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100歳の元心臓外科医「ヴィーガン食が95歳まで現役で今も健康な秘訣」 世界の裏側ニュース
http://www.asyura2.com/15/health17/msg/439.html
投稿者 お天道様はお見通し 日時 2015 年 11 月 29 日 06:14:25: I6W6mAZ85McLw
 

(回答先: 年齢よりも何十歳も若く見えるロービーガンな人たち・肉食が加齢の原因? 世界の裏側ニュース 投稿者 お天道様はお見通し 日時 2015 年 11 月 29 日 05:46:19)


長生きの秘訣は「ヴィーガン食」であるという元心臓外科医の話
This 100-year-old Retired Surgeon Says ‘Vegan Diet’ is Key to Longevity


2014年12月【True Activist】 http://www.trueactivist.com/this-100-year-old-retired-surgeon-says-vegan-diet-is-key-to-longevity/ より翻訳


*エルスワース・ウェアラム博士は、元外科医で、第二次大戦の退役軍人。
*彼はビーガン食が健康と長生きに貢献しているという。


(画像 Jmnunion)


人間の退化の中でも食と生活が関連している問題に関して、この世界はちょっと進歩が遅いようです。しかし元軍人で元外科医のある男性は、彼の生命力と活力のある人生は彼の食べている物、つまりヴィーガン食のおかげだということを「理解」できたようです。

100歳になるウェアラム博士は、野菜を楽しんで食べ、自宅の庭仕事もいまだにすべてこなし、二階建ての家の階段の上り下りをし続けています。


そのような素晴らしい健康を豪語できる者は彼の年齢ではあまりいませんが、これは同博士がこれほどまでに有名である理由の一つに過ぎません。


カリフォルニアのロマ・リンダ(Loma Linda)に住むウェアラム博士は、アメリカ合衆国で初期に心臓切開手術を実際に実践していた医師の一人でした。


彼が若い頃所属していた海軍の艦長が、開業外科医の不注意が原因で亡くなり、その出来事がきっかけで外科医になりたいという情熱を持つようになりました。

資格のない医師が世界にとってどのような重要な意味を持つかということを理解し、この時点からウェアラム氏は外科医になると決意したのです。


彼の健康な心臓に関する知識と尊敬の念が、彼の食生活の変化という考えを生み出したということは疑いようがありません。

ウェアラム氏は、動物性たんぱく質がコレステロールを上昇させるという結果を出した研究について読んだ後、彼は人生の途中でヴィーガン食を始めたとフォックス・ニュースに話しています。


彼は自身の素晴らしい健康状態と明晰な知性を誇りに思っています。彼が今日、ヴィーガン食への転向が大きな役割を果たしたものの中でも最も感謝しているのはこの健康と知性だそうです。

セブンスデー・アドベンチスト
(安息日再臨派とも呼ばれる、キリスト教の一派)としての信仰心もまた、彼のより清浄で植物ベースのライフスタイルを生きたいという決断を後押ししています。

カリフォルニアにあるロマ・リンダは、セブンスデー・アドベンチストの人口密度が最も高い場所ですが、彼はそこに住んでいます。この町はクリーンに生活することを支援する巨大なコミュニティです。
この町では、喫煙は禁止され、アルコールはほとんど売られていません。


活力に溢れたウェアラム氏は、ロマ・リンダ大学で居住者への助言や支援を行う仕事からは、今では引退していますが、厳密なスケジュールに沿って生活しています。

手術室での勤務を74歳で引退し、その後20年以上後、95歳までその地位を維持していました。


ウェアラム博士は毎晩、8〜9時間の睡眠を取り、朝5時には遅れなく起床します。全粒シリアルとアーモンドミルクを朝食として、そして運動したり、家族と時間を過ごしたりして一日を始めます。

100歳で全盛期の彼は動物性製品の消費をやめたままです。
低脂肪のヴィーガン食を実践することで、心臓病が予防できる可能性があることを発見した、クリーブランド・クリニックによる研究を次のように引用しています。

「コレストロールが150以下の場合、心臓発作を起こす可能性は非常に低いです」

「私のコレストロールは117です。私が胸に痛みを覚えた場合、心電図をつけることさえしないでしょう。アメリカでは3分の1の人が冠動脈性心疾患で亡くなります。もし予防ができるのであれば、試してみる価値はあるでしょう」



ウェアラム博士は引退人生のあらゆる面を楽しんでおり、自由時間が十分でないと感じるほどです。

「私は読書も結構しますし、また自分の庭の造園もほとんどやっています。低木を剪定し、芝生を刈ることで肉体的運動を確保しています」

「楽しくないので、芝生を刈り取しようとしない人もいることでしょう。でも私は芝生を刈ることを楽しんでいます」





(画像 Fox News)


