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健康を知る(11) 腎臓がちょっと悪いと透析になる  武田邦彦
http://www.asyura2.com/15/health17/msg/337.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 9 月 23 日 17:30:05: igsppGRN/E9PQ
 

健康を知る(11) 腎臓がちょっと悪いと透析になる
http://takedanet.com/archives/1037703425.html
2015年08月21日 武田邦彦 (中部大学)



先回は「家庭で行う病気になる危険性のある行為」ということで「減塩食」(減塩食が危険という意味)を取り上げましたが、今回は「病院に行くと病気になる」という例を紹介します。


この一年、忙しい毎日が続き、少しずつ具合が悪くなってきた。最近、どうも尿の出が悪いので心配になり病院に行くと、「腎臓がかなり痛んでますね」と言われる。尿検査の結果も思わしくない。


現代の医療では、腎臓が痛んでいるときに、「仕事を休ませる」とか「腎臓の機能を回復させる」という治療はしない。それは患者側にも問題があり、「仕事を休んで少しゆっくりして様子を見ましょう」などと「正しい治療」をすると、「あの医者はヤブだ。仕事を休むぐらいなら医者に行かないよ」と言われてしまう。


そこで、対症療法しかしない。普通なら利尿剤(尿の出がわるいから)と血圧降下剤を処方する。とりあえず、腎臓が痛んでいるので、腎臓に行く血流を減らし(血圧を降下させ)、利尿剤で尿が出るようにするということだ。


ところが、本当の原因は厳しい仕事と疲れで腎臓からSOSが出ている状態だから、むしろ血圧をあげて血行を良くし、体をゆっくり休めて腎臓の回復を待つという本筋がある。それと反対の薬がでる。


腎臓は休養と血流を求めているのに正反対になり、1ヶ月ほど薬を飲むと、完全に腎臓が痛んでしまい、回復の可能性すらなくなる。そこで「人工透析しましょう」ということになり、さらに腎臓を動かさなくなる。


透析というのは本当に大変なことで、患者さんは仕事を休み、普段の生活もままならなくなり、お金もかかる。ちょっと休んで血行をよくすればすんだのに、正反対の方向になってしまう。


表紙のグラフは日本の透析患者さんの数だが、1970年頃から透析が始まり、最初のころは「透析待ち」の患者さんが多かったが、それが終わって現在では純粋に新しい患者さんがでるから透析が増えるという状態です。透析患者の平均年齢は65歳ぐらいで平均寿命が延びたから透析患者が激増しているというわけではありません。


「腎臓の医療が進んだのに、透析患者が増える」というのはどういうことでしょうか?


透析患者数が10万人を超えたのが1990年ぐらいですが、それから25年間、腎臓医療は進歩しなかったのでしょうか? それとも生活環境、食事などで腎臓患者が増える要因があったのでしょうか? 


腎臓の具合が悪く医師のところにいった、その医師が良いか悪いかで人生が大きく変わるような状態です。良い医師なら緊急の必要性がなければ、ゆっくり休養したりして腎臓の回復を待つとか、血の循環をよくして腎臓を通過する血流量を増やすとか自然の回復を待つことをアドバイスしてくれるでしょう。


悪い医師のところに行くと、尿の出が悪いとか尿検査の結果から利尿剤や血圧降下剤などを処方されます。そうすると、尿はでるのですが腎臓の機能が悪いのに尿を出そうとするので、腎臓はより悪くなります。また腎臓が血液を必要とすると造血を促して腎性高血圧などを引き起こすのに、さらに降圧剤を投与するとさらに悪化させることになります。


その結果、緩く回復させれば治ったものが、1ヶ月ぐらいの「治療」で悪化し、ついに人工透析をすることになり、いったん人工透析をするとさらに腎臓の自立機能が落ちるので、一生、透析をするというケースもあるようです。


腎臓は急性の場合もあるので、素人で判断するのは危険で、医師に相談する必要があり、それは必須ですが、その時に、「かなり無理をしたので、少し休養すれば回復しますか?」と聞くことが大切です。


また医療関係の方は、1)腎臓の治療は進歩していないのか? 2)もし進歩していたらなぜ透析患者が増えるのか? 3)まさかとは思うが透析をすると医療費がかかるのでメーカーとの癒着はないか? などについてもっと積極的に社会に情報を発信することが信頼性をあげる上でも大切と思います。


特に大きな病院の若い医師が通り一遍の治療だけして、その患者さんの生活や年齢、体の状態をよく観察し、透析に至らないように万全を期す態度を望みます。


 

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コメント
 
1. 2015年9月25日 21:25:13 : nJF6kGWndY

>透析患者の平均年齢は65歳ぐらいで平均寿命が延びたから透析患者が激増しているというわけではありません

導入時平均年齢は70近くだ

つまり圧倒的に、患者は高齢者が主体だから、高齢化の影響が最も大きいし

それに人口減に転じたせいで最近は増えてない

仕事のせいで透析になったという仮説は信憑性が、かなり低いな

http://docs.jsdt.or.jp/overview/pdf2014/p010.pdf
導入患者の年齢と性別
患者調査表に記載された2013年導入患者数は36,154人、年齢と性別の記載された合計は36,130人であっ
た。このうち男性は24,379人で、女性は11,751人であり、前年度と同様に男性が女性の約2倍であった。
 昨年同様、最も割合が高い年齢層は男性・女性とも75 〜 80歳未満であった。導入時平均年齢は男性が
67.86歳、女性は70.37歳で、前年と比べそれぞれ0.21歳、0.26歳高齢化した。女性の平均年齢が高いのは、
80歳以上が女性では28.8%と、4人に1人を超える割合である一方、男性では19.7%しかいないことの反映
であろう。全体の平均年齢は68.68歳で、前年との比較では 0.23歳増加した。


