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ジミー・カーターを呼び戻そう!(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/631.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 10 月 30 日 01:04:45: igsppGRN/E9PQ
 

ジミー・カーターを呼び戻そう!
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-7221.html
2015年10月30日 マスコミに載らない海外記事


Paul Craig Roberts
2015年10月27日

シリアで不意打ちを食らって、アメリカ政府は恥をさらしている。シリア国内のISISに対するロシアの行動にウソの説明をしようとして、選挙で選ばれたシリア政権を打倒しようと取り組んで、シリア外から入ったテロリストは“うちの連中”だと、ワシントンは認めてしまった。

フォックス“ニューズ”のインタビューで、あるアメリカ政府幹部はこう述べた。“プーチンは、わが軍を意図的に標的にしている。うちの連中は命懸けで戦っている。”

“うちの連中”とは、欧米の軍事顧問、諜報機関工作員や、民間警備会社から採用された傭兵を含むのだとミシェル・チョスドフスキー教授は報じている。

国防省幹部はフォックス“ニューズ”に、ロシアは“ISIS”と戦う意欲について全く不誠実だと述べた。オバマ政権によれば、ISISに対する何百回ものロシア空爆とミサイル攻撃は、全てアメリカが訓練した穏健派テロリストに向けられており - 彼らのうち5人は - 連中の何百人もの欧米人顧問だ。

アメリカ中央軍トップのロイド・オースティン大将が゛最近上院軍事委員会で、わずか4人か5人のアメリカが訓練した“穏健派テロリスト”しか戦場に残っていないと述べたのを、この国防省幹部は、どうやら忘れているようだ。オバマは、シリア政府を打倒すべく“穏健派テロリスト”を訓練するため、アメリカ人納税者のお金を5億ドル無駄にする計画をキャンセルした。訓練兵は金をもらって、逃げたのだ。

フォックス“ニューズ”で働く無能連中ですら、4人か5人の穏健派テロリストと、連中の欧米顧問に対して、ロシアが数百回の空爆をし、巡航ミサイル攻撃で補完したなどと本当に思い込むと信じるのは困難だ。しかし、フォックス“ニューズ”の愚劣さと無知には限度というものがない。(何百万人もの愚かなアメリカ人が、フォックス“ニューズ”の前に座って、日々洗脳を受けていると思うのが、人生、何より切ない。)

ところが、それがアメリカ政府幹部が、だまされやすい、あるいは買収されたフォックス“ニューズ”に流しているお話なのだ。

ワシントンの傀儡となるのを甘受しようとしない、選挙で選ばれた政府を打倒しようとする違法な企みのため、ワシントンがISISを利用しているという、本当のことは、フォックス“ニューズ”は決して報じない。

はっきり言えば、完全に法律違反しているワシントンは、戦犯として振る舞い、選挙で選ばれた政府を、言うことを聞く傀儡で置き換えるべく、打倒しようとしているのだ。

ロシアの国益に影響する地域における、ワシントンによる戦争犯罪を、ロシアはこれ以上我慢するつもりはないとプーチン大統領は述べた。ロシアは正統なシリア政府から、対ISIS支援を要請されて、ロシア空爆がISISを壊滅しつつあるのだ。これでワシントン戦犯は腹を立てている。アメリカ国防幹部は、フォックス“ニューズ”で、シリアにおけるロシアの唯一の役割は、アサド打倒で、アメリカを支援することだ。ワシントンの幹部連中は、プーチンの言い分を聞いていないのだろうと私は思う。

是が非でも問われるべき疑問が、アメリカの紙媒体やTV、あるいは国営放送NPRでは、決して問われることはないのだ。その質問はこうだ。ロシアや、その行動、そしてその意図に関する、アメリカ政府の絶え間ないウソの真意は一体何なのだろう? ワシントンの主戦論者連中は第三次世界大戦を始めようとしているのだろうか?

