★阿修羅♪ > 経世済民97 > 748.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
ドル123円前半、FOMCではメンバーの政策金利見通しに注目   米FRB、新興国からの「スピルバック」に戦々恐々か 
http://www.asyura2.com/15/hasan97/msg/748.html
投稿者 rei 日時 2015 年 6 月 17 日 13:46:57: tW6yLih8JvEfw
 

ドル123円前半、FOMCではメンバーの政策金利見通しに注目
2015年 06月 17日 12:15 JST
[東京 17日 ロイター] - ドルは123.40円付近。薄商いの中、若干上値の重さが意識されている。朝方からの値幅は11銭程度で、市場は「待ちの姿勢」(外銀)を保っている。

ユーロは1.12ドル半ばで動意薄。

市場参加者によると、きょうのFOMCではメンバーの政策金利見通し(ドッツ)に最も強い関心が寄せられているという。

3月のFOMC時点では、2015年内に利上げを開始することが好ましいと答えた委員が15名、2016年の利上げ開始が好ましいと答えた委員が2名だった。

年内利上げ派の内訳では、7名の委員が2015年内に2回の利上げを予想していた。一方、年内に1回の利上げか、利上げなしと予想する委員が3名いた。

これらのバランスがどのように変化するかが焦点となっている。

一方、潜在成長率に関する予想は、3月時点に2.0―2.3%だったが、市場参加者の多くは、今回、予想レンジが0.1%ポイント程度、下方修正されるとみている。

また、2016年、2017年のFF金利および長期的な中立金利に関する予想も引き下げられる可能性が指摘されている。

FOMC声明について「今回はハト派的なニュアンスを出してくる可能性が高いとみている。その場合は123円割れもあるかもしれない」とマネックス証券、シニアストラテジストの山本雅文氏は言う。

現状では、ドル/円もユーロ/円も上値余地がそう大きくないと山本氏は述べ、ドル高シナリオで最も実現可能性が高いのは、金融緩和直後で追加利下げの期待もあるニュージーランドドル売り/米ドル買いとした。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0OX08E20150617

コラム:米FRB、新興国からの「スピルバック」に戦々恐々か
2015年 06月 17日 11:50 JST
Andy Mukherjee

[シンガポール 16日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米連邦準備理事会(FRB)は、自らの金融緩和策による諸外国への副作用(スピルオーバー)を気に病むことはなかった。しかし今後利上げに着手するに当たり、副作用の自国への跳ね返り(スピルバック)に戦々恐々となる日々を送ることになりそうだ。

スピルバックという言葉は国際通貨基金(IMF)の「造語」で、新興国市場の輸入需要の低迷によって米国の生産が脅かされる状況を言い表す。FRBが利上げを進めれば、新興諸国から資本が逃げ出し、これら諸国は投資の中断や低成長を余儀なくされる恐れがある。これはスピルオーバーだ。しかし輸入国の経済が停滞すれば米国のソフトウエアや機器、サービスなどの輸出に跳ね返り、ただでさえ足取りの弱い景気回復に悪影響を及ぼしかねない。これがスピルバックであり、その影響はかなり甚大なものになりそうだ。

2000年代初頭以来、米国が潜在成長率を上回る成長を遂げた局面は、新興国市場向けの好調な輸出を伴っていた。米国の成長率が、生産性伸び率で規定されるところの潜在成長率を上回っていた住宅ブーム当時、新興国市場は沸騰する米消費需要をてこに生産能力を拡大した。これが翻って米国の輸出を促し、米国経済を一段と盛り立てた。しかし新興国市場の投資と輸入がかつてほどの活気に満ちていない現在、米国経済が生産性伸び率の弱さという限界を打ち破るほどのスピードで成長を遂げることは難しいだろう。

インフレ圧力が存在しない中でFRBが利上げに踏み切れば、新興国市場からのスピルバックはさらに厳しくなる恐れがある。新興国で金利が上昇し、ドルが上昇すれば、米国の輸出は減少し、米成長率は潜在成長率を下回る水準に減速しかねない。

発展途上国への資本流入は昨年、総生産の5.4%に相当した。世界銀行の推計では、FRBが利上げを実施すれば資本流入は18─40%縮小する可能性がある。1990年代までであれば、この程度の落ち込みなら米国経済に深刻な打撃を及ぼさなかっただろう。しかし中国とインドを筆頭とする新興国市場は2011年から14年にかけて世界の経済成長の57%に寄与するまでになっている。米利上げによるスピルバックのリスクは、FRBが夜も眠れなくなるほど現実的かつ大きなものだ。

