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「和平合意履行なら制裁解除」ケリー米長官が露首脳と会談:親露勢力ウクライナ残留表明:ボールはキエフ政権の手に
http://www.asyura2.com/15/kokusai10/msg/675.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 5 月 15 日 03:23:01: Mo7ApAlflbQ6s
 


 原油価格維持のためなのか意地の張り合いなのかはわからないが、米国とロシアがそれぞれの勢力の後ろ盾になっていながら、落としどころで合意しながらなおずる戦闘を続けるような愚はやめさせて欲しいと切に願う。

 重要なニュースなのに日本語の記事が見当たらないが、昨日朝NHKBSで放送されたロシアRTRニュースに拠れば、ドネツクとルガンスクの“人民共和国”代表が、これまで主張してきたウクライナからの独立要求を取り下げ、2月の「ミンスク合意」の内容(連邦制・武装勢力免責・ロシア語の公用語維持)が遵守されることを条件にウクライナにとどまることを明らかにした文書をキエフ政権とOSCEに送付したという。

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2015.5.13 22:18更新
【ウクライナ情勢】「和平合意履行なら制裁解除」 ケリー米長官が露首脳と会談[産経新聞]

 【モスクワ=黒川信雄】ケリー米国務長官は12日、ロシア南部ソチでプーチン大統領、ラブロフ外相と会談した後、ラブロフ氏と共同記者会見を行った。ケリー氏は、ウクライナ東部の紛争をめぐり2月に成立した和平合意が完全に履行されれば、「米国、欧州連合(EU)による対ロシア制裁の解除が開始される」との見通しを示した。インタファクス通信が伝えた。

 これに対しラブロフ氏は、米露双方が和平合意の履行に向けて「(紛争当事者に)影響力を行使することで合意した」と発言。紛争をめぐっては「(ウクライナ軍と親ロシア派武装勢力の)双方が(和平合意に定められた)重火器の撤去で違反している」と語り、親露派の違反を認めた。

 米国が制裁解除の具体的な条件を示したことで、和平合意の履行を促す可能性がある。ロシアも親露派擁護の姿勢から一歩踏み込んだ格好だ。

 ケリー氏はプーチン、ラブロフ両氏と計8時間以上、会談した。

http://www.sankei.com/world/news/150513/wor1505130058-n1.html

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ケリー米国務長官のロシア訪問 ロ米関係を正常な道筋に戻す試み[スプートニク日本語]
Joshua Roberts
2015年05月13日 20:56

米国のケリー国務長官のソチ訪問で、長官は、当初ラヴロフ外相にみとの会談を提案していたが、後になって会談は、プーチン大統領も出席するフォーマットで行われた。米双方とも、こうした会談によって突破口が開かれるとは誰も予想していなかったが、会談は画期的なものとなった。

ウシャコフ大統領補佐官の言葉によれば、ロシア政府は、ロ米関係を正常なレールに戻す事に自分達は関心があるとの考えに立脚し、交渉を行った。米国も、ケリー国務長官のロシア訪問を、多くの困難な問題をめぐって進歩を達成するために重要なものとみなしていた。

ケリー国務長官が、前回ロシアを訪れたのは2013年5月で、その時はロ米関係を深刻に悪化させたウクライナ危機は、まだ起きていなかった。今回のソチでのロ米交渉は、4時間を超える長いものとなった。ウシャコフ大統領補佐官によれば、プーチン・ケリー会談は、米国側が強く求めたものだったとの事だ。この会談に先立ち、ラヴロフ・ケリー会談が行われたが、そこで両者は、二国間関係や国際問題を含む、幅広い問題を討議した。この会談を総括して、ラヴロフ外相は、記者団に対し「交渉は『奇跡的』になされた」と述べた。なお双方は、贈り物を交換し合った、ラヴロフ外相は、ケリー長官に(以前長官からアイダホのジャガイモをプレゼントされたのを考慮して)南ロシア・クバン地方名産のトマトとジャガイモを、長官は外相に米ロ関係の実際のポテンシャルを反映していないロシアマスコミの報道を引用したファイル、正確に言えば、自分のファイルのコピーを送った。

