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急落した原油相場と時限爆弾
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4920646.html
2015年08月12日 NEVADAブログ
ニューヨークダウは２１２ドル余りの小幅な値下がりとなっていますが、ＷＴＩ原油先物相場は４％余りの急落を見せており、６年５ケ月ぶりの安値となっています。
終値は＄４３.０８となりあと少しで４０ドル台割れとなり一バーレル３０ドル台に突入することになり高値から３分の一になることになります。
中国人民元の切り下げで中国の購買力を切り下げる訳であり、今後世界中が中国爆買消滅に慌てるかも知れません。
今回の切り下げはわずかな率（２％未満）であり、たいした影響はないとの見方もありますが、心理的にはブレーキがかかる訳であり、いくら円安が進みましても（一ドル１２５円台）、以前程の力はなくなります。
ただ、富裕層は動かす金額が大きいために人民元が更に安くなるのであれば、早めに動くこともありえ、中国は大量の資金流出に見舞われるかも知れません。
そしてこれが外貨準備高に現れれば更に不安が高まり中国人の消費は激減するかも知れません。
逃げる中国富裕層と追い掛ける人民元安
今後数ケ月は中国を中心に激動となるかも知れませんが、中国人富裕層は《ドル建て》の【ダイヤモンド、稀少金貨】等を本格的に購入に入るようで、かなり突っ込んだ照会が来ています。
ドル建ての資産を購入して孫の代まで保有するという本当の富裕層のもとにこれら貴重な現物資産が移動するのでしょうが、孫の代ではどんな資産価値になっているか、それは恐ろしいものがあります。
中国人の外交政策・戦略も１００年後を見据えた形をとっており精々１０年先しか見えない日本人とは比べようもありません。
中国が仕組んでいる時限爆弾が次第に炸裂するかも知れません。
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