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“浅倉南”のささやきで、残業削減! うつ予防に音楽療法 USENオフィスサウンド営業部の郷田進二部長に聞く 
http://www.asyura2.com/15/health17/msg/209.html
投稿者 rei 日時 2015 年 6 月 17 日 09:13:21: tW6yLih8JvEfw
 

“浅倉南”のささやきで、残業削減! うつ予防に音楽療法

USENオフィスサウンド営業部の郷田進二部長に聞く

2015年6月17日(水)  相馬 隆宏

 今年12月から、従業員数50人以上の企業は、“心の健康診断”であるストレスチェックの実施を義務づけられる。昨年6月の労働安全衛生法の改正を受けた措置である。定期的に従業員のストレスの状況を検査し、結果を本人に通知して気づきを促す。さらに、検査結果を分析し、職場のストレス要因を見つけて、労働環境の改善につなげる。従業員のメンタルヘルスの不調を未然に防止するのが狙いだ。
 自殺者数の高止まりやうつ病患者の増加から、企業も従業員のメンタルヘルスに目配りをする必要性が高まっている。従業員が不調を抱えていると、生産性が低下し、ひいては業績に影響を及ぼす。企業がストレスチェックを怠り、従業員がうつ病にかかるようなことがあれば、最悪の場合、安全配慮義務違反で訴えられる可能性もある。
 メンタルヘルス対策が重要性を増す中、集中力アップやストレス緩和を目的に、職場で音楽を流す企業が増えているという。今年5月にオープンした東京・神田のオフィスビル「テラススクエア」では、オフィスビルの共用部にBGMを導入した。オフィス向けの有線放送・BGMサービス「Sound Design for OFFICE 〜働く人のメンタルバランス・ミュージック〜」を提供するUSEN企業法人本部オフィスサウンド営業部の郷田進二部長に音楽の効用や導入事例を聞いた。
(聞き手は相馬 隆宏)

郷田進二(ごうだ・しんじ)氏
USEN企業法人本部オフィスサウンド営業部部長。1971年生まれ。93年4月にUSEN入社。営業として支店長を務めた後、2009年6月にオフィスサウンドの部署設立と同時に現職に就く。音楽放送のみならず通信回線などのICT事業も担当していた経験がある。趣味は、スポーツ観戦
メンタルヘルス対策として、職場に音楽を流して従業員の集中力を高めたりストレスを緩和させたりするサービスを提供しています。どういうきっかけでサービスを始めたのですか。

郷田:オフィス向けの有線放送・BGMサービス「Sound Design for OFFICE(SDO)」を開始したのは2013年2月です。その頃、職場環境の改善を目的に、職場で音楽を流したいというニーズが少しずつ高まってきていました。職場が無音状態だと「気持ちが悪い」「違和感がある」という声が上がっていたのです。昔は、職場で音楽を流すなんて考えられませんでしたが、最近はむしろ「し〜ん」とした状態が従業員にストレスを感じさせることがあるようです。

 最近の若い方は、子どものころからいつでもどこでも音楽が聴ける環境で生活していたこともあり、音楽を聴きながら仕事をすることに特別違和感を感じることはありません。むしろ、音楽を聴くことで集中力を高めたり、リラックスしたりしています。職場でもバックグラウンドで音楽を流すことで緊張をときほぐしたり、ストレスを緩和させたりする効果が期待できます。

仕事中に音楽が聴けるのは、これまで飲食店や衣料品店などの店舗に限られていました。そうしたところで流れている音楽は、J-POPなど最近のヒット曲が中心です。メンタルヘルス対策の音楽とはどんな楽曲でしょう。

郷田:SDOを始める前は、店舗向けの有線放送・BGMサービスを一般のオフィスに提案していましたが、ニーズの高まりを受けて専用のサービスを開発したんです。職場で流すのであれば、J-POPじゃないよねということで、ボーカルがないインストゥルメンタルを基本に76番組を用意しました。「集中力向上」「リラックス」「リフレッシュ」「気づき」の4つのカテゴリーがあります。

76番組もあるんですか。具体的にどんな音楽か聴かせてもらえますか。

モーツァルト効果で病気しらず

郷田:看板番組の一つが、集中力アップに効果的な音楽を集めた「Concentration 〜働く人の集中力UP〜」という番組です。そこで提供している楽曲をどうぞ、聴いてみてください。

ご視聴はこちらから
なるほど、心地よい音楽ですね。集中力アップに効くとおっしゃいましたが、メンタルヘルス対策にもなるのですか。

郷田:はい、集中力をアップさせるためには、リラックスしていないといけません。ですから、今、聴いていただいた音楽はリラックス効果も兼ね備えているということです。

 この番組を監修してくださった埼玉医科大学の和合治久教授は、音楽療法といって音楽が人に与える影響を長年、研究してこられました。人間の神経には、交感神経と副交感神経があり、交感神経が優位になると緊張やイライラを感じやすくなります。和合教授が、これまでの研究を基に、副交感神経に働きかける音楽を考えてくださいました。

