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バーゼル委員会による金利リスク規制
http://www.asyura2.com/15/hasan95/msg/735.html
投稿者 taked4700 日時 2015 年 4 月 27 日 11:17:07: 9XFNe/BiX575U
 

http://blogs.yahoo.co.jp/taked4700/12825169.html
バーゼル委員会による金利リスク規制

 4月3日の報道「バーゼル委の金利リスク規制、資本積み増しと監督対応の両論併記へ=関係筋」( http://www.asahi.com/business/reuters/CRBKBN0MU0WR.html )によると、国債などの公的債務の積み上がりによって、インフレ時に逆ザヤが発生して銀行経営が影響を受けることを避けるために、バーゼル委員会は自己資本の積み増しかまたは金融当局による監督強化か、どちらかの規制をとることを来年3月までに決定するということです。貸出金利も借入金利も常時変動していますから、一定のモデルを決めて、リスク量を計算することになります。ドイツやイギリスは、リスク量によって一定の自己資本積み増しを強制する規制を主張し、アメリカと日本は各国の監督官庁の対応でいいとしています。

 背景あるのは、公的債務の積み上がりであり、公債を発行しやすくするために金利を低く抑えている現状があります。EUもアメリカも、そして当然日本も、景気を維持するという口実で、政府部門が国債を発行しそれを中央銀行が買い上げることで市場にお金を大量に供給しています。お金がある意味じゃぶじゃぶ状態ですからいつでもインフレになる可能性があり、大きな逆ザヤが発生して金融機関が深刻な影響を受けることは十分にあり得ることです。

 世界中の国ごとにいろいろな事情があると思いますが、日本に於いては、GDPとの比率で格段に公的債務が積み上がっていて、しかも、その公的債務の中核を占める国債を日銀がほぼ単独で引き受けつつあると言う事があります。そして、危惧するのは、日本の将来のエネルギーを担うであろう地熱発電に対する影響です。地熱開発は10年程度の開発期間がかかることが普通とされるためにどうしても金融機関の長期間の貸し出しが必要になります。長期の取引は当然金利リスクを高めるのです。国際的な金利リスク規制は、日本に於いては地熱開発に対するブレーキとして機能する可能性が高いと思います。

 バーゼル委員会による規制で、日本は痛い目にあっています。バブル崩壊後の自己資本規制をクリアするために銀行がやった貸しはがしです。経営が順調な企業を数多くつぶす結果になりました。

 現状で、国債などの公債は自己資本としてはリスクゼロと定義されていますから、日本の金融機関は相当程度に公債を保有しています。しかし、財政の実情から言って、公債の償還はかなり無理になってきています。インフレによってチャラにするしかない状況になりつつあり、当然、インフレの過程で公債を持っている方は多大な損害を被ります。その意味で、インフレ時に耐えられないような損害を被ることがないようにしようというドイツの主張はとてもまっとうなものです。

 アメリカは日本と同じ主張をしていますが、何らかの事件をきっかけにドイツと同じ立場に転じる可能性が高いと思います。通貨安による国債価格暴落はどこでも起こり得ることで、南米の国やギリシャ、スペインなど日本以外でも可能性がかなり高い国はいくつもあります。なぜなら、「各国金融当局による監督対応」が今までなされてきた結果公的債務の積み上がりと言う現状があり、各国当局による規制が実効性を持ってこなかったがために金利リスクが高まっている現状があるからです。

 日本の場合、政治家が果敢に増税の必要性を一般市民に訴えることに腰が引けている面があり、その意味は公務員待遇が一般に民間よりもかなりいいことがあります。つまり、公務員に現実の社会の管理体制が根深く組み込まれていて、公務員待遇を引き下げると、現実の社会管理が出来なくなるという恐怖があるのです。このため、30年以上、本来増税が必要であったのにそれをしてこなかったことが、ニッチもサッチも行かない現状を作り出したのです。

