差があるのは醜い人間の見栄の感情を満たす機能だけ。そこで高い価格が成立する。そんな金ばかりよ優遇するのがこの格差を拡大する金持ち優遇政策。

　　　成金「成り上がり」のシンボルです

　ホントに優雅な人は

　　　　そんなコト気にしませんから　。。。。

いや、200万超のやつもあるｗ

http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKBN0M607E20150310?sp=true
最高200万円超のアップルウォッチ、投資家は過小評価か
2015年 03月 10日 12:35 JST
Robert　Cyran

［ニューヨーク　９日　ロイター　BREAKINGVIEWS］ - 米アップルAPPL.Oが４月２４日からの発売を発表した腕時計型ウエラブル端末「アップルウオッチ」の最高価格は１万７０００ドル（約２０６万円）に達する。一方で同社がアップルウオッチの説明を続けている間に、時価総額は２００億ドルも減ってしまった。

だがアップルウオッチの最低価格はより手ごろな３４９ドルであるとはいえ、同社においてこれほどファッション性に特化した商品はかつて存在しなかった。投資家はまたしても、同社が相当な利益率を保ち続ける力を過小評価しているかもしれない。

この日のアップルの発表会では、前座的な位置づけだったノートパソコンのマックブックの新型が披露された段階では投資家は期待感からアップル株を買い上げた。しかしいざ、ティム・クック最高経営責任者（ＣＥＯ）がアップルウオッチとともに登場すると、興奮は冷めてしまった。必需品というよりもぜいたくな装飾品の様相が濃く、金をあしらった最上位モデルはソーシャルメディアのうるさ型の面々から冷笑を買った。

これまでのところアップルウオッチの主なセールスポイントは、手首上でスマートフォンよりも気軽に素早く情報が表示される点にあるようだ。大きな荷物を抱え、空港で電子式搭乗券を提示できたらどんなに良いかと思っている人なら、そう考えるかもしれない。

アップルウオッチのセンサーの助けを借りた健康関連アプリも人気になる可能性がある。しかしアップルは、同社全体で昨年１８３０億ドルを記録した売上高をアップルウオッチでさらに上積みするには、スマホの「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」の飾りがついたリモートコントローラー、という以外の要素が必要になる。

だからこそ、アップルウオッチの素材やファッション性、形などをことさらに強調しているわけだ。金属加工の様子や発売前にアップルウオッチを使用するモデルのクリスティ・ターリントン・バーンズさんなどの動画が立て続けに配信されている。

価格設定はもう１つの問題だ。３４９ドルのバージョンと機能に差がない商品に１０万ドル以上支払う人はいない、とみなすのが合理的だろう。

ただし高級衣料品メーカーは、一部の買い手は限定高額商品を欲しくてたまらないと思っていて、最上位商品は手ごろな値段の商品よりも買い手を魅了することができるとずっと前からわかっている。これはまさに昨年、バーバリー(BRBY.L)を退社してアップルの小売り部門トップに移ったアンジェラ・アーレンツ氏の専門分野といえる。

アップルの株価は９日の日中取引で小幅高にとどまった。アップルウオッチの詳細に投資家は失望を感じたように見える。しかしそれは間違いかもしれない。バーバリーなどの高級ファッション小売業者の株価収益率はアップルよりも高い。またたとえアップルウオッチが追い風にならなくても、クックＣＥＯをはじめとする経営陣には、高価格商品でそれなりに大きな利益率を維持する異常なほどの能力がある。

アップルの株を売り込むなら、１万ドルではなく、その１００分の１の安っぽい１００ドルウオッチを発表した時期なのかもしれない。

●背景となるニュース

・アップルは９日、新型マックブックとアップルウオッチの詳細を発表した。３種類のモデルのうちスポーツは３４９ドルから、標準は５４９ドルから、最上級のエディションは１万ドルから１万７０００ドルまで。４月１０日から予約を受け付ける。