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焦点:「水素社会」に及び腰の中小企業、赤字覚悟の決断下せず 原油市場のひっ迫遠のく可能性、OPECの生産急増=IEA
http://www.asyura2.com/15/hasan95/msg/386.html
投稿者 rei 日時 2015 年 4 月 15 日 22:06:37: tW6yLih8JvEfw
 

 

焦点:「水素社会」に及び腰の中小企業、赤字覚悟の決断下せず
2015年 04月 14日 23:24 JST
[東京 14日 ロイター] - アベノミクス成長戦略が重要施策と位置付ける水素インフラ関連事業への参入をめぐり、中小企業には戸惑いの声が目立つ。

水素社会の実現に向けて、政府は規制緩和を進め、高額な水素スタンド設置費に補助金も出すなどして積極参入を促しているが、経営体力のない中小企業には「いつ採算が取れるのか」との不安が根強い。「水素社会」への参加企業のすそ野を今後どう広げるか。政府がさらに手厚い支援策を求められる可能性もありそうだ。

<社内で意見まとまらず>

「社内で意見がまとまらなかった」――。政府は2月末から1カ月間、燃料電池車の普及に必要な水素スタンド設置への補助金募集を行ったが、応募を見送ったある中堅ガス事業者はその理由をこう打ち明けた。補助金を受けてスタンドを設置しても、何年も続く赤字のリスクは確実だ。「どこまで覚悟できるか、飛び込む決心がつかなかった」。

水素スタンドは設置費用が1カ所5億円前後と高い。政府は少しでも参入企業の負担を減らすため、2013年度から総額200億円以上の補助金をつぎ込んで設置を促進しており、20年代半ばには補助金なしでも水素スタンド経営が自立できるというロードマップを描いている。

だが、実際に走っている燃料電池車の数はまだ少なく、スタンド事業の採算がいつ取れるのかは不透明だ。これまでに設置したのは、JX日鋼日石エネルギー(JXHLY.PK)や岩谷産業(8088.T)など大手事業者がほとんどだ。

政府は政策目標として15年度末に100カ所のスタンド設置をめざしているが、補助金交付が決まり設置が確定したのは、4月に決まった32カ所を含めて計76カ所。このままのペースでは、全国に約3万5000カ所あるガソリンスタンド並みの普及は、早期にはとても望めない。

岩谷産業の上田恭久・水素ガス部長は、同社自らが掲げる15年までに20カ所設置という目標に対しては「遅れていない」とする一方、JXなど一部の大手は「頑張っているが、残りはなかなか進んでいないという印象だ」と話す。

<地方自治体も支援策>

政府は今年度の水素スタンド関連事業の補助金として約96億円を予算計上し、さらにその対象を設置費だけでなく、スタンド運営に伴う人件費や水道光熱費などにも拡大した。今回の設置費に対する公募ではトヨタ自動車(7203.T)から燃料電池車「ミライ」が昨年12月に発売されたことも背景に、大手だけでなく、地方の中小事業者への交付も決まった。

水素社会の普及加速に向けて、地方自治体なども動き始めている。神奈川県横浜市で723万6000円のミライを購入すれば、国・県・市の補助金で400万円以下になる。東京都も20年までに都内35カ所をめざして水素スタンドの設置・運営費などの支援を決めた。

トヨタ、ホンダ、日産自動車(7201.T)の3社は水素インフラの普及促進で合意し、今年中ごろまでに具体的な支援策をまとめる予定。JXや岩谷も採算を度外視し、水素価格を1キロ当たりJXが1000円、岩谷は1100円とした。政府が20年の目標として設定した価格に相当し、目標を約5年前倒しで達成する戦略的な価格にした。

「ミライの発売当初からみると、行政やインフラ業界の方にはより前向きに、より積極的に、より具体的に行動していただいている」。トヨタの豊田章男社長は2月のミライのラインオフ式で、水素スタンドの普及スピードの印象をこう述べ、東京五輪が開催される20年に向けて「さらにスピードアップしていくのではないかと期待できる行動がみられる」と関係先に感謝の意を示した。

<「国を信じて飛び込む」>

しかし、過去に補助金を受け、政府の支援策を歓迎しているガス大手企業でさえも「いつ採算が取れるのか見えない状況に変わりはない。国を信じて飛び込むしかない」(幹部)というのが本音だ。

人気のミライでもしばらくは1日3台しか作れず、納車は3年後の2018年以降になる。今年はホンダも燃料電池車を投入する計画だが、水素スタンド設置については「1日に1台、客が来るかどうか。何年も開店休業状態だ」(中堅ガス事業者)、「水素社会が出来上がってからでは遅いが、もう少し考えたい」(別の中堅企業幹部)との反応が返ってくる。

補助金申請を検討する中小企業からは国にさらに手厚い支援を求める声も出たが、経産省は「もうめいっぱい。これ以上は厳しい」(担当者)と話しており、水素スタンド普及に向けてすべての関連企業が大きく動き出せる情勢にはまだなっていないようだ。

