債償還などテクニカルな問題を、改めて説明するつもりでした。引き続き、いつ説明会を開くか検討しているところです」（勝久氏サイドの関係者）
今回のドタキャンは、ある記事の内容が勝久氏の逆鱗に触れたことが原因とみられる。１日に配信された日本経済新聞電子版。「大塚家具プロキシファイトの裏側 相続が『争族』に」とのタイトルで、内容はどちらかといえば、久美子社長寄りのものだった。
「日経の記事は、ききょう企画の問題について＜大塚一族の資産の相続を巡る私的なもめごとであり、上場企業を舞台に株主や社員、取引先を巻き込んで大騒ぎすべき問題かどうか、はなはだ疑問だ＞などと勝久氏を痛烈に批判していました」（大塚家具関係者）
■写真誌がプライベート暴露
２日に会見することは、内々に一部のメディア関係者に伝えられていたものだった。だが、ドタキャンし説明の場を逸することは、ますます娘の思い通りの展開になるだけだろう。
一方、ネットを中心に「美人すぎる」と話題になっている久美子社長のプライベートが明かされてきた。
３日発売の写真誌「フラッシュ」では、久美子氏の中学、高校時代の写真を掲載。関係者の話として、久美子氏が人前で社員を叱りつけたエピソードを紹介した上で、まるで「大韓航空のナッツ姫」だったと表現している。
泥沼というよりも“底なし沼”になってきた今回の騒動。不毛な親子ゲンカが長引くほど、互いに知られたくない逸話が、“暴露”されることになりそうだ。
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