 日本社会は、身動きが取れないまま、全体的な破滅へ突き進んでいるように見えます。多分、破滅のきっかけはそう遠くない将来に訪れるはずです。対策としては、現状で輸入に大きく依存しているエネルギーと食糧について、自立をすることです。エネルギーについては原発再稼働に動きがちですが、長期的に見ればいい選択ではありません。長期的に見て正しいのは地熱しかありえません。食糧については、TPP加盟よりも別の方策があるはずだと思います。なお、アメリカのシェール開発では、オイル回収の時の副産物で熱水が回収でき、それを地熱発電で使うというプロジェクトが始まっているそうです。「シェール層の水圧破砕の廃水、クリーンな地熱発電に利用へ 2015/04/23 11:00 JST」( http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NN8H7G6JTSE901.html )どうも、一年程度しかできないオイル回収が済んだ後も、熱水は井戸から出続けるということらしく、アメリカのシェール開発は、本来、地熱開発を意図していたはずです。

2015年4月27日10時50分 武田信弘  

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コメント
 
01. taked4700 2015年4月27日 11:30:39 : 9XFNe/BiX575U : 6U1w4GXOIU
http://www.asahi.com/business/reuters/CRBKBN0MU0WR.html
2015年4月3日21時59分

 4月3日、バーゼル委の金利リスク規制は、資本積み増しと監督対応の両論併記になる可能性が高まっている。写真は国際決済銀行、2010年9月撮影(2015年 ロイター/Christian Hartmann )

 バーゼル委の金利リスク規制、資本積み増しと監督対応の両論併記へ=関係筋

 [東京 3日 ロイター] - バーゼル銀行監督委員会(バーゼル委)が議論を進めている銀行の金利リスクに対する新たな規制案について、同委が公表する予定の市中協議案は、1)資本の積み増しを求める規制、2)従来通り各国の監督対応──の両論併記となる可能性が高まった。複数の関係筋が明らかにした。

 規制のあり方をめぐる各国間の議論がまとまらないためで、結論は先送りになりそうだ。

 バーゼル委は今年3月に本会合を開催し、4月に公表する予定だった銀行の金利リスクに対する新規制の市中協議案を議論した。

 だが、金利リスクに対応して自己資本を積み増す新規制を導入するよう求める英国やドイツと、自己資本の積み増しではなく各国金融当局による監督対応に任せるべきとする日本や米国との間で意見が対立。溝が埋まらないまま、合意に達しなかった。

 複数の関係筋によると、当初予定から作業が遅れており、遅くとも今年6月の本会合までに結論を取りまとめようと調整が行われている。

 議論の過程では、金利リスク量が自己資本の20%超える金融機関(アウトライヤー銀行)に限定して、資本積み増すべきとの妥協案も出ている模様だ。

 ただ、水面下で続けられている事務協議でも歩み寄りは見られておらず、市中協議案は資本賦課と監督対応の両論併記になる可能性が高いという。

 関係者の一人は、「現状のままでは一本化で合意を得るのは難しい」と語った。

 銀行が持つ金利リスクは、金利の上下によってどれだけ損失を被るかで計られる。長期の貸出金になるプロジェクトファイナンスや住宅ローンなどはリスクが高くなるほか、国債などの運用商品のリスクも含まれている。

 さらに、調達構造の違いによっても、リスクが上下する仕組みだ。

 バーゼル委は、世界的に低金利環境が続く中、将来の金利上昇リスクが高まっているなどとして、より厳格に銀行の金利リスクを補足する必要があると判断。これまで議論を進めてきた。

 自己資本積み増しによる対応となった場合には、邦銀はこれまで注力してきた海外プロジェクトファイナンスなど長期の貸出金や、国債保有にも影響が出かねないとして懸念を深めている。

