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“オマル師は2年前に死亡” アフガン政府が発表:パキスタン・カラチの病院で:大元の情報源は英国MI6らしい
http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/265.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 7 月 30 日 16:25:36: Mo7ApAlflbQ6s
 


“オマル師は2年前に死亡” アフガン政府が発表[NHK]
7月30日 4時04分

アフガニスタン政府は、反政府武装勢力タリバンの最高指導者、オマル師が隣国パキスタンで2年前に死亡していたと発表しました。一方、タリバンは、これまでのところ、声明などは出していません。

アフガニスタンの大統領府は29日夜に声明を出し、タリバンの最高指導者、オマル師が2年前の2013年の4月に、隣国パキスタンで死亡していたことを信頼できる情報に基づいて確認したと発表しました。

また、アフガニスタンの情報機関、国家保安局もNHKの取材に対して、「オマル師はパキスタン南部の都市カラチにある病院で死亡した」と明らかにしました。
一方、タリバンは、これまでのところ、声明などは出していません。

オマル師は、2001年のアメリカ同時多発テロ事件で国際テロ組織「アルカイダ」のオサマ・ビンラディン容疑者の身柄の引き渡しを拒否したことからアメリカがアフガニスタンで軍事作戦を始めました。その後、オマル師は行方が分からなくなっていましたが、たびたびオマル師の名前で声明が発表され、今月もアフガニスタン政府との間で始まった和平に向けた直接協議を支持する声明を出していました。

タリバンの精神的支柱とされるオマル師の死亡が事実であれば、組織の統率力が失われ、和平に向けた直接協議の行方に影響を及ぼす可能性があるほか、一部が過激派組織IS=イスラミックステートに流れるなど治安の悪化にもつながるのではないかと懸念されています。

このため、アフガニスタンの大統領府は、声明で「和平協議の機運はかつてなく高まっている。すべての武装勢力が和平協議に参加するよう求める」とタリバン側に呼びかけています。


米「信ぴょう性ある」

アフガニスタン政府が反政府武装勢力タリバンの最高指導者、オマル師が2年前に死亡していたと発表したことについてアメリカ、ホワイトハウスのシュルツ副報道官は29日の記者会見で、「信ぴょう性がある。情報機関が分析中だ」と述べました。また、シュルツ副報道官は、タリバンがアフガニスタン政府との直接協議を通じて、和平に応じることに期待を示しました。


最高指導者オマル師とは

タリバンの最高指導者オマル師は、1959年ごろアフガニスタン南部で生まれました。1979年にアフガニスタンに軍事侵攻した旧ソビエト軍との戦いに加わり、その後、戦闘で負ったけががもとで右目の視力を失ったとされています。
1994年、隣国パキスタンのイスラム神学校で学んだアフガニスタン出身の学生らとともに、内戦で疲弊した国内を立て直すとして「タリバン」の結成に加わり指導者となりました。タリバンは、1996年に首都カブールを制圧したあと、アフガニスタンの大半を支配下に置き、オマル師はイスラム教の教えを極端に厳しく解釈した政策をとりました。

2001年3月には、偶像崇拝はイスラムの教えに反するとして、世界的な仏教遺跡であるバーミヤンの大仏を爆破しました。タリバンの指導者として世界的な関心を集めたオマル師ですが、ジャーナリストや外交官にほとんど会わないことから謎の多い人物として知られ、その姿をとらえた写真や映像はほとんどありません。
オマル師は、同時多発テロ事件の首謀者とされるオサマ・ビンラディン容疑者の身柄の引き渡しを拒否し、アメリカは2001年10月、アフガニスタンへの軍事作戦に踏み切りました。アメリカ軍による空爆の支援を受けた反タリバン勢力「北部同盟」が首都カブールを制圧したことで、5年間にわたるタリバン政権は崩壊しました。

その後、オマル師は、タリバンの本拠地であるカンダハルに部隊を結集させ、徹底抗戦の構えを見せましたが、12月にカンダハルを明け渡した後、行方が分からなくなっていました。オマル師の所在を巡ってはアフガニスタン南部の山岳地帯や隣国パキスタンに潜んでいるのではないかという見方も出ていましたが、これまで確認されず、各国の関心を集めていました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150730/k10010171501000.html

 

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コメント
 
1. 2015年10月06日 14:22:00 : OO6Zlan35k
米「空爆はアフガン側が要請」 医師団、責任転嫁と非難
ワシントン=奥寺淳2015年10月6日12時06分 

 アフガニスタン北部クンドゥズの病院を空爆したアフガン駐留米軍のキャンベル司令官が5日、米国防総省で会見し、「アフガン治安部隊が敵から攻撃を受け、米軍に対し空からの支援要請があった」と説明した。これに対し、病院を運営していた国際医療NGO「国境なき医師団」は同日、アフガン側に責任を転嫁していると非難した。

 司令官は犠牲者に哀悼の意を示し、米軍に加えアフガン政府や北大西洋条約機構(NATO)軍も空爆事件を調査していると指摘。「同じ過ちを繰り返さないよう対策を講じる」と語った。

 米軍はこれまで、病院近くでアフガン部隊を支援していた米兵に反政府勢力が発砲したため応戦したと説明していた。司令官は会見で「当初(の説明)とは異なる」とこれを修正。米軍は当時、戦闘には直接関与しておらず、攻撃を受けたのはアフガン部隊で、要請を受けて「タリバーンの脅威を取り除くために空爆し、その際に誤って市民の犠牲者が出た」と説明した。

 ログイン前の続き一方で、「米軍は市民の犠牲者を出さないよう最大の配慮をしているが、(反政府勢力の)タリバーンは市民のいる密集地で故意に戦闘を続けている」と非難。米軍はアフガン部隊の訓練などが任務だったとしつつ、この地域は激しい戦闘が続いていることから「米軍には自衛権はあった」とも語った。

 司令官は、当初から予定されていた米議会の公聴会出席のため帰国した。

 これに対し、「国境なき医師団」は「米軍の説明は当初から変わっており、アフガンに責任を押しつけようとしている。米軍が空爆したのは明らかで、正当化されない」と批判する声明を出した。(ワシントン=奥寺淳)
 
(天声人語)空爆された病院(10/6)
「最終的に決めたのはスポーツの人たち」 モスクワ五輪不参加めぐり鈴木長官(10/3)
モスクワ五輪「ボイコットはスポーツ界の決定」鈴木長官(10/2)
「タリバーンの恐怖、もう限界」 占拠のクンドゥズ(9/30)
タリバーン占拠の街 市民「放火に処刑、恐怖もう限界」(9/30)
http://www.asahi.com/articles/ASHB62JWFHB6UHBI00F.html


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