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人生に効くスポーツ指導者たちの格言 アスリートに向けられた珠玉のアドバイスには日常生活のヒントも ブランド・ジョンソン氏
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投稿者 軽毛 日時 2016 年 8 月 03 日 16:12:07: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q
 

人生に効くスポーツ指導者たちの格言
アスリートに向けられた珠玉のアドバイスには日常生活のヒントも 

ブランド・ジョンソン氏(中央)はバスケの選手として活躍  
By ELIZABETH BERNSTEIN
2016 年 8 月 3 日 12:46 JST

 最近、ある人物の発言を耳にして人生観が変わった。彼が筆者に向かってよく言うのは次の三つの言葉だ。

「きみ、最高だよ!」

「難しい状況にもかかわらずよくやった」

「自分にもっと誇りを持っていい」

 これらは筆者がスキューバ・ダイビングを教わっている指導官からの評価やアドバイスだ。

 優れたスポーツの指導者やコーチは指導される側を鍛えるだけでなく、アスリートが精神的に強くなれるヒントを時に与えてくれる。どうすれば自信や忍耐力が育ち、恐怖や不安に押しつぶされることなく、決して諦めない強い心の持ち主になれるのか。それらの点を考慮したアドバイスは、やがてスポーツだけでなく日常生活においても長く本人に影響を与え続けることがある。

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 スポーツ心理学の専門家らによると、これには理由がある。ひとつの目的に向かって計画を練り、競争し、勝敗をつけ、改善点を考えるスポーツのプロセスは、いわば日常生活の縮図でもあるからだ。また多くの人はスポーツに自発的に関わっているため、そこから何かを学ぶ姿勢が強い傾向にある。これがスポーツ指導者と指導を受ける側が特別な信頼関係で繋がる理由でもある。

 そして恐らく最も重要なのが、スポーツにおけるアドバイスはシンプルなものが多く、それでありながら即効性がある点だ。

 米オハイオ州クリーブランドにあるスポーツ心理学センターのジャック・J・レシク氏は、ゴルフを例にとって説明する。「例えばゴルフクラブを手にした状態で、少し左側にひねりを加えてスイングの軌道を調整するよう指導されたとする。それを次の打球で実践して、問題が改善される。この即効性こそが、強烈な印象を残す授業となる」

 筆者が高校時代に指導を受けた乗馬のコーチは、第二次世界大戦や朝鮮戦争などを経験した米軍の元騎兵隊員だった。生徒らに「軍曹」というあだ名で呼ばれていたコーチは、「地面を見ているとそのまま落馬することが多い。だから自分が行きたい方向に常に視線を向けるように」と指導してくれた。その金言はゴルフやスキーやサーフィンといったスポーツにも当てはまるだけでなく、筆者にとっては人生のモットーにもなっている。頭を上げ、自分のゴールに向かって目線を合わせて前進するのが大切だ、と。

 同じような貴重なアドバイスを指導者から受けたスポーツ経験者は他にもいるはずだ。色々な人に聞いてまわった結果、以下の格言集を集めることができた。

自分の役割を忘れるな

ボート競技大会に出場するエイミー・ステアリン氏 ENLARGE
ボート競技大会に出場するエイミー・ステアリン氏 PHOTO: AMY STARIN
 米イリノイ州オーク・パークで福祉関係の仕事をするエイミー・ステアリン氏(53)は、数年前に乳がんを克服した後に団体ボート競技を始めた。今ではシカゴのボート協会に所属し、大会に出場するほど真剣に練習を続けているという。彼女のコーチはチームワークとチームのために個々が支えあうやり方を重視。「ボートのシートひとつひとつにはぞれぞれの役割があって、他のシートに座る人にはそれを埋めることはできない。自分のシートを忘れるな」とメンバーらにアドバイスをする。

 ステアリン氏はこの助言を受け、チームにおける個人の役割を日ごろから意識するようになったと話す。それはボート上のことだけではなく、家族との関係や職場での会議でも同じ。自分に振り当てられた役割を全力でこなし、周りの人のパフォーマンスどうこうではなくチームの一部としての自分の役目をしっかり果たすこと。「もしチームとしてうまくいっていないのなら、自分の立場から何かを改善してチームに貢献することを探す。そう考えるようになった」

勝つためにフェンシングをするな

フェンシングをするジェニー・ドーシー氏 ENLARGE
フェンシングをするジェニー・ドーシー氏 PHOTO: JENNY DORSEY
 ジェニー・ドーシー氏(25)は十代の頃からフェンシングの選手として活躍し、国内大会や北米大会、ジュニア五輪などに出場した経験を持つ。ある重要な試合を15対14の僅差で落とした時、怒りに任せて防具を脱ぎ捨て会場の隅で泣いていたという。その時に「父親のような存在」だったコーチが近づいてきて、こう言葉をかけてくれた。

「勝つためだけにフェンシングをしていたのか、それとも純粋にフェンシングをするために競技をしていたのか。もし勝つことだけを考えていたら、絶対に勝てない」

 現在ニューヨークでシェフ兼料理コンサルタントとして働くドーシー氏は、情熱を持って何かをすること、その過程で成長すること、そしてその結果として何かを達成することの全てに意義があると悟ったという。それがなければ、例え何かを成し遂げても意味はないとさえ語る。

シェフ兼料理コンサルタントとして活躍する現在のドーシー氏 ENLARGE
シェフ兼料理コンサルタントとして活躍する現在のドーシー氏 PHOTO: MYPHUONG LE
「フェンシングでも人生でも同じ。行程を考えずにプロセスを楽しむことなく、ゴールだけに向かっていくだけでは結果的に勝利は手にできない」と彼女は話す。

