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コンピュータはどれだけ優秀な「投資家」か あのバフェットを超える日も近い?(週刊東洋経済)
http://www.asyura2.com/15/hasan99/msg/570.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 8 月 08 日 23:43:45: igsppGRN/E9PQ
 

            投資において人間の判断力をコンピュータが超える日が来る?(写真:Yellowi/PIXTA)


コンピュータはどれだけ優秀な「投資家」か あのバフェットを超える日も近い?
http://toyokeizai.net/articles/-/79449
2015年08月08日 ロバート・J・シラー :米イェール大学経済学部教授 東洋経済


スウェドローとバーキンの新著『The Incredible Shrinking Alpha』は、投資の世界ではビッグデータ、高性能コンピュータ、学術研究を活用して高度な判断ができるアナリストが増えている、と指摘している。競争の激化により、「アルファを得るハードルがますます高くなっている」(アルファ=リスク調整後ベンチマークを上回る収益。個々の投資判断の成功度を測る尺度)というのだ。

この結論は重大な疑問を提起する。考えうるどんな投資戦略を取ったとしても、アルファはやがてゼロに行き着くのだろうか。もっと根本的には、賢い人間が増えコンピュータが高度化したおかげで、金融市場が真に完全なものとなり、私たちはすべての資産が正しく値付けされると信じて安閑としていられる日が、近々やってくるのだろうか。

■投資判断はコンピュータに任せるべき?

こんな想像をかき立てる状況を、「金融特異点」と呼ぶことにしよう。これは将来に想定されている「技術的特異点」のアナロジーで、コンピュータが人間の知能に取って代わる限界点を指す。「金融特異点」が示唆するのは、すべての投資判断はコンピュータプログラムに任せたほうが賢明だということだ。

多くの人々は、現状は金融特異点に近いと考えている。バフェットのような伝説的投資家でさえ、実際には市場をしのぐ業績を挙げているわけではない、との指摘がある。

もしこれが正しいとすると、投資家が皆一斉に、市場でミスプライスを探し出す努力をやめてしまう。市場にミスプライスなどありえないことになるからだ。市場参加者が合理的に想定するのは、すべての株価は、将来キャッシュフローの期待値を適切な割引率で割り戻した現在価値であり、そのキャッシュフローは、みんなが同様に理解するファンダメンタルズを反映しているということだ。投資家の判断に違いが出るとしたら、それはもっぱら個々人の状況に違いがあるからだ。

本当の問題はむしろ、現実世界の市場が金融特異点に近づいていないことだ。金融特異点が示唆するのは、すべての価格が、企業利益予想や、技術革新や長期的な人口動態の変化との相関といった要素に基づくものになるということだ。しかし賢明な投資家は、このようなあいまいな言い方はしない。

この意味で、先頃中国で起こった株式市場暴落について考えずにはいられない。報道によると、感情に流されやすい大勢の人々が直感や盲信に頼って取引している。

■投資にストーリーを用いる危険性

私が著書、『投資バブル根拠なき熱狂』で指摘したように、市場はストーリーに動かされるようだ。偉大な新時代や、迫りくる不況というストーリーがある。もっと根本的な、テクノロジーや資源の減少といったストーリーもあれば、政治や陰謀説もある。

真実かどうかは誰にもわからない。それでもストーリーは独り歩きする。時には急速に広まることもある。分別がありそうな人々と腹を割って話していて、相手がとんでもない考えの持ち主だとわかることがよくある。このような愚かな人たちが市場に影響を与える。他の投資家たちも彼らを無視できないからだ。こうして熱に浮かされた状態は、すぐには消え去らない。

おそらくバフェットの過去の投資スタイルは、現在では取引アルゴリズムに取り込めるだろう。しかしそれでバフェットの才能が値打ちを下げるわけではない。バフェットの成功の真の源泉は、ある手法を放棄し他の手法を編み出す時期を心得ている点にあるようだ。

金融特異点という着想には興味を引かれる。しかしそれは、過去に計画経済をもてはやした知的ユートピアと同じ錯覚にすぎない。よくも悪くも人間の判断力こそが、今後も投資判断と金融市場の結果を左右する力であり続けるのだろう。

