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トヨタ世界一陥落、VWにおびえ“遅きに失した”巨額投資 工場新設凍結の代償(Business Journal)
http://www.asyura2.com/15/hasan96/msg/244.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 5 月 07 日 08:42:15: igsppGRN/E9PQ
 

                トヨタ「カローラ アクシオ」(「Wikipedia」より


トヨタ世界一陥落、VWにおびえ“遅きに失した”巨額投資 工場新設凍結の代償
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150507-00010003-bjournal-bus_all
Business Journal 5月7日(木)6時2分配信


 トヨタ自動車が、中国とメキシコへの工場新設を決定し、2013年4月から凍結してきた工場新設を解除した。世界販売台数が1000万台を超え過去最高益となっても「意思ある踊り場」(豊田章男社長)と位置付け、原価低減や商品力の向上に力を入れてきたトヨタ。しかし、急成長を続ける独フォルクスワーゲン(VW)の影が確実に迫ってくる中、トヨタも工場新設の再開を決断せざるを得なかった。

「このままだと間に合わない。VWに抜かれるのは時間の問題」(トヨタ幹部)――。トヨタが工場新設を正式に発表してから1週間後、トヨタが抱いていた危機感が現実となった。14年度の世界販売台数で、トヨタはVWに世界トップの座を明け渡した。トヨタの14年度のグループ世界販売台数は前年比0.3%増の1016万台だったのに対して、VWは同3%増の1019万台と3万台差でトップとなった。14年暦年ではVWの1014万台に対してトヨタが1023万台と9万台の差があったのが、トヨタはあっさりと抜かれた。

 工場新設を凍結しているトヨタが、中国や中南米で積極投資を続け、生産能力を増強してきたVWに世界トップの座を奪われるのは時間の問題とみられていたが、それが現実となった。

●工場新設凍結の弊害

 トヨタは2000年代前半、世界中に工場を相次いで立ち上げ、毎年50〜70万台分の生産能力を増強してきた。しかしその後、08年のリーマンショックを機にした世界的な金融危機で新車需要が激減すると、トヨタは大量の余剰生産能力を抱えることになり、09年3月期には赤字に転落した。その後、東日本大震災やタイの洪水などでも減産を余儀なくされたものの、生産台数と業績は確実に回復してきた。それでも、過去の工場新増設による規模の急拡大が「制御不能の業績悪化」につながったとの反省に立ち、13年4月から工場新設の凍結を打ち出した。

 しかし、既存工場の稼働率はグローバル全体で90%を超えている中で、全社一律での工場新設凍結には弊害も目立ち始めた。日産自動車やホンダをはじめ、世界中の自動車メーカーが工場を新増設しているメキシコは、さながら「中米のデトロイト」となっている。安い賃金を武器に低コストの新車を生産し、米国市場などに価格競争力の高い新車を輸出している。トヨタは今回メキシコ進出を決定したが、生産開始は19年からで、出遅れ感は否めない。

 今回、工場新設を決めた中国も同様だ。トヨタの中国にある工場の合計生産能力は年間103万台。このうち、14年に現地生産したモデルの販売台数は95万台だった。14年、トヨタにおける新車販売台数は103万台と過去最高で、現地生産能力が今後不足するのは確実だ。トヨタは広州市に17年稼動予定の新工場を建設する計画だが、生産能力は年間10万台で「規模としては不足気味」(業界筋)との見方もある。

●容易ではないVWへのキャッチアップ
 
 トヨタは今回の工場新設再開に当たり「ただ単に規模を拡大するつもりはない」(トヨタ幹部)としている。メキシコ、中国ともに新工場は伸縮自在ライン、床置き可能な小型設備のほか、コンパクトな塗装ブースなど、革新的な生産技術を盛り込み、「単なる量を求めた工場づくりから、競争力のある新しい工場づくりに発想を転換する」(同)。

 こうした転換によって工場の建屋や設備を中心とする初期投資部分は、08年当時と比較して約40%低減できるという。しかし、メキシコ新工場は生産能力が年間20万台規模に対して総投資額は約10億ドル(1200億円)。工場を新設する国や地域によって大きく異なるものの、一般的に同規模工場の投資額が700億円前後とされている中で、投資額は巨額で効率が高いとはいい難い。メキシコ進出を先送りしていた間に「インフレが進んだ」(トヨタ幹部)としているが、進出に出遅れたことによるマイナスは大きい。

 VWの迫る影におびえ、巨額投資に踏み切るトヨタ。しかし、中国新工場の立ち上げが17年、メキシコが19年になる。中国での生産能力を増強しているVWは今後も世界販売台数を着々と増やしていく見通しで、トヨタを引き離しにかかるとみられ、これをキャッチアップするのは容易でない。工場新設凍結の経営判断が、今後問われることになりそうだ。

(文=河村靖史/ジャーナリスト)


 

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コメント
 
01. 2015年5月07日 18:21:32 : NiZLEwiMVo
トヨタは今回の工場新設再開に当たり「ただ単に規模を拡大するつもりはない」(トヨタ幹部)としている。メキシコ、中国ともに新工場は伸縮自在ライン、床置き可能な小型設備のほか、コンパクトな塗装ブースなど、革新的な生産技術を盛り込み、「単なる量を求めた工場づくりから、競争力のある新しい工場づくりに発想を転換する」

これがトヨタにとっての主訴であり、今後の経営戦略であるならば、規模拡大そのものを諦めてしまうことで、世界一陥落し、VWに先を越されたところで、別に構わないのだし、今度は、自ら誇りを持って、「世界一陥落させて頂き、誠に有難うございます。もう規模拡大は諦めておりますので、追い抜きたければ、どうぞ幾らでも追い抜いて下さい」ということで構わないのだし、中国に新工場を進出すると言うならば、この際に、レクサスを切り離して、例えば、ドイツのメルセデス・ベンツと共同出資でもして、「メルセデス・レクサス」として、エンジンだけは、トヨタが責任を持って提供するということで、それ以外の部品については、もうドイツに限らず、フランスやイタリア、オランダ、イギリスなどの欧州各国をはじめ、アメリカやカナダ、メキシコや韓国などから、幾らでも寄せ集めをするならば、どうぞご自由に、ということで中国での現地生産にしてしまうことで、国内生産は全て諦めることで、これを中国から逆輸入をして、国内で、そっと静かに乗り回して下さい、ということで構わないのではないでしょうか。

これならば、国内で生産するクラウンをはじめ、センチュリーなどの高級車や、プリウスなどのハイブリッド車、その他中小型自動車のみに特化して、採算の取れる規模だけを残して、幾らでも海外移転を加速化させることになったとしても、惜しくはないし、国内では付加価値の向上による技術革新を計り、少しでも身軽になることで、これを労働者にとってのキャリア発達などに寄り添いながら、トヨタ全体としての生産性向上と、職場環境の改善を同時に達成することが出来る「健康職場モデル」の実現を通して、新たな成長に繋げて行くことができれば、返って望ましいのではないでしょうか。


02. 2015年5月07日 23:00:06 : mf9cNglPms
とてつもない資産を持ちぼろ儲けしている会社のことを心配するより自分のことを心配した方がいい。

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