ＪＴの飲料自販機、業界２位のサントリーが買収　首位のコカ・コーラに肉薄
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150525-00000512-biz_san-nb
SankeiBiz 2015/5/25 17:03

　国内清涼飲料２位のサントリー食品インターナショナルは２５日、日本たばこ産業（ＪＴ）子会社で、飲料の自動販売機事業を手がけるジャパンビバレッジホールディングスの保有株式７１％分を７月をめどに取得すると発表した。取得額は約１５００億円。

　サントリーは既存出資分（１２％）分と合わせジャパンビバレッジに対し８３％を出資し、子会社する。

　自販機の保有台数を増やし首位の日本コカ・コーラの追撃態勢を整えたいサントリーと、たばこ事業に経営資源の集中を進めるＪＴの思惑が一致した。

　サントリーは合わせて、ＪＴの缶コーヒーブランド「Ｒｏｏｔｓ（ルーツ）」と同清涼飲料水ブランド「桃の天然水」も取得した。ＪＴは、飲料製造販売事業から９月末に撤退することにしており自販機事業も売却が妥当と判断した。

　サントリーはジャパンビバレッジを子会社後、ジャパンビバレッジが保有する既設の自販機を、順次、サントリーの自販機に切り替える方針。サントリーの自販機の保有台数は現在４９万台で買収後は単純合算で７５万台になる。

　日本コカ・コーラは約８３万台の自販機を保有しており、買収後には両社の差は肉薄する。

コメント
01. 2015年5月25日 21:43:48 : SL1Ibss6PY 国内飲料、寡占化加速＝サントリー食品のJT自販機買収 時事通信 2015/5/25 21:00 　サントリー食品インターナショナルが25日、日本たばこ産業（JT）の自動販売機事業の買収を決めたことで、国内の清涼飲料業界は、首位の日本コカ・コーラグループと2位のサントリー食品による寡占化が加速しそうだ。3位以下のメーカーは、再編も含め戦略の練り直しを迫られる。 http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150525-00000100-jijnb_st-nb

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