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4月米消費者物価は前月比+0.1%、基調に上昇圧力 ドル堅調、CPIコア指数の伸びで
http://www.asyura2.com/15/hasan96/msg/778.html
投稿者 rei 日時 2015 年 5 月 23 日 00:01:47: tW6yLih8JvEfw
 

4月米消費者物価は前月比+0.1%、基調に上昇圧力
2015年 05月 22日 23:37 JST
[ワシントン 22日 ロイター] - 米労働省が22日発表した4月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.1%上昇した。市場予想と一致した。

3月は0.2%の上昇だった。ガソリン安により物価の伸びは鈍化したものの、住居や医療費が上がり、基調的な物価には上昇圧力がかかっている。想定通り連邦準備理事会(FRB)は年後半に利上げを開始することになりそうだ。

4月のCPIは前年同月比では0.2%下落し、2009年10月以来の大きな落ち込みだった。市場予想の0.1%下落よりも大きなマイナスとなった。3月は0.1%の下落だった。

4月は変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアCPIが前月比で0.3%上昇し、13年1月以来の大きな伸びとなった。前年同月比は1.8%上昇だった。3月は前月比が0.2%上昇、前年同月比は1.8%上昇だった。

4月はガソリン価格が前月比で1.7%下落し、3月の3.9%上昇からマイナスへ転じた。食品価格は横ばいとなった。3月は0.2%下落だった。

住居費は前月と同じ0.3%の上昇。景気回復に伴って独立して家計を構える人が増えてきており、今後は賃貸住宅の空き減少とともに住居費が上昇傾向をたどる可能性がある。医療費は0.7%上昇し、07年1月以来の大幅な伸びとなった。家庭用品も08年9月以来の大きな伸びを示した。中古車は0.6%上昇し、3カ月連続で伸びた。

一方、航空運賃は1.3%下落し、3月の1.7%下落に続いて落ち込んだ。衣料は昨年12月以来初めて下落した。

第1・四半期は経済成長が低迷したものの、コアCPIが上昇基調を示していることからFRBは年内に金融引き締めに動くとみられる。

キャピタル・エコノミクスのチーフエコノミスト、ポール・アシュワース氏は「実体経済の持ち直しの証しをさらに認めるまで、利上げを遅らせる理由は減った。利上げ開始は9月が最も可能性が高いが、7月も除外できない。5、6月のコアCPIに底堅い伸びがみられれば7月も可能性がある」と述べる。

20日に公開された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨は「多くの」参加者が、6月までの経済指標では利上げの条件が整ったとする確信を得ることはできないと考えていることを示した。

4月の統計は鉱工業生産や小売売上高などが軟調で、多くのエコノミストは9月の利上げさえも疑い始めている。

FRBは物価上昇率の目標を2%としており、フェデラルファンド(FF)金利をゼロ近辺に据え置いている。

詳細は以下のとおり。

(CPI─U、1982-84=100、前月比は季節調整済み、前年比は季節調整前、%)                   April March April15/14 全品目            0.1 0.2 -0.2食品・エネルギーを除く(コア)  0.3 0.2 1.8エネルギー -1.3 1.1 -19.4食品・飲料           UNCH -0.2 1.9食品           UNCH -0.2 2.0

CPI─U(都市消費者、調整前)236.599 236.119

住宅    0.2 0.1 2.2家賃・宿泊費 0.3 0.3 3.0貸家家賃 0.3 0.3 3.5帰属家賃(Y) 0.3 0.3 2.8光熱費 -0.6 -0.9 -1.0

家庭用品・居住関連サービス    0.5 0.2 UNCH被服 -0.3 0.5 -0.8輸送        -0.3 1.1 -9.8新車/中古車          0.2 0.6 0.4新車         0.1 0.2 0.8ガソリン          -1.7 3.9 -31.7医療        0.7 0.3 2.9処方薬              0.3 0.3 5.6レクリエーション(V)     0.1 0.1 UNCH教育/通信(V)       0.2 UNCH 0.3たばこ        UNCH 0.4 2.4商品(コモディティ)       -0.2 0.4 -4.0サービス     0.3 0.1 2.3航空運賃(調整前)        -1.3 -1.7 -7.5CPI―W    0.1 0.3 -0.7 *Y:82年12月=100*V:97年12月=100*CPI─W:都市就業者消費者物価指数で、給与所得者・賃金労働者を対象とする物価指数。 実質所得(%変化、インフレ・季節調整後)    Apr Mar Prev Apr15/14  UNCH -0.3 -0.2 2.3 エコノミスト予想(ロイター調査) 全品目       +0.1 pct 全品目(前年比)  -0.1 pct コア指数      +0.2 pct コア指数(前年比) +1.7 pct


http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0O71QK20150522

米金融市場(午前):ドル堅調、CPIコア指数の伸びで
2015/05/22 22:22 JST


  (ブルームバーグ):ニューヨーク時間22日午前の米金融市場ではドルが堅調に推移。一方で米国債とS&P500種株価指数の先物は値下がりしている。4月の米消費者物価指数(CPI)統計で、食品とエネルギーを除いたコア指数が2年ぶりの大幅上昇となったことが影響した。原油価格は週間ベースで伸び悩む展開。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は午前8時42分現在で0.3%高と、それまでの下げを埋めた。10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.22%。S&P500種先物は0.2%下げた。
ユーロは対ドルで0.1%下げて1ユーロ=1.1097ドル。円は0.3%下げた。

原題:Dollar Rises on Core CPI as Treasuries Fall With S&P 500 Futures(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:香港 Nick Gentlengentle2@bloomberg.net;ロンドン Stephen Kirklandskirkland@bloomberg.net 
更新日時: 2015/05/22 22:22 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NOR5JTSYF01Y01.html

 

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コメント
 
01. 2015年5月23日 00:06:28 : jXbiWWJBCA
4月の米消費者物価、0.1%上昇=ガソリン1.7%低下、コアは0.3%上昇【5/22 21:30】
【ワシントン時事】米労働省は22日、4月の消費者物価指数(CPI、1982〜84年=100)が236.599となり、季節調整後で前月から0.1%上昇したと発表した。変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数は0.3%の上昇だった。

市場予想(ロイター通信調べ、中央値)は全体が0.1%上昇、コアは0.2%上昇だった。

エネルギーは1.3%の低下。このうち燃料油は8.4%低下、ガソリンは1.7%低下。食料品は横ばいだった。

コア項目では、新車が0.1%上昇、中古車が0.6%上昇。衣料は0.3%低下、航空運賃は1.3%低下。帰属家賃(持ち家の家賃相当コスト)は0.3%の上昇。

前年同月比は季節調整前で全体が0.2%低下、コアは1.8%上昇した。

情報提供:株式会社時事通信社


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