(白木真紀 編集:北松克朗)

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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0N51I920150414


 
原油市場のひっ迫遠のく可能性、OPECの生産急増=IEA
2015年 04月 15日 18:32 JST
[ロンドン 15日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は15日公表した月報で、原油需要は高まる兆しが見られるが、石油輸出国機構(OPEC)の供給が増えており、需給の引き締まりは予想よりも後ずれする可能性があるとの見方を示した。

2015年の世界の原油需要の伸びは日量108万バレルになるとして、予想を9万バレル引き上げた。今年の原油需要は平均日量9360万バレルとした。

ただ供給についても3月のOPECの産油量は3102万バレルと約2年ぶりの高水準になったとしている。

イランの核開発問題をめぐる協議がまとまれば、制裁が緩和され同国の原油生産が増える可能性がある。またイランが市場に復帰する前にシェアを確保しようと生産を増やす動きが見られるという。

世界的な原油需要は予想を上回っているが、供給も増える形となっている。IEAは「均衡を探る市場の動きはまだ初期の段階だ」と分析し、需給の引き締まりは予想よりも先になるとの見方を示した。

これまでは米国で供給の伸びが鈍り、低価格により原油需要が増えるとして今年下期に需給がひっ迫すると予想していた。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0N60WL20150415


 

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コメント
 
01. 2015年4月15日 22:18:18 : sRyOlHh9Us
3.11の時にコスモ等のコンビナートで火災が発生したが、水素施設で鎮火不能の火災が発生した時はどうなるのかな。

閉じた空間である、地下駐車場やトンネル内の火災もありますしイメージ的には原発ほどではなくても、オイルよりは凄まじいような気がするけどね。


02. 2015年4月15日 23:08:25 : gawijg3WlU
正直、水素利用には疑問
化学プラントや製鉄から副産物としてでる水素を使って
トラックなどの業務用に利用するのは良いけど
乗用車に水素使うのは馬鹿げていると思う。

ついでに言えば水素自動車にはアメリカにおけるトラウマみたいなものがあって
ドキュメンタリー映画「誰が電気自動車を殺したか?」では
電気自動車がかつて一度普及に失敗した要因の一つに
ブッシュ大統領が電気自動車よりも水素自動車の援助にに舵を切ったことを上げていた

偶然かもしれないが、ジャパニーズジュオージブッシュと私が勝手に呼んでいる安倍が
同じように水素自動車の推進を進めていることに何か因縁めいたものを感じる。


03. 佐助 2015年4月15日 23:54:52 : YZ1JBFFO77mpI : wgqur15vNg
産業革命の本命は水素発電&電磁波起電力に移行させて発生する燃料電池とコンデンサー電子半導体電池です。水素は安全です。勘違いしないでください。

今日の日本経済の牽引車は、自動車と住宅と消費である。住宅と消費の縮小は避けられない。だから大胆に産業革命にシフトしないと世界経済の縮小は収束しません。今回も第一次世界恐慌と同じように産業革命に乗り遅れた企業の消失は避けられないのです。しかもエンジンレスに成功した巨大な産業が自動車だけでなく誕生します。

そのために日本の自動車産業が「自国商品優位性の法則」を利用して、経済パニックの猛威を少しでも軽減できればと、繰り返しアドバイスしておきます。それは酸素と水素を合成すれば必ず水になるのと同じ理屈です。

常識的には未来の2040〜60年の産業革命と、そのー環の、車のエンジンレス革命までを描写できない。そこで、産業革命の起点となるエンジンレスの本命、は水素発電と電磁波起電力です。政府はまだまだ遅延させていますが,企業は大胆に水素発電と電磁波起電力に大胆にシフトして下さい。「新発明が既存の既得権やシステムを否定する時、新発見は握りつぶされる」という寓話がありますが、間違いなく企業は不況化でも伸びます。

第一次産業革命は、蒸気機関の発明によって開始されました。そして、蒸気から石炭へ、石炭から石油へと動力の中心原料をかえながら、技術革新を拡大させました。最初は揚水や機織の動力でしたが、船・機関車・自動車・航空機と対象は拡大させました。

第二次産業革命は、この動力エンジンを、水素発電&電磁波起電力に移行させて発生する。そのため、CO2を発生させる動力は一掃され、乗用車はエンジンレスとなる。

先進工業国は、排ガスをゼロにする車の実用化の目標を、2020年前後に設定している。が、この目標の実現は困難だ。なぜなら、古い科学思考(パラダイム)では、膨大な経費と試行錯誤の時間が空費されるだけだ。既存のエンジンでの排ガス減少に固執し、実用化は遅延される。さらに蓄電池や電気自動車そしてハイブリッドやクリーンディーゼルは繋ぎであって,産業革命の本命ではありません。