●背景となるニュース

*世界銀行は11日発表した「世界経済見通し」で、ことしの発展途上国の成長率見通しを従来の4.8%から4.4%に下方修正した。新興国市場の景気減速は2年目に入るとみている。

*FRBが利上げに着手し、米国の長短金利差が1%ポイント拡大すると、発展途上国への資金流入は18─40%縮小する可能性があると、世銀は推計した。

*世銀のチーフエコノミスト、カウシィク・バス氏は、FRBは為替相場の乱高下と世界経済への悪影響を避けるため、利上げを来年まで先送りすべきだと述べた。

*これとは別に、IMFもFRBに利上げを来年前半まで見送るよう勧告している。
http://jp.reuters.com/article/jp_forum/idJPKBN0OX07G20150617  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2015年6月17日 14:03:24 : jXbiWWJBCA

米国のドライバーの旺盛なガソリン需要、アナリストらも驚き
2015/06/17 13:33 JST 
  (ブルームバーグ):原油供給は潤沢 だ。米国の製油所の稼働率 はこの時期としては10年ぶりの高水準に達している。従って同国のガソリン供給が潤沢なのも当然だ。そしてそれらは全て消費されつつある。
米エネルギー情報局(EIA)は1月に、米国の1−3月(第1四半期)のガソリン需要が日量871万バレルになると予想。実際にはこの量を10万バレル上回り 、自動車の走行距離に換算すると過去最高の7201億マイル(約1兆1600万キロメートル)に達した。これは、太陽との間を約3900回往復する距離に相当する。
米国内外の旺盛な需要は、EIAやエナジー・アスペクツ などのアナリストの推計を上回っている。このため、ガソリン小売価格は予想を上回り、シェールブームも相まって米国の製油所による原油需要は拡大している。
英コンサルティング会社エナジー・アスペクツのアナリスト、ロバート・キャンベル氏は11日の電話インタビューで「需要拡大のスピードは、われわれも含め多くの市場関係者にとって驚きだった」と指摘。「需要については最初から非常にポジティブな見方をしていたが、それでも増加ペースの速さに若干驚いた」と述べた。
全米自動車協会(AAA)が集計したデータによれば、米国のガソリン小売価格 は過去2カ月間に17%上昇し、14日には1ガロン=2.804ドルと、昨年11月以来の高値を付けた。AAAは今年5月に、今夏の平均価格が2.55−2.75ドルになるとの見通しを示していた。
原題:Gas-Guzzling U.S. Drivers Shock Even Analysts as Refiners Profit(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:サンフランシスコ Lynn Doan ldoan6@bloomberg.net;ヒューストン Dan Murtaugh dmurtaugh@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: David Marino dmarino4@bloomberg.net; Dan Stets dstets@bloomberg.net Dan Stets
更新日時: 2015/06/17 13:33 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQ2KLN6K50XY01.html

2. 2015年6月17日 14:03:46 : jXbiWWJBCA
ジャンク債の饗宴は今が終わりか-のんびり待てないトレーダー
2015/06/17 12:50 JST
  (ブルームバーグ):リスク資産の饗宴の音楽が鳴りやむ時間が「今ではないか」とクレジットトレーダーは自問している。
国債相場が変動し、企業のバランスシートの健全性が低下したと思われる状況で、ジャンク(投機的格付け)債の売りにトレーダーは動き始めた。
米連邦準備制度理事会(FRB)が2006年以来となる利上げに動くタイミングを告げるスモークシグナル(のろし)が上がるのを待つ一方、ギリシャを取り巻く状況と、同国がデフォルト(債務不履行)状態となり、ユーロ離脱に追い込まれた場合の感染波及の可能性にもトレーダーはより多く注意を払っている。
人々の頭の中に今あるのは「利回りを求める投資家の動きに水を差すのは何か」という問題だ。
スイス最大の銀行UBSグループ のストラテジスト、マシュー・ミッシュ氏とスティーブン・カプリオ氏は16日付のリポートで、ジャンク債にとって「パーフェクトストーム(最悪の事態)」とは、FRBによる前例のない金融緩和の縮小とファンドのパフォーマンス悪化に「デフォルトと格下げのエスカレートが加わる状況」と指摘した。
いずれの要因も過去数年に比べて危険が増大しているように見える。フィッチ・レーティングスによれば、主に商品価格下落の影響で、米企業の5月のデフォルト件数は09年以来で最も急増した。バンク・オブ・アメリカ (BOA)のアナリストによると、一般的な利益指標を見る限り、ジャンク級格付け企業は苦境にあるエネルギー関連企業以外でもほとんど成長していない。
リッパーによれば、米国の高利回り債ファンドから先週26億ドル(約3200億円)が流出し、今年に入り2番目に多い流出額となった。リスク資産の今回の下落局面は買いの好機とも考えられるが、一部の投資家はそれが分かるまでのんびり待つつもりはなさそうだ。
原題:It’s Getting Late at a Junk-Bond Party That’s Got Uncertain End(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Lisa Abramowicz labramowicz@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: David Papadopoulos papadopoulos@bloomberg.net Caroline Salas Gage, Kenneth Pringle
更新日時: 2015/06/17 12:50 JST.http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQ2JWX6KLVR901.html

