★阿修羅♪ > 経世済民94 > 653.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
市場の動きについて(在野のアナリスト)
http://www.asyura2.com/15/hasan94/msg/653.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 3 月 25 日 23:52:15: igsppGRN/E9PQ
 

市場の動きについて
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52688529.html
2015年03月25日 在野のアナリスト


住友商事が発表した今期の損益見こみが、かなり衝撃です。米シェールガスを含む資源投資に失敗し、100億円の黒字予想から850億円の赤字に修正しました。円安で海外投資に関しては、見かけの価値が上がっているはずですが、それだけに衝撃も大きい。また米企業も同様に苦境に陥っているはずですが、リグの稼働率はあまり下がらず、また早期に破綻したのは一社だけ。米国経済全体も含めて、原油安でも落ち着いてみえるのが、不思議と言えば不思議です。

日本の株式市場は、明日の配当権利とりに向け、下がらない状態がつづきます。しかし売買代金は3兆円に届かず、年度末と考えるなら低調と言える状況です。大型株は上がっており、ドレッシング買いを入れる必要がない、という以上に、すっきりしない閑散という気もします。数ヶ月前なら、日経225の10倍近い取引が成立していた日経225ミニなど、今では日経225より取引が少ない。極端にTOPIX先物偏重になったかと思えば、ここ数週間は現物株の方が増えている。しかも材料株には大きな買いが入り、何日も上昇を演じます。極端なことを言えば、日本市場の中で満潮と干潮ができており、お金が満ちる銘柄への取引と、そうでない銘柄とが、かなりはっきりと色分けされてしまっている。極めて不健全な取引が横行している状況です。

しかも、日本株がバブルでない、という理由付けに来期10%の増益を達成すればPERで15倍、という言葉があります。まず来期10%も増益できるかどうかすら曖昧です。仮に円安になれば、国内経済への打撃が深刻となり、内需に期待できなくなります。外需も今すでにバブルであり、それが後1年はつづく、という算段になります。その目論見通りにいくかどうか。トヨタでさえ来期は販売面で苦戦する予想の中、どうにも楽観的すぎる見立てではないか、とすら思われます。

実はこうした見立ても出ています。年金は運用比率が決められており、幅はありますが国内債券35%、国内株式25%で、未だに債券比率が高い。債券はすでに高値圏であり、後は下がるだけとも言われます。つまり株価が上がっていくと、GPIFが買わずともこの運用比率に入ってしまう。ここ数週間、GPIFの買いが止まったように見えるのも、トヨタの高値に見られるように、年金の運用比率上、限界に近づいてきたのではないか? 日経平均が2万円を越えると、逆にGPIFが売り手になるのではないか? GPIF保有株がぐんぐん上がっている状況に、買いを尻ごみし始めたのではないか? それがここ数週間の動き、年度末にしては閑散とする原因ではないか?

しかも来年度、債券価格がずるずると下落すれば、それもGPIFが株売りに転じる条件ともなります。これまでも何度か、海外投資家は日本売りを仕掛けており、ここで出てきた戦略が、GPIFを早めに売り方へと転じさせる。ここ数日、急速に4月の調整を示唆する発言が市場関係者から流されるのも、株だけが突出して上げてしまうことへの危機感から、ということにもなります。今、日本市場を支えているのは間違いなく買い手が増えている、という需給要因です。それが崩れたとき、日本には大きな調整が訪れる。それは債券安、株安を伴うかもしれない。これで円安ともなれば、トリプル安です。恐らくこれは遠くない未来には訪れますが、あまりに株高を急ぎすぎると、数ヶ月と経たずにそうしたことが起こるのでしょう。

下手をすれば、日本もマイナス金利を導入しなければなりませんが、貯蓄率の高い日本で、マイナス金利などとなればパニックを引き起こしかねません。一部では、日銀は内々に調査している、ともされますが、日銀の打つ手も限られてきた中、株高のみすすむ現状には注意も必要ということなのでしょうね。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2015年3月26日 03:08:51 : bfiJIUelwU
アメリカ経済の失速は確実になり、世界の株価は長い調整過程に入った。量的緩和の効果はこんなものだろう。量的緩和をやめれば、元の不況の世界に逆戻りだ。アメリカの失速が世界経済を激震させるのはこれからだ。アメリカの中央銀行はまた量的緩和をやるのだろうか?