(週刊東洋経済2015年8月8日・15日合併号)

 

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コメント
 
1. 2015年8月18日 09:52:04 : jXbiWWJBCA
バフェット氏がIBMに与える弊害 株主還元向上もイノベーション進まず
ウォーレン・バフェット氏 ENLARGE
ウォーレン・バフェット氏 PHOTO: AGENCE FRANCE-PRESSE/GETTY IMAGES
By TIERNAN RAY
2015 年 8 月 18 日 08:56 JST
• 配当利回りは業界最高水準、自社株買いのため長期債務が拡大

 オマハの賢人は IBM(IBM)を愛している。だがそれは、幾つかの理由でハイテク投資家を悩ませる原因となっている。

 著名投資家のウォーレン・バフェット氏は先週のCNBCのテレビ番組で、同氏が全株式の8.1%を保有するIBM株についてどう思うかと尋ねられると、「満足している」と手短に答えた。

 バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイが2011年に初めてIBMに投資した際、同氏は「IBMより優れた財務管理を行っている大手企業は考えつかない。同社はこの能力によって株主の利益を大きく増大させてきた」と書いている。

 IBMはバフェット氏の期待通り、株主還元を実施してきた。現在の配当利回りはインテル(INTC)と同じ3.3%と高水準で、 マイクロソフト(MSFT)など他のハイテク大手企業を上回っている。バフェット氏が今年IBMから受け取る配当は4億1300万ドルに達する見通しだ。

 より重要なのは、IBMが定期的に自社株買いを実施していることで、これにより同氏の持ち分と配当は増えつつある。その一方で、IBMの長期債務は5年前の220億ドルから330億ドルに増えている。その大半は、過去3年間に実施した400億ドルもの自社株買いに充当された。

• 相次ぐ事業売却で売上高は減少

 IBMの株価が2012年初めから16%下落している(S&P500指数はこの間に65%上昇)ことから判断すると、同社は決して素晴らしい投資先とは思えない。バフェット氏はIBMの予想株価収益率(PER)が10倍未満で割安だと主張するだろう。同氏が堅実に持ち分を増やす戦略を好むことには文句を付けようがないが、その論理に欠けているのは、IBMが最終的にどのような企業になり、ハイテク業界のイノベーターとしての地位を維持できるかどうかという視点だ。同社は過去3年にわたり、営業キャッシュフローの80%以上を配当と自社株買いに費やしてきた。そして、その借り入れを支える事業の質に関し、懸念材料がある。

 IBMは現在も多彩な製品を開発しているが、規模の点でも製品の深みの点でも数十年前とは違う。同社は選別した投資を何年もかけて育成し、失敗した投資は除いてきた。最高経営責任者(CEO)のバージニア・ロメッティ氏が売却した事業には、2005年のPC、昨年のサーバー・コンピューター、今年の半導体製造がある。

 この結果、同社の売上高は減少しており、昨年の売上高が999億ドルだったのに対し、今年の売上高予想は830億ドルだ。一方で税引き前の利益率は改善しており、5年前は19.7%だったのに対し、今年の予想は22.9%である。

• 開発中の案件はイノベーションからは程遠い

 最高財務責任者(CFO)のマーティン・シュローター氏は、同社が2014年までの10年間に株主還元よりも多額の投資を行ってきたと指摘している。だが、事業の売却と利益率の向上を除けば、成果は乏しいように見える。かつてのハードディスクドライブ(HDD)やリレーショナル・データベースといった偉大な発明に匹敵するものは何もない。

 同社はモノのインターネット(IoT)の技術開発に30億ドルの投資枠を設定していると言うが、成果はまだない。他にも最先端の半導体開発に30億ドルを投じてきたものの、同社が半導体製造から撤退した今となっては、市場でどこまで強みになるかは不明だ。iPhone(アイフォーン)とiPad(アイパッド)を利用した法人向け統合ソフトウエアの開発でアップル(AAPL)と提携したが、これはIBMならずとも取り組める内容である。