3. 2015年6月17日 14:05:55 : jXbiWWJBCA
米利上げ開始で勝つのは誰か−FOMC前に専門家が影響予測 

  (ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB)では次の利上げに向かって102年の歴史で最長の前奏音がなり響いている。これは利上げの影響の一部が驚くに値しないという意味では必ずしもない。
ウェルズ・ファーゴ・プライベートバンクのエリック・デービッドソン最高投資責任者(CIO)はゼロ金利解除が間近だと述べ、「大きな転換点になる」と予想する。
今週の連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利の「引き上げ開始」を少なくとも9月まで先送りする見通し。それに備えて、FOMCが2006年以来となる利上げを実施した後に予想される勝者と敗者、勝敗なく運勢が安定し続ける人々などを以下に挙げた。
勝者:ドル   RBCキャピタル・マーケッツで新興市場とグローバル外為戦略の責任者を務めるダニエル・テネゴーザー氏は、ドルが利上げ後も上昇し続けると予想する。他国の中央銀行は利下げや通貨供給量の拡大を進め、自国通貨を押し下げている。
敗者:連邦政府財政  経済政策研究センター(CEPR)のエコノミスト、ディーン・ベーカー氏や議会予算局(CBO)の試算によれば、金利が段階的に上昇した場合、米政府の利払いは向こう10年で最大2兆9000億ドル(約360兆円)増える可能性がある。
勝敗なし:預金者  クロール・ボンド・レーティング・エージェンシーのシニア・マネジングディレクター、クリス・ウェーレン氏は事実上ゼロ金利だった過去6年余りを「預金者から債務者への大規模な富の移転」と呼んでおり、こうした状況は続く公算が大きい。クレーン・データによれば、マネー・マーケット・ファンド(MMF)のリターンは金融危機前の07年10月の4.79%からゼロに近い水準に落ち込んだ。預金者は最後に金利上昇の恩恵を受けるだろう。
勝者:世界の株式  利上げに伴うドルの一段高で米国ではアジアや欧州の製品への需要が高まるため、これらの地域の企業利益の押し上げにつながる。ベアリング・アセット・マネジメントで110億ドルの運用に携わるマシュー・ウィットブレッド氏は米株式相場がまだ何とか上昇を続けると予想。銀行は融資業務で利益を伸ばすことが可能になるため恩恵を受けようと指摘した。
敗者:借り手企業  企業は過去数カ月間、利上げ前の最後の融資を確保し社債を発行しようと躍起になっていた。これは自社株買いや配当の支払いを容易にし、投資家にとっての企業の魅力を高めてきたが、こうした状況は終わりそうだと、ポータレス・パートナーズのアナリスト、チャールズ・ピーボディ氏は指摘。「リターン改善を求める大きな圧力が経営陣にかかっている。金利が上昇すれば問題になろう」と述べた。
勝敗なし:住宅ローン金利  米当局はいったん利上げした後、慎重に動く姿勢を示唆している。このため、期間が長めの米国債利回りの上昇圧力が限られる可能性があると、バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの米金利戦略責任者、プリヤ・ミスラ氏は予想する。そうなれば、住宅ローン金利の急激な上昇は避けられる。
原題:When Federal Reserve Hikes Rate, Who Wins, Who Loses, Who Draws(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Alexandra Scaggs ascaggs@bloomberg.net;ニューヨーク Isaac Arnsdorf iarnsdorf@bloomberg.net;ニューヨーク Joseph Ciolli jciolli@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Bob Ivry bivry@bloomberg.net David Papadopoulos
更新日時: 2015/06/17 11:03 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQ2E7W6KLVR601.html


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民97掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民97掲示板  
次へ