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逮捕者の可能性も “水増し会計”東芝に囁かれる「解体」危機(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/15/hasan98/msg/727.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 7 月 14 日 08:03:10: igsppGRN/E9PQ
 

             “水増し”指令(左から西田、田中、佐々木氏)/(C)日刊ゲンダイ


逮捕者の可能性も “水増し会計”東芝に囁かれる「解体」危機
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161705
2015年7月14日 日刊ゲンダイ


 西田厚聰相談役(71)、佐々木則夫副会長(66)、田中久雄社長(64)と、歴代3社長が「不適切会計」に関与していた疑いが浮上している東芝。もはや、会社ぐるみで“不正決算”に手を染めていたのは明らかだろう。この先、東芝はどうなるのか。「上場廃止」と「解体説」まで流れている。

 リーマン・ショックが直撃した09年3月期連結決算で、東芝は2501億円の営業赤字に陥った。この時、社長だった西田氏が不適切な会計処理を始め、その後を引き継いだ佐々木氏、田中氏の社長時代に、会計処理が本格化していったとみられている。

 メールで「利益をもっと早くあげろ」「工夫しろ」などと部下に指示していたというからやっていることはほとんど“粉飾”だ。3人の辞任は当然だが、ライブドア事件で堀江貴文氏が逮捕されたように、「金融商品取引法違反」で逮捕者が出る可能性もある。

 東芝の決算粉飾は、2000億円規模だけに、経営も一気に悪化していく可能性が高い。裏返して言えば、業績が悪いから不正に走った。すでに、金融機関には7000億円規模の「融資枠」の設定を打診している。

 市場では「東芝解体」まで囁かれている。

 東芝は、太陽光発電などを扱う「電力・社会インフラ部門」、パソコンなどを扱う「ライフスタイル部門」など、主に5つの部門で構成されている。赤字部門が切り離されてもおかしくない。ソニーの場合、パソコン事業を売却するなど、本体を切り売りしている。

「今後は銀行が主導して再建していくことになる。決定的に業績が悪い部門は、売却していくでしょう。東芝としては、原子力部門は強みであり残したいでしょうが、銀行が『原子力もこの先どうなるかわからない』と判断すれば、本体から切り離すこともありえます」(経済ジャーナリストの井上学氏)

 さらに、「上場廃止」に追い込まれる可能性もゼロじゃない。東芝と同じ規模の2000億円の粉飾決算を行ったカネボウは05年、上場廃止になっているのだ。

「やっていることは明らかに粉飾で、今後大変な問題になると思います。基本的には上場廃止になってもおかしくない案件です。ただ、上場廃止となると、市場で“東芝ショック”のようなことが起きかねない。今は上海株も悪いので、タイミングとしては難しい状況です。最後は当局がどう判断するかでしょう」(井上学氏)

 今後は大リストラも予想される。かわいそうなのは巻き込まれた社員だ。


 

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コメント
 
1. 2015年7月15日 00:06:49 : 9Rl1jJIGHM
覚えている方がいるかどうか。東芝は1990年代だったか、「重電解体」と称して、半導体やIT(パソコンや情報通信)に力点を置く経営をやると表明した。この半導体やITへの集中投資が裏目に出てしまった。そのため、社内メールで「利益をもっと早くあげろ」「工夫しろ」などと指示したのだ。

ライバルの日立や三菱電機は、半導体部門を早い時期に切り離し、IT分野にしても、パソコンの自社開発、自社生産から早々と撤退した。携帯電話も同じ。その当時の時点で、南朝鮮や中国大陸などと競争するのは無謀だと経営判断したのだと思われる。

ところが東芝は、この無謀な分野への投資をやめなかった。東芝が三重県内に、巨大な半導体工場を建設したと聞いたときにも、「本当に大丈夫か。」と、我が目を疑ったほどだ。

日立がテレビジョンの自社生産を打ち切ったときも、東芝は力を入れていた。その当時でも、南朝鮮のサムスン、LGを急速に追い上げていた中国大陸のTCL、ハイセンス、スカイワース。彼らが海外市場で成功を収めつつある頃、日本のメーカーは苦戦していた。そのことを東芝の社長は、本当に把握していたのだろうか。案の定、東芝も海外市場からの撤退を余儀なくされたが、シャープにしても経営者の資質を疑う。

まるで、第二次世界大戦の時の日本軍の動きと同じである。トップの判断が間違っていたために、大損害を出してから撤退を余儀なくされたり、酷い場合は「玉砕」になってしまったり。まさか「格下」の南朝鮮や中国大陸に負けることはないだろうと、慢心があったのは間違いない。

東芝がおかしくなったのは、1990年代の「重電解体」が相当影響しているような気がする。


2. 2015年7月15日 00:45:15 : 9Rl1jJIGHM
東芝が1990年代、どうして「重電解体」など言い出したのか。東芝が大正時代から提携している、アメリカのゼネラル・エレクトリック(以下、GEと表記)の影響が大きいと当方は見ています。当時のGEの会長はジャック・ウェルチ氏。それまで安定していたGEの社風を打ち破り、大胆なリストラと企業買収(M&A)を導入した。これによりGEの利益はうなぎのぼり。これに影響を受けた東芝経営陣が、「うちもGEを見習おう」と言うことになったのではないか。
(註 GEは東芝の大株主でもある。)

ジャック・ウェルチ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%81

●GEはウェルチ氏の相次ぐ企業買収で、金融サービスに大規模に進出。エジソン生命とか次々と新会社を誕生させた。しかし今のGEは、本業回帰路線。金融サービス部門から撤退しています。東芝はウェルチ・ブームに振り回されたんじゃないか。あの当時、GEのウェルチ氏は、伝説の経営者だったからね。

伝説の経営者と言うと、アメリカITT Corpのジェニーン会長もそう。派手な企業買収で年々規模は拡大。だが、彼の引退後は部門売却が相次ぎ、かつて世界最大のコングロマリットと呼ばれた栄光の時代はいずこに。

ハロルド・ジェニーン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%B3

(註 日本電気も、かつてITT Corpが大株主であった。)


3. 2015年7月15日 08:10:58 : PtgED7cDbk
監査法人の新日本の会計士って、宴誘われたら断ることもなくついてくる
んだよね。あちきは別にそんな大手で働いている者では無いんですが、連結子会社
なので、年2回新日本の会計士がくる。
社長が「今夜どうですか」なんていうと「ああそうですか」って、どこかでみた構図
だな。下痢像に声かけられてノコノコついていく情報統制企業の乞食のようだ。
こんなちっぽけなところでさえこんな感じなんだから、東芝なんぞではさぞかしいい
待遇させてもらっているんだろう。新日本もピンチだな。逃れられん。

4. 2015年7月15日 23:52:12 : AOYy6sVT1A
>1,2,3

90年代の一時期重電が苦しい時代があった。
そのときだね。
でもあとから見れば軽電はひたすらコスト競争だったのだが。


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