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OPEC、今年の原油需要予測を据え置き
By SUMMER SAID
原文（英語）
2015 年 6 月 10 日 21:38 JST
【ドバイ】石油輸出国機構（OPEC）は10日公表した月次の石油市場報告で、年内にこれ以上の原油需要増加はないものの、現在の過剰供給は今後数四半期で緩和されると予想した。
今年の原油需要の伸びは日量118万バレルとの予測を据え置いた。OPEC産原油の需要見通しも前年比で日量30万バレル増の2930万バレルで維持した。
原油安がガソリン需要の増加に寄与するため、米国の原油需要は引き続き上ぶれするリスクがあると指摘。一方で、今年の非OPEC産原油の生産量は従来予想と同じ前年比で日量68万バレル増にとどまると見込んだ。
OPECは世界の原油生産全体のおよそ3分の1を担う。
5月のOPEC全体の生産量は前月比で日量2万4000バレル増の3098万バレルとなった。イラクとアンゴラが全体を押し上げた。
イラクの生産は日量380万バレルに達した。前月は369万5000バレルだった。
世界最大の石油輸出国であるサウジアラビアは日量1033万3000バレルで、4月の1030万8000バレルからやはり増加した。
需要見通しに変化がなく、供給が増加しているにもかかわらず、OPECは世界全体で現在日量200万バレルに上るとみられる供給過剰が「向こう数四半期で緩和する公算が大きい」との認識を示した。米国の生産は7-9月期に減少すると引き続き予想した。
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0CB4QFjAAahUKEwjNjef3sYXGAhVl26YKHaZYACY&url=http%3A%2F%2Fjp.wsj.com%2Farticles%2FSB11793851007525823752504581039491958267826&ei=zVB4VY3zNuW2mwWmsYGwAg&usg=AFQjCNHBpj9Tj4XJ6jH8_P1cHa2wXzG5MA&bvm=bv.95277229,d.dGY
米国、ロシア抜き世界最大の石油･天然ガス生産国に−ＢＰ報告
2015/06/10 20:38 JST
（ブルームバーグ）：米国は昨年、ロシアを抜いて世界最大の石油・天然ガス生産国となった。シェール層開発が世界のエネルギー勢力図に劇的な変化をもたらした状況を浮き彫りにした。
英石油会社ＢＰ が10日発表した世界のエネルギーに関する報告によると、米国の石油生産は昨年に過去最高となり、日量160万バレル増えた。ガス生産も増え、石油とガスを合わせてロシアを追い抜いた。
ＢＰのチーフエコノミスト、スペンサー・デール氏は報告発表で、「世界のエネルギー供給国のトップ交代を目の当たりにしている」とし、「米国のシェール革命の意味合いは深い」と指摘した。
米国は増産によって原油生産でサウジアラビアを抜いたが、３年連続で生産を日量100万バレル以上引き上げた国は米国が初めてという。
原題：U.S. Ousts Russia as World’s Top Oil, Gas Producer in BP Report（抜粋）
記事に関する記者への問い合わせ先：ﾛﾝﾄﾞﾝ Rakteem Katakey rkatakey@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先： Will Kennedy wkennedy3@bloomberg.net Amanda Jordan
更新日時: 2015/06/10 20:38 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NPQ2X36JIJUW01.html
米国債市場で金融機関が談合か、米司法省が情報収集−関係者
2015/06/10 21:59 JST
（ブルームバーグ）：米司法省は米国債市場でのトレーディングに関する情報収集に着手したと、事情に詳しい３人の関係者が明らかにした。ウォール街の不正行為に関してはこれまで、外国為替市場などに関する調査などで巨額の罰金や制裁金を伴う決着に至っている。
これらの関係者によると、米司法省は金と銀の貴金属市場、さらには一部の石油指標に絡んだトレーディングにも談合の疑いがあるとして目を向けている。
米国債市場に対する調査はまだ初期の段階にあるが、金融機関の間で情報が不適切に共有されたかどうかが焦点だという。
米司法省の報道官、ピーター・カー氏はコメントを控えた。米国債市場に当局の調査の目が向けられていることについては、ニューヨーク・ポスト紙が８日に報じていた。
米国債市場のどの部分に検察当局の焦点が絞られているのか、あるいはウォール街の銀行に対する特定の疑惑が調査を促したのか、現時点では明確になっていない。
原題：Treasuries Collusion Said to Be Hunted in Next Wave of Probes（抜粋）
記事に関する記者への問い合わせ先：ﾆｭｰﾖｰｸ Keri Geiger kgeiger4@bloomberg.net;ﾆｭｰﾖｰｸ Matthew Leising mleising@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先： Sara Forden sforden@bloomberg.net Winnie O’Kelley, David Scheer
更新日時: 2015/06/10 21:59 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NPQB97SYF01S01.html
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