02. 2015年3月26日 06:32:23 : 9WAi63ghLk

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NLSAU96VDKHT01.html
米国株:下落、ナスダック総合は4月来の大幅安
2015/03/26 05:26 JST
  (ブルームバーグ):米株式相場は下落。ナスダック総合指数は過去11カ月で最大の下げとなった。半導体関連株を中心に幅広く売りが出た。
半導体株の指数は昨年10月以来の大幅下落。パソコンメーカーへのサプライヤー企業の投資判断をアナリストが引き下げたことが響いた。ダウ工業株30種平均 ではインテルやアップル、マイクロソフトの下げが目立った。一方でクラフトフーズ・グループは急伸。ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイはブラジルのプライベートエクイティ(PE、 未公開株)投資会社3Gキャピタルと共同でクラフトフーズを買収し、バークシャー傘下のハインツと合併させる。
ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、ナスダック総合指数 は前日比2.4%下落。昨年4月10日以来の大幅な下げとなった。S&P500種 株価指数は1.5%安の2061.18。ダウ工業株30種平均は292.60ドル(1.6%)下落し17718.54ドル。
フィラデルフィア・トラストのリチャード・シーシェル最高投資責任者(CIO)は「きょうはテクノロジー、バイオ技術関連のベータ値の高い銘柄の一部に売りが出た」とし、「利益確定の動きが多少見られる。特に最近大きく上げた銘柄ではそうだ」と加えた。
原題:Nasdaq Composite Falls Most Since April as Tech Shares Tumble(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Joseph Ciolli jciolli@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Cecile Vannucci cvannucci1@bloomberg.net John Shipman
更新日時: 2015/03/26 05:26 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NLRQOK6VDKI601.html
米耐久財受注:2月は前月比1.4%減−コア資本財6カ月連続減
2015/03/25 23:21 JST
  (ブルームバーグ):2月の米耐久財受注額は市場の予想外に減少した。
米商務省が25日発表した2月の製造業耐久財受注 は前月比1.4%減。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は0.2%増だった。前月は2%増(速報値2.8%増)に下方修正された。
アマースト・ピアポント・セキュリティーズのチーフエコノミスト、スティーブン・スタンリー氏は「企業は極めて慎重になっている」とし、「経済はとりわけ力強いという状況ではない。特に、人々は成長の持続性について疑問視しているようだ」と続けた。  
航空機を除く非国防資本財(コア資本財 )受注も1.4%減少し、これで6カ月連続のマイナスとなった。市場予想は0.3%増だった。
国内総生産(GDP)の算出に使用されるコア資本財の出荷は0.2%増加。前月は0.4%減に修正された。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:Durable Goods Orders in U.S. Unexpectedly Fell in February (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Victoria Stilwell vstilwell1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Carlos Torres ctorres2@bloomberg.net
更新日時: 2015/03/25 23:21 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NLGFUF6KLVRU01.html
脳裏よぎるセル・イン・メイ、2年前と楽観酷似−株高の死角
2015/03/23 10:02 JST

  (ブルームバーグ):2015年も間もなく1−3月期が終了、日本株は年初から10%以上上昇と世界の中でも好調だ。国内景気や企業業績の改善に加え、配当など株主還元の強化が評価されている。右肩上がりのチャート と楽観ムードは2年前と酷似、同時に5月暴落の記憶と「セル・イン・メイ(5月に売れ)」の相場格言も脳裏をよぎり始めた。
みずほ投信投資顧問の青木隆シニアファンドマネジャーは、「あの時の下落幅は1987年のブラックマンデーと同じ程度だった」と13年5月の日本株暴落 の場面を振り返り、当時と同様、足元で過熱する各種テクニカル指標に警戒感を示す。
「当時も新年度の企業業績は非常に強いという期待感が高まっていた。ふたを開けると慎重な業績見通しなどで目線が一気に下がった」と青木氏。ことしのケースでも「来年度に対する期待があり得ないほど高い」ことから、短期的には5月あたりがいったん相場のピークになりそうだと予想した。
TOPIXはことしに入り07年3月以来の高値水準を回復、20日時点の年初来パフォーマンスはドルベースでプラス11%と先進国の中でトップを走る。1ドル=120円を超えた為替のドル高・円安進行、消費税増税の影響が一巡したファンダメンタルズ改善への期待に加え、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による日本株組み入れウエートの引き上げ、日本銀行による上場投資信託(ETF)の買い入れ拡大など株式需給面の好材料も株高を後押ししている。
一方、急ピッチの上昇でテクニカル分析からは過熱感が強い。相場の勢いを示す相対力指数(RSI)はTOPIXで76%と、目先買われ過ぎを示す70%を超え、東証1部の上昇・下落銘柄数の百分比を示す騰落レシオも過熱圏の120%以上に位置する。三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジストは、「株式市場は一本上昇で上がっていくわけではない。テクニカル面で過熱感があり、調整モードに入りやすくなる」と警鐘を鳴らす。
魔の5月23日、バーナンキ氏発言
13年の相場を振り返ると、年初から3月19日までにTOPIXはドルベースで10%上昇と現在とほぼ同じ。当時はアベノミクスで為替の円安基調が強まっていた上、4月には日銀が大規模な質的・量的緩和を発表。さらに7月参院選での与党勝利、リフレ政策強化への期待もあり、暴落前日の5月22日までで年初来上昇率は23%に拡大した。当時のRSIは78%だった。
ところが、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長(当時)が量的緩和第3弾(QE3)の縮小を暗示する発言を行ったことを受け、翌23日のTOPIXは1日で6.9%安と暴落。東日本大震災が発生した直後の11年3月15日以来の下落率となり、同日を含むその後12営業日で17%下げた。
楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナリストは、「上げに対するマーケットのムードは13年5月と現在は似ている。日銀緩和と円安による業績期待で、当時は日経平均が3万円まで上がるという強気の人すらいた」と指摘。現在の日本株は業績や株主還元、コーポレート・ガバナンス(企業統治)改善などの期待を先に織り込んで上がっており、「4月以降の企業業績を確認するタイミングで、もし現実が追い付いていなければ、下がるだろう」とみる。
土信田氏は、現在の方が13年より期待を先取りするタイミングと上げ方が大きく、「3月中にも調整があるとみている。TOPIXは1450、日経平均は1万8000円程度まで調整しそう」と慎重だ。
異なる相場の質、在庫循環
一方、13年と現在とでは相場の質が違う、との見方もある。みずほ投信の青木氏は、2年前は「不動産など業績の裏付けがなく、資産価値が上がる脱デフレのイメージで上がっていたものが相場をリードし、上げの質が良くなかった」と分析。現在は業績の質を伴い、「1−2カ月の調整で再度上に行ける。今回はもっと緩やかな調整になる」と読む。
また青木氏は、在庫循環の違いにも注目する。現在は消費税増税前の作り込みから1年が経過し、「在庫一巡から1−3月をボトムに循環的指標は改善してくる。賃金が上がるのも、生産が増加する際にはマージンが維持できると経営者が判断するためだ」と分析。これに対し、13年は「循環のボトムは12年夏で、循環が今ほど若くない」と言う。
投資助言会社のロジャーズ・インベストメント・アドバイザーズの最高経営責任者(CEO)、エド・ロジャーズ氏は「株価が調整するのはとても良いことだ。調整が大きくても長くは続かないだろう」とし、現在は企業業績が崩れるようなことはなく、「25年間にわたって日本株市場を殺してきたような要因はない」とみている。
23日の日本株は、企業業績への期待感や欧米株高によるリスク選好の動きがプラスとなり、TOPIXは前週末比0.4%高の1586.38で取引を開始、その後上げ幅を広げた。
記事に関する記者への問い合わせ先:東京 長谷川敏郎 thasegawa6@bloomberg.net;東京 Anna Kitanaka akitanaka@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Sarah McDonald smcdonald23@bloomberg.net 院去信太郎
更新日時: 2015/03/23 10:02 JST


