原油価格にさらなる圧力の可能性、供給過剰で＝ＩＥＡ月報
http://jp.reuters.com/article/idJPKCN0PK18Q20150710
2015年 07月 10日 20:35 JST

［ロンドン　１０日　ロイター］ - 国際エネルギー機関（ＩＥＡ）は１０日公表の月報で、世界需要の弱まりや供給過剰の拡大を受け、原油価格にさらなる圧力がかかるとの見通しを示した。また、市場のリバランス（再均衡）が来年まで続く可能性があると指摘した。

ＩＥＡは世界の原油需要の伸びについて、２０１６年は日量１２０万バレルと、２０１５年の同１４０万バレルから鈍化すると予想した。

ＩＥＡは約１年前の価格下落から始まった原油市場の再均衡はまだ終わっていないと指摘。「最近の状況から判断すると、再均衡のプロセスは２０１６年にまで及ぶ可能性がある」とした。

米国による２０１５年１─５月の供給の増加幅は日量１００万バレルだった。２０１４年の同１８０万バレルからは減少した。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）非加盟国全体としては、供給の増加幅は２０１５年に同１００万バレルに、２０１６年には横ばいになる見通し。２０１４年は同２４０万バレルだった。

コメント
1. 2015年7月10日 21:42:09 : BSwGIV51uU 「供給過剰」ではなくて、実はソーラー、風力、水力、バイオマスなどのマイクロ発電で、電気自動車やプラグインハイブリッドカー、電動アシスト自転車やシニアカーなどは、低電圧のまま零細発電供給者からダイレクトにこれらに給電できるから、高電圧送配電網などイラナイ、むしろ高電圧出力系統を介さない方が効率が遥かに良い、と言う事なのではないかナ。 原油に限らず、ＬＮＧ、石炭、原子力も既に落ちこぼれ。 「供給過剰」とかの問題ではない。
2. 2015年7月10日 23:39:23 : Bn1qHwrSTU 原油価格の低下は、すなわち中国経済の高度成長期の終焉という意味なんだよ。
3. 2015年7月13日 18:35:19 : C3lq0gpU9A 　　原油価格は安くなっているのに、国内のガソリン価格は高いまま。 　　”円安”のせいだ、”円安”で儲かるのは少数の輸出企業だけ。

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