第二次世界大戦中に米陸軍婦人部隊の兵士だった自身の写真を持って式典に参加した９６歳の女性＝ワシントンで２０１５年５月８日、ＡＰ
http://mainichi.jp/select/news/20150509k0000e030215000c.html

　【ワシントン和田浩明】第二次世界大戦の対独戦勝利７０周年を記念する式典が８日、ワシントンで開かれた。演説したライス米大統領補佐官（国家安全保障問題担当）は、欧州の平和と安定が続き、米国との関係が強まっていることを大戦後の成果として挙げた。オバマ米大統領も声明を発表し、大戦で死亡した約４０万人の米国人が勝ち取った自由を維持し、欧州を含む同盟国とともに人権を守ると述べた。

　ライス氏は第二次大戦は「自由の防衛」だったとの認識を表明。「正義と法に基づく平和」のある世界に向けた戦いは放棄しないと述べた。米国は大戦で同盟国だったロシア（当時はソ連）が昨年ウクライナ南部クリミアを一方的に編入したことを「国際法違反」などと強く批判しているが、演説では言及しなかった。会場では、ロシアの代表が出席しているとのアナウンスが行われた。

　式典の最後には、広島と長崎に原爆を投下した爆撃機Ｂ２９の同型機など、大戦中の航空機多数が展覧飛行し、参加者らから大きな歓声が上がった。

　【モスクワ支局】ロシアのプーチン大統領は９日、モスクワ市内の「赤の広場」で行われた対ドイツ戦勝７０周年式典で演説し、「ナチズムと日本の軍国主義と闘った国々の代表に感謝する」と語った。

　式典の実質的な主賓として招待されたのは中国の習近平国家主席で、プーチン大統領は「中国はアジアでの軍国主義との戦争で多くの人々を失った」と述べて、中国の貢献を評価した。

　両首脳は８日にも会談しており、習主席は「第二次大戦で、両国の間に固い友情が結ばれた」と述べていた。

http://www.sankei.com/world/news/150509/wor1505090044-n1.html

だいたい、ロシア連邦のプーチン大統領自身が、ロシア国産車のジルじゃなくてメルセデスを公用車に使用しておられる。他の連邦政府高官もそう。