03. 2015年3月26日 06:34:39 : 9WAi63ghLk

http://jp.reuters.com/article/jp_forum/idJPKBN0MK0TQ20150325
コラム:ドル高警戒は不要、行き過ぎた円安論に誤り=山本雅文氏
2015年 03月 25日 16:55 JST
山本雅文 プレビデンティア・ストラテジー マーケットストラテジスト

[東京 25日] - 日本は対米貿易やドルペッグのアジア諸国との貿易が大きく、外為証拠金取引も大半がドル円取引で、生保など機関投資家の外貨資産もドル建て比率が比較的高い。そのため、政財界の円水準に関する議論はドル円に集中しがちだ。

もっとも、後述するように、人口高齢化の進展で政治的重要性を増す中高年の個人投資家は新興国・資源国の高金利通貨やユーロにも多く投資している。その外貨エクスポージャーを考慮すれば、円相場は実は2013年後半以降横ばいであり、円安とは程遠い状況だ。

他方、昨年後半以降のドル急上昇、海外売上比率の高い米企業の業績下方修正、そしてイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長がドル高の輸出に対する悪影響の可能性に言及したことなどから、「ドルが高すぎるのではないか」という見方が広がりつつあるようだ。

しかし、米国内でドルの強弱を測る指標として広く用いられるインフレ調整後の貿易加重平均相場(実質実効相場)では、ドルは歴史的低水準からの持ち直し過程にあり、長期平均にすら達しておらず、ドル高とは程遠い状況だ。

日銀の異次元緩和を受けて2012年以降で50%超もドル円が上昇したのに、円が安くないというのはどういうことだろうか。

まずユーロ円がある。昨年12月に150円に迫った後、直近では130円を割り込み、2012年9月対比ではドル円の半分程度の上昇にとどまっている。円実効相場におけるユーロの比率は14%程度とさほど大きくないが、下落が大きくなれば円押し上げ効果も無視できなくなる。ユーロ圏向けの比重が大きい輸出企業からすれば、アベノミクス以後の円安はドル円で感じられるほどではない。

<政治的に注目されない対高金利通貨の円高>

さらに、視点を日本の個人投資家に移してみよう。個人投資家の間ではドル円、ユーロ円もさることながら、高金利通貨の人気が非常に高く、投信、売出債そして外為証拠金取引などでのエクスポージャーも無視できない。

代表的な高金利通貨であるブラジルレアル、トルコリラ、南アフリカランド、ニュージーランドドル、豪ドルも、米ドルとユーロと同比率で足し上げて個人投資家の視点に近い円の加重平均相場を算出してみると、2013年半ば以降、横ばいで推移している。

これら高金利通貨の保有を通じて為替相場に接している投資家からみれば、アベノミクス下で円安化したのは2012年第4四半期から2013年第1四半期のわずか半年だけだ。昨年10月末の日銀サプライズ緩和と公的年金の対外投資増加によるアンサンブルを通じた対ドル中心の円安化は、主にブラジルレアルとユーロの急落でほぼ完全にかき消されている。

