http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/586.html
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南シナ海 中国「話し合いで解決」強調［ＮＨＫ］
10月21日 6時35分
中国政府は、南シナ海の問題を巡る東南アジア諸国との高官級協議を内陸部の四川省で開催し、話し合いによる解決を目指す姿勢をアピールして、中国による人工島の造成に批判を強めるアメリカをけん制しました。
中国が南シナ海で人工島の造成を続けていることに対し、アメリカは国際法上、人工島が領海の基点にはならないとして中国の主権を認めない立場で、領海の範囲の１２海里（およそ２２キロ以内）の海域で軍の艦艇を航行させることを検討しています。
こうしたなか、中国政府はＡＳＥＡＮ＝東南アジア諸国連合の加盟国と、南シナ海における法的拘束力を持つルール、「行動規範」の策定に向けた高官級協議を、２０日までの２日間、四川省の成都で開きました。
終了後に記者会見した中国の劉振民外務次官は、「これは、中国とＡＳＥＡＮの一部の加盟国との間の問題にすぎずＡＳＥＡＮ全体との問題ではない」と述べたうえで、「われわれは、周辺の当事国との話し合いを通じて相違点を解決していく」と強調しました。さらに、「南シナ海は当事国だけでなく域外の勢力の関心を集め、一部の西側メディアにあおられて、あたかも平和が存在しないかのようになってしまったが、事実は異なる」と述べ、アメリカをけん制しました。
中国としては、関係国との話し合いによる解決を目指す姿勢をアピールすることで、アメリカなど国際社会の批判をかわし、孤立化を避けたいという思惑があると見られます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151021/k10010276841000.html
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首相補佐官と米高官 中国海洋進出の懸念共有［ＮＨＫ］
10月21日 8時27分
アメリカを訪れている河井総理大臣補佐官はホワイトハウスの高官と会談し、中国の海洋進出について懸念を共有するとともに国際法にのっとって平和的に問題を解決することが重要だという認識で一致しました。
第３次安倍改造内閣で新たに起用された河井克行総理大臣補佐官は、２０日、ワシントンでホワイトハウス国家安全保障会議のクリテンブリンクアジア上級部長と会談しました。
この中で、両氏は中国が海洋進出を活発化させていることを巡って一方的な現状変更の試みに懸念を共有するとともに、国際法にのっとって平和的に問題を解決することが重要だという認識で一致しました。
そのうえで、南シナ海で中国が造成している人工島の周辺にアメリカが軍の艦艇の派遣を検討していることについても意見を交わしたということです。
また、大筋合意したＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定の発効に向けて日米両政府で引き続き協力していく方針を確認しました。
会談のあと河井総理大臣補佐官は記者団に対し、「安倍総理大臣の指導力のもと、日米同盟が地域の平和と繁栄の大きな礎として一層発展していくことが重要だと確信した」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151021/k10010277171000.html
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