 「モーツァルト効果」をご存じでしょうか。モーツァルトの音楽を聴くと免疫力が高まり、病気になりにくくなるというものです。この番組で提供している音楽は、モーツァルトの音楽を聴くのと同じ効果もあるんですよ。

音楽を聴くと気持ちが落ち着いたり、イライラしなくなったりするというのは、科学的にも証明されているのですか。

郷田:番組で提供している音楽を聴く前と聴いた後で人間の体にどんな変化があるか、実験をして調べました。すると、音楽を聴いた後では唾液の分泌量が増えることが分かりました。唾液がたくさん出て口の中が潤っているということは、リラックスしている状態を表します。結婚式のスピーチや仕事でのプレゼンなど、大勢の人の前で話す時、口の中が乾くのを感じたことがあるかと思います。このほかに、この音楽を聴くと体温が上がることも確認できました。体温が高いということは、リラックスしているということです。

実際にサービスを利用している企業で効果は出ているのですか。

郷田:サービスを導入していただいた企業へのアンケートでは、約9割が「オフィス環境が良くなった」と回答しています。「コミュニケーションが促進された」「雰囲気が明るくなった」「癒されるようになった」「ノー残業デーに残業する人が減った」といった声が上がっています。

「南ちゃん」の呼びかけで残業が減った

「残業する人が減った」ところもあるんですか。従業員の集中力が上がって仕事が速く片付くようになったからでしょうか。ひょっとして、音楽を聴くと早く帰りたくなる気持ちにさせる作用もあるとか……。

郷田:確かに、「業務効率が上がった」という企業は多いので、それによって残業が減っていることは考えられます。ただ、「残業する人が減った」と答えている企業の多くは、「ノー残業デーアナウンス」というサービスによる効果を挙げているのだと思います。これは、仕事中に音楽を流し続けるのとは違って、企業が設定している「残業デー」の日に、その日がノー残業デーであることをアナウンスして従業員に残業をしないで帰るよう促すもの。このアナウンスの声を、声優の日高のり子さんに担当していただいています。

えっ?! 日高のり子さんって、アニメ「タッチ」でヒロインの浅倉南ちゃんの声をやっていた方ですよね。

郷田:はい、例えば朝・昼・夕の時間に、南ちゃんの声で「今日はノー残業デーなんで、みなさん早く帰りましょう」って呼びかけてくれます。

確かに南ちゃんに言われたら、「早く帰ろう」という気持ちになりそうですね。

郷田:そうですね(笑)。

メンタルヘルス対策に話を戻しますと、残業が減ることとうつ病などの病気にかかる社員が減ることとどういう関係があるのでしょう。

郷田:うつ病などメンタルヘルスの不調を引き起こす最大の要因は、長時間労働と言われています。残業が減れば病気になるリスクも減ります。ノー残業デーアナウンスを利用するだけで残業が減るというわけではありません。このほかに、当然、仕事の割り振りを工夫するといった対策が必要ですが、アナウンスで気づきを与えることで一定の効果はあると考えています。

「ロッキー」のテーマで営業に“喝”

ストレスチェックが義務づけられることになって、サービスを導入する企業は増えていますか。

郷田:企業からの問い合わせ件数は増加傾向にあります。サービスを開始した2013年2月から今年2月までの累計で約5000社から問い合わせがありました。労働安全衛生法が改正され、ストレスチェックの義務化が決まった昨年6月を境に、問い合わせ件数は2倍以上に増えています。最近は東証一部上場の大手企業からの問い合わせも目につくようになりました。

 アシックス、佐川急便、セイコーエプソン、三井ホームといった企業に既にサービスを利用していただいています。時間帯や曜日に応じて流す音楽を切り替えるなど、使い方は各社で様々。中でもユニークなのが、三井ホームです。夕方の時間になると、終礼の合図として、有名な映画「ロッキー」のテーマ曲を流しています。客先へ訪問する営業マンの士気を高めているそうです。

有線放送・BGMサービスの費用対効果について教えてください。メンタルヘルス対策として音楽と競合するものはありますか。

郷田:標準的なサービスの価格は、機器の設置などにかかる初期費用が3万円で、これに月額利用料が5000円かかります。年間で9万円になります。機器は1フロアごとに設置する必要があるので、複数のフロアを利用している企業はその分費用がかかります。1フロアに200人程度の従業員が入っているところが多いのではないでしょうか。

 音楽以外のメンタルヘルス対策としてよく聞くのは、「香り」ですね。アロマ効果のある香りを職場に漂わせることで、従業員の気持ちを落ち着かせているようです。音楽か香りかどちらか一方というようりは、両方を組み合わせるケースが多いように思います。当社の顧客企業の9割がオフィス環境が良くなったと答えていることから考えて、初年度の費用が年間9万円、2年目以降は同6万円であれば十分メリットはあるのではないでしょうか。

このコラムについて
キーパーソンに聞く

日経ビジネスのデスクが、話題の人、旬の人にインタビューします。このコラムを開けば毎日1人、新しいキーパーソンに出会えます。http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20150615/284252/  

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