個人投資家というと為替市場では家事の合間に取引を行って夫以上に稼ぐ「ミセス・ワタナベ」をイメージする向きも依然多いかもしれないが、政治的に侮れない存在となっている。

日本は高齢化の進展で全人口の平均年齢が45歳に達しており、うち有権者の平均年齢は53歳、さらにそのうち投票者の平均年齢は57歳との推計もある。この年齢層は、日本の貯蓄の大半を保有する60歳以上の年齢層にも近い。ただし、高金利通貨投資のパフォーマンス悪化を声高に訴えることもはばかられることから、彼らは選挙においてサイレントマジョリティ(物言わぬ多数派)を形成している面がある。

こうした高金利通貨での円高傾向に目を向けず、ドル円で議論しがちな中小企業寄りの視点で為替政策を運営し円安けん制を行っていると、政治家はサイレントマジョリティの支持を失うリスクを負っている。

<年後半の1ドル=125円シナリオは健在>

ドル相場の水準感についてもみてみよう。今年に入り連日、ドルは対ブラジルレアルなど新興国通貨に対して最高値を更新したほか、欧州中央銀行(ECB)が量的緩和を開始したユーロや、豪ドルに対しても大きく上昇しており、「ドル高進行が速すぎる」という感覚を米政策当局だけでなく市場参加者にも植えつけたようだ。

もっとも、長期的なドルの価値について測る指標として製造業者の業界団体をはじめ米国で幅広く用いられているFRB算出のドル実質実効相場をみると、直近の水準は1973年以降の長期平均を依然として下回っており、国際社会に対してドルが高すぎるので弱める必要がある、といった主張はしにくい。

実質実効相場の低迷は主に構成面の要因と、実質化におけるインフレ格差問題がある。構成面では、最も比率が高い通貨が、対米ドルで上昇を続けている中国人民元であることが大きい。また、ブラジルなど高インフレ国の通貨は、インフレ上昇によって競争力を失っていることから下落している。そのため、名目相場でみたドル上昇は必ずしも米国の競争力低下を意味しないのだ。

確かに、ドル上昇は輸出の逆風となりインフレを押し下げるデメリットがあり、実際に米国の輸出は昨年後半以降、鈍化の兆候がみられる。ただし、米国の輸出を品目別、地域別にみると、特定の品目や相手国に弱さが集中していることが分かる。

品目別では石油関連製品、地域別ではカナダや中南米諸国で、いずれも原油安の影響が出やすいものだ。米国の貿易赤字は足元で特に明確に拡大しているわけではなく、長期的に赤字が拡大している相手国は中国だが、対人民元ではドルはむしろ下落傾向にある。

ここ数年、米国一人勝ちとすら言われるほど、米国経済が世界経済のけん引役となっており、かつドルが実質実効相場でみて長期平均を若干下回る程度の水準でしかないことから、米国は世界で最も自国通貨高を受け入れることができる国の一つだ。

にもかかわらず、もし米国がドルのさらなる上昇を懸念せねばならないとすれば、それは消費主導の米経済が輸出からくる下押し圧力に負けてしまうような状況だ。そのような状況であれば、FRBは「忍耐強くいられる」という表現を忍耐強く維持し、利上げ検討などあるはずもなく、むしろ追加緩和を議論すべきだろう。市場もそれを織り込み、ドルは反落トレンドに入っているはずだ。

つまり、現在はそうした状況ではなく、ドル上昇からくる逆風をこなせるだけの自律的回復力が強まっているはずだ。果たして、この状況が冬場の悪天候からくる鈍化で腰折れせず、3月、4月分の統計で回復が示されるかが当面の焦点となろう。

ドル円相場は、購買力平価が100円弱の水準にあるとみられる中で、20%程度ドルが割高、円が割安の状況ではある。もっとも、米国からみてドル高ではなく、米経済の回復力はさらなるドル高に耐えられると考えられる一方で、日本からみて円は安いわけではない。そこを踏まえると、これまで想定されてきた今後の日米金融政策のかい離の拡大を受けて、ドル円はさらに上昇する可能性を秘めている。

特に、米国にとって円は貿易比率の順位で中国、ユーロ圏、カナダ、メキシコに次いで5番目と最重要通貨ではないこともあり、ドル高主導で円が下落する余地がある。今後ドル円が上昇トレンドに回帰する上で鍵となるのは、米景気の冬場のソフトパッチ(一時的な成長鈍化)からの脱却、統一地方選を控えた日本政治サイドの円安回避マインドの消化、そしてその後の日銀による物価目標達成の必要性の再認識と追加緩和、などだ。

足元はハト派と解釈された米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安の余韻が残っているが、これらの条件がクリアされれば、ドル円は年後半にかけて125円を超えてくる可能性が残っている。

この間、米国の利上げ開始とその後の継続が急激なものではなくゆっくりとしたものになり、米株価やエマージング諸国に悪影響を与えるものではないことが分かってくれば、ブラジルレアルなどの高金利通貨への売り圧力も弱まるだろう。