「仮にそれで結果をつかめたとしても、その勝利は空っぽなもの。物理的なトロフィーを得るためにその過程で得られる経験を無駄にしたようなものだ」

疲労などを敗因にするな

 ブラント・ジョンソン氏(50)はマサチューセッツ州ウィリアムズタウンにあるウィリアムズ・カレッジでバスケットボール選手として活躍し、その後はエキシビションチームに所属したほか、プロとして欧州で活動した経歴を持つ。ウィリアムズ・カレッジ時代の練習では休憩なしで何時間にも渡ってダッシュをさせられていたという。その時にコーチが常々口にしていたのが、「疲労などによってパフォーマンスが影響されてはいけない」という言葉だ。

現在のブラント氏とバスケットボールをしていた頃の写真 ENLARGE
現在のブラント氏とバスケットボールをしていた頃の写真 PHOTO: LEAH LATELLA/THE WALL STREET JOURNAL; WILLIAMS COLLEGE ARCHIVES (2)
「コーチはそういった練習を通して選手たちの体と心を鍛え、スタミナをつけてくれた」と話すジョンソンさん。「アスリートや個人としてやれることには限界があるけど、入念に準備すればパフォーマンスが疲れに影響されるようなことはない」と学んだという。

 現在はニューヨークで夫人と共にコミュニケーション能力のトレーニングを行う会社を経営するが、今でもその助言は忠実に守っている。投資銀行で働いた若いころも、時間をかけて常に万全の資料を上司に提出するようにしていた。金融業界から再びバスケットボールの仕事へ転職した時や現在の会社の顧客と会う時にも、事前に出来る準備は全て行っておくようにするという。

 先日、3時間のセミナーを行うためにフロリダ州に出張した際には、参加する20人の企業重役の名前とプロフィールを機内で全て暗記した。

「目の前の課題を完了させるために、今やらなければならないことは全てやる。その考えは今もまだ大切にしている」

自分に誇りを持て

 米アイオワ州シーダーラピッズに住むマイク・ザイファー氏は、地元紙に先日掲載された訃報欄を見て高校時代のバスケットボール部の恩師が亡くなったことを知った。悲しみながらもその時に思い出したのは、1964年2月のある寒いの夜の出来事。高校1年生だったザイファーさんのチームはその年は15勝1敗の成績を収めていたが、その日はイリノイ州モリーンで行われた試合を落としてしまったという。

マイク・ザイファー氏(中央) ENLARGE
マイク・ザイファー氏(中央) PHOTO: MICHAEL SEYFER
 シーダーラピッズまでの120キロの帰途につく生徒たちが落ち込んだ顔でバスに乗り込だ時、コーチが大きな声で叫んだ。

「顔をあげろ!今日はいい試合をしていたし、最後の最後までよく頑張った。私はこれ以上ないぐらい君らのことを誇りに思う」

ザイファー氏にバスケットボールを教えた故ジム・ロケット氏 ENLARGE
ザイファー氏にバスケットボールを教えた故ジム・ロケット氏 PHOTO: MICHAEL SEYFER
 現在68歳のザイファー氏はシーダーラピッズとフロリダ州のウェズレーチャペルを行き来する生活。投資アドバイザーやブローカーとして働いて定年した後、今はシャッフルボード(棒状の器具を使って円盤型の玉をコントロールするカーリングのようなスポーツ)の大会に出場するなどしている。

「ゲーム、仕事、会議、何かのプロジェクトでも常に100%の努力をすること。勝ち負けは関係なく、自分がやれることを全てやったことに誇りを持て」との恩師の言葉を今も思い出すという。

 こういった考え方は成功を手にするためにも、そして自分に自信を持つためにもとても重要だと語るザイファーさん。「過去のことを後悔し続けるのは自分の成長にとって有害な行為だ」と語る。

ネガティブな思考をコントロールしろ

 筆者はスキューバダイビングの練習を始めて3年ほどが経ち、今では上級者向けの認定試験を受けるクラスに通っている。しかしダイビング初挑戦の時はパニックに陥る経験をした。ボートから飛び込んだところでちょうど大きな波がきて、水面下に潜ったら今度はボートが筆者に圧し掛かってくるような感覚を覚えたのだ。その時、頭の中は「溺れ死んでしまう」「自分はなんて馬鹿なんだ」といった考えに一瞬で埋め尽くされた。

 幸運にもその時にインストラクターを務めていたのが、ジェームス・パッドン氏だった。常に落ち着いていてポジティブな思考を持つ彼は、筆者の目を見て「大丈夫だ」と何度も繰り返して落ち着かせてくれ、その日のダイビングを終えると改善点やミスについて話し合う場を作ってくれた。

インストラクターのパッドン氏と筆者 ENLARGE
インストラクターのパッドン氏と筆者 PHOTO: NICK KUSCEVICH
 実はその日、ボートから飛び降りようとした瞬間に「すごく大きな波」と誰かが口にするのを筆者は耳にしていた。そしてその瞬間から頭の中がネガティブな思考に切り替わり、不安に埋もれてしまっていたと感じていた。

 その日にパッドン氏が筆者にくれた助言は、原稿の締め切り追われている時や多くの人の前で話さなくてはならない時などにも思い出すようにしている。

 ネガティブな思考が頭を横切ったら、直ちにをそれをコントロールすることが大切だ。たとえ悪い考えが急に沸いたとしても、自分は大丈夫だと自信を持つ。何をすればいいのか状況をコントロールできていると自分に言い聞かせる。そして呼吸を落ち着かせれば大丈夫だ。

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