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アパレルの女性店員が貧困化するワケ「食費を削って服を買い、薬を飲んで耐えています」(週刊SPA!)
http://www.asyura2.com/15/hasan96/msg/407.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 5 月 12 日 09:37:05: igsppGRN/E9PQ
 

アパレルの女性店員が貧困化するワケ「食費を削って服を買い、薬を飲んで耐えています」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150512-00850075-sspa-soci
週刊SPA! 5月12日(火)9時21分配信


 今や「単身女性の3人に1人が貧困状態にある」という調査結果もあるほど、もはやニッポンの大問題として取り上げられることも多い「女性の貧困」問題。彼女たちはいかにして貧困に沈んでいくのか。長年「貧困問題」について取材を続けてきたSPA!取材班が、「女性の貧困」問題について改めて徹底調査。世代別に彼女たちの貧困ぶりを見ると、そこにはさまざまな「共通項」が浮かび上がってきたのだった――。

 ここでは、「20代女性の貧困問題」について、その壮絶な実態を一部紹介する。

◆食費を削って服を買い、薬を飲んで耐えています

〜前島知美さん(仮名・28歳)/アパレル関係〜

 若い女性が多く働くアパレル業界。華やかに見えるが、実は低賃金で過酷な労働を強いている面がある。契約社員としてショップ店員を務める前島さんの年収はおよそ150万円。休みはほぼなく、もちろん、福利厚生など皆無だ。

「19歳のときに『カリスマ店員』に憧れて飛び込んだものの、現実は華やかな世界どころか、若いコを倒れるまで使い潰すのが当たり前のブラックな業界でした。徹夜で残業をしたり、休日出勤も当たり前なのに手当ては一切出ない。一人当たりの売上げノルマもあるのに、13万円しかない月給のなかから自腹で自分の店の服を買わないといけない。食費を削って服を買うコも多いので、ガリガリに痩せて病気になったり、みんな常に大量の薬を持ち歩いています」

 同じ職場の10代の女性は劣悪な環境に耐え切れず、ストレス性の糖尿病で倒れたという。

「『アパレルには健康なスタッフはいない』というのが業界のあるあるネタです。若いコは生活苦や体を壊してどんどん辞めていく。それでもアパレルに憧れたコはどんどん入ってくるから、ブラックな体制は何も変わらない。私も数年単位でお店を転々としていますが、どこも似たりよったりで、生活は全然楽になりませんね」

 時折、ふと疲れた顔を見せる彼女もまた、精神的にギリギリの状態で働いていた。

「資格を取る時間もないし、みんな目の前の仕事をこなすことしか考えられない。それに職場は10代や20歳そこそこの若いコばかりなので、法律の知識がないから辞めた後も泣き寝入りするしかない。業界もそれを知ってて利用してるはず。人を追いつめて使い潰す業界の体質そのものが、貧困女子を量産しているんだと思います」

 他業種へ転職できるようなスキルも身につかず、心と体を壊せば再起するにも時間がかかる。きらびやかな世界の闇は異様に深い。

<私の未来予想図>

資格もスキルも取れない以上、結婚に逃げるしか術はないです

 5/12発売の週刊SPA!に掲載されている大特集『ニッポンの大問題[女の貧困化]が止まらない!』では、上記のような「リアルすぎる実例」が世代別で続々登場。彼女たちの未来予想図にもぜひ注目してほしい。20代、30代、40代別で「女性の貧困」問題を検証していくと、「ワーキングプア」「シングルマザー」「隠れホームレス」などさまざまな問題が浮かび上がり、貧困大国ニッポンの真の姿に誰もが驚きを隠せないことだろう。

 果たして、新局面を迎えた「女性の貧困」問題に我々はどう向き合えばいいのか、ぜひとも考えながら読んでいただきたい特集なのである。 <取材・文・撮影/週刊SPA!編集部>

 

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コメント
 
01. 2015年5月12日 11:01:49 : NiZLEwiMVo
「19歳のときに『カリスマ店員』に憧れて飛び込んだものの、現実は華やかな世界どころか、若いコを倒れるまで使い潰すのが当たり前のブラックな業界でした。徹夜で残業をしたり、休日出勤も当たり前なのに手当ては一切出ない。一人当たりの売上げノルマもあるのに、13万円しかない月給のなかから自腹で自分の店の服を買わないといけない。食費を削って服を買うコも多いので、ガリガリに痩せて病気になったり、みんな常に大量の薬を持ち歩いています」

 同じ職場の10代の女性は劣悪な環境に耐え切れず、ストレス性の糖尿病で倒れたという。

「『アパレルには健康なスタッフはいない』というのが業界のあるあるネタです。若いコは生活苦や体を壊してどんどん辞めていく。それでもアパレルに憧れたコはどんどん入ってくるから、ブラックな体制は何も変わらない。私も数年単位でお店を転々としていますが、どこも似たりよったりで、生活は全然楽になりませんね」