これに日本サイドからの追加緩和を通じた円売り圧力が加われば、高金利通貨へのエクスポージャーを高めてきた選挙におけるサイレントマジョリティである個人投資家の不満も後退し、政権運営基盤の安定化にも資する面があろう。

*山本雅文氏は、外為投資に関する調査・分析・情報発信を行うプレビデンティア・ストラテジーの代表取締役兼マーケットストラテジスト。日本銀行で短観調査作成、外為平衡操作(介入)や外為市場調査・モニタリングに従事した後、ドイツ・フランクフルト駐在を経てセルサイドに転出。日興シティグループ証券で通貨エコノミスト、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド銀行東京支店およびバークレイズ銀行東京支店で日本における為替ストラテジーチームのヘッドを歴任後、2013年8月にプレビデンティア・ストラテジーを設立。国際基督教大学卒業。


http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPL3N0WR3YZ20150325?rpc=223
インフレ率2%超え、日本の物価状況よりまし=米シカゴ連銀総裁
2015年 03月 25日 21:21 JST
[ロンドン 25日 ロイター] - エバンズ米シカゴ地区連銀総裁は、物価上昇率が2%を超える方が、日銀と同様の課題に直面するよりはましだと表明した。

総裁はロンドンでのイベントで、「日銀が直面する課題をわたしは非常に深刻に受け止めている。そういった状況に直面するよりもインフレ率が2%を超える方がましだ」と述べた。

25日の米金融・債券市場では、国債価格が下落、利回りは上昇した。朝方発表され
た耐久財受注が弱い内容だったことから国債相場は当初値上がりしていたものの、午後行
われた5年債入札の引き合いがさえず、その後は売りに押された。
午後終盤の取引で、指標10年債 は13/32安。利回りは1.92%
と当初の1.85%から上昇した。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0ML1M520150325
ドル高は「ディスインフレ圧力」、影響は一時的=シカゴ連銀総裁
2015年 03月 26日 04:19 JST
[ロンドン 25日 ロイター] - エバンズ米シカゴ地区連銀総裁は25日、ドル高による「明らかなディスインフレ圧力」が見通しに根強く反映されるようになる可能性について懸念を示した。

エバンズ総裁はロンドンで開催された公的通貨・金融機関フォーラム(OMFIF)の会議で、ドル高によるディスインフレ圧力が根付けば、インフレ率が米連邦準備理事会(FRB)の目標に向かって回帰することが難しくなると指摘。

輸入コストの低下との形で表れるドル高のインフレへの影響は一時的なものとしながらも、インフレ率が目標の2%に向かって上昇しているとFRBがより大きな確信を持てるまで、利上げを急がなくてはならない理由はないとし、FRBは2016年上半期まで利上げを控える必要があるとの考えを示した。

ただ、外国為替相場はその性格からして絶えず動いているものであることを念頭に置いておく必要があるとも指摘。「ドルがどのように変動しても、その後、一定の安定した水準に落ち着き、輸入物価の変化も反転する」とし、「それは一時的であり、その時点では通常の米金融政策がインフレに与える影響のほうがより重要になる」と語った。

一方で、ドル高は輸出業者など、米経済の一部の部門には課題を突き付けているが、エネルギー価格の低下は消費者や企業に一定の恩恵をもたらしていると指摘。「ドルは強くなっており、一部では課題となるが、エネルギー価格は消費者や多くの企業に恩恵を与えている」と述べた。

[ロンドン 25日 ロイター] - エバンズ米シカゴ地区連銀総裁は25日、ドル高は輸出業者など、米経済の一部の部門には課題を突き付けているが、エネルギー価格の低下は消費者や企業に一定の恩恵をもたらしていると指摘した。

総裁はロンドンでのイベントで、「ドルは強くなっており、一部では課題となるが、エネルギー価格は消費者や多くの企業に恩恵を与えている」と述べた。

[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は25日、翌日物の固定金利方式のリバースレポを実施し、653億9000万ドルを吸収した。

ニューヨーク連銀によると、応札行は38行、金利は0.05%。

前日の吸収額は1月2日以来の低水準となる601億2000万ドル。応札行は39行、金利は0.05%だった。

*詳細は以下をご覧ください。
http://www.newyorkfed.org/markets/omo/dmm/temp.cfm


http://jp.wsj.com/articles/SB10580876513169934209404580539941558677482
FRB、年内は利上げすべきでない=シカゴ連銀総裁
By MICHAEL S. DERBY
2015 年 3 月 25 日 21:30 JST
 米シカゴ地区連銀のエバンス総裁は25日、インフレが過度に減速し、物価上昇圧力が強まる兆しに欠ける状況を踏まえ、連邦準備制度理事会(FRB)が年内に政策金利を引き上げるべきではないとの考えを明らかにした。

 ロンドンでの講演の準備原稿によると、エバンス総裁は「政策金利の引き上げを2016年まで先送りするのが適切であることを示す経済情勢になる可能性が高い」と述べた。経済成長は勢いを増し、雇用も堅調だが、物価上昇率はFRBの目標とする2%を大幅に下回っており、慎重な姿勢を取るべきだとみている。エバンス総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ。

