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(回答先: 北朝鮮「ニョンビョンの全核施設を稼働」：ウラン濃縮活動は米国の承認済み：来月なぜかミサイルと呼ばれる衛星打ち上げ予定 投稿者 あっしら 日時 2015 年 9 月 15 日 16:52:31)
北朝鮮は０５年９月の６ヶ国協議共同声明を受け協議を重ね原子炉の無能力化を実行したが、米国と日本は、０５年９月の６ヶ国協議共同声明を実行に移していない。
２００５年９月１９日の６カ国協議共同声明で合意した内容は、
１）北朝鮮は、すべての核兵器と核計画を放棄する
２）北朝鮮は、核拡散防止条約及び国際原子力機関の保障措置に早期復帰すことを約束する
３）米国は、北朝鮮に攻撃・侵略を行う意思がないことを確認する
４）米国は、北朝鮮の核平和利用の権利を尊重して適当な時期に軽水炉提供問題を議論する
５）米朝は、相互の主権を尊重、国交正常化のための措置をとる
６）日朝は平壌宣言に従って、懸案の解決を基礎として国交正常化のための措置をとる
７）６ヶ国は、適当な場で朝鮮半島の恒久的な平和体制について協議する
である。
北朝鮮は、一方的な譲歩ではなく、合意の相互実行を求めている。同胞として理非を明らかにしなければならないはず朴大統領の一方的非難は、政治的に仕方がないとしても、恥ずべきことである。
「軽水炉提供」問題は、どこがどういう経路で建設したのかは不明だが解決されているようだ。
残る主要な問題は、日朝及び米朝の国交正常化である。
朝鮮半島統一問題とりわけ北朝鮮核問題は、０５年９月１９日の６カ国協議共同声明を基礎にして解決を図るしかない。
米国支配層は、北朝鮮が“核騒動”を起こせば、核の危険を除去するため日本も“責務”を早急に果たすと期待しているようだが、日本国民の多くも日本政府も米国ほど北の核開発に危機意識はなく、逆に、より頑なになることを理解したほうがいい。
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北朝鮮「核施設全て稼働」 ６カ国合意破棄、韓国は批判
2015/9/15 21:54 (2015/9/16 0:23更新)
【ソウル＝小倉健太郎】北朝鮮の原子力研究院院長は15日、「寧辺（ニョンビョン）の全ての核施設と黒鉛減速炉（原子炉）の用途が変更、再整備されて正常稼働を始めた」と表明した。朝鮮中央通信の報道をラヂオプレスが伝えた。10月10日の朝鮮労働党創建70年を前に核開発の意欲をあらためて示し、金正恩（キム・ジョンウン）体制を強化する狙いとみられる。
北朝鮮は2007年の６カ国協議での合意に基づき原子炉の無能力化を実行した。だが、核実験に対する制裁などに反発して13年４月、再稼働を宣言した。韓国政府が稼働を確認したことはあるが北朝鮮が認めるのは初めて。６カ国合意の破棄が裏付けられた。
実際に核実験に踏み切れば国連安全保障理事会決議違反。国際社会は北朝鮮制裁の強化を検討することになりそうだ。韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領と欧州連合（ＥＵ）のトゥスク大統領は15日、ソウルでの会談後に発表した共同声明で北朝鮮の核と弾道ミサイル開発を批判し、安保理決議に従い全ての関連活動を中断するよう促した。
原子炉からの使用済み核燃料を再処理すれば核爆弾の製造に使うプルトニウムを抽出できる。院長は米国などが北朝鮮への敵視を続ければ「いつでも核の雷鳴によって応える万端の準備ができている」とも述べ、核実験の可能性を示唆した。実験で核弾頭の小型化に向けたノウハウを蓄積すれば核兵器の脅威がいっそう高まることになる。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM15H7K_V10C15A9MM8000/
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