 時折、ふと疲れた顔を見せる彼女もまた、精神的にギリギリの状態で働いていた。

「資格を取る時間もないし、みんな目の前の仕事をこなすことしか考えられない。それに職場は10代や20歳そこそこの若いコばかりなので、法律の知識がないから辞めた後も泣き寝入りするしかない。業界もそれを知ってて利用してるはず。人を追いつめて使い潰す業界の体質そのものが、貧困女子を量産しているんだと思います」

 他業種へ転職できるようなスキルも身につかず、心と体を壊せば再起するにも時間がかかる。きらびやかな世界の闇は異様に深い。

これが、この女性社員にとっての主訴なのだとすれば、この女性社員もまた、過重なストレスによりメンタル不調に陥り、一日も早く、産業医あるいは精神科医に一度診ていただく必要があるのではないか、ということが、キャリアコンサルタントから見た、こうした女性社員に対する本質的な見立てではないかと考えられますね。

勤務状況については良くわかりませんが、直近の2ヶ月〜6ヶ月間における時間外休日労働時間が、平均して80時間を超えているような場合には、会社側としては医師による指導を受けて頂く様に務める義務があることは間違いありませんが、そうでないとしても、このまま放置しておけば、会社側としての労働者に対する心の健康に配慮してこなかったという責任は逃れることはできないどころか、このようなことになったのも、この会社側が自ら招いたことであり、弁解の余地はございません、としか言いようがないということも、キャリアコンサルタントから見た、こうした会社全体に対する本質的な見立てでもあるということは、言うまでもございませんね。

キャリアコンサルタントとしては、先ずは、こうした女性社員に対しては、自ら会社側に相談して、産業医に診て頂くようにアドバイスするしかございませんね。
これで会社側が聞き入れないようであれば、一度、今罹っている主治医の先生から、知っているメンタルヘルスクリニックなどに紹介状を書いて頂き、受診してみることはできないでしょうか。
あるいは、他にもあなたの同僚の女性社員で、メンタルクリニックに罹ったことがある人がいれば、その方々から情報収集して、自ら一度足を運んでみては如何でしょうか。
キャリアコンサルタントとしての立場としては、こうしたメンタル不調に陥った労働者の皆様の職場復帰支援というものを実施している所を探しながら、そうした情報提供と同時に、こうしたところから医師の紹介を頂くという方法もあるかと考えられますね。
その上で、専門の医師からの診断書を元に、どうすべきかを考えて見ては如何でしょうか。
先ずはここまでのところを、具体的な方策として実行して見るしかないのではないでしょうか。

この先のところは、次の課題として行くことにするしかないのではないでしょうか。


02. 2015年5月12日 11:15:53 : LUthMLuH5E
元々、そんな職種じゃないの?!

03. 2015年5月12日 12:43:14 : LBtbDXFoS6
私の友人も昔、「ハウスマヌカン」やってたことがあるが、あのころはまだ、世間一般の景気も良かったし、自分で服を買わされるのも社員割引が結構あったらしいから、まだよかったようだ。(当時もけして「高給」というわけではなかったが)
今は、たいへんだろうな。


04. 2015年5月12日 16:04:38 : aZWSQmmg5A
今不況で服売れないだろうな。
どこにいってもそんな話ばかり。

05. 2015年5月12日 16:39:34 : yUDqv3T4uU
とくに高度な職である必要はないが、地味で安定した職につき定年まで勤め上げることが貧困脱出には最善の道だろう。何であれ子供が憧れてしかも誰でもなれるような仕事は全て使い捨ての世界であって数年ともたない。

学校で事実を教えたら?夢を見る者はみな貧困に落ちぶれ、現実を見る者はみな福禄を得る。古今東西の理であるとな。バブル時代以降、夢だ夢だとおかしくなってきた。ついには夢のためにサラ金でカネを借りましょうとCMが流れる始末。当時は公務員なんかになるのは馬鹿者扱いされてえらく肩身が狭かったしな。

貧困女子の問題にメスを入れるなら、ほとんど全員がこのキラキラ産業出身で、しかも結婚出産に逃げたパターンだと指摘したらいい。結婚して養ってもらいたいと考える女が結婚して貰える相手というのは自分と同レベルの男だという事実、これすら直視することができないから貧困の泥沼にはまりこむ。


06. 2015年5月12日 20:15:08 : PHkuSka9vI
わくわくを 誘う世界は 伏魔殿

07. 2015年5月12日 21:43:12 : LBtbDXFoS6
>>05

>貧困女子の問題にメスを入れるなら、ほとんど全員がこのキラキラ産業出身で、しかも結婚出産に逃げたパターンだと指摘したらいい。

昔ならともかく、今時、きらきらに憧れて洋服屋の店員になるわけでもないですよ。まあ、だいたいが仕方なくでしょう。

>とくに高度な職である必要はないが、地味で安定した職につき定年まで勤め上げることが貧困脱出には最善の道だろう。

てかもう、それって公務員しかないでしょう。「特に高度でなくていい」のなら、地元の市役所か町役場くらいしか。
有名大出の知人の息子も一昨年、十数倍の競争率をくぐって地元の役所に入って親子ともも安心していたけど、でもこの先、公務員もどうなるかな?


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