ウシャコフ大統領補佐官の指摘によれば、プーチン大統領は、ケリー国務長官と会談の際、ロ米関係を正常なレールに戻す事にロシアは関心を抱いているとの考えに立脚していた。ラヴロフ外相は「ロシアと米国は、両国関係に長期的な害を及ぼし得るような措置を避ける必要があるとの点で意見が一致している。ロシア及び米国政府は、見解に相違があったとしても、対話継続は目的に適っている」と考えている。

つまり会談は、友好的雰囲気の中行われた。交渉終了後、プーチン大統領がケリー長官に、地元クラスノダール地方のワインをふるまう一幕もあり、ノーネクタイの肩の張らない雰囲気の中、話が続けられたという事実も確認されている。ソチでの交渉で主なテーマの一つとなったのは、もちろん、ドンバス情勢と、ドンバス問題調整をめぐる今後の措置だった。

ケリー国務長官は、米ロ双方は、ウクライナ危機をどう調整する必要があるかという点では、多くの問題において立場が似通っているが、そのディテールにおいて意見の食い違いがある」と強調し「(ウクライナの)ポロシェンコ大統領に今回の交渉結果を話すつもりだ」と伝えた。

一方、ラヴロフ外相が述べたように、ロシアと米国は、ウクライナ問題に関するミンスク合意を遂行する必要性があるとの点では意見の一致を見た。外相は「ロ米両政府は、ソチでの交渉において、プロセスが活性化し、できる限りそれが加速化するよう、あらゆることをする事で合意した」と述べている。

ラヴロフ外相とケリー国務長官の記者会見で、米国側からキエフ当局の行動、ドネツク空港奪還プランに対する批判がなされたのは、かなり意外だったと言えるだろう。ロシア側も、キエフ当局の政策を批判したが、それは、ウクライナ政府の高官が、欧州安保協力機構(OSCE)に対し周期的に繰り返している非難についてだった。

当然、ソチではウクライナ問題ばかりが取り上げられたわけではない。交渉ではシリアやイエメン情勢、軍縮や北朝鮮問題も討議された。またケリー国務長官は「ロシアは、米国にとって国際テロリズムとの戦いにおける重要なパートナーである」と指摘し「米国とロシアは、イランの核問題解決においても、同盟国である」と述べた。

http://jp.sputniknews.com/politics/20150513/330549.html
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ウクライナのポロシェンコ大統領、「血の最後の一滴まで戦う」姿勢を示す[スプートニク日本語]
Alexander Zemlianichenko
2015年05月14日 20:00(アップデート 2015年05月14日 20:02)

ウクライナのポロシェンコ大統領が「血の最後の一滴が流されるまで戦う」構えだと語ったことを受けて、ロシア下院(国家会議)国際問題委員会のプシコフ委員長はこれを厳しく非難した。

プシコフ委員長は自身のツィッターで「ポロシェンコは血の最後の一滴まで意を決して戦うと言った。これが自分の血ではないことは間違いない。この血は、ポロシェンコが前線に送る人間のことを指しているのだ」と書いている。

これより前、ポロシェンコ大統領はドイツのマスコミからのインタビューのなかで、ミンスク合意を「偽の平和」と呼び捨て、「血の最後の一滴が流されるまで戦う」ことを約束した。

こうした声明は各国の指導者にも否定的に受け止められている。ケリー米国務長官は、ミンスク合意をウクライナ問題を解決する最良の道と捉えている語った。

メルケル独首相もミンスク合意をウクライナにおける平和プロセスの基礎と呼び、これに代わるものはないと語った。

オランド仏大統領も、アルメニアの首都エレバンでのプーチン大統領との会見のなかで、ミンスク合意はウクライナ危機から脱する最良の方法との見方を示している。

http://jp.sputniknews.com/politics/20150514/334497.html

 

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