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〔クロスマーケットアイ〕不気味な欧米債市場、入札好調でも金利上昇 日本も依然波乱含み(ロイター)
http://www.asyura2.com/15/hasan96/msg/490.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 5 月 14 日 19:19:05: igsppGRN/E9PQ
 

〔クロスマーケットアイ〕不気味な欧米債市場、入札好調でも金利上昇 日本も依然波乱含み
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0Y54FM20150514
2015年 05月 14日 18:19 JST


[東京 14日 ロイター] - 欧米の債券市場が不気味な様相をみせている。国債入札が好調だったにもかかわらず、利回りは上昇。いわゆる「欧州QE(量的緩和)トレード」の巻き戻しが続いているのではないかとの見方が強まった。景気の足取りは弱く、いずれ金利は再び低下するとの見方は根強いが、落ち着くまでは日本の債券や株式も不安定な動きを続けそうだ。     <不安広がる米債市場>

米国の国債入札は好調だった。米財務省が13日実施した各240億ドルの10年債入札と3年債入札は応札倍率が上昇。10年債の応札倍率は昨年12月以来の高水準となる2.72倍。最高落札利回りは2.237%と市場予想より低かった。

積極的に応札したのは海外投資家だ。海外投資家の応札割合を示す間接応札比率は60%台に上昇。市場筋によると、2011年以来の高さとなった。

4月17日に1.85%と2%を割り込んでいた10年米国債利回り は、1カ月足らずの間に2.2%台まで上昇。金利が高くなれば、インカム(利息)収入が必要なリアルマネーの買いニーズが高いことを示したことで、市場には一時安心感が広がった。

しかし、市場関係者をあわてさせたのはその後だ。好調な入札後も、米債市場は落ち着かず、10年債利回りは前日の2.24%から2.29%に小幅ながら上昇し、年初来の最高水準を更新した。


欧州でも、13日に実施されたドイツやイタリアの国債入札が順調だったにもかかわらず、金利は上昇。米国で30年債 入札が控えているほか、石油大手のコノコフィリップスが総額25億ドルの起債を行うなど、需給的なネガティブ要因があったとはいえ、欧米で入札好調の結果が出た後も先物売りは止まらなかった。

「まだ金利上昇局面は終わったわけではないのではないかと、不気味な感じが広がった」(BNPパリバ証券チーフ債券ストラテジストの藤木智久氏)という。

<日銀QQE導入時の相場変動>

この欧州金利の波乱相場はいつまで続くのか──。市場の1部では、2013年4月に日銀が量的・質的金融緩和政策(QQE)を導入した後の、日本国債市場の大荒れ相場を参考にしようという動きがある。

というのは、今回の乱高下相場は、欧州中央銀行(ECB)による量的緩和策(QE)が今年3月に開始されたことがきっかけとみられているからだ。「金融政策の大転換による相場の変動を探るうえで参考になる」(欧州系証券アナリスト)という。

13年4月3日に0.55%だった日本の10年国債利回り は、4日の日銀決定会合でQQEが導入決定された翌日・5日に0.315%に急低下。その後、急速に切り返し5月23日には1.00%まで上昇した。

ドイツの10年国債利回り は、4月17日に0.05%を付けた後、反転上昇局面に入っている。日本の例をとるなら、今月いっぱいは金利上昇が続くことになる。

<「Varショック」時も参考に>

また相場の急変動としては、日本の2003年の「Varショック」時の動きを参考にする見方もある。債券での収益拡大を狙った金融機関が、必要以上にポジションを積み上げ、10年債利回りは6月に当時の過去最低となる0.430%を付けた。


しかし、金利がいったん上昇を始めると、金融機関のリスク管理モデルとして普及していたバリュー・アット・リスク(Var)に抵触する形で、売りが売りを呼び、10年債利回りは9月に1.675%を付けるまで約2カ月間、上昇し続けた。

今回は、ECBによるQE開始後、「QEトレード」と呼ばれる動きが強まり、ドイツやスイスなどでは中長期金利でさえマイナス圏に沈むなど、極端な動きが出ていた。03年の日本と同様、「債券バブル」がはじけたとの見方も多い。

  <「いつ」かがわからず不安に>

 とはいえ、日本の10年債利回りは、2015年1月20日には0.195%を付けるまで、長期的な低下トレンドを描いた。景気や物価がなかなか上がらかったほか、日銀による大量の国債購入で需給がひっ迫、金利低下に拍車をかけた。


欧米の景気は、年初、株式市場の強気筋が期待していたほど回復はしていない。4月米小売売上高も前月比横ばいで市場予想の0.2%増を下回った。原油価格は足元で上昇しているとはいえ、水準としては依然低い。にもかかわらず自動車などの消費が伸びないのは、1─3月の減速は寒波などの一時的要因でない可能性もある。

第1・四半期のユーロ圏の域内総生産(GDP)速報値は、前期比0.4%増と2年ぶりの伸びになった。ただ、予想をわずかながら下回った。ユーロ/ドルも2月以来となる1.14ドルに上昇し、経済を押し上げてきた通貨安にも少し変化がみられている。

このため、いずれ金利低下局面に戻るとの見方は、市場でも依然大勢だ。しかし、「いつ止まるかがわからず、みな不安になっている。また今回の想定外の金利急上昇で、損失をこうむった投資家も少なくないはずだ。損失を埋めるための利益確定売りもしばらく市場を不安定化させよう」と、りそな銀行・総合資金部チーフストラテジストの高梨彰氏は話している。

欧米金利が落ち着いてくれれば、株式にとってもプラスだが、欧米金利低下の背景が景気の弱さとあっては、株式市場にも熱が入りにくい。14日の日経平均 は一時200円安と反落。一進一退の動きを続けている。

(伊賀大記 編集:田巻一彦)


 

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