ヒラリーも、全ての共和党の愚か者も、大統領候補連中は第三次世界大戦を断固始めようと決めているのは明白だ。アメリカ人が、次回選挙で第三次世界大戦賛成票を投じるのを御覧じろ。

アメリカ合州国政府は、国境外では、もはや全く信頼されておらず、国内でも、ごく僅かしか信頼されていない。共和党支配の最高裁判所のおかげで、アメリカ政府を丸ごと買収した半ダースの既得権益連中ではなく、国民を代表してくれるかもしれない第三の党をアメリカ有権者の62パーセントが望んでいることを示す最近の世論調査で明らかな通りだ。

両者とも一体何をする必要があるのか全く分かっていないとはいえ、バーニー・サンダースとドナルド・トランプを、これほど多くの有権者が称賛する理由は、この二人が、極少数のために仕える政治体制について騒ぎ立てている唯一の候補者だからなのだ。独裁者と権力剥奪ということで言えば、アメリカ人有権者は、人類史上で、権力を最も剥奪された国民だ。アメリカは民主主義だとされているが、政府の行動には民主主義の兆候など皆無だ。正当で入念な研究が、アメリカ政府の行動や決定に対し、アメリカ有権者は何の影響力もないことを示している。アメリカ政府は、他の独裁政治より以上ではないにせよ、国民からは全く隔たっている。心底、我々自身が解放される必要があるのだ!

ジミー・カーター元大統領が最近言った通り、アメリカはもはや民主主義ではない。アメリカは小数独裁政治だ。

カーターがこれまで正しいことを言ったのに、腐敗したアメリカ支配集団が決して評価しようとしなかった実に多くのこと同様、カーターはまたしても正しい。

ジミー・カーターを呼び戻そうと私は言いたい。彼は道徳的で知的だ。彼は、どの大統領候補出馬者より百万倍ましだ。90歳という年齢で、癌との戦いに破れつつあるとは言え、ジミー・カーターは我々にとって最善の策だ。

関連記事:

http://www.foxnews.com/politics/2015/10/14/official-russia-deliberately-targeting-us-backed-forces-in-syria/

http://www.cbsnews.com/news/us-program-isis-fighters-syria-general-lloyd-austin-congress/

http://www.globalresearch.ca/washington-accuses-putin-of-targeting-our-guys-including-cia-operatives-and-western-military-advisers-inside-syria-instead-of-isis-terrorists/5482475

Paul Craig Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでい る。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOSTが購入可能。

記事原文のurl:
http://www.paulcraigroberts.org/2015/10/27/bring-back-jimmy-carter-paul-craig-roberts/
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コメント
 
1. 2015年10月30日 06:48:41 : jXbiWWJBCA
ヒラリーメール公開で明らかになった英国の恥部ブッシュ元大統領のポチぶり全開、トニー・ブレア元首相
2015.10.30(金) 堀田 佳男
ブレア英元首相がイラク戦争で謝罪、IS台頭との関連認める
英国のトニー・ブレア元首相(2015年7月撮影)〔AFPBB News〕
 まさかこんな形で過去の所業が公開されるとは思っていなかったはずだ。

 何のことかと言えば、英トニー・ブレア元首相がジョージ・ブッシュ前大統領と交わした秘密の約束事である。本来、ブレア首相が墓場まで持っていくはずの秘め事が英紙によって明かされてしまった。

 秘め事というのはブレア氏がブッシュ氏に対し、2003年3月に始まるイラク戦争の1年も前に、「米国についていく」という主旨の約束をしていたことだ。

墓場へ持っていくはずの文書

 経緯をご説明したい。発端はヒラリー・クリントン前国務長官のメール問題だった。ヒラリー氏は国務長官時代、公務でのメール通信を個人用のメールアカウントで行っており、今春、約3万件の公務メールを公開するよう求められた。