 米経済については他のFRB関係者同様、楽観的な見方を示したが、あまりに早期に政策金利を引き上げればFRBが深刻な問題に直面すると警戒心をあらわにした。

 「物価上昇率が過度に低く、不透明な世界の状況も考慮すると、性急な利上げの危険は大きく、恩恵は少ない」と指摘した。「慎重なリスク管理と目標の達成に向けた金融政策手法では、金融引き締め方向へ動く前にしばらくの間インフレ動向を見極め続けることが必要だ」と述べた。

 エバンス総裁はインフレ率が2%に戻るのは18年と予想している。物価の動きが正しい方向に向かっていることには自信を見せたものの、食品とエネルギーを除くコアのCPIがやや持ち直す必要があると述べた。それが賃金の伸びを促し、物価の上昇期待が消費者の間や市場で強まるだろうとの見方だ。

原文(英語):Fed’s Evans: Central Bank Shouldn’t Raise Rates This Year


http://jp.wsj.com/articles/SB12371367657780613424004580539103954844666
先進国のインフレ動向、反転の兆し
By GREG IP
2015 年 3 月 25 日 11:33 JST

原油価格は1月下旬に1バレル=46ドルまで下落し、おおむねその近辺で推移している Getty Images
 世界各国の中央銀行は昨年、インフレが落ち込み、多くの国々でマイナス水準に低下したことに警戒感を示してきた。大半の原因は石油価格にあるが、エネルギーと食品を除くコアのインフレ率も気がかりなほど低い。

 だが、この流れに反転のかすかな兆しがみえる。2月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.2%上昇し、前年同月比では横ばいとマイナス水準から脱した。さらに重要なことに、コアのCPIは前月比0.16%上がり、前年比の伸びが1月の1.6%から1.7%にやや上がった。2カ月連続で市場の予想を上回った。1月に物価上昇をけん引したのはサービス価格だったが、2月は財の価格上昇だった。

 他の国々でもインフレ率が底入れしたしるしが散見される。ユーロ圏では、1月のインフレ率は前年同月比マイナス0.6%だったが、2月はマイナス0.3%となり、コアのインフレ率は0.6%から0.7%にわずかながらも上昇した(英国は例外で、2月の消費者物価は全体でもコアでも予想を下回った)。周辺的な証拠も積み上がっている。マサチューセッツ工科大学の「ビリオン・プライシズ・プロジェクト」では、最新の物価情報をインターネット経由で毎日まとめているが、ここでも反転の兆しがみられる。

 確かにこれらは一時的な兆候にすぎない。それでも、いくつかの基礎的諸条件と一致している。まず石油だ。石油価格は1月下旬に1バレル=46ドルまで下落し、おおむねその近辺で推移している。先物市場では、いまから1年後の石油価格が56ドルとされている。オックスフォード・リサーチの見積もりによると、原油価格が10ドル上がると仮定した場合、個人消費支出(PCE)物価指数でみるインフレ率は今年の年末までに1.7%に達し、コアのインフレ率は2%をつける。原油価格がここから10ドル下がれば、この上げ幅は少なくなる。PCE物価指数は米連邦準備制度理事会(FRB)が好むインフレ指標だ。

 ドル相場はもっと複雑だ。米国の物価に対するドル高の影響が最も現れるのは、おそらくまだ先のことだろう。だが、ドル高が米国の物価に低下圧力を加えるとしても、その一方でユーロ圏の物価には上昇圧力がかかることになる。いずれにしても、ドル相場も落ち着いたように思われるので、その影響もすぐになくなるはずだ。

 最後に、欧州中央銀行(ECB)が債券買い入れ(量的緩和=QE)を開始したことで、市場心理は驚くほど衝撃を受け、極めて必要性の高かった信頼感がユーロ圏ばかりでなく他の国々でも回復した。ユーロ圏と米国および日本ではECBのQE開始以降、5年先の予想インフレ率が上昇している。同時に、景況指数(PMI)はユーロ圏経済の基調が活気づいたことを示している。

 低インフレの恐れがなくなったと宣言するには、明らかにまだ早すぎる。全体とコアのインフレ率が底入れしたとしても、いずれも大半の中央銀行が目標とする2%にはほど遠い。ユーロ圏のコアインフレ率は昨年、0.7%程度で推移した。市場の期待が上向いたとしても、今後数年のインフレ予想はまだ目標を下回っている。物価を長期的に左右するさらに重要な要素は賃金と労働コストだが、いずれも上向く兆しはほとんどない。

 だが、政策担当者らと投資家は、中央だけでなく、その周辺で起きていることも注視する必要がある。そして、周辺では現在、インフレが好転しつつある。これはとても良いことだ。

原文(英語):The Inflation Cycle May Have Turned


04. 2015年3月26日 06:38:19 : 9WAi63ghLk


http://jp.reuters.com/article/jp_forum/idJPKBN0MK0AM20150324
コラム:対ユーロで一段の「円高」余地、125円も視野=高島修氏
2015年 03月 24日 17:06 JST
高島修 シティグループ証券 チーフFXストラテジスト

