★阿修羅♪ > 経世済民97 > 272.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
4月実質賃金、2年ぶりプラス 前年比+0.1%=毎月勤労統計  マネタリーベース307兆3844億円10カ月連続過去最高
http://www.asyura2.com/15/hasan97/msg/272.html
投稿者 rei 日時 2015 年 6 月 02 日 11:22:04: tW6yLih8JvEfw
 

4月実質賃金、2年ぶりプラス 前年比+0.1%=毎月勤労統計
2015年 06月 2日 10:42 JST
[東京 2日 ロイター] - 厚生労働省が2日発表した4月の毎月勤労統計調査(速報)によると、物価の変動を考慮した実質賃金は前年比0.1%増となり、2013年4月(同0.4%増)以来、2年ぶりのプラスとなった。現金給与総額が高い伸びとなる一方、昨年の消費税増税の影響が対前年比ではく落し、賃金の伸びが物価上昇にようやく追いついた格好。

現金給与総額(事業所規模5人以上)は前年比0.9%増の27万4577円。2014年12月(同0.9%増)以来の高い伸びとなった。就業形態別では、正社員などフルタイムで働く一般労働者が0.8%増。パートタイム労働者は1.3%増だった。

このうち所定内給与も前年比0.6%増と2カ月連続で増加。2005年11月(同0.6%増)以来の高い伸びを記録した。一般労働者は前年比0.5%増、パートタイム労働者も同1.3%増だった。

所定外給与は前年比2.3%減で2カ月連続で減少した。

総実労働時間は前年同月比1.4%増だった。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0OI04420150602

5月末マネタリーベースは307兆3844億円、10カ月連続で過去最高
2015年 06月 2日 09:15 JST
[東京 2日 ロイター] - 日銀が2日発表した市中の現金と金融機関の手元資金を示す日銀当座預金残高の合計であるマネタリーベース(資金供給量)の5月末の残高は307兆3844億円となり、10カ月連続で過去最高を更新した。

日銀は昨年10月末の追加緩和で、マネタリーベースの年間増加額を60─70兆円から約80兆円に拡大しており、ほぼ目標に沿ったペースで積み上げが進ちょくしている。

5月中のマネタリーベースの平均残高は、前年比35.6%増の304兆3476億円で平残ベースも過去最高を更新。マネタリーベースの構成要因ごとの月中平均残高は、金融機関の手元資金を示す当座預金が前年比56.9%増の209兆7476億円で過去最高となった。紙幣は同4.5%増の89兆9665億円、貨幣は同0.7%増の4兆6335億円だった。

(伊藤純夫)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0OI00H20150602


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2015年6月02日 11:30:57 : nJF6kGWndY

>4月実質賃金、2年ぶりプラス

原油安の効果も無視できないだろう

これが剥落し、+2%再増税があれば、またマイナス化しそうだ


2. 2015年6月02日 11:32:03 : 1ngw2OuUP6
実質賃金の上昇は円安の負の効果を大幅に改善した原油安がもたらしたもので、アベノミクスの成果ではない。原油安によりインフレ率が下がったおかげだ。

3. 2015年6月02日 12:40:10 : nJF6kGWndY
>>02 原油安によりインフレ率が下がったおかげ

これも単純過ぎる見方

原油安効果だけではない

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF02H04_S5A600C1MM0000/
4月の実質賃金0.1%増、2年ぶり上昇 賃上げが寄与

実質賃金が急浮上したのは、消費税率が昨年4月に5%から8%へと引き上げられた影響がはげ落ち、前年比でみた名目物価へ

の影響が中立になったことが大きい。

 加えて電機、自動車といった分野で大手企業が相次ぎ過去最高益を更新するなど、好業績を背景に賃金水準を底上げするベース

アップ(ベア)も広がった。サービス業を中心とする人手不足も手伝い、賃金の上昇率が見かけ上の物価の伸び率を上回った。

 賃金の名目値を示す1人当たりの現金給与総額は、前年同月比0.9%増の27万4577円だった。業種では、学術研究等が8.2%増と

最も高い伸びを示した。不動産・物品賃貸業(5.7%増)や電気・ガス業(5.3%増)、金融・保険業(2.9%増)も増加した。一方

、雇用者数が多い製造業は0.5%減とマイナスだった。

 基本給を示す「所定内給与」は0.6%増の24万3293円。ボーナスなど「特別に支払われた給与」は1万1201円で14.9%増えた。


4. 2015年6月02日 13:03:33 : 1ngw2OuUP6
簡単に騙されてはいけない。

これは単純な理論だ。

円安がなかったなら、実質賃金はもっと増えていた。
原油安がアベノミクスから庶民を救ったのだ。


5. 2015年6月02日 14:13:58 : nJF6kGWndY

単純ではない

何度も言うように、カンフル剤としての効果はあった

円高投機を放置しておけば、空洞化と産業崩壊はさらに進み、南欧のように雇用の悪化が続き

底辺層を直撃し、さらに社会保障負担や財政赤字は増加していただろう

一方で、内需系大企業労組、公務員や年金老人の実質所得はデフレで高止まりするから、彼らの痛みは先延ばしできただろうが

何事も、善悪があるということだ


6. 2015年6月02日 14:34:19 : 1ngw2OuUP6
最大のカンフル剤こそ原油安だよ。過度な円安は消費が増えないカンフル剤だよ。今更、空洞化の話はない。企業は適正な為替水準に見合った適地生産にとっくに対応していた。

