アジア開発銀行にしてもアジアインフラ投資銀行にしてもお互いに切磋琢磨して、よりよくアジアの発展に貢献したらいいのじゃないかな。
日本はアジア開発銀行で頑張ればいいし、これからのアジアの開発にはアジア開発銀行だけではまだまだ資金量が足りないとかいう声もあるそうだから、アジア開発銀行の庭を荒らすという考えもあるかもしれないが、そんなことをいってないで日本と中国がお互いに補完しあってアジアの開発に貢献しようとしているんだからいまからライバル視で見るのは後ろ向きなような気がするが。どこの銀行さんも景気のいい企業には是非わが銀行をメインバンクにといって営業してくるけど、ちょっとでも景気が悪くなると手の平を反すの常だから、お客にとっては困った時に相談できる銀行が増えるのはいいことじゃないかな。

外国から多額の投資と技術移転だけでのしあがった、自他共に認める発展途上国、中国がそんな自ら主導するような事で成功するとは到底思えない。

まず、極めて利己主義で、モラルが最悪。アジア投資といいながら、勝手に南沙諸島の領土主張をしてそこに勝手に工事を行う。こんな無法国家が各国に利益を分かち合うなんて全く考えられない。

それにもう、カネの多寡で決まるような世の中ではない。資本主義は実質崩壊している。
他国のカネをうまく利用して自国の不良債権処理に利用する算段だと思うね。

中国が設立を提唱するアジアインフラ投資銀行を巡り、先進国やアジア域外の国の間で参加の動きが広がっていて、参加の意向を表明した国の数は合わせて４１か国となりました。

アジアインフラ投資銀行は、アジアの発展途上国のインフラ整備を金融面から支援するとして中国が設立を提唱しているもので、去年１０月に設立に向けた覚書を交わしたときは、東南アジアなどの２１か国が参加を表明していました。

その後、参加の動きが広がり、今月に入ってからはイギリスをはじめ、ヨーロッパの先進各国が相次いで参加の意向を表明したほか、先週、韓国やロシア、ブラジルなどが、さらに２９日はオーストラリアが、新たに参加の意向を表明しました。

これにより、銀行への参加の意向を正式に表明した国の数は、合わせて４１か国となりました。

一方、日本とアメリカは、銀行の運営に不透明な点が残るなどとして、依然、参加に慎重な姿勢を崩していません。

中国政府は、３１日までにアジアインフラ投資銀行への参加を表明した国については、創設メンバーとして銀行の枠組み作りの交渉に加われるとしていて、習近平国家主席も２８日の演説で、「銀行は開放的なものだ」として各国に参加を呼びかけています。

各国には、世界第２の経済大国である中国との結びつきを強めたいという思惑もあり、節目の３１日を間近に控え、参加に向けた動きがどこまで広がるかが焦点です。