 ブレア氏が墓場まで持っていくべき内容もその中にあった。

 イラク戦争前年の3月、ブレア氏は当時の米国務長官だったコリン・パウエル氏と交信していた。と言うのも、ブレア氏は2002年4月に訪米し、テキサス州クロフォードでブッシュ氏と会談する予定だったからだ。

 首脳同士が会談する時、事前に両国の政府高官が入念な打ち合わせをする。外交儀礼として首脳が何を話し合うのかが確認される。その時の内部文書がヒラリーメールの中に含まれていたのだ。

 筆者は今回、問題になったメールを入手した。パウエル氏がブッシュ氏に送ったメモで、2022年4月1日まで極秘扱いにされるはずだった内容だ。一部を抜粋したい。

(ブッシュ)大統領へのメモ:差出人:コリン・L・パウエル
内容:トニー・ブレア英首相との会談について。2002年4月5日から7日までテキサス州クロフォードで。

 トニー・ブレア氏はクロフォードでの会談を心待ちにしています。ブッシュご夫妻と個人的な関係を深めたいと願っています。ブレア氏は会談で、次のテーマを話し合いたいと言ってきています。アフガニスタン、イラク、中東全般、ロシアとNATO(北大西洋条約機構)、貿易と開発。

 イラク問題では、米国がイラクへの軍事介入を必要と判断した時にはブレア氏はついていくとの意志です。米国の先導に従います。

 (中略)ただ現段階で、英労働党と世論はイラク軍事介入には納得していません。ですからイラクが国際的平和にとって脅威であることを広く信用させる必要があります。「戦後」についても熟考して社会に示すべきです。

 この会談で米英両国のイラク侵攻の必要性が話し合われ、ブレア氏が英語で言う「スピン・ドクター(広報担当アドバイザー)」としてイラクの脅威を国内外で説いていくことになった。

 そこでブレア氏が求めたのが、「ブレアはブッシュのポチではない」ということだった。実際は米国がリードして英国が追随していくことを認めておきながら、対外的には対等を求めている。メモの最後にブレア氏の意向が記されている。

 英国は重要な国際問題では米国の決断に従います。ただ英国民は米英両国が特別な関係を築いており、同等なパートナーでいる姿を見たいのです。

 外交専門家の中でさえ、米英は対等な立場でものを言い合える関係であるとの認識を持つが、違った。歴代の英首相の中には米大統領に忠告する強者もいたはずだが、少なくともブレア氏は自分がポチであることを認めたに等しい。

 日本の歴代の首相の言動とも重なる。

 ブレア氏はイラク侵攻のほぼ1年前に、米主導のイラク侵攻に「ついていく」とゴーサインを出していたのだ。

 そのブレア氏をCNNが引っ張り出してきた。氏は少なくとも弁明する必要があった。米時間10月26日、キャスターのファリード・ザカリア氏がイラク侵攻の決断は間違いだったかを質した。

 「諜報機関から受け取った情報が間違っていたことに謝罪します」

 テレビカメラの前で「謝ります」とは言ったが、情報の誤りに対して謝罪しただけだった。

 「サダム・フセイン政権を打倒後、何が起きるかを十分に理解していなかったことは確かに過ちでした。軍事侵攻の計画そのものにも多少のミスがありました」

イラク侵攻は肯定

 自身の判断に対する謝罪はなかった。しかもフセイン政権を倒したことには「謝ることは難しい。何しろ2015年の今でさえ、フセインがいない方がいいはずですから」とイラク侵攻への肯定を口にした。

 米メディアはジョージ・ブッシュ前大統領へも出演を依頼しているだろうが、全く登場していない。活字媒体にコメントも出していない。

 フセイン政権が排除されたことで、圧政に苦しんでいたイラク人が救われたことは事実だろう。ただ治安の不安定な国で、圧倒的な政治力を持ったリーダーがいなくなると、国家は短・中期的に政治的混乱を招く。