[東京 24日] - 筆者がこの数カ月ほど円高警戒感を強めているのをよそにドル円は今月前半、122円台に到達するドル高・円安となった。一方で、思っていた以上に円高リスクが顕著に表れているのが、ユーロ円や豪ドル円などのクロス円である。

米ドル全面高と言ってしまえば、それまでだが、昨年12月に150円に迫ったユーロ円は1月に130円近くへ急落(ユーロ安・円高)。2月は135円前後へ戻していたが、足元では130円台を割り込む動きを見せている。記録的な下げになってきたと言えよう。

2週間前に、筆者がシンガポール、香港、マレーシアへ出張した際にも、現地投資家からほぼ必ず聞かれたのは、ユーロ円下落の行方とその日本の経済政策に与える影響についてだった。それに対する筆者の回答は、急ピッチでの下落が続いているが、現状はまだ価格正常化の範疇であり、日銀の追加緩和を促すような類のものではないというものだ。

ユーロ円の購買力平価(1973年4月基準)の変遷を見ると、歴史的にユーロ円の上限となってきた生産者物価ベースの購買力平価は現在130円前後に位置する。一方、過去概ね下限となってきた生産者物価と輸出物価の中間線は現在100円前後であり、両者に挟まれた領域をコアレンジと考えると、115円前後がフェアバリューとの計算になる。

その辺りまでの下げは価格正常化と捉えるのが適切であろう。欧州中央銀行(ECB)が本格的な量的緩和を導入し、欧州金利が円金利をも下回る中、中銀が金融緩和する通貨は安くなると主張する黒田日銀総裁にとって、足元のユーロ安は特段、驚くべきものではなかろう。

なお、ユーロドルに関しては、歴史的に、その購買力平価からの上振れ、下振れを米独長期金利差と対比させると高い相関を示す。現在、1973年4月基準のユーロドルの購買力平価は1.3ドル前後に集中しており、そこから90年代以降で最も開いてきている米独10年金利差を加味すると、ユーロが1.0―1.1ドル程度に値を崩しても全く違和感はない。

つまり、過去約半年の間、驚くほど急ピッチでユーロ安・ドル高が進んでいるが、これは昨年前半までの過大評価が修正され、適正水準に向けて価格正常化が進行しているとの基本認識である。一方、筆者は、ドル円は過大評価の領域に入ってきたと考えている。この観点でもユーロ円が過小評価との結論には至らない。

<需給面のサポートを失うユーロ円>

フロー面で興味深いのは、対内外証券投資統計で、昨年10月以降、失速気味だった日本投資家による対外投資が1月と2月には月々1兆円を超える規模に膨らんだことだ。投資信託と並んでけん引役となったのが信託銀行勘定(年金)である。

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などの年金は通常は逆張り投資家だが、アロケーション変更の必要がある現在、潜在的な外貨投資の強い必要性を抱えている。ユーロ、英ポンド、豪ドルなどのクロス円下落を押し目買いの好機と捉え、大規模な海外投資に踏み切ったのだろう(恐らく2兆円規模)。

昨年10―12月期にGPIFは7兆円ほどの円債を売却し、それぞれ2兆円ほど国内株と海外資産を増やしたと推計される。ただ、昨年10月に発表された新基本ポートフォリオを達成するには、さらに5兆円ほどの国内株、10兆円ほどの海外資産を購入する必要がある。その海外資産に関しては、GPIFは新基本ポートフォリオで海外債券よりも海外株式の比率を大胆に増やした。その結果、恐らく海外債券の追加的な購入余地が2兆円ほどにとどまるのに対して、海外株式は8兆円ほどもある。

ここで重要になってくるのが、海外債券と海外株式のベンチマークにおける国別シェアの違いだ。例えば、シティ世界国債インデックス(債券ベンチマークの代表)では、ユーロ圏のシェア(41.6%)は米国(41.2%)を若干上回るのに対して、MSCI ACWI(株式ベンチマークの一つ)では米国は5割を超えるが、ユーロ圏は1割強に過ぎない(除く日本株)。

GPIFの潜在的なユーロ圏債券と株式への投資需要はそれぞれ8000億円、1兆円(合計1.8兆円)ほどと推察されるが、1月から2月のクロス円の下げに誘発されて、GPIFをはじめとする年金が相当規模のユーロ資産投資などを行ったとの、われわれの仮定が正しいのであれば、ユーロ資産投資にはすでにある程度の満腹感・達成感があり、投資余力は減退していると推察される。

一方、潜在的にはドル建て資産への追加投資は債券が8000億円、株式が4兆円(合計4.8兆円)ほどと推察され、まだ相当な投資需要がありそうだ。とはいえ、今春に国内では統一地方選挙と、対外的には環太平洋連携協定(TPP)交渉並びに米議会における米貿易促進権限(TPA)法案の議論を控え、ドル高・円安を日本の公的マネーが主導していると、国内外で糾弾されるのは政治的には好ましからざる事態だろう。