活力とみなぎるエネルギーに溢れたウェアラム博士は杖は使いませんし、どこでも可能な場合は階段を使うことを選びます。

25年前にスタンフォード大学が公開した研究では、毎週20回以上、階と階の間の階段を上ることで、心臓病による死亡の件数が48%低下したことを示唆していますが、ウェアラム博士は、同研究の切抜きを未だに持っていて、自宅の冷蔵庫に貼り付けてあります。

誇りある退役軍人で、尊敬を集める外科医であったウェアラム博士は、友人や家族、世界中の同業者から敬服されています。

彼の食生活やライフスタイルは、彼の長生きに貢献していること可能性は確実にありますが、おそらくは彼の情熱に従ったことによって、一生分の楽しみが生まれた、と言えるのではないでしょうか。
.

(翻訳終了)





****

【コメント】

ハーバード大学HPより
「肉を含まない食事から受けることのできる恩恵について、複数の研究が確認しています。

最近では、植物ベースの食生活は栄養学的に十分であるだけでなく、多くの慢性病のリスクを下げる方法でもあります」
ソース


ウェアラム博士とベジタリアン主義については、こちらの記事は英語ですが内容がまったく異なっていてご興味のある方にはお勧めです。


http://www.collective-evolution.com/2015/05/04/100-year-old-vegan-heart-surgeon-retired-at-95-heres-why-hes-been-a-vegan-for-50-years/



ベジタリアン主義について語るウェアラム博士



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少林寺でも厳格な菜食主義(ナショナル・ジオグラフィックの記事)



(本文中にコレステロールについて言及がありますが、これは肉や乳製品の消費の多いアメリカで、昔から心臓外科医を行っている彼ならではの視点かと思います。コレステロールは低すぎても様々な問題を起こすということが、日本での研究では明らかになっています)


私はここでヴィーガンやベジタリアンになることを推奨しているわけではありませんし、肉食を批判するつもりもまったくありません。

しかし日本でのベジタリアン批判などを見ていると、どうも健康的な側面からしか見て単なる栄養学的問題で終始しているようで、その点は少し気になっています。ベジタリアン・ヴィーガンも正しい知識で行うと、何の問題もないどころか非常に健康的な方も存在しているということを伝えたかっただけです。


ベジタリアンやヴィーガンになる人の中には、健康上の問題だけでなく、政治的な理由や精神的な理由、あるいは宗教的な理由でなる人も多数存在しています。


政治的な理由の例:

・アナキストが「他の動物の命を取るのはおかしい」としてヴィーガンになる

・肉食文化が環境破壊(CO2の排出量、森林破壊など)、動植物の絶滅の最大の理由である

・肉食はカロリーの補給という点で能率が悪く、世界の全人類が肉食をやめた場合には世界の飢餓問題が解決されるという研究結果も存在する






より精神的な理由としては、たとえば動物愛護的な視点による理由で肉食をやめる人も多いようです。

もちろん、信仰上(宗教)の理由精神性を高めるために菜食主義になる人もかなり多いようです。

さらに菜食主義の人には、うつなどの精神的疾患も少ないという情報もありました。たしかに私の周りのベジタリアンの人は、いつも笑顔で明るく穏やかな感じの人が多いのでこれも納得できるところです。

イギリスでは学校給食やレストランなど外食産業でも、ほとんどの場合でベジタリアン用メニューがあり、ベジタリアンでいることが普通に受け入れられています。


日本では、肉や魚を食べない場合では必須アミノ酸などの栄養素がどうしても不足するという考えが根強いようですが、そういった研究結果は一体どこから来ているのでしょうか?


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それが事実であったとしても、長期的には肉体を老化させるようですが。肉食文化を広めるため、肉食の利点を探しだすということを前提に行われた研究ではないかとさえ思えてしまいます。




上記の博士やその他著名なベジタリアン、あるいは身の回りのベジタリアン/ヴィーガンの人たちを見ていると、全体的に見た目が若く、さらに精神的にも若々しく元気な方が多いようです。19年間ベジタリアン/ビーガンであった旦那も、出会った当時は年齢よりもずっと若く見えていました。

そういう点を考えると、どうしても「肉を食べないと、必要な栄養素が不足する」という論に対して疑問を抱いてしまいます。

しかも、最近の大規模生産の食肉産業の様子を見ていると、慢性疾患が増えているというのも頷けます。


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どのような食生活でも同じですが体質によっては合わない人、無理な人ももちろんいるでしょう。

だからこそ役所や医師といった権威の言うことをそのまま鵜呑みにせずに、各人がそれぞれの体質や必要条件、嗜好なども考えて十分なリサーチを行った上で、自分に必要でぴったりな食生活を確立させていくことが大事なのではないかと思います。


100歳の元心臓外科医「ヴィーガン食が95歳まで現役で今も健康な秘訣」 世界の裏側ニュース


 

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