米当局の情報監視活動を暴露したエドワード・スノーデン氏が、ツイッターを開始した PHOTO: ANDREW KELLY/REUTERS
By CHRISTINA PASSARIELLO AND YOREE KOH
2015 年 9 月 30 日 11:07 JST

　2013年に米当局の情報監視活動を暴露した国家安全保障局（NSA）の元職員、エドワード・スノーデン氏が29日、ツイッターを開始した。アカウント名は＠Snowden。

　スノーデン氏は最初に「聞こえますか」とツイート。それから1時間もたたないうちに、フォロワー数は15万2000人に達した。一方、同氏がフォローしているアカウントはNSAのみだ。

　ツイッターのスポークスマンによれば、スノーデン氏はアカウントを自分自身で管理している。@Snowdenのアカウント名は他の誰かが所有していたが、3年間にわたって活動していなかったため、スノーデン氏に与えたという。

　スノーデン氏は政府の秘密を漏らしたとして米国で訴追されるのを避けるため、ロシアのモスクワで亡命生活を送っている。同氏はツイッターのプロフィル欄と最初の数回のツイートで、米国と自分の現状を冗談交じりに説明。「以前は政府のために働いていた。現在は公共のために働いている」と書いた。

　スノーデン氏は最初のやりとりの後、著名な天体物理学者ニール・ドグラス・タイソン氏との間で、火星での水の兆候発見についてツイートし合った。

　ツイッターへの参加によって、スノーデン氏はデジタル社会に足を踏み入れることになる。ネット上では、同氏が暴露したような政府監視に反対する向きが多い。ツイッターは過去、言論の自由のためのプラットフォームとしての役割を主張してきた。ただ、例えばテロ集団とつながりのあるアカウントを停止する措置なども講じている。

　スノーデン氏は「ヒーローか、裏切り者か。わたしは声を持つ一市民にすぎない」とツイートしている。

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[３２削除理由]：削除人：無関係の長文多数