ドル円が横ばいで推移していた1月から2月にはクロス円の下げに年金は円売りで反応できたが、ドル円が120円を超えた今、ドル円に限らず、円売り外貨投資には慎重さが求められよう。こうして、ユーロ円は需給面のサポートを失いかけている。ユーロ円が下げやすい一つの理由である。

こうした中、今後、ユーロ円の売り手となってきそうなのが日本の輸出企業だ。急激な円安が進む中、過去2年ほど、輸出企業は先物ヘッジ率を極端に引き下げ、円買いを先延ばししてきた。その結果、現在、基本的にアンダーヘッジ状態(ヘッジ不足の状態)にある。

ドル円に関しては、社内レートは105―110円程度のところが多く、現実的なヘッジ目標も最終的に115円を確保できれば上出来との考えで、差し当たって深刻な問題は抱えていない。だが、ユーロ円に関しては、昨年の最安値である135円程度のところにターゲットレートを設定してきたところが多く、過去3カ月間の急激な下落でその水準を下回ってきたことで、ヘッジ不足問題がにわかに深刻化し始めている。しかも、資源輸入などに絡んでドル買い需要もあるドル円とは異なり、基本的にユーロ円は売り一辺倒である。

輸出企業の間では、ユーロ円売りのターゲットレートを135円前後から130円前後へ引き下げる動きが広がってくると考えられ、売り圧力が強まりやすい状況にある。上記の通り、日本の年金ファンドという需給面でのサポートを失う中、ユーロ円が下げやすい、もう一つの理由になっている。この数カ月中に125円台を割り込む下げとなっても驚きはない。

*高島修氏は、シティグループ証券のチーフFXストラテジスト。1992年に三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)に入行し、2004年以降はチーフアナリスト。2010年シティバンク銀行入行、チーフFXストラテジストに。2013年5月より現職。


http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0ML2KT20150325
ユーロ圏、デフレスパイラルの兆候ない=独連銀総裁
2015年 03月 26日 06:07 JST
[ミュンヘン 25日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのワイトマン独連銀総裁は25日、ユーロ圏がデフレスパイラルに陥る兆候は出ていないとの見方を示した。同総裁はミュンヘンで行う講演の原稿で、「インフレ率は若干マイナス圏に落ちているものの、物価と賃金の下落により引き起こされるデフレスパイラルの兆候は出ていない。デフレがデフレを呼ぶこうした状況に陥る危険性は非常に低い」との考えを示した。

ワイトマン総裁はデフレスパイルに陥るリスクは低いとする一方で、欧州中央銀行(ECB)が実施している国債買い入れ策により、財政緊縮化と改革実行の意欲がそがれるリスクは存在しているとクギを刺した。

ドイツ国内情勢については、住宅価格は少なくとも10─20%は過大評価されているとしながらも、不動産バブルは発生していないとし、「住宅価格は全国を通して、目に見える形で大幅に過大評価されていない」と指摘。「注視することが適切となるが、警戒する必要はない」とした。

http://jp.wsj.com/articles/SB10580876513169934209404580540050641826896
ユーロ圏、景気回復でも構造改革を=プラートECB専務理事
By JASON DOUGLAS
2015 年 3 月 25 日 22:46 JST
 【ロンドン】欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事は25日、ユーロ圏経済は回復期に入っているが、各国政府は経済改革を推進する必要があると呼びかけた。

 プラート専務理事は当地で行った講演で、息の長い景気回復を得るには中央銀行の刺激策だけではなく、「包括的な政策対応」が欠かせないと主張した。

 24日に発表された3月のユーロ圏総合景況指数(PMI)は上昇が続き、域内首位の経済大国ドイツをけん引役に企業活動が上向いたことが明らかになった。

 プラート専務理事は「景気循環的な回復期に入っている」と述べつつ、ユーロ圏は依然「深刻な構造的問題」を抱えていると指摘。この対処が引き続き必要で、「ユーロ圏最大のリスクは、構造改革が遅れることだ」と語った。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NLRL126K50YG01.html
ロンドン外為:ドル下落、FOMC後の調整続く-ユーロ131円台
2015/03/25 20:07 JST
  (ブルームバーグ):ロンドン時間25日午前の外国為替市場でドルは下落。先週の連邦公開市場委員会(FOMC)以降、ドルに関する見通しの調整が続いている。
ドルの対ユーロ相場は先週、ここ3年余りで最も下げた。ユーロは前日、ユーロ圏経済活動の予想以上の拡大を示した指標を受け、一時1ユーロ=1.10ドル台に回復した
ロンドン時間午前9時27分現在、ドルは対ユーロで0.3%安の1ユーロ=1.0952ドル。対円は0.1%安の1ドル=119円64銭。ユーロは対円で0.2%高の1ユーロ=131円05銭。
原題:Dollar Declines Against Euro as Post-Fed Adjustment Continues(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン David Goodman dgoodman28@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Paul Dobson pdobson2@bloomberg.net Todd White, Nicholas Reynolds
更新日時: 2015/03/25 20:07 JST


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民94掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民94掲示板  
次へ