http://www.misugikai.jp/gyouseki/g4.pdf
透析患者年齢別割合
30代 40代 50代 60代 70代 80代 90代 ⇒副所長・師長
クリニックまきの 1 6 16 22 25 10 0
クリニックくずは 1 6 16 29 34 20 3
佐藤医院 1 4 2 19 30 12 3
男山病院 0 4 4 19 24 8 1
26年度計 3 2 0 3 8 8 9 113 5 0 7
25年度計 4 2 0 3 3 7 6 9 7 5 8 5
◆法人全体(平均年齢 69.6 歳)
70.2歳
◆男山病院(平均年齢63.2歳)
平均年齢
66.8歳
69.8歳
72.0歳
69.6歳
68.9歳

http://docs.jsdt.or.jp/overview/pdf2014/p003.pdf
 2011年末に初めて30万人を超えたわが国の慢性透析患者数は2013年末には314,180人となった。この数は、前
年より4,173人の増加である。2005年ころまで年間約1万人ずつ増加していたが、近年慢性透析患者数の増加が鈍
ってきていて、2013年中の患者数の増加は、前年度の増加5,151人をさらに下回った。
※1989年の患者数の減少は、アンケート回収率が86%と例外的に低かったことによる見掛け上の影響である


2. 2015年9月25日 21:30:13 : nJF6kGWndY

それと透析患者になるのは、ほぼ100% CKDであり、武田の妄想にあるような治療法は最初からしない

相変わらずデマだらけだな


http://www.kyowa-kirin.co.jp/ckd/prevention/
残念ながら慢性腎臓病(CKD)では腎機能がある程度まで低下してしまうと、腎臓はもとに戻ることはありません。

慢性腎臓病(CKD)においては早期発見・早期治療によって、腎臓の機能を低下させないことがとても重要です。

慢性腎臓病(CKD)の治療は、日々の生活習慣の改善、食事療法や薬物治療による血圧管理、貧血改善、脂質代謝管理、糖代謝管理、塩分摂取制限などを総合的におこなうことが必要です。

また、病気の進行度合いや症状に応じた、適切な治療をおこなうために、定期的な検査が重要です。

万一、腎機能が低下してしまっている場合には、進行を遅らせる治療が必要です。この場合も総合的な管理が必要になります。


慢性腎臓病(CKD)の発症・進行を抑えるには、日々の生活習慣を改善しましょう。禁煙し、アルコールを控え、適度な運動をすることがとても重要です。まずは自分でできることから始めましょう。

こんな生活習慣は注意! 慢性腎臓病(CKD)と関係する生活習慣

喫煙 喫煙は慢性腎臓病(CKD)の発症・進行に関与していると考えられます。また、喫煙は心血管病など様々な病気の危険因子でもあるので、まずは禁煙することが重要です。
飲酒 適度の飲酒は、慢性腎臓病の危険因子とはなりません。しかし、過度の飲酒は、慢性腎臓病や末期腎不全の危険因子となりうるので注意しましょう。
運動不足 糖尿病や高血圧の発症を抑えたり、適正な体重を維持するためにも運動することが重要です。自分の体力や体調にあわせて、適度な運動を定期的におこないましょう。
不規則な生活 無理な残業などによる過労を避け、睡眠を十分にとりましょう。ストレスも大敵です。
慢性腎臓病(CKD)の発症・進行を抑える生活習慣は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満・高血糖・高血圧・脂質異常)と共通しています。すなわち、これらの生活習慣を改善すれば、CKDをはじめさまざまな病気の予防につながります。


3. 2015年9月27日 19:48:43 : VJ9JOk5TXw
>導入時平均年齢は70近くだ
>つまり圧倒的に、患者は高齢者が主体だから、高齢化の影響が最も大きいし
>それに人口減に転じたせいで最近は増えてない導入時平均年齢は70近くだ
>つまり圧倒的に、患者は高齢者が主体だから、高齢化の影響が最も大きいし
>それに人口減に転じたせいで最近は増えてない

腎臓病はたいがい数十年の長期間にわたって腎機能が悪化していう病気だ。
急性の病気もあるが、透析の主因は慢性病。

だから70台で透析になったということは、40-50歳代あるいはもっと若い時から病気だったということである。

>仕事のせいで透析になったという仮説は信憑性が、かなり低いな

過労、寒冷、感染は3Kといわれ腎臓病悪化の3大要因だ。
この病気にかかればかならずこれらを避けるよう医者に言われる。
場合によっては仕事を変えてもらう必要も出てくる。
だから仕事が原因というのはまんざら誤りではない。

日本の医療費の増大、生活習慣病の増大の最大の原因は仕事であり日本の企業社会の厳しさの反映と考えてよい。


4. 2015年9月27日 19:56:50 : VJ9JOk5TXw
>>仕事のせいで透析になったという仮説は信憑性が、かなり低いな

>>不規則な生活 無理な残業などによる過労を避け、睡眠を十分にとりましょう。ストレスも大敵です。

自分で引用していて見逃すとは。さてはコピペでろくに内容は読んでいないな。


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