 日本の金融当局も、より柔軟な運用が可能な監督上の対応が望ましいとの立場だ。

 ただ、自己資本による対応が見送られ、引き続き当局による監督対応となった場合でも、バーゼル委は、各銀行の金利リスクを横並びで比較できる標準的なリスク量の計算方法を導入するなどして、金利リスクに対する透明性を高めるなどの新たな対応策を取り入れることも検討中だ。

 邦銀は、金利リスクに対するより厳格な対応を求められることになりそうだ。

 複数の関係筋によると、2016年3月までに最終文書を取りまとめ、結論を導くことが予定されている。市中協議案の両論併記で、最終的な着地がどうなるのか、もうしばらく時間が経過しないとはっきりしない情勢となっている。 

 (布施太郎 取材協力:伊藤純夫 編集:田巻一彦)

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NN8H7G6JTSE901.html
シェール層の水圧破砕の廃水、クリーンな地熱発電に利用へ
2015/04/23 11:00 JST
  (ブルームバーグ):シェール層で水圧破砕による原油抽出を手掛ける企業が、イメージの改善と若干の利益を狙い廃水をクリーンな地熱発電に利用する計画を進めている。
油井から原油1バレルを生産するごとに、大半が沸騰している7バレルの水も排出される。一部企業はその熱を使って発電し売却することを目指している。
米コンチネンタル・リソーシズ やハンガリーのMOLグループなどは、熱湯を集め、その熱を発電タービンで利用した後、地下に戻して原油抽出に活用するシステムを試す準備を進めている。
この技術はまだ広く採用されてはいないが、早期の成果が有望視されている。広範囲で採用されれば環境面と財務面の恩恵は大きくなる可能性がある。米国の掘削会社は年間計250億ガロン(約950億リットル)の水を利用している。これは、石炭火力発電所3カ所が24時間体制で稼働した場合に生み出す電力を二酸化炭素を排出することなく発電するのに十分な量だ。
化石燃料以外のエネルギー利用を推進する環境保護団体オイル・チェンジ・インターナショナルの調査ディレクター、ローン・ストックマン氏は、長年にわたり業界で最も公害をもたらしているとの批判を受けてきた水圧破砕業者にとって、地熱発電は環境に配慮する企業というイメージの向上にもつながると指摘した。      
原題:Turning Bakken Oil Well Waste Water Into Clean Geothermal Power(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:カルガリー Jeremy van Loon jvanloon@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Susan Warren susanwarren@bloomberg.net Rick Schine, Will Wade
更新日時: 2015/04/23 11:00 JST


02. taked4700 2015年4月27日 11:50:16 : 9XFNe/BiX575U : 6U1w4GXOIU
http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-04-22/turning-bakken-oil-well-waste-water-into-clean-geothermal-power