 2007年にイラクで実施された世論調査では90%の市民が2003年以前の方が生活は安定していたと回答している。

 しかもイラク戦争で亡くなったイラク人(民間人と兵士)は約45万人と言われている。米兵は4000人超、英兵士は179人が命を落とした。これだけの犠牲者が出ることなど、イラク侵攻前には予測し得なかったことだ。

 米軍が本気で軍事力を行使すれば、小国であれば3日とかからずに政権が倒れてしまう。しかし、安定した国家を再建するためには気の遠くなるような年月が必要になる。しかもフセイン政権打倒後、過激派組織イスラム国(IS)が台頭した。

 その点についてブレア氏は「フセインを排除したことで、今の混乱を生み出した責任がないとは言えません」と述べたが、同時に「ISの本拠はイラクではなくシリアです」と逃げた。

 今になってイラク戦争の教訓が分かったわけではないだろうが、米英はシリアのバッシャール・アル・アサド大統領を打倒するために、シリアに軍事侵攻を仕かけない。アフガニスタンとイラクの両戦争に懲りて、シリアにまでは手が出ませんというのが本音なのかもしれない。

 ブレア氏にしてみると、13年前にブッシュ前大統領と交わした秘密の約束が今になって公開されるとは思ってもいなかっただろう。

 国家間には表に出てこない通信や交渉が山のように交わされる。自分がポチであることを認めた発言など、本当は墓場まで持っていきたかったに違いない。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/45131


2. 2015年10月30日 10:30:21 : OhYgaLxk8o
記事を書いているポール・クレイグ・ロバーツはレーガン時代の要職に就いた人物で、ベトナム戦争の愚を認めデタントを前面に押し出した話し合いによる問題解決を政策に置いたジミー・カーターの後を引き継ぎ、反ジミー・カーター色を鮮明にした強いアメリカを旗頭に軍備増強、ソ連と角を突き合わせて対決姿勢を打ち出した超タカ派の大統領だった。

その要職に就いていた人物がジミー・カーターを称讃するのだから、今のアメリカは本当に狂っているのだろうね。


3. 2015年10月30日 17:41:03 : v1gbxz7HNs
やってみて、その結果を目の当たりにすれば方針転換せざるを得まいよ。

イスラエルのシャロンとてそうだ。和平派のラビンが暗殺された後、超強硬右派の首相となったが強硬路線の数々が手詰まりとなり、しまいには和平派に転じた。転じた途端、オーストリアのユダヤ人カジノ王からの資金提供が暴露され、病に倒れて失脚してしまった。

そういえばレーガンも大統領職を動物園のゴリラに喩えたことがある。
ちゃんと台本通りの演技をしないと失業してしまうそうだ。

我々は洗脳されて真に受けているが、マスゴミによって愚昧の極みと宣伝された指導者たちは実は賢者だったかもしれない。カーターしかり、鈴木善幸しかり、鳩山由紀夫しかり。

叩かれているものこそ英雄かもしれんよ。叩かれるからには理由がある一方、叩かれるほど愚かならその地位に立つことはできない。それを証拠に安倍を見ろ。字も書けないほど愚かだが全く叩かれていないだろうが。擁護する理由があり叩く理由が無いからで、だから二度も首相になることができた。


4. 2015年11月02日 01:56:02 : v1gbxz7HNs
前言撤回だ。やはりただのバカ者である。

カーター氏、沖縄米軍基地の移設作業再開を歓迎
http://jp.sputniknews.com/politics/20151101/1108857.html


5. 2015年11月03日 15:48:41 : 3Co6vGFqGY
>>v1gbxz7HNs
あなたが 4で載せた記事は、ジミーではなく、戦争屋のアシュトン・カーターだ!!

ジミーは大統領になったとき、周りの連中がアメリカ暗部に固められていたので、
悔し涙を流したという逸話が残っているほどの人民派だ。

オバマも多分、そんな状況下で頑張っているものだとオレは信じたい。
 



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