今回は「ジム・ロジャーズ率いる海外ヘッジファンドたちにより，1996年の22750円を短期間でミニバブルさせ楽に越え2万4000円を目標に動いていますが，「ジム・ロジャーズ率いる海外ヘッジファンドたちが逃げるポイントがハッキリしないが，ギリシャや上海のこともあり，資金が逃出すと、株・土地・債権・通貨が大暴落します。

管制相場は下落すると下で支えていますし，日銀のＥＴＦ（上場投資信託）買いや公的年金のポートフォリオ見直しによる買いへの期待が強いが，どこのまで下で支えられだろうか，ライブドアショックのように、買手が不在となって売手ばかりになれば、暴落を阻止することができない。1929年あのモルガン商会でも支えられなかった。

ギリシャの財政危機は信用・信頼恐慌が絡んでいる，中国上海も取引停止しても暴落で支えられなかった。暴落，暴騰が繰り返してから大底に落ちるものである。

元は中国解体とバブル作裂と、シーラカンス銀行のデフォルトの三つの危機に直面しているし，もし香港ドルが暴落するとドルも大暴落する。ユーロが止まると円とドルが暴落する。新興国インド・ブラジル・中国のバブルが弾けています。

「発行する国債又は通貨発行高を保有する金とリンクさせる」とドルとユーロが約束すれば、為替の乱高下と、国債をデフォルトする危機は収束できるが，そうなると円は暴落します。最初からドルとユーロが一緒に、債券や通貨発行高を金とリンクさせれば、より長期間安定できるがユー
ロは「ドルの寿命を延命させるだけだとか、自己責任をとらない国は除名脱退すればよい」と、お互いのテレトリー（縄張り）の既得権益擁護が障害となり、簡単に収束できないのです。