Geothermal Generators
Researchers stand at the site in North Dakota where geothermal generators are being installed. Source: University of North Dakota, Will Gosnold via Bloomberg
Oil fracking companies seeking to improve their image and pull in a little extra cash are turning their waste water into clean geothermal power.
For every barrel of oil produced from a well, there’s another seven of water, much of it boiling hot. Instead of letting it go to waste, some companies are planning to harness that heat to make electricity they can sell to the grid.
Companies such as Continental Resources Inc. and Hungary’s MOL Group are getting ready to test systems that pump scalding-hot water through equipment that uses the heat to turn electricity-generating turbines before forcing it back underground to coax out more crude.
Though the technology has yet to be applied broadly, early results are promising. And if widely adopted, the environmental and financial benefits could be significant. Drillers in the U.S. process 25 billion gallons (95 billion liters) of water annually, enough to generate as much electricity as three coal-fired plants running around the clock -- without carbon emissions.
“We can have distributed power throughout the oil patch,” said Will Gosnold, a researcher at the University of North Dakota who’s leading Continental Resources’ project well.
Geothermal power also holds out the promise of boosting frackers’ green credentials after years of criticism for being the industry’s worst polluters, says Lorne Stockman, research director at Oil Change International, an environmental organization that promotes non-fossil fuel energy.
“This is one way to make it look like the industry cares about the carbon issue,” he said. Even if steam generates less carbon than other oil field power sources, “if you’re in the business of oil and gas, you’re not part of the solution.”
Cheap Oil
Then there’s the money. With crude at less than $50 a barrel, every little bit can help lower costs. At projects like the one being tested by Continental Resources in North Dakota, a 250 kilowatt geothermal generator has the potential to contribute an extra $100,000 annually per well, according to estimates from the U.S. Energy Department.
That’s not big money and the $3.4 million cost to test the technology is still too much to apply to each of Continental’s hundreds of wells. Yet if the company can lower the costs of the technology, it will not only generate electricity it will also extend the economic life of wells, making them more profitable, said Greg Rowe, a production manager with Continental Resources.
University Projects
Continental Resources’s project began with the work of researchers at the University of North Dakota who were looking for ways to use geothermal resources from the thousands of wells being drilled in recent years, spurred on by new horizontal drilling technology. An existing relationship with the university triggered Continental Resources’s interest in the project.
The team took off-the-shelf geothermal generators and hooked them to pipes carrying boiling waste water. They’re set to flip the switch any day. When they do, large pumps will drive the steaming water through the generators housed in 40-foot (12-meter) containers, producing electricity that could either be used on site or hooked up to power lines and sold to the electricity grid.
Valuing Land
To take advantage of plentiful geothermal energy in oil wells, petroleum companies needs to change the way drilling and wells are planned to include the benefits of geothermal energy after most of the fossil fuels have been extracted, said Alison Thompson, chair of the Canadian Geothermal Energy Association and a former engineer at Suncor Energy Inc.
“We don’t value land here the same way that others do,” Thompson said, highlighting projects in Germany and Hungary where geothermal resources are considered part of the total opportunity to earn money from a well.
With $50 oil testing producers’ ability to make money, Gosnold is convinced that the idea will pay off if enough water can be pumped through the generators.
“The economics makes a lot of sense over the lifetime of a field,” he said.

[32削除理由]:削除人:意味なし

03. 2015年4月27日 13:14:38 : nJF6kGWndY

>本社会は、身動きが取れないまま、全体的な破滅へ突き進んでいるように見えます。多分、破滅のきっかけはそう遠くない将来に訪れるはずです。

改革が進まず、バラマキが止まらない現状では、日本の貧困化は確実だから

日本国債の保有リスクを警告し、担保要件として不適と判断していくのも妥当だろうが

海外からの侵略が起こらない限り、日本人が絶滅するというほどでもない


>対策としては、現状で輸入に大きく依存しているエネルギーと食糧について、自立をすることです。エネルギーについては原発再稼働に動きがちですが、長期的に見ればいい選択ではありません。長期的に見て正しいのは地熱しかありえません

さらに貧困化を加速するだろうな


04. 2015年4月27日 13:30:59 : AhbOEOSLHQ
実質の冨、つまり資源や資源保有力や技術力をダイレクトに評価せず、そうした実質の冨を金融機関まかせの金融資産で評価する営利目的の複雑怪奇なシステムを
駆使する民間の中央銀行と市中銀行に流通通貨量の裁量を委ねているからだ。

人口が増えるなどで総需要が増えれば、又、そうした総需要を賄うための設備や資源や技術革新が必要となれば、民間銀行ではなく民主的な議会の基通貨を発行すればよいし、人口減少などで総需要が減れば金融資産で得るであろう不労所得など気にせず、流通している通貨を暮らしが毀損しない範囲で回収し廃棄すればよい。

他国の資源や技術を利用するには、当該国の外貨が必用であろうが、基軸通貨を経由することなく当時国どうしで行えばよい。
シンプルイズベストである。


05. 2015年4月27日 18:12:55 : whYXyaLw4s
日銀ディーラーの日常(追記=Read more)
http://songcatcher.blog.fc2.com/blog-entry-831.html


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