第二次産業革命(第四次産業革命)とは「放射能・CO2を発生させない動力」への転換革命です。すでに実用化されていますが、政府と大企業は既得権益(設備・技術)を失うため、国家から補助金をもらいながら、ゆっくりと進行させたいと考え抵抗し遅延させています。そのために貿易の縮小はさけられないので、輸出依存では大倒産と人員整理が避けられません。しかも大企業の消失劇が発生します。基軸通貨の多極化とAIIB(アジアインフラ投資銀行)の創設に米国の顔色見ると,日本は基軸通貨の仲間に入れないかも知れない。

水素発電(水素と酸素を結合して電気をつくる)の原理の発見は、1939年と早い。その後長く忘れられ、アポロの有人飛行の電源と飲料水用の一石二鳥のテクノロジーとしてよみがえった。水素発電には色々な方式がある。その共通のネックは電解質膜にある。リチウム電池が1972年以来、たびたび火災発生のトラブルを起こすのは、リチウムイオンが電解質膜を加熱させるためだ。水素発電でも、電解質膜の安定性と効率が成功のカギとなる。

電磁波起電力は、道路や線路に電磁波ケーブルを設置し稼働する無人鉱石運搬車やモノレールは、既に実用化されている。磁気浮上鉄道(リニアモーターカー)や電磁波起電力を推進力に使った船や車の試験も終了している。家庭用の電磁波(電子)レンジ、電磁調理器(IHコンロ)、MRI(磁気共鳴画像方式)などは、日常生活の中で活躍している。

だが、これらのテクノロジーが、電磁波起電の原理の応用であることは知られてない。その理由は、その現象が全く異なって見え、目的も大きく異なるためだ。すでに実用化されている電磁波起電力の技術を組み合わせると、乗用車は、全く燃料の補給が必要なく、燃料電池を積まなくても路上を走れる。そして、浮上し飛ぶことも、ビルの壁面に磁石のように張りついて上昇下降することもできる。この電子で踊る鶴を発表した専門学校生グループがいます。

これが燃料電池よりパワーの大きい、水素も酸素もリチウムも必要のない電磁波電池なんです。太陽光線は、光と共に電磁波を24時間地球に送っている。光は夜や曇りの時間は太陽光発電できないが、電磁波発電は24時間できる。と言っても、電磁波電池は、電池のように電気をため込むのではなく、電磁波を熱変換して使用する永久起電装置である。それはコンデンサー電子半導体電池です。産業革命の中心になります。

家庭も工場も乗り物も、電子電池電源で動く時代になるので、都市も農業も漁業も本当にかわり、人類は第二次産業革命を謳歌することになる。政府は10年前倒しするだけでよい。素晴らしい世の中を満喫できます。


04. 2015年4月16日 06:20:56 : jXbiWWJBCA

>>03 太陽光線は、光と共に電磁波を24時間地球に送っている
>電磁波発電は24時間できる

光(可視光)も電磁波

そして太陽が地球の裏側に行けば、当然、その電磁波による発電など無理だし

曇りや雨だと、ほとんどの電磁波は遮蔽されてエネルギー効率は下がって使いもににならない


>電磁波電池

トンデモの臭い



05. 2015年4月16日 16:31:38 : 48OvogH5Wg
OPEC原油増産、余剰生産能力が半減も=専門家
2015年 04月 16日 14:27 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKBN0N70DT20150416&channelName=topNews#a=1
1 of 1[Full Size]
[ロンドン 15日 ロイター] - 原油の供給不足をいますぐ想定する状況ではないが、アナリストや予測専門家は、石油輸出国機構(OPEC)の産油国が予期せぬ需要拡大に対応するための余剰能力が急速に低下していると指摘する。

ここ数年来、OPECの産油量は生産能力をはるかに下回り、消費が不意に拡大した場合に対応する余地を日量400万バレル程度残していた。

国際エネルギー機関(IEA)が15日公表したデータによると、OPECの現在の生産能力は日量約3350万バレルで、今年のOPECの原油需要である日量約2950万バレルを優に上回る。

しかし今のペースで増産すると、今年中に余剰生産能力が半減する恐れがあり、おそらく日量170万バレルに低下するのではないかとアナリストはみている。

OPECの産油量はここ2か月で急増した。イランの経済制裁が解除され、大幅な原油増産に踏み切る場合に備え、サウジアラビアなど一部のOPEC加盟国が市場シェア確保のために生産量を増やしていることなどが背景にある。

米エネルギー・コンサルタント会社PIRAは、サウジの3月の原油生産量が、過去最高に迫る日量約1030万バレルだったと推定する。

英コンサルタント会社のエネルギー・アスペクツも同様に、サウジは海外バイヤーや国内火力発電所の需要に対応するため、今年は前例のない水準まで生産量を増やすとみている。

さらに「(原油安の影響が後ずれして)非OPEC産油国の供給が落ち込み始めれば、市場の焦点は生産能力の低下に移るだろう」と同社は報告書の中で指摘した。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0N70DT20150416?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29


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