7. 2015年6月02日 18:29:08 : hIjSYyYo1Y
焦点:「熱狂なき円安」に冷めた視線の海外勢 
2015年 06月 2日 18:15 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKBN0OI0SU20150602&channelName=topNews#a=1
1 of 1[Full Size]
[東京 2日 ロイター] - 12年半ぶりにドル高/円安を記録した外為市場は、予想外に冷めた空気に包まれている。海外勢の日本株買いに伴うヘッジの円売りやシステム売買が中心で、ヘッジファンドが円売りで押し寄せたかつての熱狂とは対照的な状況だ。

背景には、今の円売りの潮目が変わるのをじっと待つ市場参加者の存在があり、市場の流れがある日突然変わるという不気味さを感じる参加者も出てきた。

<システム売買がドル高演出>

ドルは5月半ばの118.88円から、2日に記録した12年半ぶり高値125.07円まで2週間余りで5.2%上昇した。ただ、市場参加者の多くは、このドル高/円安に「過熱感がない」と口をそろえる。

「上値を抜けたから自動的に買うモメンタム系以外のドル買いは乏しい」(国内運用機関ファンドマネージャー)とされ、システムが自動発注する以外の売買は、低調なままだ。静寂の中でドル高/円安が進行しているという。

今回のドル高をけん引したのは、為替相場が一定の水準を上抜けたら自動的に買うプログラムを運営する為替オーバーレイ、モデル系ファンド、モメンタム系ファンドなどだとみられている。

日本株投資を拡大する海外投資家によるヘッジの円売りも大きいようだ。財務省統計によると、非居住者の国内株買い越しは4月に2兆5500億円にのぼっている。

これら全てのオペレーションは機械的に実行され「海外勢が、過去の円安局面のように、積極的にポジションを大きく傾けてドル買い/円売りをしている感じは全くない」(前出のマネージャー)という。

<ユーロも盛り上がり欠く>

為替市場では、盛り上がりに欠けるのは円だけではない。ユーロは4月半ばの1.052ドル付近から5月半ばの1.1468ドルまで1カ月間で9%上昇したが、その後2週間足らずで1.0819ドル付近まで下落した。

「ユーロの上昇過程は、主要なポイントを次々と上抜け、踏み上げがさらなる踏み上げを招くありさまだった。だが、下げ過程は熱気がなく、スカスカの薄商いの中、ユーロが落ちている感じだった」(外銀)という。

「グローバルにみて、金融市場の参加者は、次の大きな潮目の変化を待っている状況で、短期筋もそう簡単にリスクを取れるような環境ではなくなっている」(別の外銀)という。

<短期的には上振れ余地も、海外勢は円安に慎重>

ドル/円相場では、1)全般的なドル高傾向、2)日米当局の様子見姿勢、3)短期筋の一部による円ショートの再構築ーーなどが継続する限り、短期的には上振れ余地があるとみられている。

だが、それらの持続可能性には不確実さがつきまとう。シカゴIMMでは4月末以降、円ショートを再び積み増す動きが生じている。5月26日時点の円ショートは6万2224枚と、前週の2万2005枚から一週間で4万枚と急ピッチで増加した。

ただ、市場では、円売りポジションが過去最高水準(2007年6月の18万8000枚)まで拡大する可能性は低いとみられている。

JPモルガン・チェース銀行のチーフFX/EMストラテジスト、棚瀬順哉氏は、現行の円安は、過去と異なり、日本の貿易収支が継続的に改善する中で起きていると指摘する。

日銀の追加緩和期待も盛り上がっていないほか、来週以降、米議会でTPA(貿易促進権限)の審議が開始される見通しで、米当局が引き続きドル高容認姿勢を維持するか否かは不確実な状況だとする。

国内では、「何年ぶりの円安」という報道が目を引くが、ドル高は他の通貨に対しても顕著であり、棚瀬氏は「海外勢が円売りに特化して盛り上がっているようには見えず、むしろ慎重な姿勢を保っている」と指摘する。

<日銀総裁が遠くに示した円安の終えん>

一段の円安期待に首をかしげるのは、棚瀬氏だけではない。米英当局が異例の大規模緩和の出口を模索する中、視界の片隅に日銀の出口戦略を描き始めた市場参加者は、ごく少数だが着実に増え始めた。

日本の金融政策をめぐっては、海外勢を中心に追加緩和に期待する見方が主流。具体的な成果の見えづらい構造改革の時間を稼ぐため、当面は緩和策を維持するとの見方で、とても出口論という雰囲気ではない。

しかし、そうした参加者が肝を冷やしたのは、ほかならぬ黒田東彦日銀総裁のひとこと。前週末に米テレビ局とのインタビューで「円が上昇する」シナリオに言及したことだった。

黒田総裁の発言は日本経済が日銀の想定通りに今後2年間で拡大すれば、との前提付き。発言の趣旨そのものに新味はないが、円安政策と市場が位置付けるアベノミクスの仕掛け人から飛び出した円高宣言は、参加者の脳裏に現実的な「宴の後」を想像させるのに十分だった。

過熱感の乏しいまま歴史的水準へ上昇した株価、過去最低水準ながら突如上下に荒れ狂う国債金利──。

世界同時の大規模緩和がもたらす市場の副作用は、日本に限らず明白だ。きしむ市場にとって、楽観論はかなりのリスクを持っているとみる参加者も増えている。「米利上げと追加緩和で1ドル=150円」と言ったのんきな円安論は、主要な海外投資家の間では次第に後退している。


(森佳子 基太村真司 編集:田巻一彦)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0OI0SU20150602?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29&sp=true


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民97掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民97掲示板  
次へ