 ロメッティ氏が挙げる「戦略的に重要な事業」の中心的存在はクラウドコンピューティングだ。売上高は過去12カ月で約90億ドルだったと言うが、同社は既に年間550億ドルものITサービス収入を得ている。クラウド事業の売り上げの一部は、従来のコンサルティング事業やシステム・インテグレーション事業からの持ち出しが流れ込んだにすぎない。

 問題は、IBMがクラウド事業でアマゾン・ドット・コム(AMZN)後れを取ったことだ。アマゾンのクラウド事業であるアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は顧客を急速に増やしているだけでなく、価格を引き下げている。そのため、全てのクラウドコンピューティング企業にとって、将来のリターンが危ぶまれる状況になっている。IBMを今後50年にわたって繁栄させる技術はどこにあるのだろうか。

 キャッシュフローの80%以上を株主還元に費やすという現在の戦略の問題点は、バフェット氏などの投資家が事業の成果の質を顧みることなく株主還元を期待していることだ。バフェット氏はかつて、全てのリターンを事業に再投資することがいかに大切かを思い起こさせてくれた。そうした考え方をしていたからこそ、同氏は保険などの成長分野に分散投資を行うことができた。

 バフェット氏よ、IBMの事業をどのように構築するかについても、以前と同じように考えてみてはどうだろうか?


2. 2016年10月13日 23:39:30 : AU6F50oQdQ : 1xApGfrtBoo[7]
出口織ネーム

ジャガード織とは
http://www.doname.co.jp/skill/jacqard/index.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

ジャガード織とはフランス人発明家のジャカール(Joseph Marie Jacquard;1752-1834)が考案した織機(ジャガード機)を使用して製作された織物のことをいいます。

(略)

しかし、この織機の素晴らしさはそれだけではありません。彼が考案した織機の原理は、紙に穴を開け、タテ糸に上下開口の命令を送るというものでした。

つまり・・・、

タテ糸の操作は”紙に穴が開いているか開いていないか”によっておこなわれていたのです。

そう!!

コンピュータの世界も0か1かという同様の原理を持っていますね。

何を隠そう、このジャガード機がコンピュータの発明の「もと」だったのです。

(以下略)

能を支える人々  山口安次郎
http://www.the-noh.com/jp/people/sasaeru/007_yasujiro.html(抜粋)

(前略)

西陣の復興はリヨンのおかげ

(略)

巌 フランスでは、1999年(平成11年)11月、当地で催された“ジャパンウィーク”に参加するかたちで、織物の町、リヨンで展覧会を行いました。

安次郎 その前に、京都で展覧会をやったとき、フランス大使館の人がみえて、パリのルーブル美術館で展覧会をやらないかと言われましてん。そのとき私はこう言いました。ルーブルは世界一の美術館で結構ですが、西陣はリヨンと浅からぬ縁がある。リヨンのおかげで今日までやってこられたといってもよいのだから、そのお礼がしたい、と。

明治時代に西陣は衰微したのですが、そのときに、3名の職人をリヨンに留学させてジャガード織りを導入したんです。それまでは手機でした。ふたりがかりで作業しなければならず、1日に5000越(こし:緯糸の打ち込みのこと)できればいい、というものでした。ジャガード織りの仕組みなら、機械の助けを借りてひとりで作業できます。1日の目標は1万越まで増え、しかも人件費は半額になった。ちなみに、私は若いときに夜なべして、1万5000越を毎日織っていました。最高で4万越やりました。

——人間わざじゃないですね(笑)。

安次郎 そのくらい能率が上がって、西陣は大きく復興したんです。それはリヨンのおかげですさかいに、リヨンに恩返ししたい思うて、先にリヨンにお礼をさせてもろて、それから縁があったらパリでもやりましょうと言いましてん。それで、展覧会をして、お礼の意味を兼ねて、能装束も2領、リヨンの歴史織物博物館に寄付しました。

(以下略)


[32初期非表示理由]:担当:関連が薄い長文


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